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昼の点数:4.4
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¥1,000~¥1,999 / 1人
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料理・味 4.7
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|サービス 3.9
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|雰囲気 4.0
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|CP 4.5
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味4.7
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| サービス3.9
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| 雰囲気4.0
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| CP4.5
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イタメンを知ることなくイタリアンラーメンを語る勿れ
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2019/06/25 更新
最近イタリアンテイストのラーメン屋さんが、少しずつ増えてきた。中には雑誌に取り上げられている店もあり、流行っているようだが、イタメンほど永年に亘って味を追求してきた店はないと思っている。元々、岐阜でイタリアンレストランを経営していたオーナーシェフの西脇氏が、バブル崩壊後に減少した客足を横目にラーメン屋は繁盛し続けていることに目を付け、ならばイタリアンシェフの自分ならどのような店をやるべきかと考えて開発したのが「イタ麺」である。
当初は名古屋市の矢場町に出店したが、所謂ラーメンオタクのブロガーより「こんなものはラーメンの風上にも置けない」と徹底的に批判され、今池に移転。業界人や関東関西から訪れる食通の間で評判となって一時は東京にも進出。フランチャイズ展開も行ったが、店舗経営という意味では残念ながら大きな成長を達成することなく、ご夫妻が60代となってから名古屋の店もたたみ、岐阜の自宅を改装して続けているのがこちらの店である。ご主人である西脇氏はインテリア内装のプロでもあり、この店も当然同氏の手によるもの。岐阜と言っても、最寄り駅は名鉄の各駅停車しか停まらない岐南駅であり、さらにそこからしっかり10分以上歩くため、さすがの私もなかなか訪問できずにいたが、ついにその機会に恵まれた次第である。
暖簾をくぐると、外観からは想像できないノスタルジックなインテリアに癒される。ランチタイムとはいえ人通りのないロケーションにも拘わらず、既にほとんどのテーブルが埋まる盛況さは、今もってイタメンのファンが多いことを物語る。そして、訪れるたびに増えるメニュー。久しぶりのイタメンであることから、定番のゴルゴンゾーラを注文。西脇氏はイタメンを「ラーメン」と称することを許してくれなかったことを思い出しながら味わう。変わらぬコクの深さに涙が出そうになる。昔は最後にご飯をスープに入れてリゾット風にと勧められたが、なんと今は本当に残ったスープを使ってリゾットを作ってくれる。これが本当に旨い。イタメン恐るべし。進化は止まらないのである。
通販でのお取り寄せは今も可能であり、東京、名古屋、大阪を中心とした多くのファンに支えられているとのこと。でも、このリゾットは自分では作れません。絶対に再訪しようと近い店を後にした。
ご馳走様でした。