レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
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1位
1回
2013/07訪問 2013/07/25
【東京フレンチ第3弾 】分子ガストロノミーとワインのマリアージュ@L`Effervescence
今年の夏休みは甲州ワイナリー巡りと決まり、その前に東京での用事がありました。なかなか伺えないフレンチのお店のランチを探していたところ、マイレビューアー数人が絶讃されているこのお店が目に止まりました。素材の特性を科学的に活かして調理する分子ガストロノミーのお店で東京でもトップクラスの評価でした。幸いネット予約で土曜日のランチが予約できました。数日後には満席になっており、人気の程が窺えます。
当日はとても暑い日で、大きな荷物もありタクシーで向かいました。外まで丁寧にお出迎え頂きました。
事前のウエブ情報で、メニューをチェックして、最初は4800円の二つのコースから選ぼうと考えましたが、この季節の鮎料理の記事に惹かれ、奮発して7500円の『おでかけ』に決めました。
ブランドブランのシャンパーニュで喉を潤し、コースをお願いしました。
コースの内容は以下の通りです。
おでかけ
本鮪、雲丹、紅芯大根、日向夏、シェリー酒を2口で
美しい夏の風景〜2013
生き生きと焼いた鮎とその澄んだジュと、自家製うるかのガストリックと山山椒のオイル、マンゴー、ラディッシュ、パンプルネル
定点〜
丸ごと火入れした蕪とイタリアンパセリのエミュルション、バスク黒豚のシャンボンセック&ブリオッシュ
雨の滴のように〜
フォアグラのナチュラル、加賀大胡瓜とメロン、茗荷、レーズンのチャツネと丁字、金蓮花の葉と花
大地の味、大地の香り〜
岩手短角牛ロース肉の炭火ロティとバジルのエミュルション、賀茂茄子、ジロールダ茸、スベリユヒ、黒オリーブ、夏トリュフ
ビングチェリーの赤ワインマリネとトンカ豆のムース、コーヒーのアイスクリーム&ピスタチオのブリニ、オレンジのクリームを纏って
おしゃべりのひととき
アミューズは綺麗な3層で、泡の中に鮪や雲丹が入ったものとシェリーのシャーベットです。口当たり良く食欲をそそられます。これからのコースが楽しみになり一気にテンションが上がります。シャンパーニュにあわせ美味しかったです。
ここからは 、一皿ごとに少量のワインをおすすめでお願いしました。
コースを選ぶきっかけになる鮎ですが、その前にガラス製をお猪口を選んで鮎のブイヨンを頂きました。3日間かかるとのこと、灰汁が出るまで煮込んだスープを濾さずに凍らし、冷蔵庫でゆっくり解凍する時の融点の違いを利用して透明なスープを抽出するとのことです。しっかりとした鮎の出汁が感じられますが、川魚のくさみがありません。鮎は骨のついた側が香ばしく焼かれ、うるかで味付けされており、半身はしっとりと優しく仕上がっていました。山椒の効いたマンゴーピリリと刺激的です。いずれの焼き具合も火加減が絶妙です。また、ここで出して頂いたワインにも驚きました。うるかのくさみに合わせ、赤ワインでした。山梨・津金のBEAU PAYSAGE la montagne メルロー100%です。ミントやい草のような鼻に抜ける刺激的な香りのワインで鮎との素晴らしいマリアージュです。このお皿の最後は、ブイヨンを頂いたお猪口に少量の日本酒を頂き、山椒の辛味を洗い流し、日本の味わいに一区切りをつけます。
丸ごと火入れの蕪は、開店以来の定番とのことです。じっくりと火の入った蕪は素晴らしい歯応えです。パセリのアクセントが効いています。黒豚の塩気が程よく本当に美味しいです。季節ごとに組み合わされる食材が違うとのことで、違う組み合わせも是非頂きたいと思いました。これには2種類の白で熟成して濃い色になったものとフレッシュな透明なものの組み合わせです。どっしりとした旨味があります。
フォアグラは低温で火入れのされており、しっとりとクリーミーです。メロンや胡瓜の緑が映え見た目にも夏を感じる一品です。爽やかに頂きました。これには赤と白の2種類です。赤はロワールの日本女性が造るカベルネフラン、白はアルザス・マルクテンペのピノブランでした。この赤ワインもミントの感じが効いたワインでした。マルクテンペは我が家ではお気に入りの造り手です。程良い甘みでフォアグラとの相性はとっても良かったです。ソムリエが言われるには、ソーテルヌの貴腐とフォアグラの相性はもちろん良いが、手を掛けたここのお料理には甘みの少ない味わいの深いワインをあわせるのがシェフの考えとのことです。しっかり堪能させて頂きました。
メインのロースのロティは、香ばしく絶妙な火の通りで、久しぶりに本当に素晴らしい肉料理を頂いたという印象です。黒オリーブやトリュフの香りも最高です。事前にメイン用のナイフは選ばせてもらえます。ワインはブルゴーニュの村違いで3種です。ドメーヌ・ドルーアン・ラローズ Chapelle Chambertin Grand Cru 2007をはじめ、シャンボールニュジニーなどの1er以上のものでした。特にChapelle Chambertinは程良い飲み頃で美味しかったです。2006年の他の村名も時間をおくと開いて爽やかな酸味が良かったと思います。
デザートの前にチーズをすすめられ、お腹にも余裕があったため一人分を分けてもらいました。これにはシャンパーニュ地方の白ワインです。シャンパーニュになる前の酵母の香りがしっかりするものでした。ブルーチーズやウオッシュタイプにもあう、しっかりしたものでこれも素晴らしい組み合わせでした。
デザートは真ん中から割るとチェリーやピスタチオのブリニがごろっと出てきます。甘酸っぱいチェリーやコーヒーの風味がこれも素晴らしいお味です。
爽やかなハーブティーとお茶菓子です。チュッパチャプスの中には昔懐かしいプチプチが詰まっています。その他も美味しいお菓子でした。
とにかく視覚からはいる感じと、理論的に計算され構築された料理法が演出する味わいの一連の流れは最初から最後までインパクトがあり本当に楽しめました。何よりも一皿ごとに合わせてもらったワインとのマリアージュは感動の一言で、担当のソムリエさんには大感謝です。今回はワインだけで1人10000円超なりましたが、内容と満足度を考えれば納得です。
最後は、丁寧にお見送り頂き、大満足のなかお店を後にしました。
なかなか伺えるお店ではありませんが、違う季節に是非伺いたいと思いました。
2位
1回
2016/11訪問 2017/01/01
めったにない大阪出張。まずは立ち飲みで串揚げを堪能しました。
やっぱりワインも頂きたいと思い、北新地でこのサイトを見て、伺いました。
団体さんで埋まっていましたが、空き時間を丁寧にお教えて頂き、一休みして再度伺いました。
マスターの物腰、電話での応対はとても丁寧で素晴らしい接客です。
席に着くとどんな感じのワインが好みかを尋ねられます。他の方のレビューにもあるようにその好みに合わせてグラスワインを勧めて頂けます。
はじめは軽めの赤をお願いし、ブルゴーニュにしました。
ダニエル・リオンのボーヌ・ロマネ村名ワインです。
ピノにしては濃いめ味わいですが、口当たり良く香りも華やかでした。
続いては濃いめの果実味豊かなものをお願いしました。
カオールのマルベック100%のドメーヌ・フルニエ。
黒ワインというだけあって、非常に濃い色合い。
果実味は豊かで甘みもあります。タンニンはきつくなくまろやかでこれも美味しい。
3杯目はカベルネをお願いし、南オーストラリアのPirramimma社カベルネ・ソーヴィニオンです。
これもなかなかの濃い色合いでした。
焼き樽のスモーキな感じと長い余韻で味わいが舌に残ります。
お料理もいろいろあるようでしたが、既に揚げ物をたっぷり頂いていたので、チーズを勧めて頂きました。
これもハードとウォッシュが好みと伝えると、それぞれ2種類を選んで出してもらいました。
味わい深い素晴らしいチーズです。
パンと合わせて素晴らしいワインとのマリアージュでした。
ワインがサーブされるグラスが、口当たりのよい良いもので、マスターの接客やお店の雰囲気とあわせ幸せになりました。
次は料理も一緒にワインを頂きに伺いたいお店です。
3位
1回
2013/11訪問 2013/11/10
日本のジビエ・ワインを楽しむ@La Boucherie du Buppa
秋はジビエの季節です。以前よりBMしていて、伺いたいと思っていたこのお店についに訪問です。先月この東京行きが決まり、今回は二人で出掛けることを決め早速電話で予約しました。電話の受け答えも好印象です。
当日は中目黒駅の脇道を進み、鹿の頭あるビルの地下にお店はあります。
土曜日の20時頃、店内はほぼ満席状態で香ばしい炭火の煙が漂い期待に胸を膨らませます。
まずは飲み物を。このお店は日本のワインの品揃えが良いことはわかっていてネットでリストはチェック済みでした。以前より飲みたいと思っていた北海道余市のドメーヌ・タカヒコ キュミュラ ピノノワール2011をお願いしました。なかなか手に入らないワインで、お値段も9000円程と高価ですが、小売価を考慮するとまずまず良心的設定と思います。
まだ若く、開けたては酸味が際立ちますが、徐々に開いて飲みやすくなります。日本の美味しいワインでによくある紫蘇のような風味があります。無ろ過で濁りがありますが、美しいピノの色合いで、透明感のある味わいです。期待していたお味でした。
料理を選ぶ際は丁寧に相談にのって頂けます。メインのお肉の組み合わせ、その他のサイドの分量まで詳しく説明してもらいました。メインに雉と本州鹿を選びました。本州鹿は蝦夷鹿よりあっさりとした味わいとのことです。
野菜料理は評判のバーニャガウダ、前菜としてハムやリエットの盛り合わせをお願いしました。
アミューズとして、ジビエのミンチソースのチーズ焼きがバケットとともに出されます。最初はややクセを感じますが、肉の味わいが楽しめる逸品です。
バーニャガウダソースはアンチョビは使っていないとの説明です。野菜は色とりどりで、非常に綺麗な盛り合わせです。流石に評判のだけあってとても美味しかったです。
盛り合わせの猪のリエットや生ハムはどれも美味しく、ワインがすすみます。
いよいよメインの登場です。
雉はとても淡白で、ささ身のフワフワ感が素晴らしい。胸肉もとてもジューシーです。塩加減も素晴らしく、炭火の香ばしさも引き立ちます。
本州鹿は説明通り、とってもあっさりとしており、臭みを全く感じません。中は赤みが残り、とても柔らかいです。チャラメルのようなソースとの相性も抜群でした。ワインとの相性ももちろん素晴らしいものでした。
美味しく頂けたワインのエチケットは持ち帰り用にプレスして頂き、最後までとても楽しむことができました。
デザートも評判のようですが、ピノノワール味わいを残してこの日はお店をあとにしました。
4位
1回
2013/02訪問 2013/02/04
2013年2月
今回も土曜日の会合の後に飛び込みで伺いました。
マスターがされているカルチャースクールでのワイン教室の生徒さんたちで賑わっていました。
その他の席も予約で埋まっています。
空腹もあり、今回は2500円のコースをお願いしました。
ワインはシャルドネからスタート。
コースはリエットやカルパッチョなどの定番。
今回のカルパッチョはフランスの郷土料理仕立て(名前を忘れました)。
いずれも白ワインにあいます。
いつもは天ぷらをお伴に白ワインが多いのですが、今回はシャンポール・ミュジニーの村名のブルゴーニュとスペインのテンプラニーニュと赤も2杯頂きました。
2007年のブルゴーニュは若いですが、すでに落ち着いた感じで酸味の少なく飲みやすかった。
テンプラニーニュは樽熟成の旨みがありました。
茗荷、ツボミナ、ハナッコリーなどの野菜は赤ワイン塩でさっぱりと頂きます。
しっかり味のついた里芋、白トリュフ塩で頂く海老や豚と大葉のはさみ揚げは赤ワインでも良い感じです。
ひょうたんのお漬物と天茶でコースは終了です。久しぶりにコースを頂きましたが、食事としての満足度も高いと再認識しました。
最後に頂いた微発砲の白も初めての味わいでした。
いつもながらのマスターとのワイン談義も良い勉強で大満足な時間でした。
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2012年12月
土曜日の会合の後、開店時間に合わせ飛び込みでひとりで伺いました。
はじめは、グラスシャンパーニュです。今回は銘柄は忘れましたが、ブランド・ブランでほのかな甘みでした。
アボカドとモッツァレラの生ハム巻、クリーミーな味わいと程よい塩加減で良いおつまみです。
天ぷらは、茄子、茗荷、カリフラワーをお願いしました。
茄子は赤ワインと味噌を混ぜた田楽仕立てです。ワインがアクセントでとても美味しい。
茗荷はいつもの赤ワイン塩で頂きます。
カリフラワーはチーズと塩で味が付けてあり、マイルドになっています。これも初めての味わいでした。
白ワインは、ルネ・フライト=エシャール(たぶん)のミュスカ(マスカット)とゲヴェルツトラミネールを飲み比べです。
マスカットはいわゆる白ブドウでサッパリとしていますが、飲み比べると負けてしまいます。
ゲヴェルツはアルザスで好きな品種で、やや黄色がかって粘性も高いです。はじめは甘みを感じます。香りも豊かです。
仕上げはヴェルジュのブルゴーニュ・ブラン多くがモンラッシュのブドウのようです。
すっきりとした仕上がりです。
食べる方もかき揚丼を頂き、満腹になりました。
今回もワインの話をしながらの楽しい時間でした。
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2012年8月
盆前にひとりで伺いました。今回は飛び込みでしたが、空いています。オリンピックと重なっていて、お客さんは少ないとのことです。
今回はもう一軒お酒を頂く予定があったので、ワインは控えめにしました。
白ワインを2杯頂きました。実は最後に頂いたマールの印象が強く、詳しい銘柄までは覚えていません。
白は、ソーヴィニヨンブランより甘みを感じましたが、お話を伺うと、これは酸味が少ないからとのこと。果実味があって美味しかったです。
食事は、サーモンのカルパッチョをハーフでお願いしました。
サーモンは厚みがあって美味しい。
天ぷらは、椎茸、豚肉大葉のはさみ揚げ、里芋などの定番に加え、甘長ししとうを頂きました。
肉厚で、辛味の少ないししとうはピーマンを頂くような感じで、甘みがあり美味しかったです。
いつもながら、赤ワイン塩とトリュフ塩で頂く天ぷらは、白ワインとの相性がバッチリです。
食後酒に、ロマネコンティーのDRC社のマール・デ・ブルゴーニュを頂きました。DRC社のワインの絞りかすから作るブランディーです(ロマネコンティーもふくまれているとかいないとか・・・)。ワインは非常に高価で手が届きません。マールも高価ですが、少量をグラスで頂くことができました。
1981年に蒸留され、1999年にビン詰めされたものです。ブランディーはビン詰めした時に、完成するのでビンの中では基本的に熟成されないそうです。
アルコール度数が高いのですが、その刺激をほとんど感じません。はじめは干しブドウのような香りですが、時間がたつにつれて徐々に開き、甘いお菓子のような感じに変化していきました。味もとてもまろやかです。
ワインの話をゆっくりとしながらいつもながら楽しい時間を過ごすことができました。
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2012年4月
夫婦で初めて伺いました。今回は2500円のコースを頂きました。
構成は以下の通りでした
・自家製リエットと生ハム
・カンパチのカルパッチョ
・天ぷら
つぼみな
ハナッコリー
かぼちゃ
海老
豚肉と大葉のはさみ揚げ
・天茶
前半は赤ワイン塩、後半は白トリュフ塩で頂きました。いつもながら美味しかったです。
天茶にはひょうたんの漬物がついています。
コースで頂くとかなりのボリュームでおなかいっぱいです。
今回はブルゴーニュの白(モンラッシュのぶどうが60%使われているそうです)、アルザスのリースニング、チリのソーヴィニヨンブランの白3杯と赤1杯を頂きました。
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2012年2月
同僚と再訪しました。
今回もアラカルトで頂きました。
前回同様シャンパーニュでスタートです。綺麗な泡の出るグラスで目も楽しめます。
天ぷらの前に自家製リエット、カンパチのカルパッチョと生ハムを頂きました。
リエットはクリーミーで塩加減も美味しかったです。
カルパッチョや生ハムも中々良いお味です。
天ぷらを前に白をボトルでお願いしました。前回気に入ったロワールのDomaine du Haut Perronのソーヴィニオン・ブラン2010年です。すっきりとした味わいで他のメンバーも気に入ってくれたようです。
天ぷらは、アボカド、ごぼう、茗荷、はなっこりーと海老を頂きました。
どれも表面はサクッとしていて、良い揚げ加減でやはり美味しかったです。
ボトルの後は各人がグラスをということで、スペインのMartin Codax 2010です。すごくフルーティでわずかな甘みが楽しめました。
ワインはお手頃ですが、いずれも良いお味のものが揃っています。
次はコースも頂いてみたいですね。
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2012年1月
以前よりこのサイトや同僚のFacebookで気になっていたお店です。
ヒルトンシーホークでの用事の後丁度良いので電話してみたところ席の空きがあり伺いました。
お店は古い2階建てのアパート?を改装した飲食店の並びの一番奥まったところです。入口にはメニューの掲示はなく、少しわかりにくいですが、聞けばサイトを見たり、口コミで知ったお客さんが殆どとのことです(実際僕もそうです)。
『天ぷらとワインの組み合わせ珍しいですね』との問いには『最近は天ぷら屋さんではワインはありますよ』と。『確かにー』、『でもそれをメインでやっているのはうちぐらいですね』、ここでは数種類のグラスワインを楽しめるのが良いですね。
天ぷらには渋みのある赤より白や泡がマッチするとのことでこの日は白系統で頂くことにしました。
グラスで頂けるのはシャンパーニュ1種類、赤白それぞれ3種類ずつです。
爽やかに泡でスタート。
天ぷらの単品メニューは野菜中心で、200円と300円です。かき揚げは400円、+300円で丼・天茶にできます。
野菜は以下を頂きました。
つぼみな:菜の花の仲間?すっきりとした春の感じ?
ごぼう:さっくりと歯ごたえが良い
里芋:天ぷらでは初めて、ほくほくです。これは美味しい!
アボカド:これも天ぷらでは初めて、柔らかくクリーミーになってます
椎茸:肉厚のどんこです。美味しいです。
大根:バジルチーズのはさみ揚げで、トリュフ塩にあいます。
里芋には味が付いていてそのまま頂きますが、それ以外は2種類の塩で頂きます。赤い塩は赤ワインと煮詰めた塩で、わずかに風味があります。白い塩はトリュフ塩でスパイシーな風味で美味しい。
途中で箸休めにカルパッチョを頂くことに、量を伺うとハーフでも可能とのことでお願いしました。地物の蛸で、歯ごたえも良く美味しかったです。
グラスの白ワインは、ロワール、アルザスとブルゴーニュです。
ロワールのソーヴィニオン・ブランからスタート、すっきりの中にしっかりとした感じでなかなか。
アルザスとブルゴーニュも飲みやすい感じでしたが、ロワールが気に入って最後に2杯目を頂きました。
〆に、海老・人参・玉葱のかき揚げ丼です。これが予想以上にボリューミーで満腹になりました。
さっくりとした揚げたての天ぷらと白ワインは思った以上にマッチして美味しかったです。
グラスも計5杯頂き、6500円もCPも良いと思います。
5位
1回
2013/08訪問 2013/11/27
2013年8月
このお店ではいつも希少な自然派ワインを頂いています。
前回はアルザスのMarc Tempe Sans Soufre Pinot Noir Kei 2009 - 敬 -でした。
今回は先日の山梨旅行の前に東京で頂いた山梨・津金で岡村さんが作られるBeau Paysageのメルローとの再会です。
あれからWebをはじめ時々探していますが見つかりません。
同じものではありませんが、メルロー100%のBeau Paysage TSUGANE-bleu 2010です。
リストから見つけ、尋ねると最後の1本で最近入荷した新ヴィンテージより落ち着いているとのことです。早速お願いしました。
色は透明感のあるビロードで、メルローにしてはやや薄めの印象です。紫蘇のようなほっとする香りがします。先月頂いたワインと共通する部分です。やっぱり美味しい。この再会に幸運を感じました。
お料理はイサキのカルパッチョ、バーニャガウダ、丸茄子とトマトのパスタに、先日から気になっていたラムのグリルです。ニュージーランドのラムのラックのロースト記事をFacebookで見ていたのですが、これは既に完売で黒板にリストアップされていませんでした。しかし、オーストラリアのラムの違う部分(場所は忘れてしまいました。)が用意できるとのことです。すかさずお願いしました。
お魚はいつものようにたくさんの野菜で盛られており、さっぱりと美味しかったです。
バーニャガウダは野菜もソースもたっぷりです。よそではソースが足りないことが多いですが、ここでは十分頂けます。塩加減などが流石です。
ラムのローストは、臭みが全くなく、とても軟らかいお肉です。これほどの臭みのなさは初めてかもしれません。火の通りや塩加減も抜群でした。ワインとの相性も最高でした。
最後にパスタを頂き、大満足です。
お気に入りのワインとの出会いはいつもながら嬉しいものです。
9月にベイサイドで行われ、山下さんも参加される自然派ワインのイベントも楽しみです。
https://www.facebook.com/NaturalVinquethakata
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2012年11月
Facebookのお店のページで蝦夷鹿のローストが紹介されており、気になっていました。
急に食事に行けそうになったので前日に電話、幸運に席を確保できました。
スパークリングは既に頂いて伺ったので、赤のボトルから選ぶことにしました。
前回頂いたアルザスのピノ
Marc Tempe Sans Soufre Pinot Noir Kei 2009 - 敬 -
がまだリストにあります。このお店の割り当ては2本だったはず・・・
最後の1本お願いしました。
早速一口、『うーん旨い』、確かに夏を思い出すお味です。また頂けるとは思いませんでした。
お料理は、もちろん蝦夷鹿のロースト、定番のフォアグラ入りハンバーグ、鰆のマリネ、温野菜のアンチョビソースをお願いしました。
蝦夷鹿は、脂身のすくないさっぱりとしたお肉ですが、肉質は柔らかく優しいピノのお供に良かったです。
鰆のマリネは、肉厚な身にトマトのジュレがかかっていて、これもさっぱりとしたお味です。
今回は赤ワインでも美味しく頂けました。
気に入ったワインとの再会は最高でした。
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2012年7月
博多祇園山笠のフィナーレ追い山が終了し、福岡に本格的夏がやって来ました。
追い山は早朝に始まるため前日から街に出て待つことにしました。5月に伺いお気に入りになったこのお店を選び今回は事前に予約をして伺いました。
ゆったり1本ボトルで頂くつもりでリストから選びました。今回はやや軽めにピノ・ノワールから物色し、見付けたのがこの1本です。
Marc Tempe Sans Soufre Pinot Noir Kei 2009 - 敬 -
前回の訪問で頂いたアルザスのマルクテンペの赤です。基本的には白のドメーヌで、赤は特別な時にしか造らないらしいです。2009年は葡萄の出来よく、久しぶりに赤を醸造し友人の日本人の方の名前から『敬』の1字を名付けたとのことです。亜硫酸も無添加のまさに自然派ワインです。
香りはやはりブルゴーニュの良いもの程はありませんが、タンニンはとても優しく、果実味にあふれて、非常に美味しいピノでした。
とても稀少なワインで、このお店にも2本しか割り当てがなかったそうです。確かに帰ってネットで調べても在庫がありません。
時間をおいても甘みが程よく、頂けてラッキーだったと思えるワインでした。
料理は定番のマッシュルールのグツグツに加え、鴨の燻製のサラダ、野菜のアンチョビスープ、オマール海老のロースト、自家製ソーセージを頂きました。
鴨の燻製、野菜のアンチョビスープは色とりどりの野菜は見た目も良かったです。アンチョビスープは鰹出汁のような魚の旨味も美味しい。
オマール海老はハーフでお願いしました。プリッとした食感と味噌のソースが最高で、赤ワインともマッチです。
自家製ソーセージはプリッとした食感が素晴らしく、最近頂いたソーセージでは一番の美味しさでした。
カウンターに並んでいたブランデーから目に付いたシャトー・ド・ラ・ヴェルのフィーネを頂きました。ブルゴーニュのお気に入りのワインであるダルヴィオ家のワインから造るブランデーで、25年以上前のものです。
蒸留酒だけど葡萄の香りが凝縮されていて、味わいも干し葡萄のような感じです。最高の食後酒になりました。
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2012年5月
以前よりかなり気になっていたお店です。事前に予約していませんでしたが、天神で夕食を摂ることになり、ダメもとで当日電話してみました。2人ならOKとのうれしい返事です。早速伺いました。場所は春吉のやや奥の方で天神の中心部よりは離れた場所です。
入店時には1組しかいらっしゃらなかったお客さんが、次々に来られ直ぐに満席となり、かなりの賑わいです。予約必須ですね!
ワインを楽しみながら会話が弾む、とても良い雰囲気です。
フランスのを中心に多数の自然派ワインの品揃えがあります。ボトルのリストはエチケットの写真入りのアルバム形式で、赤白それぞれが別にあります。グラスワインも白4種類に赤5-6種類と選択肢はまずまずです。初めてなのでグラスを色々頂くことにしました。
まずは白ワインです。最初はアルザスを2種類、マルク・テンペのゲヴェルツトラミネール『ライムスベルク』 2000とボット・ゲイルのリースリング『レ・ゼレマン』2009です。ゲヴェルツトラミネール種のワインは初めてですが、やや濃い色合いで、ほのかな甘みがありました。妻はとても気に入ったようです。リーズリングはミネラル感たっぷりです。
お通しはポテトサラダでした。
料理はコースではなく、アラカルトにしました
前菜にはアスパラガスとフルーツトマトのサラダをお願いしました。甘みのあるトマトと太いしっかりしたアスパラはさっぱりとしたドレッシングで美味しく仕上がっています。
魚料理は真鯛のブイヤベース仕立てにしました。肉厚の鯛は火の通り加減、塩加減と丁度良く白ワインとマッチします。スープもとれも美味しい。
ここでオーストリアのシュタット・クレムスのグリューナー・ヴェルトリーナー『レステラッセン』2010を追加し、ゲヴェルツトラミネールをおかわりしました。オーストリアのワインも初めてでしたが透明感がありました。
今回の白ではマルク・テンペが一番良い印象です。
マッシュルームのぐつぐつは、沢山のマッシュルームがぐつぐつのオイルの中に浸かって出されます。熱々で良いお味です。オイルはバケットに付けて2度楽しめます。
お肉料理はおすすめのフォワグラ入りハンバーグを頂きました。表面はカリッと中はトロッとです。うま味が凝縮されています。
赤ワインは南仏のクロ・マリ コトー・デュ・ラングドック ピク・サン・ルー『ロリヴェット』2008とアルロー ブルゴーニュ・ルージュ『ロンスヴィ』をお願いしました。ロリヴェットはグルナッシュとシラーのスパイスのきいた重厚なお味、ロンスヴィは華やかでやや軽めでいずれも美味しかったです。
ワインの注文のタイミングも良く、お酒のサーブも早いところがとても良いです。また、ワインのお値段もネット価格と比較しても良心的で、グラスでも良いものを出されていると感じました。
お料理もとても美味しく、とても気に入りました。是非また伺いたいです。
6位
1回
2012/12訪問 2012/12/30
2012年12月
2月に伺い大層気に入ったので再訪したいと思っていました。年末にやっと伺えました。
今回は夫婦でスタートし、途中から妻の友達が参加です。
グラスシャンパーニュを頂き、前菜2品、メイン2品のプリフィックスではじめです。
1品目はヒラスズキのスライスをロール状にしてたっぷりの野菜でサラダ仕立てにしウニが添えられています。
脂ののった身にウニのアクセントがきいています。色とりどりの野菜も見た目、食感ともに楽しめます。
2品目は牡蠣をペースト状にし、海老と共にシュークリーム仕立てです。
これも沢山の野菜と一緒です。牡蠣の旨味がたっぷりでとても美味しかったです。
メインはやはりお肉を2品、鴨胸肉のローストとイベリコ豚のローストです。
鴨は蜂蜜でやや甘めの仕上がりとても美味しい。
イベリコもあっさりとした脂身が絶妙な焼き加減で良かったです。
途中で人数が増えたため鰆の料理を追加しました。この時点でかなりワインを頂いており、細かくは覚えていません。
今回はちょっと上等な赤ワインを2本頂きました。
1本目はブルゴーニュのドメーヌ・グロ・フレール・エ・スール・ヴォーヌロマネ 2008
花のような香りのブルゴーニュをという妻のリクエストにソムリエに選んで頂きました。
2008年はブルゴーニュはそれ程強い年でなく、すでに飲み頃とのこと。
美しい薄めの色合いで、苺の香りです。とてもフレッシュな感じです。
酸味も少なく、鴨肉との相性ばっちりでした。
2本目はボルドーのシャトー・ラグランジュ 2004
サントリーが所有するでメドックの格付けワイン。
こちらはうってかわって濃い色合いです。渋みも適度にあります。
しっかりとした味付けのイベリコにとても良くあいました。
ボトルワインのお値段もとても良心的な設定です。
やはり素晴らしいお店です。
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2012年2月
フランスワインが豊富でお料理も美味しそうなお店で以前から気になっていたお店です。今回、妻の誕生日の食事に伺いました。
料理は二人で取り分けるのが丁度良い量で、前菜とメインの皿数で料金が決まるプリフィックスとデセール・カフェまでついたお任せメニューがあります。今回は前菜3品とメイン2品で6800円のプリフィックスをお願いしました。
前菜としては、焼き鯖とからすみをサラダ仕立てにしたもの、鱈の白子とオマールをシュー皮にはさんだものとパテ・ド・カンパーニュです。
焼き鯖は丁度良い火の通りで、からすみの香ばしさも加わり、白ワインと良い相性です。
白子とオマールはとてもクリーミーでこれも美味しい。
パテは、フォアグラ入りでしっとりとしたお肉と塩加減が良かったです。
いずれも綺麗に野菜の付け合わせで盛りつけられていて見た目にも楽しいお料理でした。
メインの2品は、肉料理にしました。子羊のロティと鴨胸肉のグリエです。
子羊は綺麗なピンク色の焼き加減、程良い歯ごたえです。リブの部分にはマスタードが付いていて焼き目と一緒に楽しめます。
鴨は甘酸っぱい(フランボワーズだったかな?)のソースでした。ソースをたっぷりつけて臭みの感じさせない仕上がりです。
いずれも赤ワインとマッチしてとても美味しかったです。これらも野菜の付け合わせの盛りつけが綺麗です。また、お肉料理のボリュームはかなりあり、お腹いっぱいになりました。
グラスワインは、シャンパーニュに白2種類、赤3種類にデザートワインがあるようです。
白はブルゴーニュSaint-Aubin En Remilly 2008を頂きました。フルーティでしっかりとした味ですが、爽やかでスルスル入ります。思わずお変わりを頂きました。
赤はブルゴーニュとボルドー両方ありましたが、今回は飲み慣れたボルドーにしました。
Chateau Chasse-Spleen 2008です。親しみのあるカベルネの香り、味わいも程良い重さで肉料理を受け止めてくれます。
リストには沢山のボルドーとブルゴーニュが揃っており、もう少し人数があれば色々試してみたい感じです。
また、事前にお願いすれば持ち込みもできるようです。
お料理がしっかりと頂ける点でも非常に貴重なワインバーだと思います。
7位
1回
2013/02訪問 2013/02/13
以前より伺いたいと思っていたお店にようやく伺うことができました。
夜は8500円、10000円、12000円のおまかせから選ぶようです。
はじめなので10000円のおまかせを事前にお願いしておりました。
電話の応対、入店時のご主人のご挨拶と非常に丁寧です。
こだわりの日本酒が、リストアップされワインは別にリストがあるようです。
この日は日本酒と決めていましたが、ワイン好きとしてはぜひリストを拝見と思っていたのに見せて頂くのを忘れてしまいました。次回の楽しみにとっておこうと思います。
まずは冷で八海山と妻が勝駒をお願いしました。フルートグラスでの提供です。
量もおおめで、お洒落に香りを楽しめ嬉しいスタートです。
お料理はツブ貝のお浸しからはじまります。塩分は少なめで出汁がきいていて、食感も楽しめます。
二品目までは貝が続き、タイラギです。貝柱は軽くあぶってあり、ポン酢とよく合います。こちらは歯ごたえが楽しめます。
トラフグはコリッとした皮と一緒に頂きました。この季節ならではで美味しい。
ミンククジラのウネは臭みがなく、とても食べやすかったです。クジラの絵でどの部分のお肉かを丁寧に説明して頂けます。
鰯の梅煮は、時間をかけられているお料理で、骨まで軟らかく梅の風味がきいていて素晴らしい一品でした。
お椀ものは、アラの仲間の底魚でした。お魚自体は骨も多くやや食べにくいのですが、妻の方は骨のない身で食べ易く作られていました。心使いも素晴らしい。お吸い物はとても良いお出汁がきいていてとても美味しかったです。
ここからは握りです。巻物まであわせてかなりの種類が出されます。写真は全てではありません。
イカでスタートです。小ぶりな作りでシャリとネタのバランス、硬さどれも良い感じです。
漬けと中トロは香りも良く、味も良かったです。
穴子好きとしては、美味しさに感動しました。ふんわりと煮られたものを香ばしく炙られ、甘すぎないツメで味を調えてあります。さらに少量の紅葉おろしで味が〆られていてとても美味しい。
ウニも軍艦巻きでなく、そのものの濃厚なお味を楽しむことができました。
最後のカイワレの昆布〆も辛味とさっぱり感が美味しかったです。
どのお料理も香りが良く、味付けもとても優しい感じです。
全体的なボリュームも丁度よく、妻も完食で喜んでいました。
お料理のお味はもちろんのこと、ご主人の優しい応対やお料理を出されるタイミング、ホールのサービスの女性方の気使いも素晴らしいお店でした。
若干交通アクセスが難点ですが、是非是非再訪したいと思います。
8位
1回
2013/09訪問 2013/09/26
東区松崎の住宅街にあるお洒落なカフェに、久しぶりの家族でのカフェ巡りに伺いました。
お店の前に2台程度の駐車は可能なようです。
フライドポテトが乗ったキーマカレー、週末限定のグリーンカレー、子供たちにハンバーグランチをお願いしました。
デザートはベリーパフェとシフォンケーキです。
カレーにはサラダとコーヒーが付きます。
まずはキーマカレー、旨みのあるひき肉たっぷりのカレールーです。
ご飯はハート形に盛られています。
ポテトフライのアクセントもなかなかで美味しいカレーです。
グリーンカレーは辛味はやや強めにされており、野菜の旨みがしっかりしており、とても美味しいとのこと。
一口もらいましたが確かに美味しいグリーンカレーでした。
ハンバーグは濃厚なソースで、焼き加減も良く子供たちも気に入ったようです。
パフェは、バニラアイスがやや甘味の強いものでしたが、べリーの酸味との調和がとれていて美味しかったです。
シフォンは、フワッと歯触りの良い焼き上がりです。甘みもほんのりであっさりとしており食後に丁度良いです。
コーヒーはエスプレッソベースのしっかりとした味わいでした。量もたっぷりです。
カレーなどは男性にはやや少な目かもしれませんが、女性には十分なボリュームだと思います。
店内の造りも非常にお洒落です。デートなどにも良さそうです。
お客さんの入りも良いですね。
近くに良いお店を発見できてよかったと思います。
9位
1回
2013/06訪問 2013/06/17
最近週末は家族でお洒落なカフェでのランチを楽しんでいます。
今回は志免町の68号線沿いの家鴨軒に伺いました。駐車場はお店の横に2台分ですが、コンビニの駐車場に面しており大型車でなければ問題なく出し入れできます。
外から見える黒板には『コーヒー屋。ごはんやじゃないよ』と書かれていますが、カレー、プレートランチ、週替わりのパスタ、サンドイッチが2種類とカフェランチを頂くには十分な内容です。
こじんまりとした落ち着いた雰囲気の店内は、奥に4人掛けのソファー席、テーブル席とカウンターがあります。
お二人で切り盛りされているようです。
家鴨軒カレー(コーヒー付きで900円?)
プレートランチ(コーヒー付きで1150円?)
パストラミビーフとチェダーチーズのサンド。スープ付きで(850円?)をお願いしました。
カレーは大盛り無料とのことでしたが、今回は普通でお願いしました。(子供たちも食べたので大盛りしなかったことを後悔!)
欧風のしっかりと濃厚なビーフカレーでコクがあり、とても美味しかったです。
ピリッとした刺激がありますが、小さな子供も大丈夫で喜んで食べていました。
ハンバーグも佐賀県産の黒毛和牛100%で、焼き具合も良く、カフェのハンバーグという感じです。
ホットサンドもビーフとチーズの配分が良く、子供たちに大人気でした。
今週のスープがジャガイモの冷たいスープで、これも丁度よい味付けです。
食後のコーヒーは挽きたて(ミルの音が聞こえてきます)で、さすが『コーヒー屋』のコーヒーでした。
豆の販売もされているようです。
食後におなかに余裕があり、ベークドとレアのチーズケーキも頂きました。
それぞれしっとりとした美味しいケーキでした。
小さなお店ですが、お客さんお入りも良く地元で人気のカフェという感じです。
近くにこういうお店があるのが羨ましいと感じさせるお店でした。
10位
1回
2013/08訪問 2013/08/19
今回の東京は宿泊も用事も千代田区でした。ホテルのある虎ノ門周辺の美味しそうなお店は土曜もお休みが多いようです。
以前より伺いたいと思っていたこのお店が、何とか徒歩圏で老舗にしては営業時間も長いため歩いて伺いました。
中心部のカウンターと、こあがり、奥の座敷などいかにも老舗の雰囲気が漂います。
このお店の定番の名倉山の純米吟醸を冷で1合、にしんの棒煮とかき揚をそば前に注文しました。
お通しには揚げそばが付きます。
すっきりとした名倉山をゆっくりと味わいながら、まずはにしんです。
甘辛く、骨まで軟らかい仕上がりです。塩気も強くなくとても美味しい。お酒との相性もばっちりです。
続いてはかき揚、鞠のようにきれいな形のかき揚です。衣はサクサク、たっぷりの天つゆで頂きます。
天つゆの出汁も丁度よい味わいです。
お酒も残り少なくなり、そばをお願いすることにしました。店名でもあるさらしなをお願いしました。そばの実の芯の部分で作られる真っ白なそば透明感となめらかな歯触りです。そのため香りも上品です。
この店の汁には辛汁と甘汁があり、さらしなには甘汁が提供されます。この甘汁が九州人好みの優しいお味でした。
そば湯はさらさらな自然系です。さっぱりとそばの風味を味わえます。
老舗の伝統と底力を感じるお店でした。
今年も素晴らしいお店との出会いやお気に入りのお店の再確認がたくさんありました。
1位には分子ガストロミーのレフェルヴェソンスを選びました。このサイトで気になったレストランで夏休みのスタートを飾るお店として伺いました。ランチの訪問でしたが、定番のスペシャリテの蕪や季節ならではの鮎と最高の料理を頂くことができまし。また、皿ごとのワインのマリアージュも素晴らしく、No1に選ばせて頂きました。
2位のデグラセは、大阪出張の際に飛び込んだワインバーです。高レベルなワインをグラスで頂け、マスターの接客とあわせ素晴らしいお店でした。
3位はジビエのラ・ブーシェリー・デュ・ブッパです。素晴らしいジビエと日本のワインの出会いでした。料理を選ぶ際の説明やアドバイスが何より的確で気持ちの良い食事が頂けました。
4-6位の、ワインサロンあらき、山下ワイン食道、ヴィニュロンは、地元福岡でワインと料理を本当に楽しめるお店です。何度の足を運べなかったお店もありますが、本当にお気に入りのお店です。
7位の鮨おさむは、妻の誕生日に伺ったお店です。大将の温かい接客が印象的です。
8、9位は、最近凝っている地元福岡のカフェ巡りから2点です。いずれも食事メニューも充実しており、子供たちも堪能できました。
10位には『東京蕎麦巡り』から、総本家更科堀井を選びました。今年巡った東京のお蕎麦屋さんは、どれも良い印象を持ちましたが、老舗の底力を感じた伝統のお店を選ばせて頂きました。
来年も素晴らしいお店との出会いを楽しみにしたいと思います。