レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
2位
1回
2014/11訪問 2014/11/23
久しぶりにフリーの時間のある東京出張です。高いところに取り敢えず登りたい性分で、スカイツリーを事前予約しました。最近はインドカレーにはまっていますが、時にはお蕎麦でお酒を頂きたいとスカイツリーに近く、以前より伺いたいと思っていたこのお店に伺いました。スカイツリーの予約時間が15時のため13時頃に伺いました。丁度満席で一組の待ちの先客がありましたが、程なく席がありテーブルに着くことができました。蕎麦はもちろんですが、酒肴やお酒のメニューも豊富です。酒肴は一人でも頂けるように少なめのメニューも用意されています。
まずは、福井の黒龍の吟醸をお願いします。ワイングラスで100mLが提供され、日本酒は一律500円です。フルーティーで豊かな香りはまるで白ワインのようです。お通しがごま豆腐です。ねっとりと濃厚なあじわいです。
酒肴には穴子の煮こごりを小さいサイズでお願いしました。生姜のきいて、穴子の旨みたっぷりの煮こごりはお酒がすすみます。日本酒がなくなったところで、グラスワインの白をお願いしました。グラスワインは旭洋酒、ソレイユの甲州(こちらも100mLで600円)です。すっきりとした辛口で甲州の特徴が良く出たお味です。
お蕎麦は季節ものの牡蠣せいろをお願いしました。野菜たっぷりの牡蠣汁は、ぷっくりと大きな牡蠣が4個、にんじんは飾り包丁でとても丁寧に作られています。牡蠣のうまみたっぷりで塩加減も丁度良い感じです。途中から山椒を少し加えましたが、これもまた美味しい。蕎麦はきれいに切られたのど越しの良いとても美味しいお蕎麦でした。量もたっぷりめで食事としても十分な量があると感じました。
白ワインの残りとしっかりと楽しむことができました。
蕎麦湯は白濁したとろとろ系ですがしつこさはありません。
お蕎麦もお料理もとても満足できます。都心からはやや離れた土地にありますが、わざわざ足を運んでも満足できる素晴らしいお店でした。また再訪したいと思います。
3位
1回
2014/08訪問 2014/08/25
地元素材の天ぷらとワインのマリアージュ@ワインサロンあら木鹿児島
福岡のお気に入りのあら木が鹿児島に出店です。大名で天ぷらを担当されていた鹿児島出身の前屋敷さん(ソムリエさんです)が店長として赴任、現在はひとりで頑張っておられます。
今回は鹿児島出張にあわせ計画して夫婦で伺いました。当日は錦江湾の花火大会で市内は大そうな人出です。
天文館の中心部から近い、飲食店の多い便利なところにお店はあります。予約時間より早い6時過ぎには入店し、カウンター中央の席に案内されました。
お店のロゴや店内の雰囲気は大名のお店に似ていますが、お手洗いがビルで共同であることと天井が高いので大名のお店よりかなり広く感じます。
まずは、白ワインをお願いしました。ブルゴーニュの白とロワールのミュスカです。
お料理の構成は以前の大名店とほぼ同じです(*大名店は料理担当がかわりフードメニューが大きく変わっています。)。
コースもありますが、いろんな天ぷらを頂くためにアラカルトにしました。
こちらでは、鹿児島特有の食材の天ぷらも楽しめるとのことで楽しみです。
メニューに載っている定番から、今の旬の食材もお願いすることとしました。
まずは、カルパッチョ代わりに鰹のタタキ風です。切山葵でピリッと仕上がっており美味しい。やや濃いめのブルゴーニュにあいます。
天ぷらは、四角豆、ドラゴンフルーツの新芽、塩モズクとコーンのかき揚、冬瓜の餡かけ、タカ海老、白アワビ茸、マッシュポテトです。
四角豆は、断面が四角になるため名づけられたもので、歯応えが良く天ぷらに良い食材です。これは赤ワイン塩で。
ドラゴンフルーツの新芽は福岡では目にしない食材で、オクラのようなねっとり感がありますが、すっきりとした味わいです。赤ワイン塩でも白トリュフ塩でもイケます。
塩モズクとコーンのかき揚は、モズクがかなり塩味がついているのでコーンの甘さが引き立ちます。これはこのまま頂きます。
冬瓜は一度炊いたものを天ぷらにしているので、ホクホクです。ひき肉の餡かけで美味しくできています。
タカ海老は、鹿児島でとれる甘海老のような大きさの海老です。天ぷらにすると海老のプリッと感ではなく、ふっくらとした歯応えです。白トリュフ塩に良くあいます。ブラックタイガーの方は、タカ海老の頭のエキスなどから作った濃厚なアメリケーヌソースで頂きます。こちらはプリッとした感触で美味しく揚っていました。
白アワビ茸は、歯応えなどがアワビのようで、こちらも白トリュフ塩にあいます。
マッシュポテトは、グラタン仕立てにしたものを揚げており、クリームコロッケの感触です。これもそのままで美味しい。
途中、赤ワインはテンプラニーリョとサンジョベーゼを頂きました。この日のテンプラニーリョはそこそこのタンニンに時間を置くと干しブドウのような味わいです。サンジョベーゼは、色合いはピノノアールに近い薄さですが、酸味が少なくタンニンがあり、しっかりとした味わいでした。後半の強い味の天ぷらとの相性は抜群です。
ご飯ものは、大名のお店では姿を消した納豆かき揚の天茶と丼をお願いし、ひょうたんの漬物です。納豆に程よい粘りが残り、お茶漬けにも、天つゆにも良くあいます。
最後に勉強のためにクレームドカシスやアマレッタのリキュールを少し頂いて終わりにしました。
現在は、一人営業のため料理中はカウンターを空けざるを得ないので、初めて行かれたお客さんは少し戸惑われるかもしれません。しかし、物腰も柔らかい丁寧な接客ですのでお勧めです。
ふるさとの鹿児島で頑張っている前屋敷さんと久しぶりにいろんなお話ができて良かったです。
鹿児島の食材なども積極的に取り入れられており、楽しい食事を楽しむことができました。
4位
1回
2014/02訪問 2014/03/13
日本ワインと美味しい焼き野菜が楽しめるとの評判で以前から気になっていたお店です。土曜の夕方当日電話で何とか席を確保して伺いました。
ご夫婦で切り盛りされており、奥さんがワインにお詳しく、セレクトを助けてもらえます。
この日は、メルロを頂くこと、単一種のワインをいくつか出して頂き、サントリーの塩尻メルロ2004をお願いしました。ジャパンプレミアムの正式リリース前のビンテージとのこと。熟成がすすんで柔らかい味わいになっていました。長野のメルロはやっぱり美味しいです。
初めてなので料理は2000円のコースをお願いしました。しっかりお腹いっぱいになる量とのことで、これは1人前にして追加で単品をお願いすることにしました。
まずはお通しの豆腐から、さっぱりとしたスープで良く炊けています。これは期待の出来るスタートです。
生ハム、たっぷりのマッシュルールも頂きます。良い組合わせです。
追加でお願いした牡蠣の燻製、しっかりとした味付けで赤ワインにあいます。
コースのキッシュ、表面のパイはサクッと、ベーコンや野菜がたっぷりで美味しい。
焼き野菜の盛り合わせ、里芋、サツマ芋、蕪、レンコン、南瓜、シメジの炭火焼きです。丁度良い塩加減で、食感も良く仕上がっています。焼き野菜はこのお店の名物のようです。
メインの肉料理は、いくつかの中から選ぶことができます。今回は豚肉の炭火焼きにしました。厚切りのロースがじっくりと火が通され、適度に脂が落ちてとても美味しいです。
追加で、ベーコンの炭火焼きと宮﨑鶏の柚子胡椒ソースを頂きました。
香ばしく焼かれたベーコンはお酒に良くあいます。
鶏は結構なボリュームでとてもジューシーです。ピリッとしたアクセントが素晴らしい。
最後にコースのカレーです。玉葱たっぷりで水分が少なくなるまで煮込まれたカレーはとても美味しかったです。
コースの2000円のCPは素晴らしい!の一言です。二人なら、コース2人前でもシェアして気になる単品を追加するのも良いと思います。
また、日本ワインと美味しい焼き野菜を頂きに是非再訪したいです。
5位
1回
2014/05訪問 2014/05/07
食事の前に良く立ち寄るヴァン・ナードで教えて頂き、伺いたいと思っていたお店です。1週間程前に予約し、GWの谷間に伺いました。すでに店内はほぼ満席です。
プロセッコのスプマンテをお願いし、スタートです。注文が混み合っているとのことでピクルスなど頂き、お料理を選びます。
お願いしたのは鯵のワインビネガー、蛸のマリネのサラダ、アスパラのソテー、ヴァンナードで必食と教えてもらったチェルニアステーキ、筍のパスタです。
まずは、お魚酢加減がが素晴らしい。トマトなどの盛り付けも綺麗で目でも楽しめます。
蛸のマリネは、歯応えが程よくこちらも酢のつかい方が良かったとも思います。魚介料理は良い出来でした。
続いては、アスパラのソテー、こちらはクリームとチーズでこってりとした味付けですがまろやかで美味しい。
期待していたステーキは、脂ののったミディアムレア、両面を軽く焼いた後に半分に切っての提供です。ピンクの焼き色が素晴らしい。お味も脂の甘みが心地よく大変気に入りました。
パスタは事前に2人分を分けてサーブして頂けました。筍の食感と季節感が良いですね。自家製の麺も美味しかったです。
この日はムスカートのとても良い香りの白やネッピオーロのロゼなど面白いイタリアワインも堪能できました。
当日のスタッフはシェフと女性が2人ととてもお忙しいようでしたが、料理やワインの説明もしっかりされ感じの良い接客です。
人気店で注文が混み合うので予約の上でやや遅めの入店が良いように思います。
6位
1回
2014/03訪問 2014/03/26
飯塚市から太宰府市へ抜ける米の山峠へ向かう途中の旧筑穂町に位置する筑穂牛のお店です。名物はステーキとしゃぶしゃぶ、今年度で異動する同僚の送別会のため伺いました。10人以上であればバス送迎も利用できるそうです。お店は昔の旅館のような造りでお座敷がいくつか、広間もあるようです。
今回はステーキもしゃぶしゃぶも楽しめる5000円のコースをお願いしました。まずは、焼く前のサーロインのお披露目です。この日は九州で金賞、全国でも3位の賞をとったお肉とのことです。1枚300g以上ありそうな立派な霜降りです。写真の3枚で6人用です。これは一旦席を外し、軽い塩胡椒で焼かれて再び登場します。
その間にしゃぶしゃぶをスタートします。しゃぶしゃぶもなかなかの霜降りのお肉です。写真は2人分のお肉です。軽く出汁をくぐらせ、ポン酢と自家製の柚子胡椒で頂きます。とても柔らかく、脂がのっていますがしゃぶしゃぶのため、きつくはありません。
そうしている間に、ステーキが登場です。中はピンク色で丁度良い焼き加減です。まずは、塩胡椒で頂きます。とても軟らかく、ジューシーです。大根おろしや柚子胡椒で頂いてもさっぱりと美味しく頂けます。最近では、一番のお肉でした。
野菜も多くは自家栽培とのことです。どれも美味しかったです。お出汁にはうどんを入れて〆ます。このほかにも白ご飯が食べ放題の状態で、お腹がはち切れんばかりになります。
ドリンクは瓶ビール(生ビールはありません)、チューハイ、ワインがありお値段は安めの設定です。
果物とアイスクリームで終了です。
3000円でステーキかしゃぶしゃぶを選択するコースもあるとのことで、特に女性には量的にはこちらが丁度よいかもしれません。
肉質やボリュームを考えるとかなりのCPだと思います。最寄りの駅からの距離を考えると車で行く方が便利ですが、このお肉たちは是非お酒と一緒に楽しみたくなるのでバスが利用できる宴会にはお奨めと思います。
7位
1回
2014/09訪問 2014/09/27
久しぶりの大阪出張、新たなワインのお店を開拓すべく、このサイトを検索。おもしろそうなブログにリンクされているこのお店が目につきました。週末にはグランヴァンのグラス提供も行っているとのことです。仕事が終了しホテルで着替え早速伺いました。
早い時間だったため先客はおられず、すんなりカウンター席が確保できました。
まずはブルゴーニュの赤をお願いしました。2002年のジュブレ・シャンベルタンの村名ワイン、作り手はAlain Burguetで今回初めて頂くドメーヌです。なかなかグラスでは頂けないヴィンテージ、保存状態良く、力強い香りと味わいです。
おつまみに生ハム+3種類の盛り合わせ(1000円)をお願いしました。フランク、チョリソとピクルスの組み合わせでお願いしました。
生ハムもそこそのの量があり、なかなかお得な感じです。
マスターのとてもわかりやすいワインのお話を聞きながら、次へ。
通常グラスでは到底頂けないクラスのワインが毎週1本木曜日に『原価ワイン』として提供されています。2000円以上の飲食をした場合に頂けるとのことです。詳細はお店のブログをご覧下さい。http://chiba.usukeba.com/
この日は神の雫にも登場したアメリカのカルトワイン、シネ・クワ・ノンのシラーがあり、ローヌ、オーストラリア、ワシントンとのシラー4種の飲み比べがあるとのことです。
折角なのでこの4種類を頂くことにしました。
フランスのシラーの獣のような香りと力強さ、OZシラーズの果実味を耳で聞きながら味わいながら楽しみます。
続いてはアメリカのシラーを比べます。ワシントンのシラーはフランスとOZの特徴を併せ持つ感じですが、思った以上に美味しかったです。。
しかし、 シネ・クワ・ノンはまるで別物でした。樽の風味が絶妙に溶け込んでいて、黙って出されるとシラーと思わないかも知れません。ただただ『美味しい』の一言でした。
シラーについてはとても勉強になりました。
〆にカリフォルニアの濃い味わいのピノを頂きました。
マスターから色んなワインの話をゆっくり聞きながら美味しいワインが頂けとても幸せな時間でした。
大阪でまた、お気に入りのお店が見つかりました。今年は関西に行く機会がまだ数回ありそうなので、チャンスがあればまた伺いたいです。
8位
1回
2014/09訪問 2014/09/22
平日にお休みを頂き、午前中に用事を済ませたのでが11時前、このお店はたしか12時からだからともう一つ用事を済ませ10分前に到着。すでに行列で、第1陣には入れない感じです。
前のお客さんが2人組で空きが1人だったため、譲って頂き幸運にも開店と同時に席に着くことができました。
激辛とはありますが、店名を冠するガラムカレー(850円)をお願いしました。
マッシュポテトののった白ご飯とカレーが別皿で提供されます。
カレーは赤みを帯びた茶色でいかにも辛そうな感じです。まずは、そのまま少し頂きます。スパイスとチキンの旨みが豊富な美味しいカレー、少し遅れて強烈な辛味が脳天直撃です。
ご飯に少しずつかけて頂くと、辛味もまろやかになり美味しい。しかし、汗は吹き出します。
ご飯をつい早めに食べてしますため、後半はルーの割合が多くなって、なかなかの辛さです。それでも旨みがあって美味しい。
チキンも十分に煮込まれており柔らかく美味しかったです。
マッシュポテトの甘みで少し落ち着きながら完食です。
辛味は強いですがくせになる美味しさでした。
最後にラッシーで辛味も落ち着かせ、お店を後にしました。
それにしても人気があるので、行列はある程度覚悟が必要です。
9位
1回
2014/08訪問 2014/11/16
2014年11月
月曜日にお休みをもらったので夫婦で再訪です。
今回は以前から気になっていたスパイスMaxチキンに3本追加で辛味を体験です。
チキンがよく煮込まれていて柔らかく美味しい。
スパイスMaxと言うだけあって香り高いスパイスです。3本追加の唐辛子で辛味も通常の辛さのキーマより強い辛味です。
前回は辛いと感じたキーマがそれ程辛く感じませんでした。
やっぱり美味しいカレーです。
改めて伺って、味わいの深さに感動し星を追加させて頂きました。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
2014年8月
ワインを通じて知り合った方々が頻回に行かれていて、以前より気になっていたお店に夏休み中にやっと伺うことができました。春吉金剛園の横の小さな路地から入った2階建ての建物です。
回転少し前に行きましたが既に先客ありです。入店後も次々にお客さんが来られあっという間に満席になりました。評判通りの人気店です。
皆さんは『・・・・の3本』などと唐辛子の追加で辛さの調節を注文されていましたが、初めてなのでラムキーマ(900円)をノーマルでお願いしました。
しばらくするとお肉たっぷりのカレーが登場です。たくさんのスパイスとラムの香りが漂います。お肉はしっかりと煮込まれており、柔らかい仕上がりです。辛みはノーマルでもしっかり効いています。慣れればもう少し追加しても良さそうです。
ご飯もさっぱり炊けています。少し刺々しさを感じますが、美味しいカレーだと思います。
辛いもの好きな人には人気なのが納得なお店です。
チキンカレーなども試してみたいと思いました。
今年の夏休み前半は八ヶ岳の麓のワインリゾートであるリゾナーレ八ヶ岳に宿泊しました。ここは、山梨や長野を中心とした日本ワインのテースティングができるYatsugatake wine houseやこれレストランで一皿毎にワインをあわせるコースのvino cicinaがあり、今回はこれらがお目当てです。宿泊プランもvino cucinaを含んだものにしました。
基本的に前菜からデザートまで10皿にワインがついてくるコースです。
食前酒にそれぞれ甲州100%とシャルドネ主体のスパークリングを頂き、コーススタートです。
お料理とワインの構成を以下に感想とあわせて述べます。
アミューズとして、いろいろ野菜のミネストローネ、ここは別に注文のスパークリングと一緒に。
人参やキノコなどの色とりどりの野菜が丁寧にカットされ優しい味付けのスープに仕上がっています。
小布施ワイナリーのシャルドネの瓶内二次発酵のスパークリングとよくあいました。
魚介の一口前菜 3種盛り
窓辺(橙) 2012 四恩醸造
スズキをキャベツで包み雲丹添え、川魚の風味の残るイワナ、鮪のとろろとオクラ添えが、それぞれスプーンに上品に乗せられてだされ、そのまま一口で頂ける前菜です。キャベツの歯応えと濃厚な雲丹、川魚風味、鮪ととろろの間違いない組み合わせがどれも素晴らしい。目でも楽しめます。ワインは甲州種を醸してオレンジ色の色素を出した、まさに『橙』、酸味と皮の味わいで川魚にも負けません。花の油絵のエチケットも素晴らしい。
パッパ・コル・ポモドーロ
ソレイユ・ロゼ 2013 旭洋酒
トマトのパン粥でトロットロです。オリーブオイルがよくあいます。甲州とピノ・ノアールを混醸したロゼワイン。さわやかな酸味がトマトとの相性ばっちりでした。
豚肉のリエットとゴルゴンゾーラのムース 色々野菜添え
ソーヴィニヨン・ブラン 2013 敷島醸造
これはとにかく美しいの一言です。野菜が色とりどりに盛りつけられ中心にはゴルゴンゾーラのムースが添えられたリエットです。玉葱、人参、ビーツの3種類のソースはほのかな甘みでどれも美味しかったです。きりっと酸が引き締まり、青い印象のシャープなワインと良くあいました。
小松菜とキャビアを使った冷製カッペリーニ
甲州 鳥居平畑 プライベートリザーブ 2012 中央葡萄酒
小松菜が練り込まれた極細麺に、エシャロットとバジルに風味にキャビアの程よい塩気でとても美味しいパスタです。中央葡萄酒の上級畑の甲州は爽やかだけでなく、果実味も豊かで美味しかったです。
紅鱒の瞬間スモーク
セミヨン 2013 シャトー・ジュン
ドメーヌ・ミエ・イケノのチップ使用した燻製です。卵のスモークの濃厚な味わいも良い感じです。セミヨンの辛口はあまり飲んだことがないのですが、こくもあって美味しい。
お米とスカンピを使ったフリット イカ墨の風味を効かせて
ルバイヤート・ロゼ 2003 丸藤葡萄酒
イカ墨で真っ黒に仕上がった海老のライスフリットです。歯応えが良いです。マスカットベリーAの果実味がイカ墨のクセを和らげてくれます。2003年のヴィンテージで熟成していてとてもまろやかです。
ここからは期待のワインが続きます。
旬の白身魚を使った一皿
ミエ・イケノ シャルドネ 2012 ドメーヌ・ミエ・イケノ
イサキを甲州ワインのソースで仕上げた一品。火加減も良くバターの風味の効いています。ムルソーのような果実味あふれるシャルドネは、お昼にYatsugatake wine houseで2011と2012を飲み比べたときより更に美味しく感じました。これもお料理の成せる技でしょうか。
キノコのソースでからめたアニョロッティ
ラ・モンターニュ 2012 ボー・ペイサージュ
サマートリュフで濃厚な味わいのパスタ、モチモチした感触も楽しい一品です。これには、ボー・ペイサージュのメルロー。約1年ぶりの再会ですが、紫蘇のような独特な風味は健在です、やはり素晴らしいワインです。
牛肉のロースト 赤ワインのソース
ミエ・イケノ ピノ・ノワール 2012 ドメーヌ・ミエ・イケノ
焼き具合良く、柔らかい口あたり。このワインも入手困難な一本です。豊かな果実味と上品な酸の素晴らしいワインです。しかし、順番的にはラ・モンターニュを後から頂きたい感じですね。ドメーヌとこのホテルの関係を考えると致し方なしでしょうか。
途中、ちょこちょこおかわりをサービスして頂いていたため、なかり酔いがまわってきました。
莓のデザート デザートワインのジュレと共に
アルガ・ブランカ・ドース 2009 勝沼醸造
莓のデザートは、かなり酔った状態で頂いたため、美味しかったのですが細かい感想はご遠慮させて頂きます。甲州の冷凍濃縮のデザートワインは、甘さの中に上品な酸があって素晴らしいデザートワインでした。甲州でもできるんですね。さすがの勝沼醸造さんです。
小菓子の盛り合わせとコーヒー
コーヒーを頂き、小菓子はお土産に頂きました。翌日楽しませてもらいました。
パンも全粒粉で濃厚な味わいでとても美味しかったです。
料理やワインの説明もソムリエさんから詳しくして頂きとても楽しいディナーで、夏休みの素晴らしい想い出になりました。