よい子さんが投稿した焼肉うしごろ 銀座店(東京/銀座)の口コミ詳細

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移転焼肉うしごろ 銀座店銀座一丁目、京橋、有楽町/焼肉、ステーキ、ホルモン

1

  • 夜の点数:3.7

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 3.7
      • |CP 3.2
      • |酒・ドリンク 3.7
1回目

2017/04 訪問

  • 夜の点数:3.7

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気3.7
    • | CP3.2
    • | 酒・ドリンク3.7
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

何が出てくるか分からないワクワク感、薄切りだからこそ味わえる贅沢感!

[東京都中央区]
2017/4/2(日)
銀座一丁目の高級焼肉/牛肉料理店。

場所は… 中央通りを北上し、みずほ銀行のある "銀座一丁目" 交差点を左折。
そしてすぐに右折すると、左手に現れる。
メトロ銀座駅(A13出口)から徒歩5分。銀座一丁目駅(6番出口)から徒歩1分。

今回は4名で訪れた。
漆黒の外観は、いかにも高級そうな空気を漂わせる。
あくまでも目立たないので、前を通り過ぎるだけでは気付かないかもしれない。

扉を開けると、格好良い男性店員さんに案内され 2階の個室へ。
客席のほとんどが個室になっており、プライベートな会食にはぴったりな感じ。
全席喫煙アリ。

大袈裟な換気設備はないが、肉をジャージャー焼きまくるタイプの店ではないため、
煙については、ほとんど気にならなかった。

この店では、肉を焼くのは店員さんの仕事である。
それだけでなく、ほぼ付きっきりでサービスしてくれる。
正式なソムリエ資格(超難関!)をお持ちの方なので、肉とワインのマッチングに関しても
安心してお任せできる。

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■肉割烹
¥12000のコースをもとに、主催者さんが独自カスタマイズをかけたもの。
いずれも国産黒毛和牛を使用。ワインは別途費用(金額不明)。

◎シャンパーニュ「ジョセフ・ペリエ」
 最初は泡でスタート♪ 泡といってもビールではありません。
 白ぶどうと黒ぶどうをブレンドした辛口シャンパン。
 ラベルには、英国王室御用達を表す "キュヴェ・ロワイヤル" の文字。
 ああ、今夜だけは、私もセレブリティの仲間入り(笑)

◎ナムル3種
・山くらげ
  ジャキジャキの食感、胡麻油の風味があとを引く。
・アメーラトマト
  静岡県産の高糖度トマト。さっぱり爽やか♪
・たけのこ
  たけのこのナムルなんて、食べたことない!
  あっさり塩味で上品。木の芽(山椒)が、和の趣を添える。

◎肉前菜3種
 いずれも生肉だが、保健所から "認定生食用食肉取扱者" の許可を得ており、
 厳しい衛生基準をクリアしているというから安心だ(メニュー等にも、法に定められた表示がある)

・炙りザブトンの握り 雲丹添え
  山の幸と海の幸のコラボレーション、一目見ただけで心躍る一品。
  綺麗にサシの入った肩肉はトロのよう。シャリとの相性も良好。
  やや甘口の昆布醤油が、牛肉の甘さを引き立たせる。

・赤身タルタル キャビア乗せ
  牛肉を刻み、オリーブオイル・塩胡椒で食べる欧風料理。韓国風に言えばユッケ。
  霜降りを楽しむ前者(握り)と対照的に、こちらは赤身の旨味を噛み締める。
  握りがウニなら、こっちはキャビアで対抗!
  これは確かに、ビールじゃなくてワインだね~。

・亀の子タタキ
  カメノコとはモモ肉の一部で、サシの入り方が亀甲に似ていることから命名されたという。
  柔らかい赤身の噛み心地と旨味を、生姜ダレであっさりと味わう。

◎シャトーブリアンのカツレツ 自家製トリュフ塩
 出た! "普通の焼肉屋とは違うのだよ" と言わんばかりの、存在感あふれる一品!
 最近流行りの "牛カツ" 高級バージョン。

 シャトーブリアン… テレビなどでも騒がれ、一躍有名になった部位。
 高級なことは知っていたが、腰(ヒレ)の中央部分というのは今日初めて知った。
 フランス人美食家の名を冠する。最も運動しない部位なので、柔らかいのだという。
 私のシャトーブリアンも、運動してないから柔らかいんだろうな(笑)

 食べてみると確かに柔らかい(^-^)
 赤身ベースなので無駄な脂っこさはなく、カリッとハードな衣が旨味を増幅させる。
 さらに… 添えられている「トリュフ塩」の香りに唸らされる。
 この塩だけで、ワインがいくらでも飲めそうだ♪
 ここだけの話、トリュフの香りが良いなと思ったのは、私の人生初めて(←秘密ですよ)

 この会社は別に中華料理店を経営しており、そちらでトリュフを多用することから
 その切れ端を利用して作るそうだ。
 切れ端とは思えない香気。これだけ買って帰りたいほど。恐れ入りました…

◎スープ
 牛タンのつみれ、シマチョウ、三ツ葉が入ったスープ。
 あっさりとしたスープに、ホルモンのコクが際立つ。
 使われているホルモンは少量だが、実に存在感がある。

 なるほど、ホルモンをこうやって使ってくるのか…。
 高級店ならではの "ひとひねり"。何が出てくるか分からない面白さがある。

◎白ワイン「ドメーヌ・ド・ピス」シャブリ
 フランス・シャブリ地区で造られる、シャルドネを原料とするワイン。
 ラベルには山の風景が描かれているが、横にすると女性の…
 肉といえば赤ワインというのが定番だが、塩やレモンで味わう焼肉には、あえて白ワインを合わせる提案。
 爽やかな酸味、ぶどう感があって美味しい♪

~焼肉はじまり~
 この店の焼肉は(タン・ハラミを除き)火の通りやすい「薄切り」にこだわり、
 旨味を逃さないよう、短時間で焼き上げるのがポイント。
 焼くというより「火を通す」と表現するのがふさわしい。

 繊細だから、客(特に私のような酔っ払い)に焼かせるわけにはいかない。
 店員さんが秒単位で肉の様子をウォッチし、完璧な状態に仕上げ、
 軽く折り畳んだ状態で(旨味が逃げないよう)タレの入った器にサーブされる。

◎極みの黒タン(タン元)
 仙台名物の牛タンは、そのほとんどがオーストラリア/アメリカ産であり、黒毛和牛のタンというだけで貴重。
 柔らかい根元部分を使用。厚切りなのに、サクッと快く噛み切れる。
 レモンを掛けて爽やかに… 白ワインがぴたりと寄り添う。

◎クリ
 前足の部分。その名の通り、栗に似た形になるからだという。
 一般的な説明では "筋肉質な赤身" とされるが、サシの入り方がお見事です!
 塩ダレの加減もちょうど良い。これも確かに白ワインに合うね。

◎上ミスジ 焼きしゃぶ
 "肉の中央に一本線" が入っていれば、ミスジと見分けられるそうだ。
 こちらはポン酢であっさりと…
 上質な脂にポン酢の酸味がマッチ。口の中でまろやかにとろける。

◎シャトーブリアン
 再び登場、ヒレ肉のスーパースター。
 薄切りだからこそ、柔らかく脂がとろけるような、見事な火入れ具合を堪能できる。
 極端な霜降りではなく "赤身なのにとても柔らかい" のが特徴といえる。
 甘みを楽しむ肉だから、甘口のタレでいただくのも合点が行く。

◎赤ワイン・バローロ「ピオ チェーザレ」
 ここで赤ワイン登場。店員さんはソムリエなので、適切なタイミングでワインを提案してくれる。
 白ワインと肉のマッチングも、予想以上に良かったが、
 やはり赤が出てくると、真打ち登場という感じで期待が高まる。

 イタリア・ピエモンテのバローロ村というところで育ったワイン。
 艶やかなルビーレッド! これは素晴らしく香りが良い。
 奥深くタンニン(渋味)が効いて、酸味とのバランスが絶妙。
 タレで味わう焼肉には、やっぱり赤が似合う…

◎ハラミ
 薄切りにこだわる店であるが、ハラミに関しては厚切りが旨いのだという。
 じっくりと時間を掛け、しかし焼きすぎて旨味を失わないよう配慮される。
 肉が柔らかすぎる… 驚きである(驚きすぎて、痛恨の写真失念)
 タレは思いのほか甘く、塩気はほとんど感じない。
 これが高級牛肉の味を引き立てるポイントかもしれない。

◎ザブトンのすき焼き
 脂の乗った肩肉。最近知名度が高まってきた部位といえるだろう。
 甘辛い割下に、徳島県のブランド卵「阿波そだち」黄身を絡ませて…
 1枚だけいただくすき焼きの、なんと美味しいことか

◎うしごろ流 TKG
 先ほどの「阿波そだち」は、プチ卵かけごはんとしても味わえる趣向。
 半分にわけたご飯の上に、おもむろに黄身を乗せて…
 ねっとりと、白飯に幸せを絡めて…

◎シンシン
 これも初めて聞く希少部位。モモの付け根部分だという。
 この辺に来ると、もうどれでも美味しく感じられる(笑)

◎リブ芯
 背中部分、リブロースの中央部分。
 脂が乗っていることで有名、見た目にも白いのが分かる。

 脂の旨味が、タレに乗って口の中でとろけ、ひろがる。
 …これは旨い!
「霜降りは苦手というお客さんにも、これだけは食べてもらいたいから、出しちゃうんですよね」
 店員さんの笑顔にも納得、焼肉のトリを飾ることにも納得。

◎テグタン麺
 締めの炭水化物は、4人がそれぞれ違うメニューを注文。
 バリエーション豊富で、どれも惹かれる。
 私は冷麺好きなので "テグタン麺" をチョイス。
 ひんやりしたスープが心地よい、強い歯応えの麺も私好み。

 牛肉を使った "トロタク" も、生食許可のある店でなければ食べられない逸品。
 ひとつ味見させてもらったが、霜降り牛肉とたくあんのマッチング、なかなかイイネ(^-^)

◎デザート
 最後はデザートラッシュ!
 アイスクリームあり、杏仁豆腐あり、マンゴープリンあり、スイートポテトあり…
 もはや全部美味しい♪(酔っ払い完成)
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薄切りだからこそ、さまざまな希少部位の味比べが出来る。
薄切りだからこそ、上質な脂の旨味を逃すことなく、肉の美味しさを100%味わえる。
薄切りだからこそ、塩ダレ・ポン酢・割下・甘ダレがよく絡む。
味の変化があるから、赤ワインだけでなく、白やスパークリングとのマッチングも楽しめる。

食後は、もう何も入らないほどの満腹感である(^-^;)
高級価格帯ではあるが、それに見合う満足を得られる、間違いのない店である。

  • シャンパーニュ「ジョセフ・ペリエ」。英国王室御用達… 今夜だけはセレブになれるかも

  • 宴開始。さっそくシャンパーニュのお出まし… 庶民派の私には、新鮮すぎます~

  • ナムル3種(山くらげ・アメーラトマト・たけのこ)。シャンパンと合わせる、ほど良い塩加減

  • 筍のナムルなんて、食べたことない! 木の芽が、和の趣を添える

  • 肉前菜3種。保健所の正式認可店だから、生肉を食べても安心感がある

  • 炙りザブトンの握り・雲丹添え。やや甘口の昆布醤油が、牛肉の甘さを引き立たせる

  • 赤身タルタル。卵の代わりにキャビアを乗せちゃった、高級ユッケ!

  • 亀の子タタキ。柔らかい赤身の噛み心地と旨味を、生姜ダレであっさりと味わう

  • シャトーブリアンのカツレツ。出た… 出ましたよ(絶句)

  • 見目麗しく牛カツが並ぶ様子は、もはやアートでさえある

  • 取り皿の片隅、何気なく散らされた塩が… すごいんです、これはヤバい(秘)

  • 牛タンのつみれとシマチョウのスープ。なるほど、ここでホルモンを使ってくるか… ほぉぉ

  • 白ワイン「ドメーヌ・ド・ピス」シャブリ。塩やレモンで味わう焼肉には、白も合うんです!

  • いよいよ焼肉の開幕! トップバッターは極みの黒タン、垂涎ものです…

  • 焼き加減はすべて店員さんが見てくれるから、ただ食べることに専念しよう

  • 厚切りなのに、サクッと快く噛み切れる。塩レモンと白ワインの相性も抜群

  • クリ(肩~前足上部)。サシの入り方がお見事、見るからにすごそうです

  • 薄切りの極上肉に、さっと火を通す。時間を掛けないから旨味が逃げない、そのまま塩ダレで

  • 上ミスジ(肩肉の端っこ)。赤身でありつつ柔らかく、とろける舌触りを楽しめる

  • 上ミスジは「焼きしゃぶ」の趣向。上質な脂に、ポン酢の酸味がマッチ。とろけます

  • シャトーブリアン。桜を思わせる、引き締まった赤身が美しい

  • ヒレ肉の仲間だけに、赤身なのにとても柔らかいのが身上。甘口タレを合わせるのも納得

  • 赤ワイン・バローロ「ピオ チェーザレ」。タレで味わう焼肉には、やっぱり赤が似合う…

  • 香りは文句なし、奥深くタンニンが効いている… まさに私の好みドンピシャリ

  • 徳島県のブランド卵「阿波そだち」黄身と、ごく少量の白飯が準備される。これから何が起こるのか

  • ザブトン(脂の乗った肩肉)。薄切りだからこそ味わえる旨さがある

  • 銀座の焼肉店だと、「卵かけごはん」もこうなります(^-^)

  • 手前が「シンシン」、奥の白っぽいのが「リブ芯」。芯つながり、どちらも希少部位ですぞ

  • 最後に来たリブ芯、これがすごかった! トリを飾るのにふさわしい爆発力

  • 焼肉屋さんのトロタク。合法的に生肉を楽しめる店ならではの一品だ

  • にょーん♪ も、もう、満腹です…(^-^;)

  • 最後はデザートラッシュ! どれもこれも美味しい(酔) アハハハ(酔)

  • 店舗は3階建のようだ。ほとんどが個室で、プライベートな会食にぴったり

  • 銀座一丁目・高級焼肉「うしごろ」。漆黒の外観は、いかにも銀座の焼肉らしい

  • そろそろ牛を食べたい頃… うしごろ?

2017/04/12 更新

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