死んでも残留さんが投稿したarkua(宮城/勾当台公園)の口コミ詳細

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伊達なレストランガイド

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死んでも残留 (50代後半・男性・茨城県) Tabelog Reviewer Award受賞者Tabelog Reviewer Award受賞者 認証済

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arkua勾当台公園、北四番丁、広瀬通/フレンチ、ワインバー

1

  • 昼の点数:4.8

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 4.8
      • |サービス 4.8
      • |雰囲気 4.8
      • |CP 4.8
      • |酒・ドリンク 4.8
1回目

2025/10 訪問

  • 昼の点数:4.8

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.8
    • | 雰囲気4.8
    • | CP4.8
    • | 酒・ドリンク4.8
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

杜の都仙台の至宝『arkua』

3731 rev

フランス発祥の世界的レストランガイド
Gault & Millau 2023,2024,2025 publish
フレンチレストラン"arkua"

金、土、日、のみ営業のランチタイムに妻と訪問

・menu froko〜7700円(税込)×2
 (ランチコース)
・Pairing(ワインペアリング)〜6700円(税込)×2
 (ワインペアリング)
*別途サービス料8%

ワインペアリングの1杯目
・Stori Rkatsiteli Dry Amber 2020

フルーツ主体ながら、舌にしっかりと渋さと酸味を感じます。アルコール度低めなので、感覚はドライにフィニッシュ

前菜
・フィンガーフード2種
1品目は、春巻きの皮を器に、枝豆、ミモレットチーズ、発酵バターを合わせた品、見た目を大きく覆す豊かな味わいは、スタートから心奪われますね

2品目は、自家製の爽やかなイクラを使用した品、こちらも、自分が知っているイクラではありません
イクラの下にある食材と融合した味わいは、まさにイノベーティブ、食による驚きや楽しさを提供したいというメッセージが伝わってきました

フィンガーフードは、基本的にひと口で食べられる料理、それは誰でも同じ分量だけ口の中に入れるという重要な意味があって、例えばお刺身ならお醤油をつける分量、お皿に盛られた料理であっても、ソースをつける分量が人によって異なって来ます

フィンガーフードは、ひと口で食べるが故に、シェフが食べさせたいと設計した味のバランスや食感、香りの展開を楽しむ事ができ、それこそが最高に濃密なシェフとの対話の時間、このイノベーティブな2品で、これからの料理がめちゃくちゃ楽しみになった事は言うまでもありません

・皮目を炙った秋刀魚 焼き茄子 鮎の内蔵の塩漬けと茄子のペースト 蕪と梨のサラダブルーチーズ

皮目を炙った秋刀魚の反対側を、バルサミコ酢とオリーブオイルでマリネ、パリッと炙った皮は香ばしく、身はしっとり、蕪と梨の甘さや食感を活かしたサラダは、ブルーチーズで存在感のある料理へ

・バゲット

ワインペアリングの2杯目
・Kir-Yianni ASSYRTIKO Florina 2024

・玉ねぎのカラメルグリル

香ばしく甘い玉ねぎは、岩塩とパプリカの粉末で味付け、ソースも絶品、グリルした玉ねぎが、主役級のご馳走に感じます

ワインペアリングの3杯目
・アンジュー・ブラン 2023 ティボー・ブーディニョン 白

力強くてリッチな口当たりでありつつ、豊富なミネラルによってフレッシュな余韻、流石はフランスの星付きレストランが御用達の白ワイン

・発酵バターとシャンパンを煮詰めたソースで仕上げるキジハタと姫人参のムニエル

じっくり焼いたキジハタの皮は、パリパリして香ばしさ満点、しっとりとした身に発酵バターとシャンパンの風味が最高ですね。皮ごと食べる姫人参は、甘くて果肉が柔らかい

ワインペアリングの4杯目
・エル・エネミーゴ カベルネ・フラン 2020

アルゼンチンが誇る赤ワインは、フルーティーでボディーもあって美味しい

・岩手県産ハーブ豚の骨付きロースト ジビエのフォンで炊いたリゾット

ハーブ豚のジューシーさ、そしてじっくり焼くことで引き出される旨み、脂が適度に落ちているため、味わいはさっぱり、ジビエのフォンで炊いたリゾットは、濃厚な旨みとコクを感じる逸品でした

ワインペアリングの4杯目
・ボデガス・バロン ミカエラ モスカテル

デザートの前に、フレッシュさと軽やかさを備えている、甘美のシェリー

デザート
・スパイスをアクセントに使ったさつまいものアイス 定禅寺通りの銀杏

光のページェントで知られる、仙台定禅寺通りの銀杏から型を取り使った、人参とかぼちゃの銀杏が添えられたさつまいものアイス

・プティフール

サービスは物静かですが、前菜からデザートに至るまで、目配りも細やかで抜かりなし

フレンチを軸足に新しさを感じる料理は、食材それぞれの火入れ加減も絶妙で、どの一皿も身体にそのまま溶け込んでいくような心地良さを感じるのは、緻密な計算と丁寧で繊細な仕事があっての事でしょう

仙台でフレンチと言えば、ミシュランで星を獲得、合わせて3年連続「ゴ・エ・ミヨ」選出店の"ナクレ"という印象をお持ちの方も多いでしょうが、"ナクレ"の口コミを読むと、渡邊シェフがこちらでお店をオープンされた事を残念に思う書き込みをいくつか見かけました

それがここに来て、料理をいただき、何となく理解出来たような気がしますね

季節が変わったら、また来たいと思います
ごちそうさまでした


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  • テーブルセッティングとカトラリー

  • Wine&others

  • Stori Rkatsiteli Dry Amber 2020

  • フィンガーフード

  • フィンガーフード

  • フィンガーフード

  • Stori Rkatsiteli Dry Amber 2020

  • フィンガーフード

  • 皮目を炙った秋刀魚 焼き茄子 鮎の内蔵の塩漬けと茄子のペースト 蕪と梨のサラダブルーチーズ

  • 皮目を炙った秋刀魚 焼き茄子 鮎の内蔵の塩漬けと茄子のペースト 蕪と梨のサラダブルーチーズ

  • バゲット

  • Kir-Yianni ASSYRTIKO Florina 2024

  • 玉ねぎのカラメルグリル

  • アンジュー・ブラン 2023 ティボー・ブーディニョン 白

  • 発酵バターとシャンパンを煮詰めたソースで仕上げるキジハタと姫人参のムニエル

  • 発酵バターとシャンパンを煮詰めたソースで仕上げるキジハタと姫人参のムニエル

  • 発酵バターとシャンパンを煮詰めたソースで仕上げるキジハタと姫人参のムニエル

  • エル・エネミーゴ カベルネ・フラン 2020

  • 岩手県産ハーブ豚の骨付きロースト ジビエのフォンで炊いたリゾット

  • 岩手県産ハーブ豚の骨付きロースト ジビエのフォンで炊いたリゾット

  • 岩手県産ハーブ豚の骨付きロースト

  • 食後の飲み物

  • ボデガス・バロン ミカエラ モスカテル

  • スパイスをアクセントに使ったさつまいものアイス 定禅寺通りの銀杏

  • スパイスをアクセントに使ったさつまいものアイス 定禅寺通りの銀杏

  • プティフール

  • プティフール

  • 入口

  • 外観

2025/10/24 更新

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