3回
2022/04 訪問
10周年おめでとうございます! 激動の時代でも、変わらず続く店にはワケがある。
今宵のお通しは、キーマカレーのケークサレと佐藤錦。久しぶりにいただくケークサレと、東北を感じる先取りのさくらんぼ
ダージリンクーラー。紅茶とラズベリーのリキュール、レモンとジンジャーを合わせたお洒落な味わい
サイレントサード。サイドカーのブランデーをウイスキーに替えた一杯、このバーで初めて知った味
「チョコミントみたいなリキュール」。グラスホッパーのアレンジで、底にチョコリキュールを沈めてある
jazz blue。定禅寺ジャズフェスティバルにちなんだオリジナル、ピール&柑橘の爽やかな後味
シングルモルト「宮城峡」。1969年創立、東北を代表するジャパニーズウイスキー
ブレンデッドウイスキー「伊達」。ニッカ宮城峡蒸留所のモルトとグレーンをブレンド
郡山・笹野川酒造のチェリーウイスキーEX。いまも日本酒蔵だが、ブームのはるか前、1946年からウイスキーを造り続けている
コロナ対策の備品が増えた以外は、8年前とほとんど変わらない佇まい。10周年、おめでとうございます
イラストが可愛い。フルーツの皮を剥くのは、私もちょっと苦手(笑)
8年前、最初にドアを開けたときの写真。今も変わっていません
2022/05/28 更新
2019/08 訪問
雰囲気の良いカウンター席、正統派のカクテルから遊び心の一杯まで。私にとっては、大切な止まり木。
[宮城県仙台市][来訪回数:52回]
2019/8/10(土)
一番町・稲荷小路にある、オーセンティックバー。
店舗情報は、1回目の "行った" をご参照あれ。
場所は… 東北随一の歓楽街として知られる、国分町の一角。
仙台駅方面から広瀬通を西進、東二番丁通(旧国道4号・現国道286号)を渡り、
一番町アーケードを通り過ぎ、次の吉野家の角を右折。
稲荷小路に入り、虎屋横丁を通り過ぎ、少し歩いて右手 "仙台第五協立ビル" 4階。
地下鉄南北線・勾当台公園駅(南3出口)から徒歩4分。JR仙台駅から徒歩20分。日曜・連休最終日は定休。
扉を開ければ、照明が落とされ、上品な雰囲気の空間。
コンパクトな店内、カウンターのみ7席。全席喫煙アリ。
オレンジ色の灯りが、並べられたリキュールの小瓶を温かく照らす。
手渡されたおしぼりは、以前と変わらず、ふわりと良い香り。
紺のベストをぴしっと着こなした、献血好きの女性マスター。
1年ぶりの訪問になるが、お元気そうで何より。
最近、趣味のマンガは描いていらっしゃるのでしょうか。
私が仙台に引っ越して 2日目、新しい部屋に段ボールを山のように積み残して
こちらに初めて訪れたこと、つい最近のように思い出される…
物思いに耽っていると、向かいのカウンターでは生粋の仙台人たちが
「だっちゃ、だっちゃ」と賑やかなローカルトーク(^-^)
仙台に帰ってきたという実感が、アルコールとともに身体中をあたたかく巡る。
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■お通し
いつもの定番、ケークサレ(塩味の食事ケーキ)と季節のフルーツ。
瑞々しい桃、ワンカット。
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■メタルパンチ(オリジナルカクテル)
仙台を代表するカクテルといえば、おそらく "レゲエパンチ" が挙げられるだろう。
国分町のバーテンダーが、レゲエ好きの女性客に、アルコール弱めで飲みやすいカクテルとして
提供したと伝えられている。最近では缶入りでも販売されており、仙台名物として知名度を上げつつある。
レゲエパンチは、ピーチリキュールをウーロン茶で割るだけの、簡単なロングカクテルなので、
あまり本格的なバーで頼むものではない。
とはいえ、せっかく仙台に来たのだから… と作っていただいたのがこちら。
基本のレシピに、ブラックティーのリキュールを加え、"ウーロン茶×紅茶" でお茶感を強調。
さらにオンザロックのスタイルとし、酒好きにぴったりの強めなカクテルに仕上げた。
メタル好きもびっくりの味である♪
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■ダージリンクーラー
こちらも仙台発祥のカクテル。
紅茶リキュール・フランボワーズ・レモンをシェイクし、ジンジャーエールでアップ。
ほんのわずかな、紅茶のほろ苦さがアクセント、
スターターにぴったりの、爽やかな飲み口だ。
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■サイレントサード
スコッチウイスキー・ホワイトキュラソー・レモンをシェイクするショートカクテル。
不思議と、グレープフルーツみたいな爽快感。
"輝く液体がなみなみと注がれ、
甲高い金属音とともに、最後の一滴がカクテルグラスに落ちる。
あのキレのある動作を見るのが、私は大好きだ"
3年前に書いた文章と全く同じことを、
今夜の私も、また変わらず思っている。
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■ブロンクス
ジン・ベルモット・オレンジジュースを加えてシェイクするショートカクテル。
こちらの店で初めて知り、その美味しさに驚いた一杯。
見た目はほんわり、みかん色に仕上がる。
一口目こそ甘口だが、二口目・三口目と香りの印象が変わってゆくようだ。
ジンとベルモットが、互いの香りを競い合うような華やかな一杯。
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■ラムネ風のオリジナルカクテル
夏っぽいカクテルを所望し、作っていただいたのがこちら。
バナナリキュールとブルー・トニックを合わせた「ラムネ風」のカクテル。
マスターの遊び心が光ります♪
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■ブラッディメアリー
ウォッカをトマトジュースで割る、スタンダードカクテル。
夏の栄養補給に…
一般にビルドで作るカクテルだが、こちらではシェイクしてくれるので味わいがまろやか♪
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■チナール
アーティチョークのリキュール。
原料を聞くだけでは、ちょっと味を想像できないが、苦味系のハーブリキュール。
ロックでいただくと、マイルドな苦みを楽しめる。
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仙台に輝く、ただひとつの北極星。
その価値が分かる大人に、是非ドアを開けていただきたい隠れ家だ。
チャームは、スモークサーモンのケークサレと、季節の桃
メタルパンチ(オリジナルカクテル)。仙台名物のレゲパンに紅茶リキュールをプラス、ロックスタイルでガツンと
ダージリンクーラー。紅茶リキュール・フランボワーズをキーとする、仙台発祥のカクテル
サイレントサード。サイドカーのブランデーをスコッチに変えた一杯。不思議とグレープフルーツのような清涼感
ブロンクス。ジンとベルモットが、互いの香りを競い合うような華やかな一杯
バナナリキュールとブルー・トニックを合わせた「ラムネ風」のカクテル。マスターの遊び心が光ります
ブラッディメアリー。一般にビルドで作るカクテルだが、こちらではシェイクしてくれるので味わいがまろやか♪
アーティチョークのリキュール「チナール」。ロックでいただくと、マイルドな苦みを楽しめる
いつ訪れても、仙台に住んでいた頃に戻れる、そんなカウンター席
2022/05/27 更新
2016/10 訪問
個人的に、仙台で最高のお気に入りBar。上品かつ温かい雰囲気、ひとり飲みにぴったりの空間。
[宮城県仙台市][来訪回数:48回]
2016/10/20(木)更新
国分町通の東隣、稲荷小路にある小さなオーセンティックバー。
繁華街にあって幾分控えめに、七色のイルミネーションを放つ仙台共立第五ビル。
エレベーターで4Fに上がると、ポラリスさんへの扉がある。
この街に引っ越して 2日目、段ボールだらけの部屋を抜け出し、飲みに来たのが最初の出会い。
自分の好みぴったりで、我ながら「引きの良さ」に驚いたものだ。
それ以来、私にとってはこの街のメインバー、不動の位置にある。
扉を開ければ、照明が落とされ、上品な雰囲気の空間。
コンパクトな店内、カウンターのみ8席程度。
オレンジ色の灯りが、並べられたリキュールの小瓶を温かく照らす。
たいがい先客は一人か二人。
もちろんお酒の出る店だから、たまに騒がしいこともあるけれど、
至って落ち着いた、良い雰囲気であることがほとんどだ。
女性のお一人様も、ときおりお見掛けする。
カウンターに立つのは、紺のベストをぴしっと着こなした女性マスター。
にこやかで丁寧な接客が、オーセンティックの空気にぴたりとはまる。
おしぼりは清潔感があり、優しい香りで好印象(これ重要)。
店内のPOPに描かれた、ほのぼのかわいい自筆イラストにも注目だ。
お通しは旬のフルーツひとくちと、店内で焼かれたケークサレ(塩ケーキ)。
お酒を楽しむバーだけに、あくまで少量に抑えられている。
黒オリーブ、蟹、サーモン、チーズ…
今日は、どんな種類のケークサレが出てくるだろうか。
数回通うと、そんな楽しみも味わえる。
ドリンクメニューは置かれていない。
バックバーを見て指さすも良し、気分を伝えてカクテルを作っていただくも良し。
私が知るバーの中では、マルティニークのアグリコールラムが、比較的品揃え豊富だ。
ほかにはカルバドス、薬草酒あたりを攻めるのも面白い。
もちろん、カウンターに飾られたフレッシュフルーツを使ったカクテルもオーダー可能だ。
一般によく見る二段振りとは違う、安定感あるシェイクを見せて下さる。
輝く液体がなみなみと注がれ、
甲高い金属音とともに、最後の一滴がカクテルグラスに落ちる。
あのキレのある動作を見るのが、私は大好きだ。
既にこのお店で、150杯程度は飲んでいるが、
有名なスタンダード以外で、特に印象に残ったカクテルを紹介したい。
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■ダージリンクーラー
マスターによれば、仙台のバーテンダーさんが開発したカクテルとのこと。
紅茶リキュール・フランボワーズ・レモンをシェイクし、ジンジャーエールでアップ。
ほんのわずかな、紅茶のほろ苦さがアクセント、
スターターにぴったりの、爽やかな飲み口だ。
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■ラ・フランスのカクテル
山形特産の洋梨をすりおろし、洋梨のリキュールとともにショートカクテルに仕上げて下さる。
高貴な香り、なめらかな口当たり。
東北の魅力がきらめくカクテルだ。
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■サイレント・サード
ホワイトレディのジンを、スコッチウイスキーに変えたショートカクテル。
XYZ・バラライカ・サイドカー…
ベースのスピリッツごとにさまざまな呼び名があるが、
サイレントサードというのは、この店に来るまで知らなかった。
スピリッツ・ホワイトキュラソー・レモンをシェイク。
ウイスキーベースにしても、「鉄板」のバランスだけに、キリっと香り高いカクテルに仕上がる。
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■ブロンクス
ジンをベースに、ベルモット・オレンジジュースを加えてシェイクするカクテル。
見た目はほんわり、みかん色に仕上がる。
一口目こそ甘口だが、二口目・三口目と香りの印象が変わってゆくようだ。
ジンとベルモットが、互いの香りを競い合うような華やかな一杯。
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■紅茶とウイスキーのカクテル
バックバーに、Fortnum&Masonの紅茶缶があったので、マスターに尋ねてみると
「お酒を飲まれない方に出したり、あとはカクテルに使ったりします」とのこと。
興味を持って、そのカクテルをオーダー。
紅茶と、ブレンデッドウイスキー「カティサーク」のブレンド。
かつて中国からイギリスまで、一番茶をいかに早く届けるかを競った帆船 “ティークリッパー” たち。
その中の一隻、カティサークの名を冠するウイスキーを、紅茶に溶かし込んで。
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バーに行き慣れると面白いのは、ある程度遊び心あるオーダーでも許されるところで、
先日は、いちごミルメークのイメージで、カクテルを作っていただいた。
もちろん、あんまりな注文はマスターを困らせるので、ほどほどに…(^-^;)
実はマスター、私とほぼ同い年であり、話が合う。
何かとマニアックな話ばかりする私だが、いつ行っても楽しませて頂けるのはさすがである。
物腰柔らかだが、芯の強さを感じさせる立ち振る舞い。
それでいてマニアック(笑)
いつだったか、酔っ払って将来の計画など伺ってしまったところ、
「架空ですけど、目標とするバーテンダー像があるんです」と語って下さった。
いつの日もぶれることなく、はるかかなた輝き続ける北極星=polarisに、
自らの理想を重ねているのかもしれない。
今夜もまた、そんな北極星を目印に…
つかの間の幸福を求め、私はまた酒場へと足を運ぶのである。
青い珊瑚礁。GET27(ペパーミントリキュール)・ジン・レモンだけで作る、古典シンプル
ブロンクス。ジン・ベルモット・オレンジジュースをシェイク。さっぱりとした後味
エクソシスト。テキーラとレモン、ブルーキュラソーのカクテル。あの世へ行ってしまいそう
アペロールのシェカラート。シェイクの妙技が光ります
ロックの氷は、ブリリアントカット。まるでダイヤモンドをいただくよう
紅茶とウイスキーのカクテル。かつての紅茶輸送船「カティサーク」の名を冠するスコッチで。
皿にチェリー、グラスにはブランデー
さりげなく添えられる、ケークサレ(塩味の食事ケーキ)と季節のフルーツ
今日のケークサレは、黒オリーブとクリームチーズ
今日のケークサレは、サーモンとクリームチーズ
カクテルになる刻を待つ、フルーツたち
XYZ。上部にほんのりと、ダークラムを浮かべて
マルガリータ。テキーラ+コアントロー+レモンでキリッと仕上げる
オレンジジュースとジンを使う「ブロンクス」。お気に入りの一杯
キングス・バレイ。スコッチウイスキーで作るホワイトレディ、一匙のブルーキュラソーで淡い森林のような色合いに
ブラッディマリー。ちょっと飲み過ぎちゃった、あなたに
久しぶりにスプモーニをいただこうか。いろいろな思いが、泡に弾けて、溶けてゆく
ウォッカ・アイスバーグ。ウォッカの透明感と、ペルノーの香りを楽しむ
オールドパル。ウイスキーやマルティニークビターで作る、ほろ苦い一杯
ジャックローズ。私の中で、バーにおける定番のひとつ
定番のマンハッタン
今宵の締めは、ダイキリにしておきましょうか
ギブソン。マティーニの材料をシェイク、さらにカクテルオニオンを挿す
マティーニ。夜の王道です
マティーニロック。落ち着いて飲みたいときに、ちょうど良い
徳島すだちのティポンシュ。ラムをベースに、たっぷりのすだちを搾り、クラッシュアイスで涼し気に
アーティチョークのリキュール「チナール」を使った、ネグローニ風
ダージリンクーラー。ティフィンにフランボワーズ、ジンジャーエールでアップ
生ざくろのジャックローズ。秋の味です
ジンジャーリキュールとシェリーのカクテル。冬にぴったりの一杯
「杜の都」をイメージして、一杯お願いした
Suzeを使ったショートカクテル。元気になれそうなゴールデンイエロー
ブラック・サンブーカのカクテル。ペルノーのような、甘い誘惑
ラ・フランスのカクテル。新鮮果実を使用
ノリで作っていただいた、ミルメーク風のいちごミルク。夜の給食♪
今年の初テキーラは、アガバレス・アネホで。
余市25年シングルカスク、余市12年の飲み比べ。香りの違いは歴然
シーバスリーガル、ミズナラ樽熟成。落ち着いた香りがいい、これは気に入った
60度のアブサンを、角砂糖に含ませて。大人にだけ許される、甘く危険なキャンディ
ポラリスさん。今のところ、仙台では一番の止まり木だと思う。ほんとに。
4F入口。初めてドアを開ける瞬間
仙台協立第5ビルの4F、私好みの雰囲気、ポラリスさん
2022/05/27 更新
[宮城県仙台市][来訪回数:54回]
2022/4/29(祝️)
国分町近く、稲荷小路にあるオーセンティックバー。
店舗情報は、1回目の "行った" をご参照あれ。
客席は L字カウンターのみ 7席。
全席喫煙アリ。BGMはジャズ。
私が初めてこの扉をあけてから、はや8年半。
あの頃と全く変わらないマスターが、にこやかに微笑む。
以前ほどではないが、手描きの可愛らしいイラストが店内に見え隠れする。
なんだか、帰ってきたなぁ、という感じがする。
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■お通し
ケークサレ(甘くないケーキ)と果物を出すのが、以前から変わらぬこの店の流儀。
今宵は、キーマカレーのケークサレと、旬先取りの山形産「佐藤錦」。
実に 2年ぶりのケークサレに、しっとりと懐かしさがこみ上げる。
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■カクテル
◎ダージリンクーラー
私がこの店で初めて知ったカクテル。
紅茶とラズベリーのリキュール、レモンとジンジャーを合わせたお洒落な味わい。
◎サイレントサード
カクテル "サイドカー" のブランデーを、ウイスキーに替えた一杯。
こちらも、この店で初めて知った味。別名、ウイスキーサイドカー。
ショートカクテルにおける黄金比(スピリッツ2:ホワイトキュラソー1:レモン1)なので
当然のごとく、完成された味わい。
◎チョコミントみたいなリキュール
グラスホッパーのアレンジで、底にチョコリキュールを沈めてある。
ほど良い甘さ、ミントの清涼感。
スイーツ店も静まり返った時間帯、夜更けのデザートとして如何だろう。
◎jazz blue
1991年から開催され、街中の音楽イベントとして定着した "定禅寺ジャズフェスティバル" を
モチーフにしたオリジナルカクテル。
柑橘ピールと、柑橘系ブルーキュラソーの相乗効果で、
ケヤキ並木を吹き抜ける秋の風のような、爽やかな後味。
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■ウイスキー
◎ニッカ シングルモルト「宮城峡」
北海道余市に続いて、1969年にニッカが開設した宮城峡蒸留所(仙台市青葉区)。
以来 50年を超えて、東北を代表するウイスキーであり続けている。
余市に比べるとピート香が控えめで、バランス重視のシングルモルトとなっている。
◎ニッカ ブレンデッドウイスキー「伊達」
単式蒸留器のモルトと、連続式蒸留器のグレーンをブレンド。
ともに宮城峡蒸留所で造られる原酒なので、伊達という名も伊達ではない。
シングルモルト以上に、甘い香りが印象に残る。
◎ブレンデッドウイスキー「チェリーウイスキーEX」
福島県郡山市・笹野川酒造。
もともと日本酒蔵で、いまも "笹野川" という清酒を醸造しているが、
ウイスキーブーム到来のはるか前、1946年からウイスキーを造り続けているという。
ピートを焚いておらず、クセがなく飲みやすい味わい。
品名はもとの会社名(山桜酒造)から取ったもので、さくらんぼが入っているわけではない。
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お会計は、クレジットカード利用OK。
聞けば、先日10周年を迎えられたとのこと。
自分も並行して歳をとったということだが、
決してそうは見えないマスターを羨みつつ、心からお慶び申し上げたい。
震災後の混乱期からコロナ禍を経て、無事に今ここにある…
そのことの貴重さ、大変さ、素晴らしさ。
掌のグラスに、甘い経験も辛い経験も、ほんのりと溶け出していくような…
2022年、思い出深い仙台。