-
カウンターは満席必至の「千代田鮨」さん
{"count_target":".js-result-ReviewImage-9881208 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-9881208","content_type":"ReviewImage","content_id":9881208,"voted_flag":false,"count":1,"user_status":"","blocked":false}
-
つまみには、厚岸の牡蠣を、ポン酢と紅葉おろしで。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-9881209 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-9881209","content_type":"ReviewImage","content_id":9881209,"voted_flag":false,"count":1,"user_status":"","blocked":false}
-
綺麗な断面のシメサバ。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-9881210 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-9881210","content_type":"ReviewImage","content_id":9881210,"voted_flag":false,"count":1,"user_status":"","blocked":false}
-
箸休めの茄子漬。酸味ほど良く、口の中がさっぱり締まる。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-9881211 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-9881211","content_type":"ReviewImage","content_id":9881211,"voted_flag":false,"count":1,"user_status":"","blocked":false}
-
ガリは今日甘酢に漬けたばかりという話だったが、 美味しく頂けた
{"count_target":".js-result-ReviewImage-9881213 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-9881213","content_type":"ReviewImage","content_id":9881213,"voted_flag":false,"count":1,"user_status":"","blocked":false}
-
アオリイカに、粗塩とすだちを一振り。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-9881228 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-9881228","content_type":"ReviewImage","content_id":9881228,"voted_flag":false,"count":1,"user_status":"","blocked":false}
-
松輪アジ。神奈川・三浦半島で獲れる近海もの。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-9881229 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-9881229","content_type":"ReviewImage","content_id":9881229,"voted_flag":false,"count":1,"user_status":"","blocked":false}
-
大分で獲れたカワハギを、肝とともに。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-9881230 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-9881230","content_type":"ReviewImage","content_id":9881230,"voted_flag":false,"count":1,"user_status":"","blocked":false}
-
車海老、尾びれの黄色、青の鮮やかなこと。江戸前、大将自信の一品。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-9881231 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-9881231","content_type":"ReviewImage","content_id":9881231,"voted_flag":false,"count":1,"user_status":"","blocked":false}
-
赤身ヅケと中トロ。ブレてしまいました…
{"count_target":".js-result-ReviewImage-9881232 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-9881232","content_type":"ReviewImage","content_id":9881232,"voted_flag":false,"count":1,"user_status":"","blocked":false}
-
プチプチしたいくら。落とさないよう、すっと口に運びます。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-9881245 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-9881245","content_type":"ReviewImage","content_id":9881245,"voted_flag":false,"count":1,"user_status":"","blocked":false}
-
ふんわり柔らかな玉子焼。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-9881246 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-9881246","content_type":"ReviewImage","content_id":9881246,"voted_flag":false,"count":1,"user_status":"","blocked":false}
-
ふっくらとした穴子。左は塩すだち、右は煮切りと味わいを変えて。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-9881247 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-9881247","content_type":"ReviewImage","content_id":9881247,"voted_flag":false,"count":1,"user_status":"","blocked":false}
-
その場で造ってくれる汁物。寿司ネタのマグロを、贅沢に。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-9881248 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-9881248","content_type":"ReviewImage","content_id":9881248,"voted_flag":false,"count":1,"user_status":"","blocked":false}
2011/10/11(火)
近所の千代田鮨さんを初訪問。
基本、予約が必要な店だと考えた方がいい。
★お願い ------------------------------------------------------------------------------
「最近インターネットで紹介されたせいか、予約が増えたのはいいけど、30分前にキャンセルしてくるような人もいる。
その予約のために、せっかく来てくれたお客さんをお断りすることもある。残念なことですね…」と大将。
食べログは、地元の美食情報を知る上で、またとない有力な手段。
インターネットユーザの評判を悪くしないためにも、皆さん、軽い気持ちで空予約はしないようにしましょうね。
--------------------------------------------------------------------------------------
19時過ぎに訪れたところ、まだ店内にはお客さんの姿なし。
席をカウンターに定め、日本酒を見繕う。
頂いたお酒は、佐賀「鍋島」 秋限定のハーベストムーン。
つまみには、厚岸の牡蠣を、ポン酢と紅葉おろしで。
特上のミルキー感!
今年は震災の影響で、北海道の牡蠣(厚岸・サロマ湖)も不漁。
例年比2~3倍の高値が付いているそうです。
(サロマ湖は北海道の北東部・オホーツク海に面しており、津波の影響ではないと思うのですが)
さらにシメサバを頂く。綺麗な断面。
わさびがツンと来ないのは、たぶん、その場ですり下ろしているからだと思う。
箸休めには、茄子漬。
酸味ほど良く、口の中がさっぱり締まる。
ガリは急に足りなくなって、今日甘酢に漬けたばかりという話だったが、
それほど きつい感じはせず、美味しく頂けた。
「何日漬けたものがベストですか?」と聞いたら、3日だという。なるほど。
ここから握りに入る。
アオリイカに、粗塩とすだちを一振り。こういうシンプルな味付けは好き。
しっかり硬く締まった身を、ぎゅっと噛み締める。
イカといえば、寿司屋では代表的なネタであるが、
「うちは天然物しか入れないし、満足の行くレベルじゃないと嫌だから、
なかなか並べられない。3ヶ月ぶりに仕入れたイカだよ」とのこと。
従って、今日いただいたネタも、明日あるかどうかは分からないとのこと。
それもまた巡り合わせというか、出会いの妙と考えれば、乙なものではないか。
松輪アジ。神奈川・三浦半島で獲れる近海もの。
青魚にして、この鮮やかな赤身に目が行く。しっかり肉厚で、食べ応えがある。
大分で獲れたカワハギを、肝とともに。
カワハギの(肝の)旬は、まさにこの季節。
肝のクリーミーさと、白身のさっくり・もちもちした食感がマッチして美味。
ここからお任せで 5貫お願いする。
最初に出して頂いたのは車海老。
今回食べた中で、一番印象に残ったのはこの一貫。
お任せ・トップバッターというのも頷ける。
江戸前(東京湾)の品で、銀座でもこのレベルは珍しいよ、と大将自信の一品。
尾びれの黄色、青の鮮やかなこと。直前まで活きていた、抜群の鮮度だ。
好景気の時代、一級品の車海老は、銀座価格で2貫 6,000~7,000円はしていたらしい。
それが、バブルの崩壊で価格が急降下。
ぎりぎりの価格で、取引されるようになった。
そうなると、業者としては、数を売らなければ商売にならない。
昔は鮮度を保つため、宝石のように大切に扱われた車海老だったが、
「質より量」と、少々乱雑な扱いを受けるようになったという。
結果、築地の魚の質が下がったのは寂しいね、と大将は言う。
何事にも、適正価格があるんだよなぁ、としみじみ。
2杯目の酒として、岐阜・多治見の「三千盛」を注文。
赤身ヅケと中トロ。写真がブレてしまいました…
もちろんトロの芳醇さは、言うに及ばず。
お任せ 4貫目は、プチプチしたいくら。
落とさないよう、すっと口に運びます。久しぶりに食べる味。
ちなみに「いくら」って、ロシア語らしいですよ?
ふんわり柔らかな玉子焼。
寿司屋には欠かせない、一種のデザート的存在ですね。
本来はここで終わりなのですが、
ケースに並んでいた穴子が気になったので、追加注文。
左は塩すだち、右は煮切りと味わいを変えて。
穴子はさっと炙ってある。ふっくらほっこり柔らかな食感、これが穴子の醍醐味。
店内でも人気の一品。
最後は何か汁物を、とお願いしたら
「これで造りましょうか?」と、ケースのマグロを取り出してくれた。
私のために作ってくれた、出来立ての一杯。
マグロの脂がしっかり乗っているので、吸い物にしても旨み十分。
しめて \10,000 丁度。
カウンターに座れたので、大将といろんな話が出来て、楽しめた。
このお店、昭和20年代からあるそうだ。
大将は、銀座・赤坂で10数年修行し、
3代目として、実家を継ぐことにしたらしい。
「このシャリだけはね、銀座や赤坂のお店より、
ウチのが一番だって思うんですよね。
江戸前としては、こう甘いのは邪道かもしれないんだけど、
やっぱりこれが一番だと思ってね。だから 3代ずっと変えてない」
一流のものに触れながらも、最後は自分の感覚を信じ、
これだと思ったものを貫き通す、そこに職人の誇りを見た。
ごちそうさまでした!