よい子さんが投稿した鶴の湯温泉(秋田/仙北市その他)の口コミ詳細

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鶴の湯温泉仙北市その他/料理旅館、郷土料理

1

  • 夜の点数:4.2

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 3.5
      • |サービス 3.2
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 3.5
1回目

2014/06 訪問

  • 夜の点数:4.2

    • [ 料理・味3.5
    • | サービス3.2
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク3.5
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

風に踊る湯煙は、心地良い硫黄の香り。江戸時代の旅籠に迷い込んだような、極上の温泉宿です。

[秋田県仙北市]
2014/5/24(土)
秋田・八幡平の山中にある、乳頭温泉郷を代表する湯治宿。
日本秘湯を守る会会員。

以前から一度は行ってみたいと熱望していたが、今回ついに実現した。
2月に電話を入れたところ「すみません、5月なら空いていますよ。」
土曜泊ということで競争率が高かったせいもあるが、大人気の温泉宿である。

所在地は、仙北市の国有林内。
JR田沢湖駅から、車で40分ほど。
(あるいは田沢湖駅から羽後交通バス利用、アルパこまくさ停留所から宿の送迎あり。
 およそ1時間1本、要予約)

前半はペンション村・スキー場へ向かう快走路、後半はでこぼこの山道。
路面状態はかなり悪いが、道幅は比較的広く、すれ違いにも苦労しない道である。
社長自ら、中古のショベルカーを駆って拡げた道なのだという。

以下、1人1泊¥8640(+入湯税¥150)のプランについてご紹介。
なお冬期間は、暖房費(¥1080)が追加で必要。

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■施設
入口からして、ほかの湯治場にはない雰囲気に圧倒される。
まるで、江戸時代の旅籠(はたご)に迷い込んだかのようだ。

両脇に宿泊棟が立ち並び、どこへ行くべきか戸惑うが、
少し進むと事務所(フロント)が見えてくる。
係りの方は笑顔かつ、大変親切に案内して下さる。

事務所には売店が併設され(21:50まで営業)、
流水で冷やされたビールやりんごジュース、ウーロン茶などを購入可能。

建物は歴史を感じる造りだが、同時にきわめて清潔。
山中にあって、自然界からの訪問者が建物内に侵入していないのは不思議なほど。
(5月という季節のせいか?)自然任せのこちらとは対照的である。
この点、秘湯初心者にも薦めやすい宿だ。

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■客室
湯治場の風情を残す3号館へ。
文字通りの「ワンルーム」5.5畳。

窓からは、すぐそばを流れる小川のせせらぎが、止まることなく聞こえてくる。
遠く、鳥のさえずり。

トイレ・洗面所は共同。
(共同とはいえウォシュレット装備で、何の不便もない。
 ちなみに1980年代から、ウォシュレットを導入したそうだ。すごい)

客室内の設備といえば、魔法瓶とファンヒーターのみ。
テレビ・ドライヤーはないが、コンセントはあるので携帯などの充電は可能。
湯治場は、これで十分。1週間程度の滞在をする人がいるのも頷ける。

部屋の鍵は掛かるが、 ロッカーはないので、
気になる貴重品があれば、袋に入れてフロントへ。

歓迎菓子は、あんこ玉。
微妙な見た目に反して(笑)なかなか風味が良く、あなどれない。

布団は、夕食後に敷きに来て下さる。

ちなみに携帯の電波は届かないと聞いたが、
ドコモ(3G)は問題なくつながった。

近くの部屋の話し声や、2階の物音が聞こえるのはやむを得ないところ。
逆に、自分が周りの迷惑にならないよう、湯治場マナーはきちんと心得ておきたい。

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■温泉
24時間入浴可。
まずは何をおいても、この宿のシンボルである川沿いの混浴露天風呂を目指したい。

◎混浴露天風呂
 まずは内湯(男女別)で浴衣を脱ぎ、掛け湯をしたのち、混浴露天風呂へ。
 女性専用露天が 2つあるので、こちらは実質男性用エリアとなっている。

 かなりの広さがあるので、入浴客が多くても、混雑感は全くない。
 水色めいた乳白色が、なんとも魅惑的。
 蔵王のように強烈ではないが、いかにも温泉らしい硫黄の香りが漂う。

 指を垂直に沈めると、中指の付け根が見えなくなるくらいの濁り感。
 泉質は、含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(硫化水素型)。ほぼ中性、溶存物質2,696mg/L。
 湯温を下げるための加水あり。

 底には丸砂利が敷き詰められており、
 至るところから、気泡がぽこぽこと上がる様子が観察できる。
(湯面にでこぼこと突き出た、岩のすき間からも気泡が!)

 湯が湧き上がってくる部分はわずかに高温だが、ほかは全般にぬるめ。
 無理なく、長湯可能な環境となっている。

 完全な露天だが、一部に屋根が設けられているので、
 小雨であれば、入浴に支障はない。

 なお朝10時になると、日帰り入浴のお客さんが殺到するので
 やはり宿泊でなければ、本来の風情は味わえないと考える

◎白湯、黒湯(いずれも男女別)
 含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉。
 どちらも乳白色に見えるが、温まりの効果が強い湯だという。
 少しなめてみたら、ゆで卵のような味がした(硫黄の味)。

 黒湯の方は、2人も入ればいっぱいになる浴槽。
 白湯は、もうちょっと大きい。

◎内湯(男女別)
 2人入ればいっぱいになりそうな、小さな風呂。
 それゆえに、名湯を独り占めする快感が味わえる。
 またこちらでは、シャンプーが使える。

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■夕食
本陣の会食場で、18時から。
卓の配置を見ると、お一人様もかなり多いことが分かる。
(グループ客とは別の会食場になるよう、配慮があるのかもしれない)

配膳はおばちゃん一人なので、結構時間がかかる。
そこは湯治場、ゆったりと気長に待ちたい。
ご飯はセルフで。

◎岩魚骨酒(2合¥1080)
 盃を進めるごとに、得も言われぬイワナの旨味が溶け出して、
 山中ならではの酔い心地。

 ほかに何か香るな…と思ったら、
 自分自身の手のひらから、ほわりと硫黄の香り(^-^)

 呑み終わったあとにも、楽しみがある。
 酒器の中からイワナの中骨を取り出せば、
 まだ食べられる部分が、結構残っている♪

◎舞茸とえのき茸のホイル焼き
 バターの風味で、山の幸をシンプルに味わう一品。
 下に敷かれたさつまいもが、旨味を受け止める。

◎揚げ米と唐揚げのあんかけ
 丸っこい方は、米と長芋の団子を揚げたもの。
 もっちりしたお米(もち米?)の中には、山芋や椎茸。しっかりひと手間加えてある。

 もう一方は、鶏の唐揚げ。このお膳で唯一の肉類である。

◎山菜 3鉢
 みず(?)おひたし、こごみの胡麻和え、たけのこ醤油煮の3種。
 みずはサクッとした食感、こごみは自然のほろ苦さ、たけのこはお馴染みのコリコリ感。

 いずれも、ごく薄味で仕上げられているため、
 おかずやつまみというよりは、野趣と風味を楽しむ品々。

◎山の芋鍋
 乳頭温泉郷の名物鍋。
 食事処の一角、囲炉裏に掛けられた大鍋から給仕して下さる。

 おそらく味噌+醤油ベースで、もっちりと練り上げられた山芋団子を煮込む。
 汁までとろーりしており、これはなんとも精がつきそうだ。
 山のきのこたち(しめじ・えのき)、シャキシャキのねぎとともに。

◎がっこ(漬物)
 いぶりがっこ(スモークたくあん)は、燻し具合も深く、日本酒との相性は格別。
 秋田に来た、という喜びを味わえる一品だ。

 人参も単なる漬物ではなく、スモークにした「いぶり人参」。
 かなりの燻香があり、ご飯にもお酒にも相性が良い。

お一人様の多い会食場だったので、最初は極めて静かに食事が進んでいたが、
後からいらっしゃった、隣のお席の老紳士に「どこから来たんですか?」と
尋ねられ、会話が始まった。

聞けば、遠く宮崎県から、飛行機と新幹線を乗り継いでいらっしゃったという。
こちらで一週間、滞在されるとのこと。

その隣の老婦人は、横浜からお越し。
既に常連さんで、次も3ヶ月先の予約を入れているという。
皆に愛される、乳頭温泉郷・鶴の湯なのである。

老婦人が仰る「ここの料理は、何も残すものがないから気に入っているのよねぇ。
おなかにもたれず、朝も美味しく食べられるし。」
なるほど納得。

私としても腹八分。健康のために温泉に来たなら、このくらいがちょうど良いのである。
腹十三分くらい食べさせてくれる宿とは対極の、まさに湯治場らしいコンセプトだと感じた。

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■夜の過ごし方
夜の帳が下りる頃、宿はさらに素晴らしい光景に包まれる。
温かく灯る、オレンジ色のあかり。
紫色に染まる夜空に、漆黒の建物が浮かび上がる。

感動し、何枚も写真を撮って回りたくなる。
この雰囲気は泊まりでないと味わえない。
ぜひ日帰りではなく、泊まりで訪れてほしい宿である。

その光景を堪能したら、売店で秘湯ビール(¥620)を購入し、部屋に戻ってゴクリ。
日本初、ブナ天然酵母を使ったビールだという。
フルーティーな香味をもつ、やや甘口で華やかなビールだ。

つまみには温泉玉子もいいが、4個入りはさすがに食べきれないので、
1個から買える山形の半熟燻製玉子「スモっち」がお勧めだ。
あるいは、青森のスタミナ源「たれ」で味付けした さきいかなんてのも渋い。

少し酔いが醒めたら、再び温泉へ。
昼は男性天国だった混浴露天も、夜は女性が自然に入れる雰囲気になっている。
お邪魔にならぬよう、あさっての方向を向きつつ、浸かる露天のぬくとさよ。

一灯にほのか照らされ、風に踊る湯煙。
聞こえるはただ、止めどなく流れる小川のせせらぎ。
これで星空が見えたら、なおもって格別なことだろう…と、贅沢なことを考えてみる。

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2014/5/25(日)
4時過ぎのアラームで目覚めると、少しずつ窓の外が明るくなる頃だった。
雨音に窓を開けると、それは雨ではなく、川のせせらぎであった。
あたりは白く霞み、山の朝がゆっくりと幕を開ける。

ホー ホケキョ
BGMかと疑ってしまうが、そんなはずもない。
正真正銘・本物のウグイスが、その美声を披露してくれているのだ。

身支度を整えて、また露天風呂へと出掛けよう。
水色に煙る湯面には、人影が3~4名。
広々と空間を分け合い、それぞれの朝を満喫する。

朝食の時間まで、しばし二度寝するのが
また気持ち良い。

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■朝食
夕べと同じ食事処にて、7時から8時まで。

知らない方と向かい合いに座るのは、お見合いのようで落ち着かないが、
これもまた湯治場の常。

夜と違い、座る場所の表示はないが、
連泊の方は食事内容が違ったりするようなので、
忙しく動き回っている宿の人に聞いてから座ろう。

◎山菜の醤油漬
 行儀良く並んだ山菜は、わらびだろうか?
 驚くほどとろみがあり、そしてほろ苦い。

◎とろろ芋
 秋田名物のとんぶりがトッピングされている。
 醤油を掛けていただけば、白いご飯にベストマッチ。

◎豆腐
 出来立てなのだろう、まだ温かい豆腐。
 豆乳と一緒に召し上がれ。

◎鮎の甘露煮
 全体の中で、この一品だけが濃い味で、コントラストが明確。
 山椒風味で仕上げてある。

◎蕗の味噌汁
 ふきの入った味噌汁は初めて。
 敷地内を流れる小川沿いには、見事に蕗が茂っており、そのイメージを彷彿とさせる。
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食後はチェックアウト(10時)まで、さまざまなお風呂を巡り、余韻を楽しもう。
もちろん、部屋に寝転がってのんびりするも良し。

この内容で ¥8640 というのは、稀に見るコストパフォーマンスだ。
むしろ、敬意を感じるほど。

多大な努力で維持された歴史的建物、湯治場の風情を残す美しい露天風呂、
丁寧に作られた食事、全体を通した清潔感。

日本の美が結集したかのような、乳頭温泉郷・鶴の湯。
自信をもってお勧めできる、「泊まるべき宿」である。

  • でこぼこ山道を乗り越えて…一度は訪れてみたかった鶴の湯温泉に到着!

  • 左が本陣、右が二号・三号館。本陣は国の登録有形文化財でもあり、黒一色の外壁が美しい

  • まずは事務所(フロント)へ。開湯三百五十年、乳頭温泉郷・鶴の湯ここにあり!

  • 今回泊まらせていただくのは、鄙びた木造校舎のような、鶴の湯温泉・三号館

  • 日本秘湯を守る宿・会員。こちらが三号館の入口です

  • 宿泊者向けの休憩所。グループで訪れた際の、語らいの場に

  • 余計なものは、何もない。これが湯治場、ひとり部屋です

  • 歓迎菓子は、折り鶴とともに。あんこ玉なのだが、これがどうして、なかなか風味豊か

  • 事前に申し込んでおけば、食事の追加注文も出来るようだ

  • 左手が混浴露天。とめどなく流れる川のせせらぎを聞きながら

  • 東北トップクラスの知名度、鶴の湯温泉には外国人のお客様もちらほら

  • 入浴後の一服。左手が事務所(フロント)です

  • 古くても清掃が行き届いており、館内は清潔そのもの

  • 総木造の館内は広く、ちょっとした探検気分

  • ちょっとした休憩スペースも、木の温もりに溢れている

  • 売店には、巨大な記念スタンプが(^-^)

  • お食事はこちらです…

  • 畳にちゃぶ台。奥では岩魚と芋の子汁が、火に掛けられています

  • 岩魚骨酒(2合¥1080)。得も言われぬ鮎の旨味が溶け出し、至福の味

  • 左の山菜は何でしょうか、こごみの胡麻和え、筍の醤油煮、いぶりがっこ

  • イワナの塩焼き。日本酒との相性は抜群です

  • 舞茸とえのき茸のホイル焼き。敷かれたさつまいもが、旨味を受け止めます

  • 揚げ米と鶏唐揚げのきのこあんかけ。今日の御膳で唯一の肉料理です

  • もっちりしたお米の中には、山芋や椎茸が入ってます♪

  • 乳頭温泉名物・芋の子鍋! 山の芋をベースに、汁までとろ~ん♪

  • 女性の髪形が、また良いではないか。囲炉裏で炊き上げた山の芋鍋

  • 骨酒を飲み干して中を除くと、イワナの身がたっぷり! これ、食べられます

  • ほろ酔い気分で外へ出れば、まるで時代劇の世界に迷い込んだよう

  • 夜の事務所(フロント)。秘湯ビールと、つまみを買っていこうか

  • 流水で冷やされる瓶ビールや瓶ジュースたち。思わず買いたくなりますよね~

  • 部屋飲みするなら「秘湯ビール」。日本唯一のブナ天然酵母を使用

  • この雰囲気、秘湯の名に恥じません。ぜひ一度は訪れて頂きたい

  • 夜の帳が下り切らぬうちに、露天へともう一度

  • 混浴露天は幸運にも無人であった。乳白色の湯を、独り占め

  • 丹前・浴衣姿で一枚(笑)

  • それでは、おやすみなさい… 早起きできますように。

  • 日本が誇る、最上級の温泉宿。泊まらなければ、本当の良さは分かりません

  • 建物全体が朝もやに包まれる、しっとり心地良い空気の中、浴衣で砂利道を進む

  • しっとりと煙る朝、起き抜けて、露天風呂へ…

  • 朝もやの中、水色に浮かび上がる露天は、まさに極楽の一言。天女さまが沐浴していそうな…

  • 一膳ずつ用意された朝食。席を確認し、あぐらをかいて座る

  • 朝ごはん。魚や山菜が中心で、心地良い目覚めにぴったりの献立だ

  • 朝の味噌汁を美味しく味わえたなら、それだけで大きな幸せ。スライスのふきが入る

  • わらびの醤油漬。中のとろとろ感、これは都会では味わえないご馳走!

  • ふきの煮付け。山の幸をおかずに、白飯をいただく。日本の幸せです

  • イワナ甘露煮。良い意味で味が濃く、これでご飯を軽く一杯いけそう(^-^)

  • 若ガエル、ひっくりカエル、無事カエル。あなたはどのカエル?

  • 朝10時になると、日帰り入浴のお客さんが数多く訪れます。さあ、私はお暇しましょう

  • 日中は茶屋の営業あり。おしるこやコーヒーで一休みできる

  • 秘湯のイメージ。実際にこういうシチュエーションは、ありませんが…(笑)

2014/06/01 更新

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