死んでも残留さんが投稿したすし匠(秋田/秋田)の口コミ詳細

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死んでも残留 (50代後半・男性・茨城県) Tabelog Reviewer Award受賞者Tabelog Reviewer Award受賞者 認証済

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すし匠秋田/寿司

1

  • 夜の点数:5.0

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク 5.0
1回目

2023/06 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

すし匠イズムと秋田前の融合 秋田の巨匠『すし匠』‼︎

2900 rev

今回の秋田遠征の真の目的は、長年の宿題だった、秋田の巨匠『すし匠』を訪問する事
運良く2900軒目の切り番レビューを飾る事になったのは、巡り合わせが良かったのでしょう

当初、駅からタクシーで来るつもりでしたが、宿泊したホテルが近かったので、歩いてお店へ向かいます
三丁目橋を渡ってすずらん通りへ、趣きがあってとてもいい雰囲気ですね

お店のアプローチもお洒落で品がある
入店すると凛としたカウンター席の中央、大将の真ん前の特等席へ案内されました

・おまかせ〜20000円

コースはこれ一択、生ビールをお願いしたら、コースのスタートとなります

・マコガレイ
カレイ独特の風味、奥深い甘さが感じられて、ヒラメとはまた違った白身の旨さがある。スタートがにぎりという所も、高級居酒屋ではなく鮨屋だあるという、すし匠イズムを感じますね

・はまぐりに生のじゅんさい
生のじゅんさいの食感の爽やかさ、これぞ秋田‼︎

・本さわら
淡泊ながら、ほんのりと甘みがある。しっとりとしたてやわらかな舌触りが心地よい

・むらさき雲丹(北海道余市) 昆布水
北海道余市産のむらさき雲丹は甘味がとても強い、そして昆布水により、余韻のある香りと爽やかさを演出しています

・赤身(鳥取県境港)
境港産天然本まぐろの赤身、本まぐろの赤身らしい酸味がガツンと感じられ、全体的に味が濃い‼︎

・本まぐろ 大トロ
しっかりとした味わいの大トロ、そしてあくまでも塩に拘る。ちなみに仕入れ先は「やま幸」
大将に伺ったら、秋田で「やま幸」のまぐろを出しているのはここ一軒

・中トロ漬け
少しだけ燻製され香り付けされた中トロを漬けで、この丁寧な手仕事が極上のにぎりを生む

・秋田産もずくときゅうり
きゅうりの爽やかな食感がもずくと合う!

・つぶ貝

そろそろ秋田の日本酒も飲みたいので、大将におすすめをお願いしました

・阿櫻 純米吟醸 無濾過生原酒 夏酒
フレッシュで爽やかな酸味、にぎりの名脇役に徹する甘みのバランスが心地よく、夏にぴったりなスタイリッシュな味わい

・のどぐろ(秋田)

・本ミル貝(愛知)
本ミルはある意味アワビに匹敵するか、それ以上の高級貝。普通の鮨屋でミル貝として出されるのは白ミル貝、しかし本ミル貝の上品な旨味と食感は別次元

・真蛸(秋田)

・茄子の揚げ出し

・久六島のアワビ
久六島は、湧昇流の関係で海藻がよく育ち、アワビは通常の2~3倍巨大なサイズに育つが、アワビ自体は大味ではなく濃厚な味わい
アワビの肝ソースでいただけば、濃厚さ倍増、残った肝ソースは、シャリと合わせて肝ソースリゾットに!

・あん肝と奈良漬けの巻物(秋田)

・新政 純米 生成(エクリュ) 酒こまち 別誂 直汲み
「エクリュ」の「直汲み」まさに寒冷地の雪解け水を思わせる清らかなテイスト

・初鰹漬け(千葉県勝浦)

・かぼちゃの漬物
ぱりぽりの新感覚な漬物、これは初めて

・めひかりの開き

・アオリイカ(秋田)

・新政 涅槃龜(にるがめ)88%酒こまち
江戸時代の日本酒のエッセンスを現代に蘇らせた麹ならびに掛米とも精米歩90%前後といういわゆる低精白で醸造した純米酒。精米歩合って美味しさに関係ないんですかね。こりゃ凄い、ひとつ勉強になった

・鯵の酢〆(鹿児島)

・天然車海老
漁獲量が少ない上に、取り揃える仲買業者が少ないと言われる天然車海老、素材に対する大将の妥協しない姿勢を感じました

・小肌(熊本)

・みず巻き
秋田県民は誰しもが知っている山菜"みず"を巻物で、シャキッとした歯ざわりと、トロッとする食感はまさに秋田前‼︎

・卵焼き

追加
・すし匠の"おはぎ"
上質な鮪の中落ちや赤身と皮ぎしなどを、食感が楽しいネギとたくあんと合わせ、まさに「おはぎ」のように酢飯を包む、すし匠発祥の握り
こちらでは、たくあんをいぶりがっこにした秋田使用になっている。あとが付かないように優しく美しく握りながらも、鮪と酢飯を見事に調和させる「すし匠」を締め括る、まさにスペシャリテな一貫

・お椀

以上で本日のコースは終了

丁寧な手仕事で仕上げる絶品の鮨とつまみを交互に提供するという独自のスタイルを築きあげた名店、四谷の『すし匠』から受け継いだイズムと地元秋田前の見事な融合、大将と女将さんは気さくな方で会話も弾んで、あっという間の心地よいひと時でした

本日のお会計は29150円、正直それ以上の価値があったように感じましたね

思い出に残るいい切り番になりました
ごちそうさまでした


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  • 鯵の酢〆(鹿児島)

  • マコガレイ

  • はまぐりに生のじゅんさい

  • 本さわら

  • むらさき雲丹 昆布水(北海道余市)

  • 赤身(鳥取県境港)

  • 大トロ

  • 中トロ漬け

  • 秋田産もずくときゅうり

  • つぶ貝

  • 阿櫻 純米吟醸 無濾過生原酒 夏酒

  • のどぐろ(秋田)

  • みる貝(愛知)

  • 真蛸(秋田)

  • 茄子の揚げ出し

  • 久六島のあわび

  • 残った肝にシャリ

  • あん肝と奈良漬けの巻物(秋田)

  • ガリと山葵

  • 新政 純米 生成(エクリュ) 酒こまち 別誂 直汲み

  • 初鰹漬け(千葉県勝浦)

  • かぼちゃの漬物

  • めひかりの開きの炙り

  • アオリイカ(秋田)

  • 新政 涅槃龜(にるがめ)88%酒こまち

  • 天然車海老

  • 小肌(熊本)

  • みず巻き

  • 卵焼き

  • 追加 すし匠の"おはぎ"

  • お椀

  • アプローチ

  • 外観

  • この先にあります

  • 三丁目橋を渡ってすずらん通りへ

  • 三丁目橋

  • 暗くなると、趣きも変わります

2023/07/19 更新

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