レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
2位
2回
2017/05訪問 2017/05/03
GWを満喫すべく、いつもの横須賀中央へ・・・・
ガラガラかと思って、電話ではやっているかどうかだけ確認して言ったのだが・・・・
写真の通り満席だったΣ(・ω・ノ)ノ!
電話口に出た息子さんが、気を利かせて奥の席を確保しておいてくれたので助かった・・ε-(´∀`*)ホッ
刺身は状態の良いのが無いとの事で、煮漬けたモロコをつまみにどうぞと分けてくれた。
いつものように白焼きを酒の肴に、鰻重で腹を満たした。
ボクにとって、この店は通う価値のあるお店である。
28年12月24日
今日はXmas eve、カミさんと鰻デートした。
巨大な奴を二人で三尾やっつけた(^◇^)
息子がひいたと思われる平目の造りだか、なかなかのものだった・・・次回は河豚を試してみるかな・・・・
鰻への思い入れは強い・・・齢五十と数歳にして、全国で百を超える鰻屋を訪れている・・・・その末に、やっと辿り着いたのがこの店だった・・・
串打ち三年、割き八年、焼きは一生と謳われる鰻屋だが、九割九分方の鰻屋は「焼き」に不満が残る・・・
鰻の質そのものを味わう事ができる白焼きだが、実はこの白焼きこそ、鰻屋の程度がわかるのだ・・・
・・・たぶん、ほとんどの店では生臭かったり、水っぽかったり、はたまた、パサパサだったりな感じじゃなかろうか・・・何故炭で焼かなければならないのか、意味さえ知らない店主も多い・・・・
実は白焼きはとっても甘い。
この事実を知る人は少ないだろう・・・鰻はその皮目にこそ甘さがあふれているのだ・・・脂を残し過ぎると諄くなり、落とし過ぎると水っぽくなる・・・高い熱ではなく、火で焼くから生臭くなる・・・もちろん、下処理や鰻そのものの質の問題もあるだろうが・・・
ま、知った風な口を利くのも程ほどにして、蒲焼はcanちゃの言う通り極辛である・・・ある意味尖っているが、酒呑みには程よい辛さなのである( *´艸`)
ボク=塩を舐め乍ら酒を飲むタイプ・・・だからね(^_-)-☆
3位
2回
2018/11訪問 2018/11/17
カミサンが「今日は外食したい気分なの・・・」はいはい、了解しました(^^)/
当日予約の当日訪問である・・・土曜のディナーだと言うのに、よく予約が取れたものだ・・・この店は、そのうち予約の取りにくい店となるだろう・・・
ちょっと変わった店名だが、由来は敢えて聞かなかった・・・
街中での開放的な空間は、心も体もリラックスできる・・・コンセプトの通り、まさにurban resortな店と言える。
予約の電話で、コースの内容は食材を見て組み立てるので、テーブルで説明しますと言っていた・・・その通り、シェフがテーブルまでやって来てコースの内容を一皿一皿これで良いかと訊いてくる・・・まさにフレンチ=創作料理の神髄であるな・・・感心させられた・・・
どの皿も“低温調理“が基本となっているようで、冷製な料理が続く・・・カミサンはサーモンの皿を褒めちぎっていたが、ボクが感心したのはエゾ鹿の方。
星付きの店でもこれほど鹿の旨味を引き出せている店は少ないのではないか・・・・ナイフを入れてもレアなのに、中までしっかりと火が通っている・・・合わせたブルゴーニュに思わず目を瞑ってしまったほどだ・・・
もう一つ、満点を差し上げたいのはフロマージュ・・・温度、湿度共に完璧な状態だった。
皿やグラスのサーブにも不満は無く、また、料理に合わせてすべての皿が温度管理されているなど、細やかなサービス精神を感じる素敵な店だと思う。
4位
1回
2016/07訪問 2016/07/11
2016.7.8
位置付けの難しいイタリア料理店だが、ジャケットを羽織って、な、リストランテではないかな・・・
ランチでの満足度が高かったせいか、カミサンに「バースディのディナーどうする?」の答えがこの店の名前だった・・・・週末のディナーの予約は困難と聞いていたが、口コミが落ち着いてきたせいもあってか、意外とすんなりwebで席を確保できた。
しばらくすると店側から予約の確認電話が掛かってきたので、シェフのお任せコース(8,000円)をお願いした。
普段から、どんな店へ行っても可能な限り「お任せ」をしない我々だが、マシケラ時代、ここのシェフのメニューはほぼ制覇していたので、何をいただいても美味いと言う記憶がそうさせたのだ・・・
戎ビイルで乾杯し、ディナーが始まる。
ワインはグラスで、都度皿に合わせて欲しいとカメリエーレ(・・・と呼ぶには少々くだけた感じか・・・この辺りがリストランテとは言い難いのかも知れないな・・・)にお願いした。
出てきた皿はどれも出色の出来栄えだったが、中でも白眉だったのは鮎のコンフィ・・・ため息の出る味わいだった・・・合わせた白も相互の癖を打ち消し合うかのようなベストなマッチングだった・・・
ピッツァもマシケラ当時と変わらぬ出来栄え。
少々驚いたのは、どんな店にでも置いてあるであろう「辛味オイル」だが、この店には無い。
代わりに「一味唐辛子」が出てきた・・・・風味が飛ぶ、と言うのが理由らしいが、試すとモッツァレッラチーズがより甘く感じる・・・ちょっとした発見、と言うか、不思議な味わいを教えて頂きました。
カミサンはドルチェ、私は癖のあるチーズの盛り合わせに替えて頂き、カルヴァドスを。
・・・チーズの保存状態は完璧と言っていいと思います。
最後のカフェには絵も描いて頂き、大満足のディナーとなりました。
帰り際にはお土産まで頂いて、ありがとうございました。
機会を作り、また伺わせて頂きます。
2016.5.4
ランチにて利用。
カミサンが、「どーしても行きたい」と言うので、またまた片道300kmの道程を、朝駆けでやってきたオーベルジュ・・・その名もトロイメライである・・・
シューマンの「トロイメライ」は、哲学的な演奏をするホロヴィッツがあまりにも有名だが、古典的で実直な印象のブレンデルも捨てがたい・・・・嫋やかなる弱音のアルゲリッチ、スマートで近代的なループもいいが・・・・
しかし、やはり、盤に針を落としてみると・・・ホロヴィッツの独特の音色は気品と優雅さに満ち溢れており、別格の奏者と言わざるをえない・・・83年、87年に収録された晩年の頃の完成度が高いとされる作品より、私は長い沈黙を破って再起間もない頃の、儚さ、脆さ、危うさを残している62年に収録された旋律の方がたまらなく好きだ・・・・やはり、作曲したシューマンの意図したものは「子供の情景」なのだからね・・・
・・・話しは逸れたが、宿泊を兼ねた白馬でのディナーである・・・
別荘地の中に佇む青紫色の屋根が目にも鮮やかな洋館、静かに扉を開けると、そこには心躍る空間が広がっていた・・・・
14時のチェックインと同時に、ウェルカムプリンとドリンクのサービス・・・
16時には貸し切り露天風呂のサービスもあり、ドライブの疲れを癒して、一眠りしてのディナーとなる・・・
1階のダイニングルームには、本日(日曜日)宿泊の11組が、18時半、19時半の二組に分かれてテーブルセッティングされている。
中ほどのテーブルに誘われ、着席。
泡で乾杯し、予め頼んでおいたオマールエビ1尾丸ごとのディナーコーススタートである・・・
出てきた皿は写真の通りだが、白眉だったのは牛ホホ肉の煮込みと、意外や意外、翌朝のクロワッサンだった・・・( *´艸`)
部屋食の朝食!
バターの風味満点の焼きたてのクロワッサン・・・何にもまして我々を満足させた一皿だった・・・
ま、これほど色々と行き届いたオーベルジュも、珍しいかな・・・(^_-)-☆
※昼間の評価は、朝食のクロワッサンの評価です。