3回
2019/03 訪問
砂漠に滲みこむ滴
2019/04/28 更新
2018/06 訪問
砂漠に滲みこむ滴
平日に再訪。
2010年の出張の際の初訪以来、遠ざかっていた訪問であったが、2018年に入ってから1月、3月、5月、6月と続けて4回の訪問。午後10時以降のピークタイムでは、事前に電話してのカウンター席の空席確認が必須。以前は、ラムやシングルモルトのロックばかりオーダーしていて、それはそれで色んなラベルのお酒を楽しめたのだが、2018年はカクテルやロンググラスのオーダーも楽しむようになった。そんなときにかなりアバウトな好みを伝えても、的確な一杯をサーブしてくれる。いつもありがとうございます。
2018/07/16 更新
2010/02 訪問
砂漠に滲みこむ滴
名古屋出張の際、定宿近くにある当店は人気が高いこともあり、存在は知ってはいたのだが敢えて入店を避けていた。 高い人気ゆえ運営面・サービス面の品質とバランスの劣化が予想されたからである。 自分にとって良いBARは、騒がしくない(グループ客が少ない)、混雑していない、落ち着いているのがハードル。 経営的にはどうかと思うが、そんな人気のバーがそれを越えられるのか。 以前とあるバーオーナーにどういう客が経営的に歓迎なのか聞いたことがある。 その方曰く、グループ客＜カップル客＜ピン客、だそうでグループ客の方が経営に嬉しい一般飲食業態とは違うようである。 それが正なら少人数客ターゲットが客も店もハッピーということになる。
さて、この日の出張は現地スタッフと夕方に別れ、早い時間に業務終了したので、長い夜を持て余しそうであった。 食事を終えてもまだ19時すぎ、ホテルに戻る途中に寄り道してこちらへ。 客が犇いていたら踵を返そうと思い、夜の帳のモルタル砂漠に浮かぶ白いサインの袂の階段を降りていく。 どんな店なのだろうか、初訪問は胸がときめく。 とっぷりと日が暮れて凍える墨染めの世界から、二重扉を開け進むと温かい茜色の世界へと踏みいれる。 カウンターに2組の先客だけ、まだピーク前の時間だったからだろう。 【いらっしゃいませ】、店と客との最初のアイコンタクトではバーテンダーの所作・表情も重要である。 巧言令色は必要ないが、キリリとした表情が欲しい。 その点では全く問題ない。 カウンターへ案内される。
香りの良いシングルモルトをオーダー。
BenRiach 12yr SherryWood、シェリー樽で熟成されたスペイサイドシングルモルトをロックで。 シェリーの香りとカカオやアプリコットの味と複雑で官能的な味わい。
次にラムをお任せでオーダー。
Pyrat XO Reserve、西インド諸島アンギラ産のラムをロックで。 なぜか布袋様モチーフのエンブレムタグがかけられている。 オレンジの香りが馨しく、これもカカオ系のまろやかな味わいである。
その後も別のラムを1杯頂いたがラベルを失念。 ずっしりとくるロックグラスはバカラ、チェイサーグラスは唇が切れそうなうすはり。 バーテンダーの振る舞いと接客はつかず離れず、軽快かつ適切な距離感があり、好感がもてる。 オーナー自ら接客もしてくれ、若い風貌に似合わず業界20年のキャリアとの事で、酒に対する知識・造詣も深く、様々な素人の質問にも的確に答えてくれた。 カクテルを頂かないのでその評価は出来ないが、カウンターにモザイクの如く散りばめられた数多のボトルはストレート派のハートもぎゅっと掴む。 なお、こちらCPもかなり優秀、ショット売りは\500～である。 チャーム込みのチャージ\1,300は別途かかるが余り気にならない。 店が混雑してくると必然的に騒がしくなるが、そんな中でもここでは店員さんが目を光らせているのか、騒音が雑音として溶け込んで、夜のしじまを自分とバーテンダーだけの静かに穏やかな時間を過ごすことができる。
2013/05/04 更新
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平日に6回目の再訪。
明日源でアツアツの天ぷらを楽しんだあとの2軒目として訪問を企図、電話を入れたところカウンターは満席、テーブルが一卓空きがあるとの回答でいそいそと入店。ほぼ1年振り、通算6回目、2019年では初訪問となる。この日も昨年同様、バーテンさんからのレコメンを聞きながらのカクテルをメインにオーダー。好みや素材の相性などから的確な一杯をサーブしてくれる。いつもありがとうございます。