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よろめき食い道楽記
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よろめきコールマン (男性・神奈川県) 認証済
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1回
夜の点数:4.5
2012/10 訪問
シェフの豊富なアイデアと自家製食材を楽しむイタリアン
*訪問から時間の経っているレビューです。【初訪問:2012年10月】小さなお店で夜は月替わりのコース一本だけという営業形態ながら、人気を得ていた同名店舗が出町柳近くにありました。そのシェフが、街中に移転して2012年の夏にオープンされたお店です。どういう感じのお店になったのかなと思っていますと、マイレビュアーでコチラのお馴染み様であるさいぼうぐさん、ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアさんのレビューが期待通りアップされました。くぴぷちさんも既に訪問。皆様のレビューを参考にいたしますと、移転前後での違いについても判り易く参考になります。素晴らしさは変わらず、当然伺うべきでしょ う。という話になりまして、予約の上週末の夜に初訪問です。京都市役所に近く、押小路通を少し西に行ったところのマンション地下にあります。大きいですが落ち着いた色とデザインの看板ですので、見逃さないことが肝要です。 一人が通れるぐらいの細い階段を降り、通路をさらに奥に進みます。右手の扉に小さな看板がありまして、それがコチラ。更に奥にもお店があるようですので、これも確認して間違わない様にしなければなりません。大通りから外れた住宅街にあった前のお店と同じく、街中でも見事に穴場感を出しておられます。扉を開けると、右奥にずっと伸びるカウンター席が印象的です。キッチンはそのカウンターよりも低い位置にあり、着席した客よりも、シェフの目線は下にあります。前のお店と同じシェフ、それにサポートの若い女性が切り盛りされています。メニューはアラカルトのみで、ほとんどの料理は二人分のお値段で表示されています。ポーションなどをお聞きしつつ、興味深い品々から悩みつつ選択をいたしました。○アミューズ 「オリーブと自家製サラミ」小皿盛り。これだけで一杯目が半分以上無くなりました。○オリーブ5種 (500円)色々な種類のオリーブを食べ比べできます。○フォカッチャ (一人分50円)美味しいコチラの自家製フォカッチャは健在。オリーブオイルとローズマリー(?)の香り。○白イチジクの赤ワイン煮 (500円)デザートでなく、ワインのお伴という位置づけの品。○秋刀魚のリエットと焼茄子 (アンティパストの目安:1000〜1500円)塩味の冷製煮込みですが、秋刀魚の味がしっかり生きています。同じ旬の香ばしい茄子とピンクペッッパーと一緒にいただくのも面白いです。○リコッタチーズとトマトとキノコのクロスティーニ(アンティパストの目安:1000〜1500円)チーズ、トマト、キノコの旨味のバランスが素晴らしいです。ワインがどんどん飲める楽しさ。○鶏前菜三種盛り(アンティパストの目安:1000〜1500円)「白肝のパテ」は濃い色できめ細かい仕上がり。「もも肉の薫製」は意外なほどジューシーな仕上げ。「砂肝のコンフィ」はコリコリの食感にほんのりの塩味。それぞれの特徴が楽しめる一皿でした。○穴子の赤ワイン煮 リゾーニ (1800円)リゾーニは米粒状の「パスタ」です。キノコと一緒に甘辛の和風味の仕上がりに驚き。トマトやチーズを使わず、それでも赤ワインのギリギリの酸味が効いています。不思議な美味しさを楽しんでいたら、「京都の、鰻茶漬けのイメージです」とは、シェフの弁。○キャラメル味のソルベ コーヒーゼリーとパンナコッタ (600円)ボリュームあります。ソルベはキャラメルの甘さが爽やかに仕上がっているのが素晴らしいです。○ブラッドオレンジのソルベ グレープフルーツとそのジュレ (600円)ソルベの酸味は抑えめに感じますが、ジュレで好みに調節。二種類の柑橘味が楽しめる贅沢なドルチェでした。○エスプレッソ (400円)○グラスワインスプマンテ(600円)、白(700円)、赤(900円)をグラスでいただきました。メニューの選択に悩みましたが、メインをいただかない代わりに前菜を多くして、色々なお料理を楽しむ事ができました。以上を二人でいただいて、一人6000円ちょっとのお会計になりました。夜は以前のお店のコースお決まりという営業形態から、利用出来るシチュエーションが増えたと思います。しっかり食事する場合も、二軒目で軽くアラカルトでワインを飲むのもOK。1グループ4名までの上限は、1、2人のお客がゆっくり食事を楽しめる様に、というお店のコンセプトを大切にされるためだと思います。ワインのお値段についても、お店の方針がちゃんと書かれていて安心です。京都で永らく愛され、シェフ自身が愛する料理や食材を意識し、そのアナロジーに挑戦されているのが楽しいです。そんなシェフの真剣な遊び心を感じた時には、きっと楽しい食事となるでしょう。定番料理や豊富な自家製食材を楽しむこともできるコチラ、気軽な一杯からしっかりと食事を取りたい時まで、再訪問したいと思います。
2013/03/02 更新
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知人・友人と
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ワインあり
日本酒あり
焼酎あり
オシャレな空間
カップルシート
カウンター席
ソファー席
座敷
*訪問から時間の経っているレビューです。
【初訪問:2012年10月】
小さなお店で夜は月替わりのコース一本だけという営業形態ながら、人気を得ていた同名店舗が出町柳近くにありました。そのシェフが、街中に移転して2012年の夏にオープンされたお店です。どういう感じのお店になったのかなと思っていますと、マイレビュアーでコチラのお馴染み様であるさいぼうぐさん、ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアさんのレビューが期待通りアップされました。くぴぷちさんも既に訪問。皆様のレビューを参考にいたしますと、移転前後での違いについても判り易く参考になります。素晴らしさは変わらず、当然伺うべきでしょ う。という話になりまして、予約の上週末の夜に初訪問です。
京都市役所に近く、押小路通を少し西に行ったところのマンション地下にあります。大きいですが落ち着いた色とデザインの看板ですので、見逃さないことが肝要です。 一人が通れるぐらいの細い階段を降り、通路をさらに奥に進みます。右手の扉に小さな看板がありまして、それがコチラ。更に奥にもお店があるようですので、これも確認して間違わない様にしなければなりません。大通りから外れた住宅街にあった前のお店と同じく、街中でも見事に穴場感を出しておられます。扉を開けると、右奥にずっと伸びるカウンター席が印象的です。キッチンはそのカウンターよりも低い位置にあり、着席した客よりも、シェフの目線は下にあります。前のお店と同じシェフ、それにサポートの若い女性が切り盛りされています。メニューはアラカルトのみで、ほとんどの料理は二人分のお値段で表示されています。ポーションなどをお聞きしつつ、興味深い品々から悩みつつ選択をいたしました。
○アミューズ 「オリーブと自家製サラミ」
小皿盛り。これだけで一杯目が半分以上無くなりました。
○オリーブ5種 (500円)
色々な種類のオリーブを食べ比べできます。
○フォカッチャ (一人分50円)
美味しいコチラの自家製フォカッチャは健在。オリーブオイルとローズマリー(?)の香り。
○白イチジクの赤ワイン煮 (500円)
デザートでなく、ワインのお伴という位置づけの品。
○秋刀魚のリエットと焼茄子 (アンティパストの目安:1000〜1500円)
塩味の冷製煮込みですが、秋刀魚の味がしっかり生きています。同じ旬の香ばしい茄子とピンクペッッパーと一緒にいただくのも面白いです。
○リコッタチーズとトマトとキノコのクロスティーニ(アンティパストの目安:1000〜1500円)
チーズ、トマト、キノコの旨味のバランスが素晴らしいです。ワインがどんどん飲める楽しさ。
○鶏前菜三種盛り(アンティパストの目安:1000〜1500円)
「白肝のパテ」は濃い色できめ細かい仕上がり。「もも肉の薫製」は意外なほどジューシーな仕上げ。「砂肝のコンフィ」はコリコリの食感にほんのりの塩味。それぞれの特徴が楽しめる一皿でした。
○穴子の赤ワイン煮 リゾーニ (1800円)
リゾーニは米粒状の「パスタ」です。キノコと一緒に甘辛の和風味の仕上がりに驚き。トマトやチーズを使わず、それでも赤ワインのギリギリの酸味が効いています。不思議な美味しさを楽しんでいたら、「京都の、鰻茶漬けのイメージです」とは、シェフの弁。
○キャラメル味のソルベ コーヒーゼリーとパンナコッタ (600円)
ボリュームあります。ソルベはキャラメルの甘さが爽やかに仕上がっているのが素晴らしいです。
○ブラッドオレンジのソルベ グレープフルーツとそのジュレ (600円)
ソルベの酸味は抑えめに感じますが、ジュレで好みに調節。二種類の柑橘味が楽しめる贅沢なドルチェでした。
○エスプレッソ (400円)
○グラスワイン
スプマンテ(600円)、白(700円)、赤(900円)をグラスでいただきました。
メニューの選択に悩みましたが、メインをいただかない代わりに前菜を多くして、色々なお料理を楽しむ事ができました。以上を二人でいただいて、一人6000円ちょっとのお会計になりました。
夜は以前のお店のコースお決まりという営業形態から、利用出来るシチュエーションが増えたと思います。しっかり食事する場合も、二軒目で軽くアラカルトでワインを飲むのもOK。1グループ4名までの上限は、1、2人のお客がゆっくり食事を楽しめる様に、というお店のコンセプトを大切にされるためだと思います。ワインのお値段についても、お店の方針がちゃんと書かれていて安心です。京都で永らく愛され、シェフ自身が愛する料理や食材を意識し、そのアナロジーに挑戦されているのが楽しいです。そんなシェフの真剣な遊び心を感じた時には、きっと楽しい食事となるでしょう。定番料理や豊富な自家製食材を楽しむこともできるコチラ、気軽な一杯からしっかりと食事を取りたい時まで、再訪問したいと思います。