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シャリの甘さ加減が絶妙! 昆布のとろみが溶け出して、食べ進むのが勿体ない~
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並の鯖寿司と一線を画すポイントが、確信的な「塩の強さ」。これが鯖の旨味を引き出す
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昆布は取り外して、本体とは別にいただこう。高級昆布もお酒と一緒に楽しんで
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6切れにカットされている。最初の印象は、とにかく昆布が凄い!
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八坂神社の楼門が描かれた包装紙、さらに竹の皮に包まれている
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鯖姿寿司(小¥2268)。私も一押し、京都の本気が詰まった一本です
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極上鯖姿寿司、はも寿司、ぐぢ寿司、アジ寿司… 関西風の三角いなりも可愛い
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郷土料理店のような風情ある入口。中でも食べられま
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八坂神社の向かい側、祇園交差点の角に「いづ重」を発見
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18時ちょうどにライトアップされる八坂神社の楼門。京都を代表する景色のひとつ
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手書きのメニューは風情たっぷり! 祇園のまかない「台所寿司」、「粟麩巻」「海藻巻」気になります!
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[京都市]
2017/10/15(日)
祇園にある、京風寿司の専門店。
創業1868(明治元)年。Wikipediaに記事があるほどの有名店。
場所は… 八坂神社の向かい側。祇園交差点の北西角。
京都を代表する観光エリアにして、非常に分かりやすい立地である。
祇園バス停すぐ。京阪祇園四条駅から徒歩8分、四条河原町から徒歩11分。
間口は狭いが、奥に深い "ウナギの寝床" のような店内。
中で食べていくことも可能で、その場合は「ぐじのうしお汁」など、
店内限定メニューも味わえる。
持ち帰りの場合は入口付近で、それほど待つことなく受け取れる。
特に予約も不要というのは、気軽で嬉しい。
10月のお品書きは以下の通り。
〔姿寿司〕鯖姿寿司(小・大・極上)、ぐぢ寿司、はも寿司
〔押寿司〕箱寿司(並・上)、アジ寿司
〔巻寿司〕巻寿司、海藻巻、粟麩巻、小鯛笹巻
〔ちらし〕京ちらし、はもちらし、台所寿司
〔いなり〕いなり寿司
今回は迷いなく鯖姿寿司を注文したが、粟麩をメインの具とする「粟麩巻」、
あらめ・めかぶ・とさかのりなど 8種類もの海藻を巻き込んだ「海藻巻」、
ちりめんじゃこ・青菜を巻いたまかない仕様「台所寿司」などにも興味津々。
高級品から日常食まで揃っているところは、思った以上に懐が深い。
鯖寿司は常温で1日、涼しい気候であれば最大3日まで日持ちするそうだ。
味が落ちるため、冷蔵庫に入れるのは厳禁。
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■鯖姿寿司(小¥2268)
"祇園石段下" と記された、茶色のパッケージが風流。
それを開くと、八坂神社の楼門が描かれた包装紙、さらに竹の皮に包まれており、
中から鯖寿司が顔を出す瞬間は、なんだかときめいてしまう(^-^)
6切れに食べやすくカットされており、思った以上に "こじんまり" とした印象。
これで2000円超えというのは、いかにも高級である。
鯖寿司はほぼ円筒形で、片方の端に生姜が貼りつく。
この生姜は甘酢漬けのガリではなく、生の生姜であり、ピリピリ来る大辛口。
以前、和歌山で本なれ寿司を食べたときにも、こういう生姜が出てきたことを思い出した。
何となくイメージだが、決して甘えず、決して媚びない姿勢を感じさせる(^-^)
巻かれている昆布は "少々堅うございますので" 取り除いて食べるよう案内あり。
まず、この昆布が、主役の鯖を食ってしまいそうなほどに凄いのである。
ねっとりと糸を引いて、粘りがすごい!
納豆のような粘りが、口に入れるから既に旨味を予感させる。
ただそれだけでなく、長時間持ち歩いても鯖やシャリを乾燥させないという
機能性も持ち合わせているようだ。
そして、シャリの甘さ加減が絶妙、好みど真ん中!
適度にキリッと酢が利いていて、昆布の香りが鼻に抜ける。
追い打ちを掛けるように、銀色の背もまぶしい鯖の旨味が押し寄せる。
肉厚なのは言うに及ばず、圧倒的なのである、旨味が。
並の鯖寿司と一線を画すポイントが、確信的な「塩の強さ」。
このシンプルな味付けこそが、鯖の旨さを引き出しているようだ。
一方、砂糖の甘さはほとんど感じられず、塩味とバランスを取るのは酢のまろみ。
塩味は決して突出せず、酢のまろみ、脂の旨味と交じり合ったときの素晴らしい味わいといったら!
素晴らしいの一言。
噛めば噛むほど味が出て、昆布のとろみが溶け出して、食べ進むのが勿体ない(笑)
取り除くよう指示のある「昆布」は、旨味を染み込ませるための、あくまでも裏方の存在。
確かに食感の観点から、寿司と一緒に口に入れるのは得策ではないだろう。
「都こんぶ」よろしく、酒のつまみとして頬張ることをお勧めしたい。
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期待の何割か先に行く、特上の鯖寿司。
これまでに食べてきた鯖寿司のなかで、間違いなくトップに君臨する。
特別なことはやっていないはずなのに、なぜこうも味が違うのか。
とんでもなく美味しい鯖寿司。おそるべし京都!