酔いどれヒゲおじさんさんが投稿したKOBAYASHI(東京/六本木)の口コミ詳細

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酔いどれヒゲおじさんのインチキグルメ日記

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酔いどれヒゲおじさん (男性・神奈川県) 認証済

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KOBAYASHI六本木一丁目、六本木、麻布十番/中華料理、イノベーティブ

1

  • 夜の点数:5.0

    • ¥40,000~¥49,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 4.5
1回目

2025/06 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥40,000~¥49,999
    / 1人

今もっともミシュランに近いと言われている小林シェフの独立店!異次元レベルの創作中国料理を堪能!!!

KOBAYASHI@六本木

ミシュランで16年星を獲得している
中国料理店「桃の木」で腕を振るっていた
小林シェフの独立店が昨年6月オープン。

丁度1年経ち、早くもミシュラン獲得店に
一番近いと都内では話題沸騰なお店。

個室もあるが
カウンター8席は「ULTRA K」と名付けられ
小林シェフが自身の料理を超えていく
というコンセプトの元、伝統にとらわれない
攻めのモダン中国料理コースが堪能できるとのことで
胸を高鳴らせながらの初訪。


▶梨山烏龍茶
まずはウェルカムドリンクとして
台湾産最高級茶葉を使用した烏龍茶からスタート。
普段飲んでいる烏龍茶とは全く違い
甘み、香りが強くて上品な
緑茶を飲んでいるかの様。
この先のワクワクが止まらない。。。


▶︎ミックスナッツの飴がけ
料理の合間などに、
おつまみ感覚でいただける高級ナッツ。
甘さは控えめで美味しく、無心でパリポリ。
これだけでビールが無くなる旨さ。笑


▶︎金目鯛のしゃぶしゃぶ
いよいよコース料理がスタート。
勝浦産、金目鯛のしゃぶしゃぶ。
厚切りスライスのキラキラ金目鯛は
お刺身で食べたいぐらいに上物。
しゃぶしゃぶする出汁は、
金華ハムや干し貝柱を使用した黄金色の頂湯スープ。
和食の出汁と全く正反対な旨味でこれは絶品。
合わせるつけ汁は腐乳を使った醤油ソース、太白胡麻油の塩ダレ、
薬味は自家製食べるラー油やパクチー。
出汁と薬味の強さに金目鯛が負けておらず
それでいてキチンと中華を食べてる感が凄い。
いきなりこの一品目は演出も含めて、
オジさんの心と胃袋を鷲掴み。


▶︎近江鴨のロースト
フレンチのひと皿の様に盛り付けられた
低温調理の近江鴨はしっとり柔らか。
中国醤油に八角、辣油など様々な調味料を合わせた
濃厚な極上ソースとベストマッチ。
お皿の縁の五香粉で味変したり、
キュウリと合わせて食べればさっぱり雲白肉風と
楽しみ方が様々なのも流石。


▶︎トマト、ジャガイモ、きゅうりと搾菜
冷菜はトマトのライチ漬け、キュウリは搾菜の和物。
温野菜としてジャガイモの炒め物。
ジャガイモは極細に切られたものを
目の前で小林シェフが調理。
黒い鉄製の中華鍋を使用せずにアルミ鍋を使用する理由や、
炒め料理の裏技、隠し味なども
丁寧に説明してくれるのが目からウロコ。


▶︎KOBAYASHI 特製XO醬 ULTRAstyle
熱々、ストウブ仕立てのアヒージョ。
素材の味をフルで活かす為、入る具材は大き目。
トリガイ、タイラガイ、に
能登の契約農家、高農園から毎日届く日替わりの野菜たち。
決め手は小林シェフのスペシャリテ、特製XO醬。
これがしこたま入り、ぶっ飛ぶ旨さ。
ちなみに高農園は赤土の土づくりから拘る
有機野菜専門の農家さん。
毎日届く野菜は日替わりなので
料理に入る野菜も毎日違うというサプライズ感も◎


▶︎頂湯スープ
上湯スープをよりグレードアップさせたのが頂湯スープ。
鶏は使用せず、豚と金華ハムだけで
出汁をとるという小林シェフならではの発想。
細かく角切りに切られた大量の金華ハムを
目の前で仕上げるパフォーマンス。

スープを盛る器は極薄の景徳鎮の白磁。
薄い器に唇をつけた瞬間から熱伝導で
熱々さが伝わり、香りと共に旨味がつまった
言葉にならないくらいの悶絶級な美味しいスープ。
これはヤバい。。。


▶︎四川風オマールブルー
オマール海老の中でも最高峰な王様、オマールブルー。
素揚げし、四川風ビスクソースと共に仕上げた贅沢なひと皿。

エビチリとも違う、濃厚な四川ソースが激ウマ!
もちろん、オマール海老もブリンブリン!
中華なんだけどフレンチな要素も感じる逸品。


▶︎フカヒレの姿煮
気仙沼産、ヨシキリザメを使用。
土鍋はグッツグツの熱々。
中のフカヒレはスプーンで持ち上げるのが
重すぎるぐらい、驚愕のどデカさ。

シャキッとした食感とプルプルなコラーゲンの
コントラストがとにかく絶品。
ベースのスープは濃厚なオイスターソースで
時間が経つと唇がくっついてしまうほど。
だけど決して重くないのが不思議。
このスープにおこげを合わせて頂くと、幸せの絶頂。
オジさん、もう天国にいるのかも…笑


▶︎KOBAYASHIとNUMAMOTO
世界一の技術を持つ肉師として名高い
ミートスペシャリスト、沼本氏が育てた
高森和牛のもも肉(シンシン)を使用した
四川料理を代表する激辛料理の牛肉の水煮が登場。

実は辛いものが苦手というお茶目な小林シェフ。
生唐辛子を真っ黒になるまで
じっくり炒め、香りと旨味だけを抽出し
濃厚なソースと合わせて生山椒で
痺れをビシッと効かせたスペシャリテ。

極上な香りも凄いが
ソースと一体感を織りなす
めちゃ柔な牛肉が口の中でとろけて最高!
さらにひとくち白米をもらって
ご飯にかけたら悶絶。

いや、もうぶっちゃけ普通の町中華で牛肉の水煮、食えんよ。。。泣


▶︎豚肉と黄韮そば・貝柱の炒飯
この日一番楽しみだった〆のラーメン。
具はシンプルに豚肉と黄韮。
キラッキラなスープのベースは頂湯スープ。
そこにカエシを加えた
シンプルスタイルなんだろうけど
これが脳天直撃な電撃走るぐらいの旨さ。

麺は中華界の巨匠達が使用するはしづめ製麺。
熱々スープなのに全然伸びずにコシを保った
ストレート細麺がスープにドンピシャで
シッコシコの激ウマ!
啜るたびに豚の甘い脂と黄韮の爽やかさがブーストされて
これはずっと啜っていたいやつ。

さらに、提供メニューには乗っていない、
炒飯を作り始める小林シェフ。

ジャスミン米を鉄鍋に入れ、
卵と油で一粒一粒をコーティングする様に
炒めていくのがポイント、とのこと。
具材は他に大量の貝柱と
均等に細かく切った白ネギ。

出来上がりをいただくと、、、ナニコレ!?
え?これお米なの???

初めて食べる炒飯に脳内バグりまくり。
卵は見あたらず、米と透き通った綺麗な貝柱のみ。

パラッパラのふわっふわで旨い、旨すぎる!!!
まさにエアリズム炒飯。
最後はラーメンスープをブッかけて最高で至福な〆。


▶︎正式杏仁豆腐・生月餅・台湾紅茶
杏の核の部分をすりつぶして作った
中国伝統の正式杏仁豆腐。

実は杏仁豆腐が苦手だったオジさんだが
これはめちゃんこウメぇ〜と瞬殺。
杏仁豆腐って本当はこういう味だったのか、と実感。

最後はマンゴーやココナッツが入った餡の
お餅の様な生月餅と美味しい台湾の紅茶で
腹パン大満足。


小林シェフの料理に対する情熱や
気さくな人柄がとにかく素敵。
そしてお店の方々のサービスがとにかく素晴らしく
夢の様なひとときを過ごせたことが一番の感動。

ご馳走様でした!!!

↓以下いただいたメニュー↓
1周年記念 6月・7月シェフおまかせコース ¥38,500
※ドリンク割愛
※別途サービス料10%
※税込価格、2025年6月訪問時の内容

2025/07/12 更新

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