6回
2024/10 訪問
旨くて渋い通人の店
週末のディナー再訪。
この日、十月は寒露の頃、久々に秋を金田で味わいたいと1年半ぶりの再訪は、湘南平塚ランから地元に戻って家電量販店訪問のあと、午後6時半頃の入店。店内は5割程度の客入り。
しめサバ(大分)850円、里いもの煮付590円、秋茄子煮びたし590円、手羽先の竜田揚げ690円、瓶ビール770円、樽酒1,060円を発注。
秋はサンマかなあと思いつつもサンマ塩焼き1,360円(!!)なら他のを2品かと考え煮物2品に代える。そして、ほぼ生で供される大好物のしめサバをついついオーダーしてしまう。この日のアルコールは、おかわりを我慢しきれず、樽酒に進んでしまった。手羽先唐揚げは樽酒のアテに。当然いつものように30分では終わらず(反省)、50分の滞店でおいとま。この日も美味しく頂き満足しました、いつもありがとうございます。
2024/11/22 更新
2023/04 訪問
旨くて渋い通人の店
平日のディナー再訪。
この日、四月は清明の頃、久々に春を金田で味わいたいと約3年ぶりの再訪は、名古屋から地元に戻った足で午後5時半頃の入店。店内は5割程度の客入り。
しめサバ(大分)800円、たらの芽天ぷら860円、菜の花おしたし490円、炊き合わせ690円、ビール大760円、を発注。
春といえばたらの芽、この日のたらの芽は若い時期を脱してやや黒味を帯びているが、この状態が最盛期で一番美味しい時期らしい。さくさく柔らかく仕上がっていて美味。菜の花も季節感をイメージしたオーダー、やはり旬物は美味いなあ。この日のアルコールは、おかわりをぐっと我慢して赤星1本で済ませ、25分の滞店でおいとま。この日も美味しく頂き満足しました、ありがとうございます。
2023/05/11 更新
2020/01 訪問
旨くて渋い通人の店
平日のディナー訪問。
約2年半ぶりの再訪は、自由が丘の家電量販店に立ち寄ったあと午後6時半頃の入店。店内は8割程度の客入り。店内は相変わらず老舗らしい雰囲気と空気が流れる。店主が代替わりして、強面だけと実は優しいおばちゃんもみかけなくなり、すっかり足が遠のいてしまったが、またちょくちょく覗いてみよう。
白えび(富山)740円、れんこん揚げ出し690円、里いも満月むし890円、ビール大740円、酒(常温)460円を発注。
日本海でしか獲れない白えびって旬はいつなのかとサーチすると、冬の間12月~3月は禁漁期間、痛みやすいので生で流通せず急速冷凍するため、年中旬のモノを味わえるらしい。里芋満月むしは、里芋まんじゅうにとろみのある餡かけをまとった美味なる品。この日は少々長居して35分の滞店。アルコールをおかわりしてしまうとやはり30分で収まらない。この日も美味しく頂き満足しました、ごちそうさま。
2020/03/18 更新
2017/07 訪問
旨くて渋い通人の店
週末のディナー再訪。
自由が丘駅から帰宅しようとするとバケツをひっくり返したような土砂降り。雨宿りをかねて約3年振りの訪問は、午後6時前。鈴生り状態の店内、何とか着席する。
冷やし焼きナス煮520円、はものお吸い物630円、姫サザエ煮付け630円、つくね串焼き190円を順次発注。
ここではいつも旬の料理が用意されているので、適当に注文しても旬の美味しい料理をつまめるのが素晴らしい。焼きナス煮は涼やかさを感じる一品、京都の夏を感じさせる旬もの、はもを使ったお吸い物はじゅんさいも入って美味、姫サザエは一見こぶりながらもなかなか食べごたえもあってよし。この日も滞店30分でおいとま。美味しい料理いつもありがとうございます、ごちそうさま。
2017/08/23 更新
2014/06 訪問
旨くて渋い通人の店
*****14/6/19******
久々二年半振りの訪問は、平日午後8時半頃。 いつもは鈴なりの2つのコの字型カウンターそれぞれ、お客が半分も埋まってない。 来訪を告げると、『お好きな席へどうぞ』、とこれまで聞いたことがない言葉で迎えられる。
アオリイカ\930、かもなす揚げ出し\630、里いも満月むし\880を発注。
里芋満月むしは、里芋を裏ごししておまんじゅうのように丸めた中の餡にシイタケやひき肉が詰まっていて、とろみのある餡かけをまとった品である。 餡のなかに刻んだ柚子が練りこまれた香りが楽しい。 美味しく頂き満足です。
*****11/10/8******
週末にピン訪問。 平日は鈴なりのカウンターはちらほら空席が目立つ。 季節モノを味わおうと思い、
キスの天麩羅\700、さんま塩焼き\800、海老しんじょうあげ(芝えび)\950を発注。
キスはふっくらと仕上がって、おろし醤油にくぐらすと熱々の身の温度が下がって食べやすくなる。 七味を散らすと尚、味が引き立つ。 そして秋の庶民の味覚の王様、さんま塩焼きは表面がパリっと良い具合に焼き色が入っており、身離れも良く内臓とともに頂くと醤油で味付けする必要無し、最後は頭にある三角錐の形をした心臓まで心ゆくまで味わう。 ドーナツ型をした海老しんじょうあげは、辛子醤油とともに給されるが、付け塩や出汁で頂いてもうまいのであろう。 焼きと揚げで味わう海の幸にお酒も進んで満足です、ごちそうさま。
*****11/2/14******
前回訪問から何度か伺っていたが、久々のピン訪問。 夕方から雪がちらほら舞い始めた6時半すぎに入店。 いつもならこの時間、混雑必至なのに半分以上空席がある。 これは少しはゆっくりできるなぁと思いつつ、外は寒いのにビールを発注。
里芋煮付け\450、桜海老かき揚げ\750、鰯の梅しそ揚げ\650を発注。
直線的に面取りされた里芋は少々固めの仕上がりであるが、上品な出汁と添えられた柚子の皮の香りのコンビネーションが良い。 桜海老は年中出回っている感があるが、春と秋に禁漁が解かれて旬となる。 しかしその名と見た目から春を旬とするのが適切ではないか。 大きなかき揚げは十文字に切れ込みが入っていて食べやすい。 おろし天つゆにくぐらせてさっぱりと頂く。 何を思ったのか更に揚げ物を追加してしまったが、梅と紫蘇で香りと味がついた鰯は臭みも取れてからっと揚がっている。 普段より長居して約40分、美味なる酒肴に向き合い満足です、ごちそうさま。
*****10/9/16******
この日も早い時間、7時少し過ぎに自由が丘に着いていたのでなんとなく金田通りに足が向いてしまう。 この店に早く到着しても混雑しているのは学習済み。 予想通りギンギンに混んでいて二人組が待ち行列だったが、一人分ちょうど空いていて滑り込み、まずはビールを求める。 そして、
〆サンマ\700、豆アジから揚げ\550を発注。
2010年は異常気象のおかげでなかなか秋刀魚を食す機会がない。 〆てなくても生で十分美味しい秋刀魚なのであるが、やはり季節モノは毎年味わうべきと思っている。 酢〆めは軽く〆めてあるのが美味しい。 そうでなく、酢の味しかしない酸っぱいだけの〆さばなどは食べる気がしない。 こちらの〆サンマは控えめでさわやかな酢〆めがとても美味しい。 そして秀逸と感じたのは豆アジから揚げ。 豆サイズではあるのだが、味も存在感も抜群。 美味しく頂き満足です。 この日は30分でおいとま、ちょいの間でも満足感は高いです。
*****10/4/12******
早い時間に自由が丘に着く。 季節はずれの冷たい雨に低気温ゆえ、いつも混んでる金田で少しはゆったりできるかなと淡い期待は、店の扉をそろそろ滑らせる前にガラス窓越しに見える店内を見て砕け散る。 カウンターは9割方埋め尽くされている。 まずは一人で鍋をやっつけているおじさんの隣に腰を下ろし、ビールで喉を鳴らす。 左側の二人客は綺麗目な女とダサいおじさん、どういう関係なんだろうな。 ピン飲みでは人間観察も面白い。 それはさておき、
いわしのつみれ汁\500、 たらの芽天ぷら\750、蛸煮付け \600を発注。
いわしのつみれは生姜の香りがとても豊かで馨しく、スターターとして胃の中を優しくウォームアップしてくれる。 つみれ汁を仕上げるとたらの芽と蛸が給される。 たらの芽は季節感満点、口いっぱいに季節の芳香が広がる、少々ほろ苦く大人の味覚である。 この日も美味しく頂き、いつものように30分でおいとましました。 ごちそうさま。
*****10/2/2******
前回、前々回訪問は人数が多くいずれも上階に通されたので久々のカウンター席。 午後七時の訪問だったので少しは空いているのかと思いきやカウンターは鈴なり、一人客が帰り支度だったので幸運にもその後に滑り込む。 席はカウンター右奥トイレ前の少々寒いエリアだが、端席なので狭苦しい思いをしなくてすむ。 まずはビールで喉を潤す。 そして、
鳥なべ\700、さつま揚げ\550、鯖たたき\750を発注。
長居する気はないので注文は以上、ここの揚げたて天ぷらも美味しいけど本日はパス。 まずは鯖たたき、鯖が隠れて見えなくなるくらいのポン酢おろしは脂ののった鯖を爽やかに中和してくれる。 鯖などの青魚は下魚と呼ばれているが、光り物が大好きなわたくしには安くてこの上なく美味なこの一品にとても満足。 続いて鳥なべ、カウンターで鍋もここでは普通、ちゃんと一人用の鍋で給される。 鶏・豆腐・春菊・ネギなど具は別になんて事の無いシンプルな鍋なのだが、鶏の風味がとても香ばしくて美味。 続いてよくここで頂く、揚げたての薩摩揚げ。 揚げたての薩摩揚げはここでしか食べた事が無い。 ぷりぷりふっくらしていて個人的にはこの品が当店舗最高CPの一品ではないかと思う。 この日も30分の滞在、計\2,650、7時半には猥雑な路地に踏み出した。ごちそうさま。
*****09/07/03******
金夜はいつもカウンター鈴なり状態。 肩幅の大きな人には結構きゅうくつなのですが、狭いスペースに押し込まれます。
関アジお造り\900、小鮎の天ぷら\750、肉豆腐\600を発注。
ビールで喉を潤したあとは、常温の酒を頂く。 ここではあれもこれもと発注せずに一品一品味わうのが良い。単価は安くないのでさっと頂いてさっと帰るべし。 満ちたりなければ二軒目へ。 この日は30分でおいとまして帰宅、満足しました。
*****08/06/03******
早仕舞い(9時半LO、10時閉店)なので中々立ち寄る機会が無かったが、金曜9時頃訪問。
店の周囲は猥雑な環境の中、渋い存在感を醸し出している。 居酒屋が70年以上も営業継続しているという稀有な存在感は、料理の質と同じ空間を楽しむ為の客とご主人の気遣いに求心があるのだろう。店内のしつらえもケレン味無くそっけない。 一人でも静かに酒とおいしい料理を楽しめる。ピン客は長居することもなくさっと味わってさっと帰って行く。 ここでうだうだ長時間過ごすのは不粋というべきだろう。
時間が遅かったせいかお造り類は品切れが多かったが、焼き鳥・焼きニシン・さつま揚げ・メゴチてんぷら等を頂きました。 つくねは表面ぱりっと中身がしっとり、さつま揚げも揚げたてふっくらものでとてもおいしかったです。 あまりにおいしいのでどんどんお酒も進みますが、10時閉店なので飲みすぎ食いすぎにはならなくて安心です。
里いも満月むし
かもなす揚げ出し
アオリイカ
さんま塩焼き
キスの天ぷら
海老しんじょうあげ(芝えび)
里芋の煮付け
桜海老のかき揚げ
鰯の梅しそ揚げ
豆アジから揚げ
〆サンマ
いわしのつみれ汁
蛸の煮付け
たらの芽天ぷら
鯖たたき
鳥なべ
薩摩揚げ(自家製)
お通し
関アジお造り
小鮎天ぷら
肉豆腐
2014/06/22 更新
週末のディナー再訪。
この日、九月は白露の頃、まだ暑い季節だが、季節の移り変わりを金田で味わおうと1年ぶりの再訪は、みなとみらいランから横浜のスポーツ店訪問のあと地元に戻り、午後6時半の入店。店内は5割程度の客入りと空いている。
しめサンマ850円、メゴチ天ぷら900円、根菜キンピラ700円、サツマあげ800円、みょうが梅肉和え650円、瓶ビール790円、日本酒(菊正宗)490円を順次発注。
秋はサンマと思いつつ、1,250円!!のサンマ塩焼きはこの日売り切れ、去年は1,360円だったのでこれでも少し価格は下がっている。今までしめサバを何度も頂いているのでこの日はしめサンマをオーダーしたがこれが美味い。根菜キンピラはかなりの量感があって酒のアテとして長持ちしていいね。みょうがは去ろうとする夏の季節感を味わえて良かったし、自家製のサツマあげもコスパ良しで、なかなか高パフォーマンスのオーダーミックスになったと自画自賛。この日のアルコールおかわりは樽酒に進むと1時間近くとなるので菊正宗で我慢して35分の滞店でおいとま。この日も美味しく頂き満足しました、いつもありがとうございます。