少年ジャックさんが投稿したちそう そったくいと(広島/流川町)の口コミ詳細

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週刊少年ジャック

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移転ちそう そったくいと胡町、銀山町、八丁堀/日本料理

1

  • 夜の点数:4.4

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2016/12 訪問

  • 夜の点数:4.4

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

熟成された魚と飛びっきりのお出汁を堪能♪

【再訪:2016年12月】
「朋あり遠方より来る、また旨いもの食わせろや!」
はい、かしこまり( ̄^ ̄)ゞ
とお邪魔させていただいたのは「馳走 啐啄一十(ちそう そったくいと)」さん♪
言わずと知れた平野寿将さんのお店、久々の訪問なので私も楽しみですよ〜!

19時過ぎにお店に入ると、もちろん予約で全て埋まってます。
以前はテーブル席もありましたが、カウンターのみに内装をリニューアルされていました♪
これは平野さんとの会話を全てのお客さんが楽しめるようにという心遣い…( ´ ▽ ` )ノ

コースが始まる前に、久々訪問の私に新たな同店のコンセプトを女将さんがご説明してくださいました。
以前と同様、魚の熟成に力を入れていらっしゃいますが、それに加え最高の「出汁」を徹底的に追求されているそうです。
そりゃ楽しみですよ〜(*´∀`)♪

早速、ビールで乾杯してお料理もスタートです!
まずは野菜の煮物から…里芋、大根、人参の上には、おぼろ昆布と鮪の削り節。
早速パクリ…うぅ…旨い!
美味しい出汁が満遍なく、それぞれの野菜に染み渡っています。
鮪節とおぼろ昆布の控えめなアクセントも堪らんですね〜♪
旨すぎて出汁もすっかり飲み干しちゃいました( ´ ▽ ` )ノ

続いて金沢の「セイコ蟹」…身と蟹味噌、内子、外子と綺麗に分けてあります。
特製の蟹酢と岩塩を準備頂いてますが、そのままで十分旨いですよ♪
そして身と蟹味噌、内子と外子…組合せて頂くと、また新たな発見の楽しみもありますね(*´꒳`*)

次は、新潟佐渡島直送の「鱈の白子」ぽん酢で生のまま頂きます。
うぅ…これまた濃厚でいて、臭みが全くない素晴らしい白子ですよ♪
食べ比べができるよう、備長炭で炙った白子も提供されます。
こちらは、香ばしくミルキーな感じ…これまた良い(≧∀≦)

こりゃビールじゃダメでしょう…と日本酒にチェンジ!
銘柄は女将さんにお任せ…亀齡の純米吟醸をチョイス頂きました。

続いて茶碗蒸し…天然の羅臼昆布でとった出汁で作った茶碗蒸しに、能登のこのわた乗せられています。
これも美味しいなぁ!口当たりがとっても滑らかな上、このわたが出汁を邪魔しないよう控えめなアクセントに…♪
このわたって癖が強いはずなのに…驚きだらけです∑(゚Д゚)

さあ料理はお刺身に移ります。
最初は周防大島天然鯛の2日熟成。
白胡麻が振ってあるものを、26年間継ぎ足して作られているぽん酢、または岩塩で頂きます♪
まずは、そのまま…ぐぅ…凄い旨み∑(゚Д゚)
ねっとりした食感もちょうど良い塩梅です!
塩とポン酢でも頂きますが、やっぱ塩!旨みをさらに引き立ててくれ好みです♪

次は、静岡は天竜川河口付近で獲れた4日熟成の金目鯛と5日熟成の水いか。
金目鯛も旨み爆発!
そして水いかは朋がいたくお気に入りの様子です(*´∀`)♪

日本酒お代わり〜と次は黒龍をチョイス頂きました。

さらに静岡のノドグロ…こちらは4日熟成。
平野さん曰く
「広島の人は歯応えを楽しみたい方が多いので、熟成は2日ほど早めにものを提供してます。」
それでも、このノドグロ…旨味だけ残して、口の中でトロけますよ〜♪( ´▽`)

平野さんのお話の流れでお客さん全員に10日熟成の鮪をサービスで振る舞って頂きました♪
まるで見た目は「漬け」!頂くとじゅんわりと旨みが染み出てくる…うめ〜なぁコレも♪

さて、お肉料理に移り、A5の宮崎牛のスネ肉の煮込み。
利尻昆布にアゴ、カツオ、いりこ、さばのダシをブレンドし、さらに牛のダシも加わっています。
これが私的には今日イチでした!
ホロホロなのにジューシーさを残しているお肉も、もちろん美味しいのですが、お出汁が最高♪

この出汁に蕎麦入れて食べたいです〜!
そんなことを平野さんに言ったら、
「そうでしよ。この出汁は良い水に恵まれてる広島のうどん屋への嫌味で作っとるんですよ。」
…と笑って仰っていました♪

焼肴は先ほどの「金目鯛の備長炭焼」。
焼いても、寝かせることで出てくる旨みって感じるんですね♪

料理の最後は「宮崎A5和牛内ももハーブマリネの備長炭炙り」
赤身のお肉って美味しいですよね、なんてお話しすると、日本で霜降り肉が普及した理由や、赤身のお肉の良さも分かりやすく教えてくださいました。
(長くなるので割愛させていただきますね♪)

日本酒は青森の「豊盃」を提供いただいたところで、〆のご飯。
こちらの名物「トリュフご飯」です♪
秋のトリュフは日本人が好きな香りと提供いただきました。
なるほど良い香り…な気がしますよ(^_^;)
最初はそのままでいただき、後からは溶き卵を混ぜていただきます。
蟹や昆布のお出汁とトリュフが最高に贅沢ですね〜♪

最後は緑茶のムースの掛かったデザートをいただき、ご馳走さまでした!
本当、料理のみならず、いろいろ楽しませていただきました( ´ ▽ ` )ノ

お店を出るときには、平野さんと女将さんが1組1組をお見送りされていました。
予約の電話を入れるときも、女将さんがとても丁寧に対応してくださり、サービスも最高なお店だと改めて思いました♪

お店を出るときに、朋が食べログのコメントに書けと言わんばかりに…
「今日は酒に酔わずに、料理に酔ったわ!」
とドヤ顔で言ってたので、一応、記しておきます…( ̄ー ̄)


(平野さんのお話メモ)
日本にだけ「みずみずしい」という感覚がある。野菜にこれだけ水分があるものは日本だけ。

パスタのアルデンテは硬水でないと無理、広島ではアユートの後でやってる店のペローが唯一のアルデンテです。

コメも魚沼産のお米なんかは有名だけど、産地の水を含有しているので、その土地の水を使わないと美味しく炊けない。

安佐北区のカネしょうは、一等買いで本当に良い牛肉を仕入れている。広島で一番!

関東の蕎麦が辛いのは水が硬水だから、グルタミン酸が溶け出さないから、カツオ節のイノシン酸だけになってしまう分、濃口しょうゆで補完してるんです。

【初訪:2014年12月】
広島にいると著名な料理人やシェフの作る料理を味わう機会があまりありません。
そんな中、2014年9月に料理人「平野寿将(ひらのひさま)」さんが自ら腕を振るう「馳走 啐啄一十(ちそう そったくいと)」さんがオープンしました。

早速、行ってみようと予約してみましたが、満席だったり、平野さんがの講演活動でお休みだったりで、なかなか予約が取れませんね(・_・;

しかし粘り強く予約を続けた甲斐があり、ようやく12月に予約が取れました(^O^☆♪

当日、年末のバタバタ仕事を何とか片づけて、時間に少し遅れてお店に到着。流川の商業ビルの5階にお店はありました。
お店に入ると、美しい女将さんが「いらっしゃいませ〜」と優しくお迎えしてくださいました。

7席のカウンターと1組テーブル席…こぢんまりとしたお店です。それぞれ既に先客がいらっしゃり、カウンターの中では平野さんが調理をされていらっしゃいます。
我々のために残されていたカウンターに腰掛けて、早速瓶ビールで乾杯をしてスタート!

この日は8000円のお任せコースをお願いしておりまして、まずは「ウニのプリンカプチーノ仕立て」から…
「上に乗っているのはトリュフです。中に蟹も入っています。」と平野さんから説明があり、蓋を取ると…ウワォ!こりゃ食べなくても旨いって分かるヤツですよ!(◎_◎;)

早速いただいてみると、ウニの風味が濃厚で、クリーミーな口当たり…これだけでも満足なのに、カニ身とトリュフのアクセントが、さらに追い討ちを掛けてきます(≧∇≦)

スタートから興奮気味なところに、次の料理は「ふぐのお吸物」。既に飲み物は日本酒「宝剣 搾りたて生酒」にチェンジです。
ふぐは、焼きを入れて香ばしい仕上がり…これが優しい味わいのお出汁を吸って、これまた最高♪

続いて「鱈の白子」。新潟佐渡の鱈の白子を炙り、これまた贅沢にその上には、からすみも乗せられています。この料理だけで日本酒を五合はいけそうな感じですよ(^_^;)

さて料理はお刺身へ…まずは「ひらめ、イカ、みる貝」の三種から。醤油の他に、ポン酢、塩が用意されています。

「まずは塩で…」と勧められたので、少しだけ塩をつけて、みる貝からいただきます。おぅ…強烈でフレッシュな海の香りが口の中に広がります〜!
続いてヒラメ…こちらは青森 のもので3日間熟成されたものだそうですが、これも旨味がすごいですよ!(◎_◎;)
イカは広島のもので5日間熟成…甘〜い!もう塩だけで充分ですよ。すごく味わいが強いんですもん♪

最後のお刺身は「ぶりの大トロ」…おぉーっと!正直、苦手な部類だぁ…なんて思いつつ口に運ぶと…ん?ん?ん?何だこれ、今まで食べたぶりと全く違います。めちゃくちゃ旨み全開でぶりの独特な風味(臭み)は一切ありませんよ〜♪

もう既に満足度は振り切れていますが、まだまだ続きます。「はまぐりのすりながし」…こちらは九十九里のはまぐりを塩のみで調理されたものだそうです。
それなのに荒々しさは全く感じず、逆に上品な味わいになっているのですから恐れ入りますね〜♪

続く「いくら」は新潟産…粒が大きい上に、皮が薄くて上質なものです。プチンと弾ける感じもとても良いですね(^_^)

さあ終盤戦…焼肴はブリです。こちらは5日間の熟成だそうです。私の出身の岡山では、結構いただくことの多い魚ですが、これも私史上最高の美味しさですね…もうメロメロです(o_o)

最後の〆は「鮑の雑炊」です。こちらの名物はトリュフご飯なのですが、8000円のコースの〆は雑炊なんです。
しかし旨い旨いと食べる私たちに雰囲気だけでも…と、その雑炊にトリュフを乗せてくださいましたよ〜*\(^o^)/* 最高のサービスでした♪
こちらも、それはそれは美味しゅうございました♪

最後はイチゴを頂いて、ご馳走さまでした!最初は平野さんが目の前で調理されているので、とても緊張していたのですが、気さくに話しかけていただき、最後は快く記念写真まで応じていただきました(^-^)/

また行きたい!と思い、何度か連絡しましたが、やはり相変わらず予約は取りにくいですね(^_^;)
しかし自分の都合ではなく、お店の都合に合わせてでも行きたいお店ですよ♪

  • トリュフご飯:再訪時

  • ひらめ、イカ、みる貝

  • ウニのプリンカプチーノ仕立て

  • 肉〜♪:再訪時

  • 金目鯛の備長炭焼:再訪時

  • 野菜の煮物:再訪時

  • 新潟佐渡島直送の「鱈の白子」ぽん酢で生のまま頂きます:再訪時

  • 備長炭で炙った白子:再訪時

  • 天然の羅臼昆布でとった出汁で作った茶碗蒸しに、能登のこのわた乗せ♪:再訪時

  • 周防大島天然鯛の2日熟成:再訪時

  • 静岡は天竜川河口付近で獲れた4日熟成の金目鯛:再訪時

  • 5日熟成の水いか:再訪時

  • 静岡のノドグロ4日熟成、とろけます:再訪時

  • 黒龍:再訪時

  • 10日熟成の鮪:再訪時

  • 口直し:再訪時

  • A5の宮崎牛のスネ肉の煮込み:再訪時

  • 宮崎A5和牛内ももハーブマリネの備長炭炙り:再訪時

  • 青森の「豊盃」:再訪時

  • トリュフご飯…そのままで!

  • トリュフご飯…卵をまじぇまじぇ♪:再訪時

  • おデザート♪:再訪時

  • このビルにあります♪

  • お店のコンセプト!:再訪時

  • 宝剣 搾りたて生酒

  • ふぐのお吸物

  • 新潟佐渡の鱈の白子

  • お刺身は塩、醤油、ぽん酢…で楽しめます♪

  • ぶりの大トロ

  • 九十九里産はまぐりのすりながし

  • 新潟産のいくら

  • 焼肴のブリ…5日間の熟成

  • 鮑の雑炊

  • デザート♪

2016/12/25 更新

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