リチャード1958さんが投稿した鮨 村上二郎(大阪/北新地)の口コミ詳細

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鮨 村上二郎北新地、西梅田、東梅田/寿司

1

  • 夜の点数:3.8

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 3.3
      • |雰囲気 3.8
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2014/05 訪問

  • 夜の点数:3.8

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス3.3
    • | 雰囲気3.8
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

弟子は師匠を越えて初めて真の弟子となれるのです・・・【鮨 村上二郎】


【2015年1月】

「まる作」ではアテみたいなのばっかり喰ってたので満腹というわけではなかった。

午前零時の少し前、久しぶりにここ「村上二郎」を覗いてみた。しめしめ空席があるやないか。

終電ギリギリの時間、他の客と入れ替わるようにして入店。

「ちょっとだけお寿司摘まましてくれる~??」

「どうそぉ~!いらっしゃいませぇー!!」

熱気の残る店内、ドカッと真ん中に座って「熱燗ちょうだいなぁ~」

※伏見・澤屋まつもと純米、「今年初めての乾杯や!大将も呑もう!」

※赤水菜の漬物、山芋のわさび漬け、かぶらの漬物、ひね生姜、そして奈良の干し柿!!

寿司を握ってもらう前にチビチビと飲む。もうすぐ生まれて57年になるが干し柿で呑んだのは初体験だ。

※秋田県・まんさくの花 優 純米吟醸

※岐阜多治見・三千盛、アカン・・・なんぼでも呑める。もう寿司にしよう。

※鮪ひっさげ、さより、あおりいか、こはだ、穴子、穴子の紐の五貫+αで〆る。

これでお会計は前回の半分くらい。こういう風に融通が効くのは有り難いですな♪


去年の5月にOPENして以来8ヶ月。

34歳の村上二郎大将の料理に対する力量は安定している。色んなお店にも行って研究も怠らない。

さてこれからは「北新地の寿司屋の大将」としての人格の陶冶である。

誰の真似でもない。「村上二郎ワールド」の建設はこれからだ。頑張ってもらいたいものである。


【2014年5月】

阿呆みたいに写真が多くなって本当にスビバセン!!

グロリエットに続きましての「依怙贔屓丸出し・応援レビュー」なのであります。

なので寿司だけで17貫も喰ってしまいましたのです・・・(滝汗) どうかお許しを・・・。


さえ喜の大将・佐伯裕史氏の懐刀、村上二郎君が独立した。

「鮨 さえ喜」が開店して7年。村上二郎君が入店して6年での暴挙、いや快挙である。

場所はその「鮨 さえ喜」の北隣、つまり「旧さえ喜」の店舗をそのまま使用する。

5月12日OPENと案内が来たので、わざと一週間以上あけて予約した。

一人で行くのも業腹である。恥ずかしながら今回は新地のホステスを店を休ませて連れて行った。

開店時間の午後6時ちょうどに引戸を開けた。「うわぁーっ!いらっしゃいませーっ!!」と二郎大将。

懐かしい店構え。清朴、清潔な雰囲気の8席。一番奥に着席して「独立おめでとーっ!」

お隣の「さえ喜」と厨房の壁をぶち抜き、焼き場を共有しているのも佐伯大将が提案。

正に師・佐伯大将の全面支援での独立。ある大ベテランの寿司屋の大将に聞いたことがある。

「弟子の独立ほど嬉しく、そしてこれほど神経を使うこともない」と。

そしてその意を充分に汲み取っているであろう二郎大将のプレッシャーは如何ばかりだろう。


さぁ、それでは魅せてもらおうか!味あわせてもらおうか!「村上二郎劇場」を!

なにやら私も緊張して喉が乾いてしまった。生ビールをもらう。薄玻璃のグラスのプレモルが美味い!

※大間の紫雲丹に汲み上げ湯葉

※造り、淡路のアブラメと明石の鯛を昆布醤油で、さえ喜の昆布醤油より濃い目で美味い!

※姫路・特別純米 龍力 生もと仕込み、最初の日本酒はこれ!もちろん冷えたやつ♪

※初カツオの漬け、そのカツオの上にモロヘイヤ、自然薯の山葵漬を添えて。

※焼物。メヒカリの一夜干し、ミニ大根、カラスミ粉がかかる。さえ喜必殺の自家製マヨネーズ合えソースも。

※トリ貝とワカメ菜のしゃぶしゃぶ、ワカメみたいな菜っぱ!初めて見た!


この「しゃぶしゃぶ」が目の前で製造されている時である。「リチャードさんも今日だったんですね」

聞き覚えのある声がした。。。。客が入って来たのは知っていた。しかしとり貝に魅入っていたのである。

なんと北九州レビュアー「a女史」がスーツ姿の男子二人を従えて着席しようとしているではないか!!

「私も案内状をいただいたので、奇遇ですね」

「あっちゃぁ~、これまた世間は狭いですなぁ~!」なんとも珍妙な受け答えをしてしまったわい(大汗)

しかも一緒の男性二人を紹介してくれたりするのだ。仕事関係の同業他社の役員とか言うていた。

こっちは休みとは言え、どうしても素人には見えない派手なホステス連れである。

「こちらは私の秘書なんです!」と大ボケをかますしかなかった。。。。クスクス笑われた。

美味い料理。酒も効いて来て、さぁ!これからこの同行ホステスを口説きにかかろうという時だった。。。

(なんで今日に限ってレビュアーさんに遭うねん・・・・。)指似が完全に引っ込んでしまった。

やっぱりオフ会なんか行かなかったら良かった。そしたら何処で遭おうが関係なかったのに・・・(涙)


※兵庫県伊丹市 老松 純米、もうこうなったら呑むぞ!「ヌル燗が美味いお酒ちょうだい!」

※毛蟹の蒸し寿司、詳細はa女史がレビューされると思うので割愛!(苦笑)

※岐阜多治見 三千盛 超特、これもヌル燗で行ったと記憶する。がぶ飲みモード全開だ。


ここからは握り寿司に入って行く。

さてこの同行のホステスである。さっきも造りを喰う時に「昆布醤油イヤや!ポン酢が欲しい!」とか、

色々と文句を垂れるのである。「とり貝のしゃぶしゃぶって?生の方が美味しいと思うけど!」とか・・・・。

「シャンパンとかワイン置いてないの?なんでやのん?置いた方がええよ」とか・・・・。

そこへ今度は「最初っからお寿司だけで良かったわ!そんなお客も居るんちゃうのん!」と来た。

「お前なぁ~!誰と一緒に来てると思てんねん!ゴチャゴチャと偉そうに!うるさいぞ!」

「え??そんな怒らんでもエエやん。。。。ゴメンって!」

「ア~カ~ン~!ここの若大将は一緒に球場に阪神応援に行った仲なんや!親友や!許さん!」

「なんでそんなに怒ってるん??私らは客やんか!」

「これ以上俺に恥をかかすな!大切な大将と大切なマイレビュアーも居てるんじゃ!出て行け!」

「意味分からへん。。。。あの。。。。」

「さえ喜」へ行ったらそんな文句は言わんくせに若い二郎大将には言いたい放題に文句を言う。

しかも自分の金で喰うのではないのにだ!もうどうしても許せなかった。私も舐められたものである。


「大将ごめんな!俺、お寿司二人分食べるから!許してな!」

同行ホステスを摘まみ出して、店内の皆さまに重々謝罪をさせて頂いて気を取り直して寿司にかかる。

※まぐろ漬け(勝浦)
※中トロ(勝浦)
※さより
※こはだ
※金目鯛の昆布〆、ちょっと炙ってありますねん♪
※剣先イカ

※新潟 麒麟山 ブルーボトル、ヌル燗からまた冷たいのに戻しまして♪

※春子(かすご)鯛、桜鯛とも言いますネ。
※煮蛤(九十九里)
※トツカアジ
※赤貝(島根)
※キス
※車海老
※穴子

※宮城県塩釜 阿部勘 純米辛口、おっと!ちょっとだけでも復興サポート忘れたらアカン♪

※さっきのカツオ
※カレイの昆布〆
※とろタク、ネギとろ、ならぬとろタク。これも寿司の〆としてさえ喜の必殺技♪

さすがに佐伯大将が独立を認めた腕前である。「さえ喜の技」を見事に継承している。見事!!

この日はまだ開店して10日ほど。ぶっちゃけまだまだ不慣れな感は否めない。

料理を造って順番に出すので精一杯と言われても仕方ない段階であった。

「大将ここからゆっくり喰うから」と言うているのに意を汲んでもらえず、次の料理に追われたりした。

しかしそういう処はこれから慣れれば解消される問題である。


大阪、北新地。

全国的にも有名な「高級盛り場」と言えるだろう。

超が付くほど有名な飲食店がイヤと言うほど集まっている場所だ。

財界の有名人も、政治家も、文化人も芸能人もやって来る街。風俗店が一軒もない盛り場である。

大阪が首都であったなら安部総理はオバマをこの街へ連れて来ているはずだ。

そんな北新地には見栄っ張りで「エエかっこしぃ」な人達もたくさん集まって来る。

「俄かセレブ」や「似非遊び人」。彼らはとにかくお店で常連面をしたがる。偉そうに物を言う。

お気に入りのホステスや、得意先、友人・知人と一緒の時など特に態度が大きくなる人達である。

はたまたそういうお金持ちや偉い人と同行し、その「虎の威を借りて」偉そうにする人も多い。

そして最近一部飲食店の店主を苦笑させているのが「自称・有名ブロガー」である。

「自分が書いたからこんなに繁盛するようになった」とホザいて予約割り込みを要求した人が居る。

オフ会をやりたいからと特別待遇を要求し(要は破格に値切った)それを断ると激怒した人も居る。

なにしろ「北新地」と言うだけで虚栄心全開で張り切り出すから困ったもんなのである。


村上二郎大将、和歌山県出身34歳。

6年間の修行中にそんな北新地独特のイイ客もヘンな客もいっぱい見て来たに違いない。

しかし今までは師・佐伯大将の「傘の下」でのことだったのが、これからは彼が矢面に立つのである。

今回みられた「不慣れ」と「段取りの悪さ」などはどうでもイイ。時間が経てば解決される。

北新地ならではのうるさい客が来ようが平然と掌の上でその客を転がすようにならねばならない。

真面目で爽やかな好青年である。何としても頑張って貰いたい。

なんでそんなに肩入れするかって??やっぱり「さえ喜」より少々お安いからネ。

「さえ喜」でこれだけ飲み食いしたら間違いなく¥20000超えるもの!!


さて!二郎大将の思いが、夢が、そして個性が輝き出すのはいつになってからであろうか?

大胆に、繊細に、自信満々に舞い踊る二郎大将の寿司を喰う楽しみが出来たことが嬉しい。

そしていつかはきっと師を越えよう。それが本当の恩返しになるのだから。

  • 二郎大将!来たで!

  • 懐かしい店内

  • 【2015年1月】正月らしいお猪口で♪♪

  • 【2015年1月】伏見・澤屋まつもと純米

  • 【2015年1月】謹賀新年♪まぁ、一杯

  • 【2015年1月】秋田県・まんさくの花 優 純米吟醸

  • 【2015年1月】岐阜多治見・三千盛

  • 【2015年1月】鮪ひっさげ

  • 【2015年1月】さより

  • 【2015年1月】あおりいか

  • 【2015年1月】こはだ

  • 【2015年1月】穴子

  • 【2015年1月】穴子の紐

  • 【2015年1月】赤水菜の漬物

  • 【2015年1月】手前の干し柿なんです♪♪

  • 【2015年1月】チョロギ(長老木)の漬物

  • 綺麗なマグロが見えますネ♪

  • 陳列がイイ♪

  • プレモル

  • 大間の紫雲丹に汲み上げ湯葉

  • 上が淡路のアブラメ、下が明石の鯛

  • 昆布醤油で!

  • 姫路・龍力

  • 初カツオの漬けの上にモロヘイヤ、自然薯の山葵漬

  • メヒカリ

  • メヒカリの一夜干し、ミニ大根。カラスミ粉がかかる。

  • トリ貝です!

  • トリ貝とワカメ菜のしゃぶしゃぶ

  • 伊丹・老松

  • 器もよろしいなぁ♪

  • 毛蟹の蒸し寿司

  • 岐阜多治見・三千盛

  • まぐろ漬け(勝浦)

  • 中トロ(勝浦)

  • さより、生姜が乗ります。

  • こはだ

  • 金目鯛の昆布〆

  • 剣先イカ

  • 新潟・麒麟山

  • 春子(かすご)鯛

  • 煮蛤(九十九里)

  • トツカアジ

  • 赤貝(島根)

  • キス

  • 車海老

  • 穴子

  • 宮城県塩釜・阿部勘

  • これが最後やで♪

  • さっきのカツオ

  • カレイの昆布〆

  • まぐろを叩いて・・・

  • とろタク

  • 湯呑みも♪

2016/03/28 更新

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