2回
2022/05 訪問
いつ来ても新しい驚きがある、中華料理。「ザワークラウトと豚肉の煮込みそば」は絶品!
海老たっぷり炒飯(¥1100)。別皿のマヨネーズがポイント、これが意外と合うんです
プリプリの海老が20匹! あっさりした味わいで、刻みチャーシュー(炒飯の具)がアクセントに
酸菜肉糸湯麺、ザワークラウトと豚肉の煮込みそば(¥960)。これは絶品!
単体でもコク深い丸鶏スープに、酸菜の酸っぱさ&発酵由来の旨味、豚肉の旨味が溶け込む
細めの麺に、リッチなお味のスープが絡まる。尖った酸味はなく、あくまでマイルドな旨さ
野菜のザクザク感も魅力的! 中華でザワークラウトなんて、お洒落すぎだと思う~
冷し担々麺+半炒飯(¥1050)。濃厚な胡麻風味に酢をプラス、酸味の塩梅が絶妙です
コシのある麺。蒸し暑い季節でも、さっぱりといただける味付けだ
丼の底をすくうと、挽肉・胡麻に加えて生姜、さらに松の実のフレーバーを感じられる
野菜入り上海やきそばと半チャーハン(¥960)。麺はかなり細麺を使用
味付けは塩辛すぎず、オイスターソースだろうか、独特の旨味を効かせてある
一口目で感じる旨味がすごい! 刻みチャーシューの旨味だろうか、調味料の妙だろうか
〔季節限定〕冬瓜と桜海老の煮込み(¥1210)。野菜メインのやさしい夕食
上品な塩味、とろみの中に桜海老のシャリ感が交じる。薄味だが出汁が効いており、おかずになる
春巻(2本¥380)。パリッとした揚げ具合が快い。濃い目の味付けでビールに合いそう!
仲見世アーケードから少し東側、白亜の殿堂といった佇まいの中国料理「華味」Fuawei
飯類
麺類
2022/06/16 更新
2021/03 訪問
猪肉・ラム肉・アンコウなど、ランチでも珍しい料理を味わえる! 一味も二味も違う中華料理店。
[静岡県沼津市][来訪回数:4回]
2021/3/29(月)
JR沼津駅の南方、大手町にある中華料理店「ふぁーうぇい」。
場所は… 南口を出てロータリーを右奥へ進み、道路を渡って 仲見世商店街に入る。
アーケードをどんどん進み、大通り(旧国一通り)に出る一本手前、左手にある。
郵便局の左隣にあたる。
沼津駅から徒歩6分。専用駐車場なし。火曜定休。
町中華よりワンランク上の、高級感を漂わせる佇まい。
店頭に示されたランチメニューも、一般的なそれとは一味違う様子。
好奇心を抱いて入店。
ちなみに お店の少し手前、商店街の一角にテイクアウト専門店も構えている。
客席はコの字カウンター10席、2~5人掛けテーブル×8卓程度。
カウンター左手に、6名向けの半個室。80名も入る座敷席あり(全140席)。
全席禁煙。BGMは静かにピアノが流れる。
平日12時前、早くも待ち行列ができる大人気ぶり!
入口に、自動噴射式の消毒アルコールあり。
リストに名前を書いて待つ。
席間は広く取られ、シックなインテリアに紅色の椅子がアクセント。
清潔感があり、日本人スタッフによる落ち着いた接客も良い感じ。
ランチメニューの一部を紹介すると…
黒酢すぶた、豚足のうま煮、ゴーヤと豚肉の香り炒め、四川風豚肉の辛味うま煮(水煮肉片)
四川風マーボー豆腐、エビチリグラタン、白身魚と野菜の香り炒め、小エビときのことイカの炒め
小海老ラーメン、豚足麺、駿河ブラックラーメン、上海やきそば、温州式特大ワンタンスープ
このほか 27種類の定食を揃える。
定食のライスは半炒飯に変更可能(¥200)。春巻やシューマイなど、単品追加も可能。
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■水煮魚片・アンコウの四川風辛味うま煮定食(¥1040)※税込10%
一人前の土鍋で登場。サラダ・スープ・ザーサイつき。
土鍋には、赤褐色のスープがたっぷり! その中にアンコウと青梗菜が入る。
唐辛子の辛さはごく控えめ、山椒を香らせて麻辣のバランスを取っている。
ベースは中国醤油+酢のようで、しっかりした旨味を感じる。
クミンであろうか、日本的な中華料理ではあまり感じない、独特な香りが前面に出る。
刻みネギ・刻みニンニクがたっぷり、その風味を遠慮せずに効かせてある。
アンコウは軽く揚げられ、薄い衣をまとっている。
クセのない白身であるが、ぷりぷりと弾力があり、皮の部分のゼラチン質が特徴的で面白い。
いかにも ごはんの進む味で、これは大盛にしてもらっても良かったかな。
グリーンサラダには白いドレッシング、ヨーグルトのようなさっぱりした風味が感じられて
これもなかなか良い感じ。
スープもありきたりな味ではなく、お店の個性を感じさせるもの。
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■ラム肉の北京風焼肉(¥1210)
ランチメニューの冒頭に、ラム肉とあるのは非常に珍しい。
比較的クセの強い食材で、日本では必ずしもメジャーではないからだ。
非常に気になって注文。
運ばれてくると、やはり野性的な香りがテーブル周辺に漂う。
炒められたラム肉と少量のねぎ、付合せの千切りキャベツという構成。
かなり塩加減が強く、山椒も振られており、ごはんの進む味付け。
受け付けない人には、無理な匂いかもしれないが(笑)精力がつきそうな一品である。
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■猪もも肉の炒め定食(¥1320)
珍しいジビエ料理。
千切りのじゃがいも・人参と、同じく細く刻んだ猪肉。とろみをつけて炒めてある。
味付けはあっさりとした塩味。おそらく中国東北部の味ではないか…と推測。
猪肉は硬く、噛み切れない感じだが、細切りにしてあるので食べにくさは感じない。
肉の味を楽しむというより、猪肉のパワーを取り込むという感じかな。
午後の仕事に、勢いがつくと良いけれど(笑)
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■エビチリグラタン(¥1100)
この店ならではのオリジナルメニュー。オーブンが導入されたことで提供可能となった。
白いグラタン皿にエビチリ、たっぷりのチーズが掛かる。
海老はアツアツぷりぷりで、大振りなものが6尾入り、ボリューム的にも満足。
甘酢とチーズの組合せも珍しいが、不思議と相性は良い。
もう一つ不思議といえば、グラタンをおかずにごはんを食べること(笑)
これも初めての体験だが(ドリアは除く)悪くないと感じた。
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お会計は PayPay利用OK。
今度は、一番人気だという「小海老が別盛にされたラーメン」、
「豚肉とザワークラウトのうま煮そば」「茄子とハムの炒めマカオ風味」を試してみたい。
水煮魚片・アンコウの四川風辛味うま煮定食(¥1040)
唐辛子の辛さは控えめ、山椒を香らせて麻辣のバランスを取っている
アンコウは軽く揚げられ、ぷりぷりと弾力あり。ゼラチン部分の食感が面白い
猪もも肉の炒め定食(¥1320)。あっさりとした塩味、ジビエのパワーを取り込もう
千切りのじゃがいもが主体。猪肉は噛み切りにくいが、細切りなので食べにくさは感じない
ラム肉の北京風焼肉(¥1210)。運ばれてくると、野性的な香りがテーブル周辺に漂う
塩加減が強く、山椒も振られており、ごはんの進む味付け。精力が付きそうです
エビチリグラタン(¥1100)。この店ならではのオリジナルメニュー!
グラタンをおかずにごはんを食べるというのが、また斬新
海老はアツアツぷりぷり。甘酢とチーズの組合せも珍しいが、不思議と相性は良い
仲見世アーケードから少し東側、白亜の殿堂といった佇まいの中国料理「華味」Fuawei
猪のうま煮そば、豚足のうま煮、茄子ハムマヨなど、ランチでも珍しい料理が味わえる。実に私好みである
焼肉味噌ラーメン、茄子とハムのマヨネーズ炒めマカオ風など、興味を惹くメニューが多数
ランチメニューの筆頭にラム肉。激辛好きさんは四川風麻婆豆腐を試してみては
小海老ラーメンは人気商品。温州式の特大ワンタンも気になる
2022/12/04 更新
[静岡県沼津市][来訪回数:9回]
2022/5/27(金)
JR沼津駅南口、仲見世商店街にある中華料理店。
店舗情報は、1回目の "行った" をご参照あれ。
ちなみに3,000円以上の場合、仲見世パークなどの駐車券が出るようだ。
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■蝦仁炒飯:特製海老たっぷり炒飯(¥1100)
名物料理のひとつ。みんな大好き、プリプリ海老がたっぷり!
炒飯が見えないくらい山盛りで、数えてみたら20匹〜
別皿でマヨネーズが添えられており、お好みで海老につけてどうぞ、とのこと。
マヨネーズと炒飯、合うのかなと半信半疑だったが、試してみたら… これが合う〜
全体にあっさりとした塩味だが、刻みチャーシューの塩味がアクセントに。
この日はザーサイの代わりに、スモークされた大根漬が添えられており
「おっ」と驚かされた。
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■酸菜肉糸湯麺:ザワークラウトと豚肉の煮込みそば(¥960)※税込10%
中華でザワークラウトなんて珍しいと思い、以前から目を付けていたメニュー。
ランチメニューに記載がなく、グランドメニューにあるので気付いてない人も多そう。
単体でもコク深い、塩味の丸鶏スープ。
これに酸菜の酸っぱさ&発酵由来の旨味、細切り豚肉の旨味がたっぷり溶け込むリッチなお味!
酸辣湯麺のような尖った酸味はなく、あくまでマイルドな旨さ。
野菜のザクザク食感もたまらない。
日本でこの味を楽しめる店は、なかなか無いんじゃないかな…
(たぶん)ここでしか食べられない、堂々の逸品。
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■〔夏季限定〕冷し担々麺+半炒飯(¥1050)
コシのある麺に、挽肉・水菜・砕いたピーナッツ。
ベースとして胡麻の濃厚さがありつつ、酢が加えられており、ほど良い酸味のバランスを実現。
蒸し暑い季節でも、さっぱりといただける味付けだ。
麺を食べ終えて丼の底をすくうと、挽肉・胡麻に加えて生姜、さらに松の実だろうか、
マイルドなナッツ感を楽しめて、最後まで飽きさせない。
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■野菜入り上海やきそばと半炒飯(¥960)+春巻(2本¥380)
満腹間違いなしのセットに、追加で春巻まで付けてしまった(笑)
春巻はパリッと揚げられた皮が良い感じで、濃いめの味付けがビールを誘う。
私は仕事なので飲めないが、昼飲みにはうってつけの点心と言えそうだ。
やきそばは麺が主役で、具は少量のニラ・もやし。
かなり細麺なのが特徴的で、オイスターソース(?)の旨味がたっぷり絡む。
塩気をあまり感じさせないのも特徴的。
炒飯は、非常に旨味が強いもの。この旨味は、自家製チャーシュー由来だろうか…
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■〔期間限定〕冬瓜と桜海老の煮込み定食(¥1210)
冬瓜という名前とうらはらに、旬は夏というから面白い。
穏やかな塩味に、桜海老のシャリ感がアクセント。
薄味だが、出汁の風味がしっかりあるので、ごはんのおかずにもなる。
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若い男性店長(料理長)の動きを見ていると、接客に大変気を配っている店だなと感じる。
沼津の人気店となった理由は、そのあたりにもあるのかなと思う。
ありきたりな中華とは違う、いつ来ても新しい驚きがある中華料理。
次は「温州式特大ワンタンスープ」を試してみたい。