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よろめき食い道楽記
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よろめきコールマン (男性・神奈川県) 認証済
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1回
夜の点数:4.5
2008/08 訪問
ハレの時空間にふさわしい素敵な料理ともてなし
【初訪問:2008年8月】身内のちょっとしたお祝いごとがあって、以前から気になっておりましたこちらの桜田さんにお世話になりました。庶民である私と身内がその時に味わった非日常な楽しい時間は、素晴らしいお料理ともてなしによるものだと思います。こういうハレの場を演出していただいたご主人、女将さんはじめお店の方々にとても感謝しております。一週間ほどになりますが、しみじみと良かったな、有り難かったなと感じています。趣きのある暖簾の向こうにある引き戸をあけると、明るい空間と小さなカウンター席が見えました。予約名を告げて案内されたのは、その奥の坪庭が見えるテーブルです。同じスペースに二組、さらに庭の向こう側にあるお座敷にもお客さんがおられました。仕切りの向こうの子供連れのお客さんの賑やかな感じもあって、身内だけならテーブルの方でむしろ楽しかったと思いました。お料理はどれもすばらしく、出されたときに驚き、いただいたときに息が漏れる、の連続でした。季節は8月のお盆すぎです。○おまかせ (15000円)*食前酒 梅酒、つづいて女将さんから百春というお酒のお酌を受けました。金杯でお祝いを盛り上げていただきました。*酢物 ほんのり程度の上品なお酢の味で、ほぼ生の活海老、わたりがに、そして○○(失念)にオクラをたたいたものがかかっていました。入っていたガラスの小鉢、お祝いですから120年前のバカラでご用意いたしました、といわれて絶句、思わず(器にあたらないよう)腕時計を外しました。○○を忘れた一因です。*鯛の塩焼 ご主人のお祝いの気持ちということでした。食べやすい身の部分が人数分に上手に切られていて、お頭やカマが付いたものはお持ち帰りさせていただきました。*お椀 鱧とずいきのお汁、少し梅肉が乗っている鱧はプリッとした食感、おつゆはすーっと喉を通って行く感じです。塩気も水気も感じない、不思議な心地よさでした。*お造り 平目、鱧、まぐろ中トロです。やはりお祝いらしく鶴の形のお皿で、とても繊細に飾り切りで作られた鶴の首を模したツマは南瓜の青い部分とのことです。お醤油かおろしポン酢でいただきました。*鰻の白焼きにおろしの蒸し物 何と薬味にケーパーをたたいたものを供されました。ちょっとした酸味が鰻のこってり感をうまく中和して楽しいです。*八寸 八幡巻、きぬかつぎ、黄身酢のみょうが添え、えだまめ、秋刀魚のおすし、いちじくのワイン煮、そしてずいきの白和えがほおずきの殻に入っている、という飾りもありました。*焼茄子とウニのごまあん こってりとした味で満足感がさらにアップ。*稚鮎の塩焼き 燻された状態で登場、笹の野趣あふれる香り、骨ごと香ばしくいただきます。薬味の蓼酢も良い感じでした。*鱧の蓮蒸し ショウガの味でいただいて、お料理は終わりました。書いている時にあらためて気づきましたが、鱧、ずいきなど、食材が結構重複しているのです。しかし旬であったりその時の良い食材を使ったものと感じられ、バラエティ溢れる料理は味の面で重複などは感じさせないものでした。*食事 釜炊きのとうもろこしごはん、大根の赤出しに浅漬けです。少し塩気を感じるごはんに、とうもろこしはプチプチとした感じで楽しかったです。ごはんはたっぷりあって、残りは当然お持ち帰りです。*水菓子 メロンと桃、それにブラマンジェにマンゴジュースまで。*茶菓 黒豆の水ようかん、おうす。以上で全て終わりになりました。工夫と準備を尽くされたと感じられる料理で、そういうのがいただけることの喜びを感じたひと時でした。唯一気になったことは、仲居さんでちょっと着物の袖に頓着されない方が居られたことです。それ以外は本当に充実したひと時をすごさせていただき、とても感謝しております。また、ハレの日があって伺うことができますように。#15000円のコースで、お酒を少しいただいて一人あたり17000円ほどでした。予約の際に身内のお祝いだと伝えてありました。
2012/11/28 更新
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日本酒あり
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ソファー席
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【初訪問:2008年8月】
身内のちょっとしたお祝いごとがあって、以前から気になっておりましたこちらの桜田さんにお世話になりました。庶民である私と身内がその時に味わった非日常な楽しい時間は、素晴らしいお料理ともてなしによるものだと思います。こういうハレの場を演出していただいたご主人、女将さんはじめお店の方々にとても感謝しております。一週間ほどになりますが、しみじみと良かったな、有り難かったなと感じています。
趣きのある暖簾の向こうにある引き戸をあけると、明るい空間と小さなカウンター席が見えました。予約名を告げて案内されたのは、その奥の坪庭が見えるテーブルです。同じスペースに二組、さらに庭の向こう側にあるお座敷にもお客さんがおられました。仕切りの向こうの子供連れのお客さんの賑やかな感じもあって、身内だけならテーブルの方でむしろ楽しかったと思いました。
お料理はどれもすばらしく、出されたときに驚き、いただいたときに息が漏れる、の連続でした。季節は8月のお盆すぎです。
○おまかせ (15000円)
*食前酒 梅酒、つづいて女将さんから百春というお酒のお酌を受けました。金杯でお祝いを盛り上げていただきました。
*酢物 ほんのり程度の上品なお酢の味で、ほぼ生の活海老、わたりがに、そして○○(失念)にオクラをたたいたものがかかっていました。入っていたガラスの小鉢、お祝いですから120年前のバカラでご用意いたしました、といわれて絶句、思わず(器にあたらないよう)腕時計を外しました。○○を忘れた一因です。
*鯛の塩焼 ご主人のお祝いの気持ちということでした。食べやすい身の部分が人数分に上手に切られていて、お頭やカマが付いたものはお持ち帰りさせていただきました。
*お椀 鱧とずいきのお汁、少し梅肉が乗っている鱧はプリッとした食感、おつゆはすーっと喉を通って行く感じです。塩気も水気も感じない、不思議な心地よさでした。
*お造り 平目、鱧、まぐろ中トロです。やはりお祝いらしく鶴の形のお皿で、とても繊細に飾り切りで作られた鶴の首を模したツマは南瓜の青い部分とのことです。お醤油かおろしポン酢でいただきました。
*鰻の白焼きにおろしの蒸し物 何と薬味にケーパーをたたいたものを供されました。ちょっとした酸味が鰻のこってり感をうまく中和して楽しいです。
*八寸 八幡巻、きぬかつぎ、黄身酢のみょうが添え、えだまめ、秋刀魚のおすし、いちじくのワイン煮、そしてずいきの白和えがほおずきの殻に入っている、という飾りもありました。
*焼茄子とウニのごまあん こってりとした味で満足感がさらにアップ。
*稚鮎の塩焼き 燻された状態で登場、笹の野趣あふれる香り、骨ごと香ばしくいただきます。薬味の蓼酢も良い感じでした。
*鱧の蓮蒸し ショウガの味でいただいて、お料理は終わりました。
書いている時にあらためて気づきましたが、鱧、ずいきなど、食材が結構重複しているのです。しかし旬であったりその時の良い食材を使ったものと感じられ、バラエティ溢れる料理は味の面で重複などは感じさせないものでした。
*食事 釜炊きのとうもろこしごはん、大根の赤出しに浅漬けです。少し塩気を感じるごはんに、とうもろこしはプチプチとした感じで楽しかったです。ごはんはたっぷりあって、残りは当然お持ち帰りです。
*水菓子 メロンと桃、それにブラマンジェにマンゴジュースまで。
*茶菓 黒豆の水ようかん、おうす。以上で全て終わりになりました。
工夫と準備を尽くされたと感じられる料理で、そういうのがいただけることの喜びを感じたひと時でした。唯一気になったことは、仲居さんでちょっと着物の袖に頓着されない方が居られたことです。それ以外は本当に充実したひと時をすごさせていただき、とても感謝しております。また、ハレの日があって伺うことができますように。
#15000円のコースで、お酒を少しいただいて一人あたり17000円ほどでした。予約の際に身内のお祝いだと伝えてありました。