『東京6大学野球「40歳の東大投手観戦」神宮球場』ヒーリングタイムさんの日記

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ヒーリングタイムの外食日記

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ヒーリングタイム (70代以上・男性・東京都) 認証済

日記詳細

昨日は、朝から神宮球場で東京6大学野球観戦。今季から始まった「フレッシュリーグ」。早い話、新人戦が今までのトーナメント戦から、総当たりリーグ戦になったもの。試合開始が午前8時。地下鉄巣鴨駅に着くと信濃町駅で人身事故があって中央総武線が不通だとか。おいおいおい、話題の40歳の東大投手伊藤一志投手が先発するというので見に行くのに、遅れたら降板してしまうじゃないかと慌てて、地下鉄乗り継ぎルートへ変更。かろうじて間に合う。伊藤一志投手は現在40歳。愛知県の東海高校から1浪して慶大商学部入学、卒業後、日本医大入学卒業。医師国家試験合格で麻酔科医として勤務しながら高校時代見た東大野球部の活躍が忘れられず東大入学目指して勉強。都合10回以上の受験で東大文3合格。既に既婚で子供あり。東大時代、勉強と野球に打ち込むための生活費、学費を稼ぐために3年間休学。晴れて38歳で野球部入部。野球は、中高時代経験なし。医大時代準硬式野球で医大リーグ戦で優勝経験もあるそうだが東京6大学野球とはレベルが違う。1年生の夏のオープン戦で2試合中継ぎで登板したそうだが、最近はオープン戦でも登板を見たことが無い。フレッシュリーグとはいえ、公式戦初登板初先発。変わった投げ方をしているなと思ったら浜田監督の薦めで「ナックルボーラー」を目指しているのだそうだ。直球はMAX108キロ。マスコミは、120キロを投げられると書いていたが、これは例によってマスコミの盛り上げ記事のようだ。結局1回投げて被安打2、与四球3、失点4、自責点1で負け投手。守備陣のエラーで足を引っ張られたが、1回投げ終えられて良かった。試合は5回終了打ち切りで15対4で慶応の勝ち。伊藤投手に負け投手が付いた。本人は、今後、一層精進してリーグ戦登板を目指したいと語ったそうだ。今の東大投手陣は、皆、制球難なので制球力が付けば、球は遅くても、ひょうとすると機会が無いとは言えない。少なくともフレッシュリーグでの登板は今後も十分考えられると思う。ここまでの努力には頭が下がる。なお、本戦の慶応対東大戦は9対5で慶応の勝ち。宮台の制球難と捕手の守備の悪さは深刻な状態だ。
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