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どんぶり到着！ この角度がたまらない♪
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上天丼スペシャル（￥2000）。海老3尾・イカ・白身魚という、最高にデラックスな布陣！
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港町の天丼らしく、野菜がいっさい入らないのが特徴の一つ
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主役の海老はぷりぷりで、期待を裏切らない美味しさ
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イカはでっかくて豪快、しっかりとした噛み応え。注文時に依頼すれば、カットしてもらえるようだ
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どんぶり到着～ この「フタ」は、食べ手のテンションを上げるための小道具
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魚天丼（￥1300）。キス×2に加え、「デンデン」が入るところが沼津らしいポイント！
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衣は非常に薄くてサックリ。タレはべったりせず、濃い味すぎず上品な印象
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味噌汁到着！
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味噌汁（￥100）。このお店の、もう一つの主役！ あさりたっぷり、味噌というより「出汁」そのものです
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殻から染み出したあさりの出汁が、これでもかと汁に溶け込む。これぞ和食の素晴らしさ
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注文後、まずは緑茶と漬物が提供される。静岡県ですから、お茶は美味しい
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沼津駅から南へ徒歩13分、三國廉太郎もひいきにしたという「伊豆家」。店頭に漂う、胡麻油の香り！
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駐車場。「3～9」までが伊豆家さんです
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全ての天丼は「海老・いか・魚」の3種類から構成される。「味噌汁」の追加注文も忘れずに！
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「ごはん少なめ」で注文する人もちらほら。持ち帰りの注文も多く入る
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永代橋。狩野川に架かる橋としては、河口から2番目にあたる
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［静岡県沼津市］［来訪回数：2回］
2022/2/23（祝️）
JR沼津駅の南方、仲町にある天丼専門店。
場所は… 永代橋の西詰、狩野川のほとり。
沼津駅南口から地下道を抜けて "さんさん通り" を南下。
リバーサイドホテルからさらに南下、永代橋通りとの交差点を左折。その側道にある。
駅から徒歩13分、バス利用で8分。月曜・火曜定休。
車の場合、お店の北西側、さんさん通り沿い「仲町木村パーキング No.3～9」6台分を利用可能。
創業時期は不明だが、少なくとも45年前（1975年頃）から存在するとの情報あり。
「俳優・三國連太郎も愛した天丼の店」として知られ、沼津での屈指の名店。
しかし目立たない店構え、私も東京の知人から教えられなければ、全く気付かなかったに違いない。
沼津はギリギリ伊豆國に含まれないが、それでも伊豆家とは、これ如何に。
開店は11時。お店の外まで、胡麻油の香ばしさが漂ってくる。
外に待ち客が座っている場合も、リストに名前を書く必要があるので、まずは店内に入ろう。
持ち帰りの予約電話も結構入っている様子。
客席は 2人掛けテーブル×1卓、4人掛けテーブル×6卓程度。
全席禁煙。BGM無し、テレビも無し。
薄暗い店内は満席で、地元に愛されている感が伝わってくる。
おばちゃんの接客は丁寧だが、厨房の方ではバトルが展開されている様子（笑）
お品書きは以下のような感じ。
〔天丼〕 天丼（海老・いか・魚）、上天丼（海老3・魚）、上天丼スペシャル（海老3・いか・魚）
海老天丼、いか天丼、魚天丼、海老ぬき天丼、いかぬき天丼、魚ぬき天丼
〔サイド〕味噌汁、ビール
大盛は￥100増し。たくさんメニューがあるように見えるが、結局「海老・いか・魚」の組合せである。
野菜天ぷらのないところが、いかにも港町の天丼屋らしい。
味噌汁は丼に付かないので、是非とも別に注文することをお勧めしたい。
まず急須に入った緑茶と、漬物が運ばれてくる。
このスタイルは、洋食「千楽」とも共通するね。
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■上天丼スペシャル（￥2000）※税込10％
蓋が綺麗に直立している。蓋を背景として、お約束の写真タイム♪
海老3尾・イカ・魚という豪華な布陣。
主役の海老はぷりぷりで、期待を裏切らない美味しさ。
タレは、意外なほど薄味。
べったりとした甘さがなく、あくまで上品で、関東の天丼や名古屋の味付けとも違う様子。
薄味な分、具材の味わいが前面に出る。
イカはでっかくて豪快。
切り込みを入れられた姿は、野球のグローブやクリームパンを連想させる(^-^)
比較的しっかりとした噛み応え。
ちなみに注文時に依頼すれば、カットしてもらえるようだ。
そして私が一番すごいと思ったのは白身魚の天ぷらだ。
食感がほっくり柔らかく、そして肉厚である。
魚種はキスだろうか、だとすればこれまで食べたキス天の中で最高の美味しさである。
ここまで食べて、油っ濃さを感じないのも評価したいポイント。
漬物は大根2種、沢庵とべったら漬。
いずれも塩辛くなくて、瑞々しくパリッとしてサラダ感覚。
ごはんのボリュームはやや多めだが、天ぷら・味噌汁・漬物のコンビネーションで無理なく完食できた。
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■魚天丼（￥1300）
前回美味しかった「魚天ぷら」をたっぷり堪能できる一品。
衣の薄さ、サックリとした食感。そして白身の味が濃い、と改めて感じる。
あとで店員さんに聞いてみると、キスが2尾とホウボウが入っているそうだ。
ホウボウ（白ムツ）は、特に沼津で好んで食べられる魚。
キスと同じ白身なので見分けがつきにくいが、少し大きめで肉厚なのがホウボウだ。
港町・沼津ならではの魚天丼。ツウな方には、特にお勧めである。
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■味噌汁（￥100）
具は日替わりのようで、この日はアサリ。
さすが港町とあって、アサリどっさり♪
味噌汁という名だが、味噌感は薄く、塩味の「うしお汁」と思われる。
アサリの旨味がしっかり染み出し、天丼には欠かせない相棒といえる。
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お会計は現金のみ。
噂に違わぬ名店の天丼。心ゆくまで堪能することが出来た。