2回
2016/11 訪問
東銀座の老舗鴨料理、こういう店を守りたい。
東銀座の隠れた名店、鴨料理のみよしさん。
※常連だけで成り立っているお店のため、点数を上げられると困るとのことで採点してません(写真撮影もダメ)
だいぶ久しぶりの訪問になりましたが、女将さんも元気そうで何より。
11,12月ともなると予約も取りにくくなるのだけど、
予約自体もあまりとらないようにしているそう。
今宵は3人で大きめの鴨肉をあらかじめお願いした。
皮目から遠火で時間をかけてじっくりと焼き上げた鴨肉。
鮮やかな赤の肉色がなんとも艶かしい。
ひっくり返してしばらく焼いた後は鴨自体の余熱で蒸らす。
出来上がった鴨の炙り焼きは厚めにスライス、中心部がほんのりピンク色。
やや濃いめの塩がまたたまらない。
そして豆腐とつくねの入った鍋。
つくねは生姜と軟骨が入っていて、
小さいながらも存在感があり、ぎゅっと詰まった肉感がいい。
ある程度食べ進めたら今度は鴨のスライスと野菜が登場。
鴨のスライスは煮すぎると硬くなるし、
軽くしゃぶしゃぶするくらいのレアがたまらなくうまかった。
ああ、やっぱり冬はこちらの鍋を食べないとってしみじみ思う。
シメは雑炊にした。
鴨の旨味がたっぷりでたスープで作る雑炊は、
米がしっかり旨味を吸い込んでいた。
ビールに焼酎に熱燗と結構飲んだけど、
ひとり6000円台というのが驚異的。
いつまでも続いて欲しいお店だけど、
女将さんの体調がいつも心配。
===2016.01===
東銀座の鴨料理の老舗「みよし」。
※常連だけで成り立っているお店のため、点数を上げられると困るとのことで採点してません(写真撮影もダメ)
昨年9月くらいから3回ほどいこうと予約していたのですが、
見事に3回とも当日に女将さんの具合が悪くなりキャンセルに。
夏ぐらいに少し体調を悪くされていたようです。
今でも当日のお体の具合でキャンセルの可能性もあるため、
それを了承した上でないと予約が取れず、なかなかオフ会での利用は難しくなりましたが、
ダメなら近所の適当な店でという覚悟で近所の友人と伺い、4度目の正直。
・お通し(マグロづけ)
・焼き鴨
・つくねと鴨肉の鍋
・きしめん〆
※詳細は過去レビュー下の方をみて下さい
相変わらずこちらの鴨の焼き具合とちょっと強めの塩がとてもいい。
そしてお鍋のつくね、ショウガがたっぷり入っているのを感じる。
やはり冬は鍋がいいね、体が温まる。
ただ、店は築ウン十年なのですきま風がすごく、寒いのですが(笑)
ほぼお一人でやられているのですが、
いつまでも元気で頑張って欲しいものです。
ごちそうさまでした〜
===2015.05===
またまた間を置かずにきてしまいました。
この日はお母さんお一人でやられていたので
予約人数も抑えていたよう。
相変わらず鴨が美味い。
この日もビールとワインで堪能。
やっぱりスープを味わうには
〆は稲庭がいいカモな。
===2015.04===
今宵は春の鴨を3人で堪能しに。
また鴨が出てくるまで40分待たされ、お酒が進みます。
少し塩がきつめに感じた今宵の鴨、さらにお酒が進みます。
ワインを調子に乗って飲み過ぎて、
鍋の後半から記憶が薄いのが残念。
次は、梅雨の頃カモ。
===2015.02===
1〜2ヶ月ごとに伺うこちらのお店。
今回は焼き鴨をダブルの量で、ワインを合わせて。
柔らかくジューシーな鴨、たまりません。
===2014.12===
今日はちょっといつもより鴨の具合がよくないかな?
===2014.11===
東銀座の隠れた名店、鴨料理の「みよし」。
前回訪問でその美味しさに改めて感動し、即次の予約。
同じメンバーで訪問することとなりました。
古めかしい店内は、相変わらず美味しそうな鴨を焼く煙で充満。
カウンターのみの店、4人という構成はやや無理があるものの、
焼き鴨の大きさとしては3〜4人が一番肉質を味わえる気がする。
●お通し
今日は昆布とニシンの煮物。
これはとにかく鴨が焼きあがるまでの前哨戦なので、
特に特筆すべき点なし。まあ美味しい。
●焼き鴨
焼いては冷まし、焼いては冷まし・・・を繰り返すことで、
絶妙の火入れ具合になっている鴨。これは2人よりも4人のほうが当然炙る段階での鴨肉が大きく、
焼きの具合はいい感じになるのではないかと思います。
前回も同様に4人での訪問ですが、今回はこの繰り返しの回数は少ない?
しかしながら柔らかいピンク色の鴨肉で絶妙の仕上がり。脂身と赤身を一緒にいただくことで旨味が倍増!
やや塩味が強く、ビールが進む。これは本当に素晴らしい1品。
●鴨鍋(序章)
最初に鴨つくねと豆腐が小さめの平たい鍋で出てくるスタイル。
前回ここでスープを飲みすぎて雑炊がNGになったので、
飲みすぎないよう牽制したんですが、その段階で店の方から「雑炊ムリかも、うどんで」、
という期待値調整があったんでみんな甘えてスープ飲みすぎ(笑)
今回つくねを食べて、生姜とネギのピリリとした感じをすごく感じた。
濃厚なスープにも負けない主張のあるつくね、うまい!
●鴨鍋(本編)
そして出てきた鴨肉生。美しい赤い鴨肉。
鴨はある程度火を通した方が美味しいということもあり、
この鴨肉をつくねの入った鍋に投入、1切れずつ火の通りを確認しつついただきます。
焼きよりも鴨くささを感じられるけど、旨味がぎゅっと詰まっていて、
口に入れた時の幸せ感が半端ない(ややレアが好き)。
一口サイズに切られた豆腐とつくね団子、そして鴨肉。
本当に素晴らしい、たまらない。
●〆
前回スープを飲みすぎて食べられなかった雑炊をなんとかゲット。
鴨の旨味をたっぷり吸ったスープにご飯と卵とノリ。
ノリにはこだわりがあるようで、それが手に入らなければ雑炊も出さないという勢い。
濃厚なスープを吸いまくった雑炊はうまい!
しかし前回のスープをそのまま味わえるうどんもうまくてどうしたものか(笑)
両方食えるといいのだけど!
ごちそうさま。追加メニューもあったんで一人7200円だったかな?
でもビールも日本酒も相当飲んだんで安い!
次は12月、2月に予約を入れたんでまた伺います!
===2014.09===
東銀座の裏路地にひっそりとある築60年を超える古めかしい店「みよし」。
創業以来ずっと同じスタイルを貫いてきた鴨料理のお店です。
こちらはカウンターで10席ほどしか無いお店、鍋のシーズンには予約困難に。
4年前に東京から熊本に移るときに一度訪問し、ものすごく美味かった記憶が…。
しかしながら、こちら写真撮影NGのため足が遠のいていたものの、
それでもやっぱりもう一度あの美味しさを確かめたい!と、
味にめっぽううるさい紳士たちをお誘いしての訪問です。
店内はとにかく古い造りがそのまま残され、
鴨を焼いたときの煙でいぶされた感が満載です。
設置までに3年かかったというカウンターはかなり立派で
丁寧に手入れがされていることが伺えます。
さて、カウンターの中ではおかみさんが料理、おそらくお嬢様が給仕。
大きな鴨の肉を金属の串に刺して、炭火の上に乗せています。
炭火はかなり遠目から弱火でじっくり炙っており、時間をかけて焼いています。
火からおろし余熱で中まで火を通す、そしてまた焼くというのを何度か繰り返す手間のかけよう。
1組ずつこの作業を行っていくので結構時間がかかります。
その間美味しそうな鴨の匂いに食欲を刺激されながらビールを飲むしかありません(笑)
●お通し
これは日によって違うようですが、この日はサラダでした。
グリーンに黄色いパプリカが乗ったごく普通のサラダです。
●焼き鴨
先ほどより目の前で何度も焼いてはさましを繰り返して、
じっくりと焼き上げられた鴨は7ミリほどの厚めにカットされますが、
中まできれいに均質な色で火が通っており美しい…しっとり感が見た目で伝わります。
これらのスライスがきれいに盛りつけて登場…!待ってました!
塩は付いているのでそのまま、柔らかくジューシーなお肉はホントにうまい!!!!!!
鴨特有のくさみは全くありません、豚肉かと思ってしまうほど。
ポン酢と紅葉おろしもつけられますが、そちらをつけてもなかなか。
ご一緒した味にうるさい方々も、うまいうまいと唸っています。
●鴨鍋
つくねと豆腐が入った底の浅いお鍋が登場、スープは鶏の出汁だそうです。
カウンターの上で4人にひとつのガスコンロ(かなり古い)に火がつけられます。
濃厚な鶏出汁のスープはすごい旨味です!つくねもおいしい〜♪
続いて生のスライス鴨肉、春菊、白菜、椎茸、ねぎが盛られて登場。
椎茸は厚さ3センチほどもある肉厚のもの、白菜は一度茹でたものをきれいに高さをそろえて切られています。
野菜は春菊以外を投入、鴨はそんなに煮込まなくてもいいようなのでまずはレアで…うわあ柔らかい!!
続いてはしっかり火を通して…おお!これもうまい!火をしっかり通した方が鴨の旨味は感じられるようです。
皆、うまいうまいと夢中になって食べ続けます。
●〆
あまりのうまさにスープも結構飲んでしまったので、〆は雑炊とうどんが選べるのに雑炊は無理とのことでうどんに。
うどんは五島うどんのような細いタイプで既に火が通っているのでスープ(水を追加して薄めたもの)に投入して
あたたまったら完成です!
喉越しのいいうどん、スープもいい出汁が出ていて〆としては抜群の美味しさ!これホントにうまいなあ!
こちらでなんと一人6100円。
鴨コースそのものは5000円くらいのようですが、瓶ビールも熱燗も結構飲んだのに!!
いやー、素晴らしいの一言!
うまいうまいの連発、思わず次の予約まで取り付けてしまいました。
東銀座の名店、ここにあり。
食べログの点数はほんとうに当てにならない(笑)
※2014年9月26日現在☆3.20
2016/11/13 更新
東銀座の鴨料理の老舗、みよし。
今はご高齢のおかみさんがほぼ一人で切り盛りしている。
常連さんだけで細々と営業しているためこれ以上目立ちたくないとのことで、
あえて点数をつけずにそっとしているお店。写真撮影も禁止。
※ご一緒した方にも極力低い点かつけないかでお願いしてる
コースはおまかせのみ(確か5000円くらい)。
まずはじっくり炭火で焼き上げた鴨肉をスライスしたものが出てくるのだが、
備長炭で遠火の弱火なので時間もかかるし、焼いている間に煙がものすごい。
まあでもこの雰囲気がいいんだよね、ここは。
焼き上げた鴨はじっくり余熱で火を通し、柔らかしっとりジューシーな仕上がり。
ポン酢が出てくるけど、もともとの塩味だけで十分。
その後は生姜の効いたつくねと豆腐の鍋、濃厚な鶏の出汁が旨い。
続いて生のスライス鴨肉、春菊、白菜、椎茸、ねぎが盛られて登場する。
この鴨肉がレアな仕上げでも柔らかく、旨いのだ。
シメは稲庭うどんか雑炊、いつも悩むけどこの日は雑炊にした。
鶏出汁に鴨の旨味まで溶け込んだスープで作る雑炊が旨くないわけがない。
昨年11月頃に電話した際は営業していない様子でおかみさんの体調が心配だったが、
12月からは営業されているようで安心した。
また来年もこの鴨鍋が食べたいので、お体に気をつけて頑張って欲しい。