レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
2回
2017/05訪問 2017/05/16
広い空間なのに、柱のない室内・・・・ドイツ建築であるな・・・・階下のダイニングには、見た事も無いほど長く巨大な梁が縦横に組まれていた・・・・
高名な政治家が別荘として使っていたようだが、今のオーナー夫妻が買い取られたようだ・・・・ちなみに、オーナーはシェフではない・・・・建物の維持管理に心血を注がれているようだ・・・・
ディナーのフレンチは特筆するほどの皿は見当たらなかったが、非難するほど酷かったわけでもない・・・・2~3万円のワインと共に楽しめる程度と言って良いと思う。
この店の最大の特徴は、優れた居住性だ。
たった三部屋しかないので書くかどうか迷ったが、ここに滞在することで得られる精神的な満足度は計り知れなく、その気持ちの良さは、人生を50年以上生きた者にしか分からないかも知れないなぁ・・・・
ご興味のある方は、一度足を運ばれると良いと思います。
PS
特筆する皿は無いといったが、ハンガリー産のフォアグラは素晴らしい火入れだった・・・・が、甘いデザートワインと合わせられればもっと高評価になったかも知れないな・・・・残念。
2位
2回
2017/03訪問 2017/04/13
頂いたチョコレートのお返しは既に済ませた心算だったが、ホワイトデーなんだからここへ連れて行けとカミサンから指令が下った・・・・<(_ _)>ハハーッ
月に三度ほどある三連休、朝から車を飛ばして浜松の近くにある森山焼きの窯元(赤焼きとも呼ばれている)を訪ね、昼に焼津で寿司をつまみ、新東名を取って返し乙女峠を超えた・・・・緑深い山道を右へ左へハンドルを切ると、湖畔に現れる白亜の建物・・・芦ノ湖畔に佇むオーベルジュ・・・それが、オー・ミラドーである・・・
ミラドーの歴史は30年以上にも・・・・ま、そんな事はどうでもいいか・・・(/ω\)
ドレスコードのあるレストランである・・・短パン、Tシャツ、サンダル履きでは店には入れてもらえない。
建物は3棟あって、右側がメインダイニングのあるちょっとリッチな宿泊棟。
真ん中がウェディングパーティーのできるヨーロピアンテイストの宿泊棟。
左側が温泉施設のあるアジアンテイストの宿泊棟。
チェックインを済まして部屋で暫し寛ぐ・・・バルコニーから曇天の芦ノ湖を臨みつつ、ルームサービスのハイネケンで一息ついた・・・
湯殿で旅の疲れを癒し、ディナーまで一眠り・・・心地よい・・・
メインダイニングに向かうと、ウェイティングに通され、シャンパンを勧められた・・・他の客はそのままダイニングに案内されていたが、何故だか我々だけ・・・?
ま、気にする事も無く、勧められるままシャンパンを開けてもらったが、この時出てきたイカ墨を使ったアミューズに、今まで食べてきたフランス料理とは違うフレンチを感じた・・・
大きな暖炉のあるメインダイニングに場を移してコースの始まりである・・・
どの皿も見た目のボリュームは軽く感じたが、その中身たるや・・・まるで小さな宇宙を食している・・・それほど壮大なイメージを抱く皿ばかりだった・・・
特にシャーレーのような小さなガラスの器に盛られた冷製のそれは、海の幸を贅沢に使ったものだったが、一つ一つの素材に低温での処理が施され、手間暇の掛かっている事が容易に想像できるものだった・・・これには唯々感心し、唸ることしかできなかった・・・
カミサンの絶賛していた鹿肉・・・もちろん臭みなど皆無であり、しっとりと滑らかな舌触り・・・今まででナンバーワンの鹿だった・・・
ワインは少し奮発して、ジュブレ・シャンベルタンの少しいいやつを・・・・(/ω\)ミエヲハリスギタカモ.....
食事の後半にはチーズを切ってもらったが、こいつもかなり良い状態・・・・さすがですねー・・・・
部屋にはテレビも冷蔵庫も置いてなく、ゆったりと過ごすことのできる環境だが、ただ一つ不満だったのは、トイレがウォシュレットで無かったこと・・・
今の時期、冷たい便座に座るのは心臓に悪い・・・・ま、近代的な設備を取り入れないのは、オーナーの美学なのだろうが・・・
3位
2回
2017/05訪問 2017/05/03
GWを満喫すべく、いつもの横須賀中央へ・・・・
ガラガラかと思って、電話ではやっているかどうかだけ確認して言ったのだが・・・・
写真の通り満席だったΣ(・ω・ノ)ノ!
電話口に出た息子さんが、気を利かせて奥の席を確保しておいてくれたので助かった・・ε-(´∀`*)ホッ
刺身は状態の良いのが無いとの事で、煮漬けたモロコをつまみにどうぞと分けてくれた。
いつものように白焼きを酒の肴に、鰻重で腹を満たした。
ボクにとって、この店は通う価値のあるお店である。
28年12月24日
今日はXmas eve、カミさんと鰻デートした。
巨大な奴を二人で三尾やっつけた(^◇^)
息子がひいたと思われる平目の造りだか、なかなかのものだった・・・次回は河豚を試してみるかな・・・・
鰻への思い入れは強い・・・齢五十と数歳にして、全国で百を超える鰻屋を訪れている・・・・その末に、やっと辿り着いたのがこの店だった・・・
串打ち三年、割き八年、焼きは一生と謳われる鰻屋だが、九割九分方の鰻屋は「焼き」に不満が残る・・・
鰻の質そのものを味わう事ができる白焼きだが、実はこの白焼きこそ、鰻屋の程度がわかるのだ・・・
・・・たぶん、ほとんどの店では生臭かったり、水っぽかったり、はたまた、パサパサだったりな感じじゃなかろうか・・・何故炭で焼かなければならないのか、意味さえ知らない店主も多い・・・・
実は白焼きはとっても甘い。
この事実を知る人は少ないだろう・・・鰻はその皮目にこそ甘さがあふれているのだ・・・脂を残し過ぎると諄くなり、落とし過ぎると水っぽくなる・・・高い熱ではなく、火で焼くから生臭くなる・・・もちろん、下処理や鰻そのものの質の問題もあるだろうが・・・
ま、知った風な口を利くのも程ほどにして、蒲焼はcanちゃの言う通り極辛である・・・ある意味尖っているが、酒呑みには程よい辛さなのである( *´艸`)
ボク=塩を舐め乍ら酒を飲むタイプ・・・だからね(^_-)-☆
4位
2回
2018/06訪問 2018/06/20
カミサンはウォッカベースのカクテルを頼んでいたな・・・・
ボクはラムをロックで・・・・やはりここは、居心地の良い空間だった・・・・
シガーを楽しめるbarはそれほど多くない。
SANCHO PANZA Belicosos
シルクのような滑らかさに、チョコレートと甘いスパイスの風味・・・後半からの、はっきりとしたトーストの香ばしさがテイストの高さを物語っている・・・3センチほど残して終了。
ラム酒はBOTRAN・・・ロックで。
舌に滑らかで、アーモンド・バニラ・カラメルなどの甘みを微かに感じる。
上質なdesertのようだ・・・
オーベルジュに始まり、オーベルジュに終わった一年だった。
18年は、後半にPragueへ遊びに行く予定なので、国内での外食は控えめになるかもしれない。
ま、貧乏人の戯言など気になさらぬことです。