2回
2025/04 訪問
日本料理は水
お名前は聞いていて気になっていたお店。毎年恒例春の京都にくっつけて広島に10年ぶりの訪問。
結論、かなり良かったです。未訪問の方は一度は行くべき。正直都内の高級和食が馬鹿らしくなりました。
都内の和食より美味しくて、お会計は下手すると半額。
広島は軟水で水質が良いらしく、平野大将曰く「日本料理は水」とのことで、水が美味しいというか、するするといくらでも飲める感じでした。
昆布へのこだわりが凄く、出汁も料理によって3種類くらい使い分け。6年蔵入りの利尻昆布とかもあり、水質が良いからこそ出汁にこだわり甲斐がありそうです。
▶︎献立と一部に雑感
筍(大阪):朝堀りで柔らかくて美味
蛤(茨城)に蕎麦がきを添えて:希少な蕎麦がきらしい
本ミル貝(下関):上品
本ミル貝の肝:初めて食べました...
白甘鯛のお椀:硬度7度の超軟水と6年蔵で寝かした利尻昆布で。白甘鯛がとろける
お造り(おこぜ、ひらめ、いか、噴火湾桜鱒、さわら):特に桜鱒が好き
蛤と虎魚の出汁のおじや:35年継ぎ足しのポン酢を掛けての味変も楽しい。おじやの出汁に何を使うかは毎回違うらしい
真魚鰹の焼物に花山椒
沼本カットの牛しゃぶしゃぶ
鰹節とご飯
桜鱒の焼き物:これはもっとレアな方が好き
煎茶:30℃と40℃、水を活かした味の違い
デザート(胡麻豆腐):柔らかい!
▶︎接客
大将は一見コワモテですが、お話しすると気さくに色々優しく教えてくださります。
女将?唎酒師の木村さんの接客も丁寧で、一見客であってもアウェイ感を感じさせない心遣いが素晴らしい。なかなかこのレベルはできない気がします。
▶︎お会計
コース2.75と新政グラス1杯で3.03万。
かなりお買い得です。花山椒も使っていたので、もしやもう少し高いのでは?思いましたが、通年同じ価格らしい。なんと良心的な。
▶︎ロジスティック
正直広島には泊まらなくて良いと思います。
食事は2.5h見ておけば終わりそうで、18時開始なら2030、土曜は17時開始らしく1930で終われそう。
そうなると下記いずれか
2002品川行き最終 所要時間3h39
2103博多行き(最終は2145)所要時間1h06
または京都や大阪とか。
土曜ならなんとか終電で東京に帰れそう。
個人的には福岡遠征にプラス1日で組み込むのが良い気がしました。
多分広島にあるので訪問するグルメ人が多くはないゆえに食べログシルバーなままであり、ゴールドに相当する和食屋だと思いました。
また1人でもお伺いしたいです。
2025/04/08 更新
広島唯一の目的地、啐啄一十さんへ。牡蠣目当てで2月訪問にしましたが、ニュースで見る通り、牡蠣は不漁w
前回4月訪問時に、軟水ベースの和食の素晴らしさを体感し、すっかりファンに。
コース価格も2.75万円で都内の同レベルの和食屋の半額程度な気がします、相当なお値打ち。ぶっちゃけ、都内の和食屋に行く気を失くしています。
なぜ食べログゴールドに入らないか不思議ですが、広島に他に名店がほぼないので、投票券を持つユーザーが広島に来てないからという理由以外には思い当たりません。比較的予約が取りやすいので、助かるのですが。
見栄え的に地味になりがちで写真で伝わりにくいですが(白身魚多め)、一人で行っているのに「おお!」と呟きそうになるクオリティの皿が多いです。
中でも印象的だったのは
◎北九州合馬の朝採り筍、2年熟成唐墨
→ねっとりして、キャラメルのよう。人生の唐墨ベスト3には入る。筍は大将が仰る通り、栗のような味もして、筍の奥深さを感じた。
◯下関河豚餡掛け
→ここまでツルツルとろとろの河豚は初めて
不漁ながらに牡蠣も最後に出していただき、嬉しかったです。
また季節を変えて、お伺いしたいです。