YadamonMさんのマイ★ベストレストラン 2012

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YadamonMの食べある記-いろいろ食べてみたい!!

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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今年は新しいお店を開拓するあまり、昨年選出したお店に伺ったり、レビューする機会がなく気がつけば総入れ替えとなりましたが、今年であった素晴らしいお店を選ばせて頂きました。

1位の『小松弥助』は金沢出張の日程が決まり次第予約して伺ったお店です。ご高齢であるにも関わらず、軽快な動きとユーモアたっぷりの語りでカウンター寿司を堪能させて頂きました。とても印象に残っているお店で今年の1位に選ばせて頂きました。

2位は昨年福岡に進出したひらまつグループのイタリアン『リストランテASO』です。昨年よりランチのトラットリアやリストランテのディナーなど数回伺う機会がありました。とにかく綺麗なお料理が目で楽しませてくれます。お味も伴い何度も伺いたいと思えるお店です。

ここからは最近凝っているワイン関連の3軒が並びます。

3位の『ワインサロンあらき』は、天ぷらとワインのお店です。天ぷら屋さんでワインが出るのではなく、ワインバーで天ぷらを頂くスタイルです。ソムリエのマスターとのワイン談義を楽しみ、白ワインで天ぷらを頂きに一人でも同僚とも伺い好評でした。

4位の『山下ワイン食道』は、いわゆるビオワインのお店です。定番のお料理も美味しくお気に入りのワインとも出会えました。妻がとても気に入り数回伺いましたが、いつ伺っても満足です。

5位の『ヴィニュロン』は、カジュアルなフレンチをしっかりと頂き、グラスもボトルもワインが楽しめます。ボトルに関しては値段設定も非常に良心的です。野菜たっぷりの前菜が特に印象的でした。

6位は東京・浅草の老舗『並木藪蕎麦』です。天ぷらとお酒を楽しんだ後に、季節ならではの鴨南蛮を頂きました。伝統あるお店の素晴らしい味とサービスを堪能出来ました。

7位の『ラ・ロシェル福岡』は、ランチでの初訪問でした。明るい店内と感じの良い接客、洗練された料理で、次にディナーで伺いたいグランメゾンです。

8位の『菊谷』は、とげ抜き地蔵の参道を雨の中キャリーを引いて伺ったのが印象的です。酒肴盛り合わせの素晴らしさ、蕎麦に対するこだわりを感じました。また、日本のワインもラインナップも良かったです。

9位の『ワインズパトリー』は、神戸出張の折に飛び込みで伺ったお店です。通常はボトルでしか頂けないような高価なワインがグラスで頂けました。近くにあればワインの勉強に通いたいお店です。

10位の『リストランテ ダ トシユキ』は、このサイトで知り伺った、商店街の一角に位置するイタリアンです。女性シェフの繊細で優しい料理をリーズナブルに頂くことが出来ました。このサイトのおかげで出会えたお店ということで選ばせて頂きました。

1年間を振り返ると素晴らしいお店との出会いが沢山あったことを改めて感じることが出来ました。

マイ★ベストレストラン

1位

小松 弥助 (野町 / 寿司)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥8,000~¥9,999

2012/07訪問 2012/07/22

記念すべき200軒目は金沢の伝説@小松弥助

今回はじめて金沢を訪れました。仕事の日程が決定して直ぐにこのお店を予約しました。
かなり前でしたが、すでに11時30分のスタートは一杯みたいで、13時スタートでした。時間少し前は、中から賑やかな声が聞こえます。緊張感が漂うお店より良いですね。

カウンターにつくと、ご主人より『美味しいのを出すよ』と笑顔で迎えられます。

イカからのスタートです。細く切られた身を集めて握られています。塩味がついていてお醤油は要りません。シャリは口の中でパッとほぐれる柔らかさですが、小さ目なので持って崩れる程ではありません。ワクワクしてきます。

握られるご主人の動きはリズミカルで、80歳を越えられているとは思えない軽快さです。明るく話をされながら仕事をされます。

写真は食べるのに集中するためかなり省いています。

トロの炙りや、貝、白身は鯛と味がついた状態で出され、ほとんど醤油は使いません。塩とカボスを良く使われます。夏にさっぱりとした演出です。一品ごとに食べ方も言ってくれます。

ネタには丁寧な隠し包丁が入っており、とても食べやすいです。

海苔巻き系は、巻いたものを直接手渡しでもらいます。鰻巻きは熱々の鰻がとても香ばしく美味しかったです。

途中の水茄子は果物のような甘みの瑞々しさがありました。

追加した蒸しアワビは、柔らかいながら程よい歯応えもあり、今まで頂いたアワビお鮨では一番でした。

連れが頂いたウニは利尻産で、軍艦ではなく握りになっており、塩で味がついていました。
塩加減の良くとても美味しかったとのことです。

穴子もタレではなく、塩味で柚子の皮がさっとすられており、とても爽やかで美味しかったです。

〆のネギトロは、目の前でトロとネギを叩いて、海苔からあふれそうに あふれそうな感じで、手渡されます。

軽快な口調で話をされる明るい感じのお店で緊張せずにお鮨を楽しむことができました。

記念すべき200軒目に相応しいお店だったと思います。

お元気でお仕事を続けて頂きたいと思います。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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2位

リストランテKubotsu (西鉄福岡(天神)、天神、天神南 / イタリアン、パスタ、イノベーティブ)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 ¥2,000~¥2,999

2012/08訪問 2012/12/03

綺麗なイタリアンを堪能@リストランテASO天神

2012年8月 リストランテ訪問

今回はひらまつグループで挙式したメンバーであるメモワール・ド・ヒラマツのパーティで伺いました。
この時ばかりは小さな子供も気兼ねなく連れて行けますので4人での訪問です。
メンバー限定の特別な値段設定ですので、CPについては以前のレビュー時のものです。

メニューは以下の通りです。

前菜
 フォアグラのテリーヌ玉葱とザクロのジェラートを添えて
パスタ
 パルメザンチーズと黒胡椒風味のスパゲティー 色とりどりな九州産の野菜を使ったケッカソースと共に
魚料理
 玄界灘の鮮魚を使ったパイ包み焼き キノコのリゾットを添えて
肉料理
 鹿児島県産 熟成和牛の香草岩塩包み焼き
デザートビッフェ
コーヒー

子供たちにはハンバーグやオムライス、サンドイッチなどのワンプレートです。

乾杯は、ロゼのクレマンのようでした。辛口ですっきりと飲みやすかったです。

フォアグラのテリーヌは特注の氷の器(氷塊)の上にトフュフを添え、玉葱のジェラートにはザクロのソースをかけて頂きます。
濃厚なテリーヌとトリュフのスパイシーさの相性も良く、ほのかに甘い玉葱のジェラートに酸味のあるザクロもとても美味しです。
透明度の高い氷の器がなんとも涼しげです。

パスタは、テーブル上でフレッシュトマトのソースが盛りつけられ、これも爽やかです。
混ぜて頂くと、チーズと胡椒の風味ですいすいと入ります。
周囲の野菜はバーニャガウダソースが添えてありますが、フォークで刺す時に器が傾いたりとやや食べにくく、なくても良かったかなと少し思いました。

パイ包み焼きも、リゾットだけがまず運ばれ、パリパリの状態で別に乗せられます。
パイを崩すと真鯛が程よい火加減で入っていました。

岩塩包みはドーム型の状態で運ばれてきました。
ドライエージの上質なお肉がハーブの薫りで仕上がっていました。
これも火の通りがよく、柔らかい中に旨みが凝縮されていました。

ワインは、白と赤が1種類ずづで、銘柄の紹介はありませんでした。
白は香りは良かったのですが、味わいは薄くすこし残念。
赤は洋モクのような香りがあり、これがハーブで仕上がったお肉には良く合いました。
飲み物も込ですので、良かったと思います。

パンは、いつものホイップバターで頂きます。これはお気に入りです。

デザートビッフェは、ティラミスやクレームブリュレを頂きました。
その他にも小さなケーキがたくさんあり、どれも美味しかったとのことです。この時はデザートワインとしてポートワインもあり、これは嬉しかったです。

キッズプレートも、しっかりと味の付いたハンバーグやオムライスがとても美味しいらしく、1年生の長男は完食でした。
イタリアンらしく、少し軽い感じのお料理で満腹で苦しくならず、最後まで楽しむことができました。


9月は1周年記念の特別メニューがあり、いつもよりややお安くフルコースが楽しめるようで、これは注目です。

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2011年12月 リストランテ訪問

仕事関係の食事会で待望のリストランテエリアに伺いました。既にクリスマスメニューの時期になっており、通常のメニューとは違うようです。個室利用だったためメインダイニングの様子は詳しくは分かりませんでしたが、席はかなり埋まっているようでした。

スパークリングワイン(CA' DEL BOSCOのフランチャコルタ・キュヴェ・プレステージ)での乾杯でスタートです。
きめの細かい泡、すっきりの味わいです。

まずは、パンが運ばれます。定番のバケット、フォカッチャ、メゾンカイザーのパンです。ここで出てくる3種の自家製ホイップバター(プレーン、桜の燻製、オリーブ)が絶品です。バターだけでもかなり美味しく頂けます。

前菜のプレートは、5種類の料理が並びます。小さなパンにトリュフスライス(ハーブの香りの水と一緒に)、パプリカのエスプーマ、甘エビとアボガド、フォアグラとチーズのコロッケ仕立て、ホタテの沈んだスープの構成です。
パプリカは甘みがあり、感触も楽しめます。フォアグラは『ひらまつ』の定番料理のような濃厚なソースで、これも美味しい。

ここで1本目の白ワインです。Marramiero Altare 2006、瓶詰めの前に樽で熟成されていて薄い琥珀色です。深い味わいでした。

パスタは、からすみのパスタです。そのままでは塩辛いのでよく混ぜて頂きます。麺のゆで加減が良く、たっぷりかかったからすみのうま味で最高です。するすると喉を通ります。

2本目の白ワインはブルゴーニュのJ.A. Ferret Pouilly-Fuisse 2008です。1本目よりはやや軽いテーストで飲みやすい感じです。魚料理と良くあいます。

魚料理は蒸した甘鯛にリゾットが添えられています。3色の貝殻の中にはイクラが入っていて、リゾットと混ぜて頂きます。甘鯛は柔らかく、塩加減も丁度良い。リゾットはイクラのうま味でこれも美味しく頂けました。

赤ワインはMas Gabinele Faugeres 1999(ランドック地方)です。10年以上のものらしく熟成しています。お肉とマッチしそうな予感です。

肉料理は和牛の炭火焼きですが、ガラスの鉢が被されています。中では燻製仕立てなっていて、開けると薫りが一杯に拡がります。上にはマスカルポーネチーズがとろけています。断面は程良い赤身があり、柔らかい仕上がりですが、歯ごたえとうま味があります。サイズは小さめですが丁度良いです。

小さなデザートはパイナップルのムースシャーベット、ふんわりとした食感がおもしろいです。

デザートはタルト・タタンです。りんごの甘みが程よく美味しかったです。濃く抽出されたエスプレッソに良くあいました。

コースは見た目、お味、ボリュームとも大変満足でき、楽しいお食事ができました。

必ず再訪させて頂きます。


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2011年10月 トラットリア訪問

福岡に出張?(職場よりはるかに近い)で、ランチタイムに予約不要のトラットリアコーナーに伺いました。開店と同時でしたが、すでに待ってあるお客さんが結構居られました。直ぐに席に通されましたが、程なくほぼ満席です。多かったらリストランテでコースでもいいやと思っていましたが、こちらは予約で満席、危ないところです。開店もうすぐ2ヶ月ですが、賑わっています。

前菜5品とデザートビィッフェに小エビのトマトクリームパスタを二人でシェアしました。

前菜は10種類ぐらいありそうでした。甘エビとセロリのスープ、エビとアボガドのジュレ、トリュフの入ったクリームなどを頂きました。
どれも比較的あっさりで、食べやすい印象です。食べる前は物足りないかなと思ってましたが、思った以上の満足感があります。

パンは食べ放題で、オリーブオイルやバルサミコを付けて頂きます。

パスタはムースが上に乗った状態でサーブされました。見た目も良いです。流石に麺の湯で具合が絶妙で美味しかったです。

いよいよデザートビィッフェです。クリームブリュレ、ティラミスやアフォガードをいただきました。どれも甘さが丁度いい感じです。コーヒーもお代りできます。

ランチタイムに手短かに楽しめるのはいいなと感じました。

次は是非リストランテのディナーに伺いたいと思います。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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3位

ワインと天婦羅 あら木 大名 (西鉄福岡(天神)、天神、赤坂 / 天ぷら、ワインバー、うどん)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2013/02訪問 2013/02/04

ワインを天ぷらで、良くあいます@ワインサロンあら木

2013年2月
今回も土曜日の会合の後に飛び込みで伺いました。
マスターがされているカルチャースクールでのワイン教室の生徒さんたちで賑わっていました。
その他の席も予約で埋まっています。

空腹もあり、今回は2500円のコースをお願いしました。
ワインはシャルドネからスタート。

コースはリエットやカルパッチョなどの定番。
今回のカルパッチョはフランスの郷土料理仕立て(名前を忘れました)。
いずれも白ワインにあいます。

いつもは天ぷらをお伴に白ワインが多いのですが、今回はシャンポール・ミュジニーの村名のブルゴーニュとスペインのテンプラニーニュと赤も2杯頂きました。
2007年のブルゴーニュは若いですが、すでに落ち着いた感じで酸味の少なく飲みやすかった。
テンプラニーニュは樽熟成の旨みがありました。

茗荷、ツボミナ、ハナッコリーなどの野菜は赤ワイン塩でさっぱりと頂きます。
しっかり味のついた里芋、白トリュフ塩で頂く海老や豚と大葉のはさみ揚げは赤ワインでも良い感じです。

ひょうたんのお漬物と天茶でコースは終了です。久しぶりにコースを頂きましたが、食事としての満足度も高いと再認識しました。

最後に頂いた微発砲の白も初めての味わいでした。

いつもながらのマスターとのワイン談義も良い勉強で大満足な時間でした。

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2012年12月

土曜日の会合の後、開店時間に合わせ飛び込みでひとりで伺いました。

はじめは、グラスシャンパーニュです。今回は銘柄は忘れましたが、ブランド・ブランでほのかな甘みでした。
アボカドとモッツァレラの生ハム巻、クリーミーな味わいと程よい塩加減で良いおつまみです。

天ぷらは、茄子、茗荷、カリフラワーをお願いしました。

茄子は赤ワインと味噌を混ぜた田楽仕立てです。ワインがアクセントでとても美味しい。

茗荷はいつもの赤ワイン塩で頂きます。

カリフラワーはチーズと塩で味が付けてあり、マイルドになっています。これも初めての味わいでした。

白ワインは、ルネ・フライト=エシャール(たぶん)のミュスカ(マスカット)とゲヴェルツトラミネールを飲み比べです。
マスカットはいわゆる白ブドウでサッパリとしていますが、飲み比べると負けてしまいます。
ゲヴェルツはアルザスで好きな品種で、やや黄色がかって粘性も高いです。はじめは甘みを感じます。香りも豊かです。

仕上げはヴェルジュのブルゴーニュ・ブラン多くがモンラッシュのブドウのようです。
すっきりとした仕上がりです。

食べる方もかき揚丼を頂き、満腹になりました。

今回もワインの話をしながらの楽しい時間でした。

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2012年8月

盆前にひとりで伺いました。今回は飛び込みでしたが、空いています。オリンピックと重なっていて、お客さんは少ないとのことです。
今回はもう一軒お酒を頂く予定があったので、ワインは控えめにしました。
白ワインを2杯頂きました。実は最後に頂いたマールの印象が強く、詳しい銘柄までは覚えていません。
白は、ソーヴィニヨンブランより甘みを感じましたが、お話を伺うと、これは酸味が少ないからとのこと。果実味があって美味しかったです。

食事は、サーモンのカルパッチョをハーフでお願いしました。
サーモンは厚みがあって美味しい。

天ぷらは、椎茸、豚肉大葉のはさみ揚げ、里芋などの定番に加え、甘長ししとうを頂きました。
肉厚で、辛味の少ないししとうはピーマンを頂くような感じで、甘みがあり美味しかったです。

いつもながら、赤ワイン塩とトリュフ塩で頂く天ぷらは、白ワインとの相性がバッチリです。

食後酒に、ロマネコンティーのDRC社のマール・デ・ブルゴーニュを頂きました。DRC社のワインの絞りかすから作るブランディーです(ロマネコンティーもふくまれているとかいないとか・・・)。ワインは非常に高価で手が届きません。マールも高価ですが、少量をグラスで頂くことができました。
1981年に蒸留され、1999年にビン詰めされたものです。ブランディーはビン詰めした時に、完成するのでビンの中では基本的に熟成されないそうです。
アルコール度数が高いのですが、その刺激をほとんど感じません。はじめは干しブドウのような香りですが、時間がたつにつれて徐々に開き、甘いお菓子のような感じに変化していきました。味もとてもまろやかです。

ワインの話をゆっくりとしながらいつもながら楽しい時間を過ごすことができました。

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2012年4月

夫婦で初めて伺いました。今回は2500円のコースを頂きました。

構成は以下の通りでした
・自家製リエットと生ハム
・カンパチのカルパッチョ
・天ぷら
  つぼみな
  ハナッコリー
  かぼちゃ
  海老
  豚肉と大葉のはさみ揚げ
・天茶

前半は赤ワイン塩、後半は白トリュフ塩で頂きました。いつもながら美味しかったです。
天茶にはひょうたんの漬物がついています。
コースで頂くとかなりのボリュームでおなかいっぱいです。

今回はブルゴーニュの白(モンラッシュのぶどうが60%使われているそうです)、アルザスのリースニング、チリのソーヴィニヨンブランの白3杯と赤1杯を頂きました。

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2012年2月

同僚と再訪しました。
今回もアラカルトで頂きました。

前回同様シャンパーニュでスタートです。綺麗な泡の出るグラスで目も楽しめます。

天ぷらの前に自家製リエット、カンパチのカルパッチョと生ハムを頂きました。
リエットはクリーミーで塩加減も美味しかったです。
カルパッチョや生ハムも中々良いお味です。

天ぷらを前に白をボトルでお願いしました。前回気に入ったロワールのDomaine du Haut Perronのソーヴィニオン・ブラン2010年です。すっきりとした味わいで他のメンバーも気に入ってくれたようです。

天ぷらは、アボカド、ごぼう、茗荷、はなっこりーと海老を頂きました。
どれも表面はサクッとしていて、良い揚げ加減でやはり美味しかったです。

ボトルの後は各人がグラスをということで、スペインのMartin Codax 2010です。すごくフルーティでわずかな甘みが楽しめました。

ワインはお手頃ですが、いずれも良いお味のものが揃っています。

次はコースも頂いてみたいですね。
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2012年1月

以前よりこのサイトや同僚のFacebookで気になっていたお店です。
ヒルトンシーホークでの用事の後丁度良いので電話してみたところ席の空きがあり伺いました。
お店は古い2階建てのアパート?を改装した飲食店の並びの一番奥まったところです。入口にはメニューの掲示はなく、少しわかりにくいですが、聞けばサイトを見たり、口コミで知ったお客さんが殆どとのことです(実際僕もそうです)。

『天ぷらとワインの組み合わせ珍しいですね』との問いには『最近は天ぷら屋さんではワインはありますよ』と。『確かにー』、『でもそれをメインでやっているのはうちぐらいですね』、ここでは数種類のグラスワインを楽しめるのが良いですね。
天ぷらには渋みのある赤より白や泡がマッチするとのことでこの日は白系統で頂くことにしました。

グラスで頂けるのはシャンパーニュ1種類、赤白それぞれ3種類ずつです。

爽やかに泡でスタート。

天ぷらの単品メニューは野菜中心で、200円と300円です。かき揚げは400円、+300円で丼・天茶にできます。

野菜は以下を頂きました。
つぼみな:菜の花の仲間?すっきりとした春の感じ?
ごぼう:さっくりと歯ごたえが良い
里芋:天ぷらでは初めて、ほくほくです。これは美味しい!
アボカド:これも天ぷらでは初めて、柔らかくクリーミーになってます
椎茸:肉厚のどんこです。美味しいです。
大根:バジルチーズのはさみ揚げで、トリュフ塩にあいます。

里芋には味が付いていてそのまま頂きますが、それ以外は2種類の塩で頂きます。赤い塩は赤ワインと煮詰めた塩で、わずかに風味があります。白い塩はトリュフ塩でスパイシーな風味で美味しい。

途中で箸休めにカルパッチョを頂くことに、量を伺うとハーフでも可能とのことでお願いしました。地物の蛸で、歯ごたえも良く美味しかったです。

グラスの白ワインは、ロワール、アルザスとブルゴーニュです。
ロワールのソーヴィニオン・ブランからスタート、すっきりの中にしっかりとした感じでなかなか。
アルザスとブルゴーニュも飲みやすい感じでしたが、ロワールが気に入って最後に2杯目を頂きました。

〆に、海老・人参・玉葱のかき揚げ丼です。これが予想以上にボリューミーで満腹になりました。

さっくりとした揚げたての天ぷらと白ワインは思った以上にマッチして美味しかったです。

グラスも計5杯頂き、6500円もCPも良いと思います。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • 甘長ししとう

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4位

山下ワイン食道 (渡辺通、天神南、櫛田神社前 / フレンチ、ワインバー、ダイニングバー)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2013/08訪問 2013/11/27

自然派ワインと美味しい料理@山下ワイン食道

2013年8月

このお店ではいつも希少な自然派ワインを頂いています。
前回はアルザスのMarc Tempe Sans Soufre Pinot Noir Kei 2009 - 敬 -でした。

今回は先日の山梨旅行の前に東京で頂いた山梨・津金で岡村さんが作られるBeau Paysageのメルローとの再会です。
あれからWebをはじめ時々探していますが見つかりません。
同じものではありませんが、メルロー100%のBeau Paysage TSUGANE-bleu 2010です。
リストから見つけ、尋ねると最後の1本で最近入荷した新ヴィンテージより落ち着いているとのことです。早速お願いしました。
色は透明感のあるビロードで、メルローにしてはやや薄めの印象です。紫蘇のようなほっとする香りがします。先月頂いたワインと共通する部分です。やっぱり美味しい。この再会に幸運を感じました。

お料理はイサキのカルパッチョ、バーニャガウダ、丸茄子とトマトのパスタに、先日から気になっていたラムのグリルです。ニュージーランドのラムのラックのロースト記事をFacebookで見ていたのですが、これは既に完売で黒板にリストアップされていませんでした。しかし、オーストラリアのラムの違う部分(場所は忘れてしまいました。)が用意できるとのことです。すかさずお願いしました。

お魚はいつものようにたくさんの野菜で盛られており、さっぱりと美味しかったです。
バーニャガウダは野菜もソースもたっぷりです。よそではソースが足りないことが多いですが、ここでは十分頂けます。塩加減などが流石です。

ラムのローストは、臭みが全くなく、とても軟らかいお肉です。これほどの臭みのなさは初めてかもしれません。火の通りや塩加減も抜群でした。ワインとの相性も最高でした。

最後にパスタを頂き、大満足です。
お気に入りのワインとの出会いはいつもながら嬉しいものです。

9月にベイサイドで行われ、山下さんも参加される自然派ワインのイベントも楽しみです。
https://www.facebook.com/NaturalVinquethakata


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2012年11月
Facebookのお店のページで蝦夷鹿のローストが紹介されており、気になっていました。
急に食事に行けそうになったので前日に電話、幸運に席を確保できました。

スパークリングは既に頂いて伺ったので、赤のボトルから選ぶことにしました。
前回頂いたアルザスのピノ
Marc Tempe Sans Soufre Pinot Noir Kei 2009 - 敬 -
がまだリストにあります。このお店の割り当ては2本だったはず・・・
最後の1本お願いしました。
早速一口、『うーん旨い』、確かに夏を思い出すお味です。また頂けるとは思いませんでした。

お料理は、もちろん蝦夷鹿のロースト、定番のフォアグラ入りハンバーグ、鰆のマリネ、温野菜のアンチョビソースをお願いしました。
蝦夷鹿は、脂身のすくないさっぱりとしたお肉ですが、肉質は柔らかく優しいピノのお供に良かったです。

鰆のマリネは、肉厚な身にトマトのジュレがかかっていて、これもさっぱりとしたお味です。
今回は赤ワインでも美味しく頂けました。

気に入ったワインとの再会は最高でした。

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2012年7月
博多祇園山笠のフィナーレ追い山が終了し、福岡に本格的夏がやって来ました。
追い山は早朝に始まるため前日から街に出て待つことにしました。5月に伺いお気に入りになったこのお店を選び今回は事前に予約をして伺いました。

ゆったり1本ボトルで頂くつもりでリストから選びました。今回はやや軽めにピノ・ノワールから物色し、見付けたのがこの1本です。
Marc Tempe Sans Soufre Pinot Noir Kei 2009 - 敬 -
前回の訪問で頂いたアルザスのマルクテンペの赤です。基本的には白のドメーヌで、赤は特別な時にしか造らないらしいです。2009年は葡萄の出来よく、久しぶりに赤を醸造し友人の日本人の方の名前から『敬』の1字を名付けたとのことです。亜硫酸も無添加のまさに自然派ワインです。
香りはやはりブルゴーニュの良いもの程はありませんが、タンニンはとても優しく、果実味にあふれて、非常に美味しいピノでした。
とても稀少なワインで、このお店にも2本しか割り当てがなかったそうです。確かに帰ってネットで調べても在庫がありません。
時間をおいても甘みが程よく、頂けてラッキーだったと思えるワインでした。

料理は定番のマッシュルールのグツグツに加え、鴨の燻製のサラダ、野菜のアンチョビスープ、オマール海老のロースト、自家製ソーセージを頂きました。

鴨の燻製、野菜のアンチョビスープは色とりどりの野菜は見た目も良かったです。アンチョビスープは鰹出汁のような魚の旨味も美味しい。

オマール海老はハーフでお願いしました。プリッとした食感と味噌のソースが最高で、赤ワインともマッチです。

自家製ソーセージはプリッとした食感が素晴らしく、最近頂いたソーセージでは一番の美味しさでした。

カウンターに並んでいたブランデーから目に付いたシャトー・ド・ラ・ヴェルのフィーネを頂きました。ブルゴーニュのお気に入りのワインであるダルヴィオ家のワインから造るブランデーで、25年以上前のものです。
蒸留酒だけど葡萄の香りが凝縮されていて、味わいも干し葡萄のような感じです。最高の食後酒になりました。

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2012年5月
以前よりかなり気になっていたお店です。事前に予約していませんでしたが、天神で夕食を摂ることになり、ダメもとで当日電話してみました。2人ならOKとのうれしい返事です。早速伺いました。場所は春吉のやや奥の方で天神の中心部よりは離れた場所です。
入店時には1組しかいらっしゃらなかったお客さんが、次々に来られ直ぐに満席となり、かなりの賑わいです。予約必須ですね!
ワインを楽しみながら会話が弾む、とても良い雰囲気です。

フランスのを中心に多数の自然派ワインの品揃えがあります。ボトルのリストはエチケットの写真入りのアルバム形式で、赤白それぞれが別にあります。グラスワインも白4種類に赤5-6種類と選択肢はまずまずです。初めてなのでグラスを色々頂くことにしました。

まずは白ワインです。最初はアルザスを2種類、マルク・テンペのゲヴェルツトラミネール『ライムスベルク』 2000とボット・ゲイルのリースリング『レ・ゼレマン』2009です。ゲヴェルツトラミネール種のワインは初めてですが、やや濃い色合いで、ほのかな甘みがありました。妻はとても気に入ったようです。リーズリングはミネラル感たっぷりです。

お通しはポテトサラダでした。
料理はコースではなく、アラカルトにしました

前菜にはアスパラガスとフルーツトマトのサラダをお願いしました。甘みのあるトマトと太いしっかりしたアスパラはさっぱりとしたドレッシングで美味しく仕上がっています。

魚料理は真鯛のブイヤベース仕立てにしました。肉厚の鯛は火の通り加減、塩加減と丁度良く白ワインとマッチします。スープもとれも美味しい。

ここでオーストリアのシュタット・クレムスのグリューナー・ヴェルトリーナー『レステラッセン』2010を追加し、ゲヴェルツトラミネールをおかわりしました。オーストリアのワインも初めてでしたが透明感がありました。

今回の白ではマルク・テンペが一番良い印象です。

マッシュルームのぐつぐつは、沢山のマッシュルームがぐつぐつのオイルの中に浸かって出されます。熱々で良いお味です。オイルはバケットに付けて2度楽しめます。

お肉料理はおすすめのフォワグラ入りハンバーグを頂きました。表面はカリッと中はトロッとです。うま味が凝縮されています。

赤ワインは南仏のクロ・マリ コトー・デュ・ラングドック ピク・サン・ルー『ロリヴェット』2008とアルロー ブルゴーニュ・ルージュ『ロンスヴィ』をお願いしました。ロリヴェットはグルナッシュとシラーのスパイスのきいた重厚なお味、ロンスヴィは華やかでやや軽めでいずれも美味しかったです。

ワインの注文のタイミングも良く、お酒のサーブも早いところがとても良いです。また、ワインのお値段もネット価格と比較しても良心的で、グラスでも良いものを出されていると感じました。

お料理もとても美味しく、とても気に入りました。是非また伺いたいです。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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5位

ヴィニュロン (渡辺通、薬院、天神南 / フレンチ、ワインバー、洋食)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2012/12訪問 2012/12/30

しっかりとした料理と美味しいワインを@ヴィニュロン

2012年12月
2月に伺い大層気に入ったので再訪したいと思っていました。年末にやっと伺えました。
今回は夫婦でスタートし、途中から妻の友達が参加です。

グラスシャンパーニュを頂き、前菜2品、メイン2品のプリフィックスではじめです。

1品目はヒラスズキのスライスをロール状にしてたっぷりの野菜でサラダ仕立てにしウニが添えられています。
脂ののった身にウニのアクセントがきいています。色とりどりの野菜も見た目、食感ともに楽しめます。

2品目は牡蠣をペースト状にし、海老と共にシュークリーム仕立てです。
これも沢山の野菜と一緒です。牡蠣の旨味がたっぷりでとても美味しかったです。

メインはやはりお肉を2品、鴨胸肉のローストとイベリコ豚のローストです。

鴨は蜂蜜でやや甘めの仕上がりとても美味しい。

イベリコもあっさりとした脂身が絶妙な焼き加減で良かったです。

途中で人数が増えたため鰆の料理を追加しました。この時点でかなりワインを頂いており、細かくは覚えていません。

今回はちょっと上等な赤ワインを2本頂きました。
1本目はブルゴーニュのドメーヌ・グロ・フレール・エ・スール・ヴォーヌロマネ 2008
花のような香りのブルゴーニュをという妻のリクエストにソムリエに選んで頂きました。
2008年はブルゴーニュはそれ程強い年でなく、すでに飲み頃とのこと。
美しい薄めの色合いで、苺の香りです。とてもフレッシュな感じです。
酸味も少なく、鴨肉との相性ばっちりでした。

2本目はボルドーのシャトー・ラグランジュ 2004
サントリーが所有するでメドックの格付けワイン。
こちらはうってかわって濃い色合いです。渋みも適度にあります。
しっかりとした味付けのイベリコにとても良くあいました。

ボトルワインのお値段もとても良心的な設定です。
やはり素晴らしいお店です。
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2012年2月
フランスワインが豊富でお料理も美味しそうなお店で以前から気になっていたお店です。今回、妻の誕生日の食事に伺いました。

料理は二人で取り分けるのが丁度良い量で、前菜とメインの皿数で料金が決まるプリフィックスとデセール・カフェまでついたお任せメニューがあります。今回は前菜3品とメイン2品で6800円のプリフィックスをお願いしました。

前菜としては、焼き鯖とからすみをサラダ仕立てにしたもの、鱈の白子とオマールをシュー皮にはさんだものとパテ・ド・カンパーニュです。
焼き鯖は丁度良い火の通りで、からすみの香ばしさも加わり、白ワインと良い相性です。
白子とオマールはとてもクリーミーでこれも美味しい。
パテは、フォアグラ入りでしっとりとしたお肉と塩加減が良かったです。
いずれも綺麗に野菜の付け合わせで盛りつけられていて見た目にも楽しいお料理でした。

メインの2品は、肉料理にしました。子羊のロティと鴨胸肉のグリエです。
子羊は綺麗なピンク色の焼き加減、程良い歯ごたえです。リブの部分にはマスタードが付いていて焼き目と一緒に楽しめます。
鴨は甘酸っぱい(フランボワーズだったかな?)のソースでした。ソースをたっぷりつけて臭みの感じさせない仕上がりです。
いずれも赤ワインとマッチしてとても美味しかったです。これらも野菜の付け合わせの盛りつけが綺麗です。また、お肉料理のボリュームはかなりあり、お腹いっぱいになりました。

グラスワインは、シャンパーニュに白2種類、赤3種類にデザートワインがあるようです。
白はブルゴーニュSaint-Aubin En Remilly 2008を頂きました。フルーティでしっかりとした味ですが、爽やかでスルスル入ります。思わずお変わりを頂きました。
赤はブルゴーニュとボルドー両方ありましたが、今回は飲み慣れたボルドーにしました。
Chateau Chasse-Spleen 2008です。親しみのあるカベルネの香り、味わいも程良い重さで肉料理を受け止めてくれます。

リストには沢山のボルドーとブルゴーニュが揃っており、もう少し人数があれば色々試してみたい感じです。
また、事前にお願いすれば持ち込みもできるようです。

お料理がしっかりと頂ける点でも非常に貴重なワインバーだと思います。

  • (説明なし)
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6位

並木藪蕎麦 (浅草(東武・都営・メトロ)、田原町、浅草(つくばEXP) / そば)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥3,000~¥3,999

2012/02訪問 2012/02/20

【東京蕎麦巡り第6弾】この季節は鴨南蛮!@並木藪蕎麦

以前より伺いたいと思いながら、新装オープンのための閉店期間などのため伺えずにいましたが、ようやく伺うことができました。

食後は羽田直行の予定であったため、何とか開店と同時に入店したいと思い、浅草に到着したのが10時30分前です。場所を確認し、仲見世をふらっとした後、10時45分頃に行ってみました。既に開店待ちの一組がおられます。そのまま待つこと数分で店内に通されました。一番奥のテーブルに、直ぐに相席のお客さんも入って来られる賑わいです。

菊正宗の樽酒をぬる燗で、つまみに天ぷらをお願いしました。
お酒には味噌が付いてきます。やや硬めに胡麻の練り込まれたお味噌はお酒に良くあいます。

天つゆで頂く芝エビや海苔などはさっくりと揚がっていてとても良いお味です。

お蕎麦は冷たいものか温かいものかを迷いましたが、やはり鴨南蛮は外せないと思いお願いしました。
肉厚でシューシーな鴨肉と大きめのつくねは格別なお味です。熱々の汁にも鴨の味が十分に出ています。
たっぷりの葱も食感が良かったです。
やや細めのお蕎麦は、濃い目の汁と山葵で美味しく頂けました。

蕎麦湯は急須で提供され、さらっとした感じ、蕎麦の風味を楽しめました。

繁盛店にも関わらず、親切で丁寧な接客も素晴らしかったです。
江戸前の伝統のお味を堪能でき幸せな時間でした。
温かい季節に冷たいお蕎麦を頂きに伺いたいです。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
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7位

ラ・ロシェル 福岡 (赤坂、大濠公園 / フレンチ、洋食)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥8,000~¥9,999

2012/09訪問 2012/09/27

明るいグランメゾンでランチを堪能@ラ・ロシェル福岡

言わずと知れたフレンチの鉄人坂井シェフのお店です。以前より伺いたいと思っていましたがなかなか機会がありませんでした。お盆の代休を取ることになりランチでもと考えていた時に10周年のコースがあることを知り予約して伺いました。

店内は明るい雰囲気で思ったより広い感じでした。開店直後にも関わらず既に席はほぼ埋まっています。平日のランチですが予約で満席とのこと、予約しておいて本当に良かったです。

まずグラスシャンパーニュを勧められます。1500円からロゼを含めて3種類あります。白を1杯頂きました。香り高い辛口のブリュットです。

お料理は10周年記念のランチコース5000円(税・サ込)を事前にお願いしていました。

アミューズは洋梨のタルトで、チーズの風味が良く期待の持てるスタートです。

前菜一品目は
天然真鯛の詰物 〜帆立貝の薫製 根セロリのタルタル〜 キャビアとウニのクリームソースを添えて。
薄い大根を短冊状にしたもので包まれていました。したにクリームソース、上にキャビアがのった綺麗な造りです。やや切りにくいですが、鯛と帆立がクリームソースにマッチし、キャビアの塩味がアクセントになっています。

前菜二品目は
ジャガイモのフラン フォアグラのソテーと共に マデラ酒の甘い香り。
ジャガイモの洋風茶碗蒸し仕立てに表面が香ばしくソテーされたフォアグラがのっています。濃厚なマデラソースでこれも美味しい。

魚料理は
カナダ産オマール海老のフリカッセ エスドラゴン風味。
プリプリしたオマール海老とみそのソースが絡みます。付け合わせの野菜や蒸しパンもソースとすごく良くあいます。

肉料理は
仔牛のロースト ザンガラ風。
牛舌などのお肉などを煮込んだブイヨンにマデラ酒のアクセントのあるソースにたくさんの茸が入り、茄子の上に敷かれています。お肉のロースとはその上に積み重なった造りです。味の方向は前菜二品目と似ていますが、好みの感じで、お肉の焼き加減も丁度良く美味しかったです。

デザートはワゴンから好みのものを頂きますが、その前に梨のスープ、葡萄のジュレ、練乳のシャーベットが出されます。
ワゴンからは4種類選べます。ケーキに桃のコンポート、チャイとイチゴのアイスをお願いしました。
どれも程よい甘みで美味しかったですが、特にチャイのアイスが気に入りました。

食後の飲物はハーブティーです。
仄かなピンクのハイビスカスティーはスッキリとしてくれます。

宝石箱のようなゼリーの小菓子も好みで頂けます。写真用に満杯の状態で改めて持ってきて頂きました。わざわざありがとうございました。

ワインはグラスワインのコースが3500円で、白赤を好みの組み合わせと味わいで3杯、デザートワイン付きです。

ブルゴーニュの白赤とサンテミリオンの赤、甘口はイタリアの白とローヌの赤でした。
料理にもあいますし、お値段も良心的な感じです。

料理と料理の間もあまり待たされる事もなく、テンポ良く食事を楽しむことができました。

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8位

手打そば 菊谷 巣鴨本店 (庚申塚、新庚申塚、巣鴨新田 / そば)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥3,000~¥3,999

2012/09訪問 2012/09/25

【東京蕎麦巡り第8弾】美味い酒肴に薫り高い蕎麦@菊谷

東京2日目は決まった用事はなくお昼には以前より伺いたかった蕎麦屋から選ぼうと考え、日曜営業でかつ通し営業のこのお店に伺いました。生憎の悪天候だった影響で巣鴨のとげ抜き地蔵商店街の人出もテレビで見たほどではなく、丁度お昼時でしたが、直ぐに席に着くことができました。

まずお願いしたのは1500円で5酌ほどの日本酒、酒肴の盛り合わせ、せいろの蕎麦屋酒にもってこいの菊酔ひ膳です。
お酒や蕎麦は追加料金で好みのものに変更できます。

お酒は四季桜、初めてのお酒ですがすっきりとした味わい。酒肴の盛り合わせには鯖の燻製、自家製のがり、山葵味噌、昆布の佃煮、チーズのかえし漬けなどでどれもお酒との相性は抜群です。
特に鯖とチーズは好みでした。

国産のワインを置かれており、ワイングラスではなく蕎麦猪口で飲むスタイルです。ココファームの白である農民ドライが猪口ワインでありましたのでお願いしました。あわせて天ぷら盛り合わせも注文。
農民ドライは以前より気になっていた国産白ワインです。シャルドネにリーズリングなどがブレンドされているようです。リースリングのきりっとした感じが冴えて美味しかったです。
天ぷらは汁と塩がついてきます。揚げ加減もよくワインを楽しめました。

蕎麦ですが、上物の吟せいろをお願いしたところ、ご主人よりこの日は2種類あり追加料金で小盛り2枚も可能との嬉しい提案です。
新潟産と茨城産の蕎麦粉使用とのことです。いずれも薫り高い風味抜群のお蕎麦でした。後から頂いた十割は喉越しといいたまりません。

汁も塩気が強くなく、九州人でもとても美味しく頂けるお味でした。

蕎麦湯は透明系であっさりと風味を楽しめました。

雨をおして伺いましたが、その甲斐あってとても美味しい酒肴と蕎麦を楽しませて頂きました。

  • (説明なし)
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9位

ワインズパトリー (三宮(神戸市営)、三ノ宮(JR)、神戸三宮(阪急) / ワインバー)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2012/10訪問 2012/10/12

グラスでグランクリュを@パトリー

新幹線内で夕食は済ましていましたが、予定より早い列車だったのでホテルにチェックイン後、三宮へ向い評判のこのお店に伺いました。飲み屋街の路地を進み、たくさんのボトルが目印です。
流石に平日の10時ぐらいとあってカウンターを確保することができました。
ソムリエ二人で切り盛りされているようです。

『お飲み物は、シャンパン、白ワイン、赤ワインです。どれにされますが?』
通常はグラスで頂けないようなワインが頂けるとのことで期待一杯です。
今回は頂きませんでしたが、シャンパーニュにはジャックセロスもグラスで出されているとのことでした。

白ワインをお願いしました。ブルゴーニュやロワールなどの選択肢から
オリヴィエ・メーランのPOUILLY FUISSE (以下に続くテロワールは失念) 2007を頂きました。
やや濃い色で熟成感のある白で美味しい。

おつまみにはキッシュをお願いしました。

次は赤ワインです。イタリア、ボルドー右岸のメルロ、お値段は張りますが、ブルゴーニュのグランクリュです。
3000円台のグラスでしたが、せっかくですので PIERRE DAMOY "La Cabane" Chambertin Clos de Beze Grund cru 2008
日本へは正規で輸入されていない希少品で、2008年と2009年に限定で作られたお酒だそうです。
若いブリュゴーニュのわりに酸味もまろやかで、何とも言えない甘みがありました。素晴らしいの一言です。

やっぱりボルドーも頂きたくなり、Chateau Martet Reserve de la Famille 2009
エチケットにブドウ種や収穫日などの記録があります。
若いワインですがとにかく口当たりのよいメルロでした。

赤ワインのおつまみには牛の胃袋の煮込みを頂きました。リゾットと一緒の胃袋は歯ごたえも良く美味しかったです。

その他日本人の作り手の新しいワインを味見させて頂きました。

ワインをサーブする所作や温度にもこだわりが感じられ、非常に良い体験ができました。
神戸に行く際には是非再訪したいお店です。

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10位

リストランテ ダ トシユキ (糀谷、大鳥居 / イタリアン)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2012/04訪問 2012/05/01

優しい味付けのイタリアン@リストランテ ダ トシユキ

以前よりこのサイトで目にして是非伺いたいと思っていたお店です。1ヶ月前に東京出張が決まり、妻も同行する計画だったため、予約して伺いました。
当日は近くまでタクシーでしたが、商店街の一角にあるお洒落な建物です(近くに雰囲気とは一線を画します)。扉には『本日は予約で満席です』との張り紙があります。予約大正解です!!
事前に4800円のコースをお願いしていたため、パスタとメイン、デザートをリストから選びます。

この日のパスタから、厚岸 春かきのオリーブオイルスパゲティと駿河湾 生桜えびのオリーブオイルスパゲティを選択、メインは霜降り豚ロースと和牛ランプのグリルをお願いしました。

アミューズとしてはコロッケとメンチカツです。コロッケは甘いのあるポテトのコロッケでサクッと揚がっています。メンチカツも少し赤味の残る揚げ具合でとても美味しい。

前菜は、バーニャガウダと6種類の料理の盛り合わせです。鯖のマリネは脂がのっています。レバーの燻製は臭みが少なく、食べやすいです。テリーヌも程良い味付けです。バーニャガウダのソースはニンニクとアンチョビでパンを付けてもとても美味しく、野菜の味も引き立てます。

パスタではそれぞれ、春かきはクリーミーで、桜えびもたっぷりです。いずれもオリーブオイルで素材の味を生かす控えめな味付けでとても美味しいです。パスタの茹で加減も良かったです。この時点でお腹は結構満たされます。

メインの肉料理もいずれも、塩加減も良く火の通り加減も丁度良い仕上がりでした。柔らかく美味しく頂けました。ボリューム的にはやや苦しかったです。

デザートはアールグレイのプリントティラミスをひとつずつお願いしました。
いずれも美味しく頂けました。エスプレッソですっきり終了でした。

ネットによると女性のシェフが作られているとのことで、素材の味を生かす繊細な味付けに女性らしい印象が残りました。

ワインはグラスでお願いしました。この日のお気に入りはa-iuto! NVでした。バルーベラ種で作られたビエモンテワインでした。葡萄が不作の2005年に本来作っているワインをあえてヴィンテージを付けず、安価に売り出しものらしいです。意味も『助けて!』らしいです。鰹だしみたいなうま味がひろがるの美味しいワインでした。

4人テーブルを2人で使っており、ゆったりとした空間で美味しい料理を楽しめました。
CPも非常に高く、近くであれば頻繁に伺いたいお店でした。


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