Miura5611さんが投稿したちゅう心(茨城/大洗)の口コミ詳細

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ちゅう心大洗/海鮮、寿司、あんこう

2

  • 昼の点数:4.2

    • ¥8,000~¥9,999 / 1人
      • 料理・味 4.2
      • |サービス 3.5
      • |雰囲気 3.7
      • |CP 4.2
      • |酒・ドリンク 3.7
2回目

2025/02 訪問

  • 昼の点数:4.2

    • [ 料理・味4.2
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気3.7
    • | CP4.2
    • | 酒・ドリンク3.7
    ¥8,000~¥9,999
    / 1人

いつ行っても大満足の名店

毎年冬恒例の大洗ツアー。
妻が妻となる前から一緒に行っている。

去年は水戸に1泊したので、水戸の蕎麦屋に行ったり、那珂湊の市場の回転寿司に行ったり色々満喫したが、今年はあいにく時間を取れずに日帰りだったので、当店に行くためだけの小旅行となった。

毎年あんこう鍋が目当てで行くが、当店のあんこう鍋には2種類ある。ノーマルのあんこう鍋(当日注文可)と、当地の伝統的な郷土料理であるどぶ汁(事前予約必須)。
どぶ汁はペースト状のあん肝がたっぷり入った味噌味の濃厚な鍋で非常に美味。食べたことのない方は是非食べてみてほしい。

我々は去年どぶ汁だったので、今回はノーマルあんこう鍋を選択した。

・イカを煮たの(お通し)
当店では自家製レモンサワーと日本酒をいっぺんに頼んで、レモンサワーをチェイサーに日本酒を飲むのが我々の定番。当店のレモンサワーは甘さ控えめでレモン感がしっかりある爽やかなレモンサワーで、お薦め商品の一つ。
いつもどおり酒類を頼むと、イカに詰め物をした料理がお通しとして供された。食べてみると詰め物もイカ。なるほど、ゲソなどの端材を胴体に詰めたのね。お酒が進む濃いめの調味の煮付けでおいしい。

・刺身盛り合わせ(本マグロ、金目鯛、黒鯛、スズキ、赤貝、タコ)
当店の刺盛りは常にハイクオリティ。今回も例に漏れずだったが、白眉はスズキであった。スズキにありがちな臭みが全くなく、旨みがとても強い。今までに食べたスズキの刺身の中で最もおいしかったと思う。

・甘鯛の松笠焼き
贅沢感のある料理ですね。新鮮さが売りの漁師町の雑料理ではなく(それはそれで好きなのだが)、こういうしっかりした割烹料理的なものが提供されるのが当店の特長である。
サクッと軽く揚げ焼きされており、甘鯛の身質も良く、大変おいしかった。

・牡蠣のグラタン
外れるわけない鉄板料理だが、思ったよりもフレンチ的な見た目の一皿が出てきた。こういうところも一味違って良いですね。
大粒の牡蠣はちょうど火が入ったくらいの仕上げでプリプリ、文句なしにおいしい。

・白子のムニエル
これも思ったよりフレンチ風だった。オイリーなソースとともに提供される。調理スタッフの中にそういう素地のある人がいるのかもしれない。当然に美味。

・あんこう鍋
本日のメイン。ノーマルあんこう鍋は醤油ベースである。
いつ食べても本当においしい。それにしてもあんこうは筋肉質な白身魚だが、どうして肝だけあんなに脂肪肝なのだろうか。

・雑炊
〆の雑炊も毎度とても楽しみにしている。
あんこうと野菜の出汁をたっぷり吸った玉子雑炊は、おいしくないわけがない。

苦しくなるほど食べ、お酒もどんどん飲んで会計は2人で2万円を切った。交通費の元は余裕で取れてしまうくらいの秀逸なコストパフォーマンスと言えよう。

また来年も行きます。


2025/02/15 更新

1回目

2023/12 訪問

  • 昼の点数:4.3

    • [ 料理・味4.2
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気3.8
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

隙のない優秀店

毎年あんこうの季節になると行っている。
鮮魚店直営の海鮮料理店。というと、よくある港町の食堂的なワイガヤで安旨なお店が想像されがちだと思う。もちろんそれはそれで良いものだが、当店は趣がちょっと異なる。お店の内装や雰囲気が割とお洒落で高級感があるのだ。

当店はとにかく電話が繋がりにくいことで有名。
今までの経験上、普通に考えたら繋がりやすそう、迷惑になりにくそうな15~17時あたりに電話をかけると、まず繋がらないように思う。
むしろ忙しそうな11時半とかにかけるとひょっこり繋がったりする。なかなか謎であるが、手を替え品を替え予約にチャレンジしてみてほしい。

お店は2階建て。2階の席も落ち着いていて良いが、1階のカウンター席だと板さんとのコミュニケーションが結構あるので、寿司屋的な楽しみも生じる。
常磐方面では標準和名ユメカサゴのことをノドグロと呼ぶのだが(北陸で有名なノドグロは標準和名アカムツ)、魚大好きな私がその話を妻にしていたところ、板さんが「え、同業者の方ですか?よくそんなことご存知ですね」などと口を挟んできて、「アカムツは超高級魚ですけど、私はこっちのノドグロ(ユメカサゴ)の方がおいしいと思いますよ。アカムツはとにかく脂が多くてねえ」といった地元愛全開トークを披露してくれたりした。
そのようなコミュニケーションを好むか好まないかによって席の選択をするとよいかも。

魚は何を食べてもとてもおいしい。刺身盛り合わせなども、地のものを中心に高品質なものばかり盛り込んでくれる。揚げ物や焼き物などのクオリティも間違いない。あんこう鍋は(通常のあんこう鍋も、要事前予約のドブ汁も)鉄板なので、冬季に行くなら必ず食べてほしい。
焼き物や揚げ物等のクオリティも高く、店の設えも含め、海鮮居酒屋よりは割烹に近いかなという感じ。

最後に注意喚起。併設の鮮魚店は、たしかに品質は良いが、値付けはかなり強気である。
小売客向けの価格は観光価格になっているのではないかと推察される。ここでお土産用に魚を買うことは、積極的にはお薦めしない。

2025/01/21 更新

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