ゆめゆめさんが投稿した虎白(東京/飯田橋)の口コミ詳細

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ゆめゆめトラベル食日記

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移転虎白飯田橋、牛込神楽坂、神楽坂/日本料理

9

  • 夜の点数:4.0

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 4.7
      • |雰囲気 4.6
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク 4.0
9回目

2020/04 訪問

  • 夜の点数:4.0

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

通常利用外口コミ

この口コミは試食会・プレオープン・レセプション利用など、通常とは異なるサービス利用による口コミです。

ミシュラン三つ星の別格テイクアウト

神楽坂にあるミシュラン三つ星も獲得した和食「虎白」。
コロナの影響で休業したり、限定営業したり、テイクアウト営業したりとお店によりスタンスも違うけど、こちらは4/9木曜日から4/19日曜日までの10日間に限定してテイクアウト営業をし、その後はGW明けまでを目処にしばらく休業だそう。

お店で頂くともはや3万越えのお店で若干足が遠のいていたけど、この機会に行ってみようとメールで予約した上で指定時間にお店に取りに行った。ディナー前の時間に行くと小泉さんが迎えてくださり、本来ならイートインのスペースにお弁当が入った袋がずらり!17時過ぎの段階でパッと見ただけでも15ほど、流石の人気だわ。

テイクアウトは1人前16,200円、最近テイクアウト利用が多いけど、その中でも群を抜いて高いお値段。
しかしそれもミシュラン三ツ星ならではの別格の仕上がりだった。
2段重ねのお重で、お店でもよく頂くジュレが別包装で添えられている。
丁寧に書かれたメニューに加え、お箸とおしぼり、それらを華優彩の風呂敷で丁寧に包んでいる。
テイクアウトだと自宅で別の皿に盛り付けて頂くことがほとんどだけど、こちらのお弁当箱(使い捨てではあるが)はそのまま頂いても貧相な感じもなく、さすがミシュラン三つ星という風格すら漂うものだった。

一ノ段は秘伝のジュレでいただく刺身類と、花山椒をあしらった絶妙な火入れの牛しゃぶ。
フグの焼き白子などを含め、とてもテイクアウトとは思えないシロモノ。
炙り金目鯛やウニなどをジュレで頂くのはかなりテンションも上がるし、牛しゃぶはテイクアウトの時間が経ってもその状態がキープされているのは素晴らしかった。しかし、焼き白子や豆のすり潰し焼き?のようなものはやはり焼きたてが美味しい前提のもので、冷めた状態を想定したメニュー選定が今後の課題だと思う。もちろん出来立てを持ち帰れるようタイミングギリギリで仕上げるという努力はしてくださっているものの、よほどで無い限り家まで30分はかかるだろうし。

ニノ段は虎白ファンならグッとくるのでは無いだろうか。
いつもはお椀でいただく車海老のしんじょが入り、稚鮎も含めこの時期この店に行くときに楽しみにする食材をきっちりと盛り込んだ宝箱のような仕上がり。わあ、あれもこれもと歓声をあげるほどの素晴らしい食材のラインナップだった。
ご飯は山椒とサクラマスの炊き込みご飯、こちらは秀逸!冷めても味わい深く良い香りを楽しめる食材をチョイスしてくださり、季節感も含めて楽しむことができた。

取りに来る時間に合わせての仕上がりといっても、
実際は安全面も考えて、余裕を持って作って冷蔵庫に入れていたのではないかなと感じる面もあり、
それはこの時期仕方ないと思うものの、家で美味しく食べるための温め方も教えてもらえるとなお良いと思う次第。
どうしてもお店で説明を受けながらいただくのと、メニューのみだと情報量が違うからね。
それでもここ最近食べたテイクアウトとは別格の仕上がりでさすがミシュラン三つ星の威厳を感じられるお弁当だったよ!

<下記テイクアウト情報>
下記の専用電話番号または専用メールアドレスにてお申し込みください。
03 5228 6077
uketsuke@ishikawa-group.jp
※ (当インスタグラムでの受け付けはし ておりませんのでご了承ください)
メニュー
■虎白の二段重折詰料理 16,200円(税込)
店舗店頭でのお引き渡しのみにて販売致します。
個別のアレルギーへの対応は致しかねますので、ご了承くださいませ。
電話での受け付け時間は毎日11:00〜18:00です。
昼受け取り分は前日の18:00まで
夜受け取り分は当日の14:00まで

  • 予約の上で取りに行きます

  • 注文もたくさんあるよう

  • 二段弁当と特製ジュレ

  • 風呂敷も素敵

  • 包み

  • お品書き

  • 全体像

  • 一の段

  • 一の段

  • 二の段

  • 二の段

2020/05/15 更新

8回目

2019/06 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.6
    • | CP3.9
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

ここでしか楽しめない和食〜もうすぐ夏

ミシュラン三ッ星の神楽坂「虎白」。
”ここでしか楽しめない日本料理”をテーマに、
和食ながら洋の素材も巧みに使った枠にとらわれない小泉氏の料理と
心地よいカウンターで過ごす時間はまさに唯一無二。

6月なのに連日猛暑が続く中、久しぶりの訪問。
香ばしく焼いたナスに毛ガニを合わせたものに、赤酢のジュレの酸味が爽やかで心地よい。
この日は太刀魚の焼き霜に秘伝のジュレ、低温調理のハマグリにハマグリ出汁のジュレ、
とうもろこしの甘みを引き出した寒天よせなどが出てきたんだけどどれも涼しげで、同じジュレ系でありながらも存在感が異なりとても面白い。
特にとうもろこしの軸ごとじっくり煮出して甘みを最大限に引き出した寒天よせは印象的だったなあ、見た目は透明なのに口の中にブワッととうもろこしの香りと甘みが不思議に広がってくる。

うなぎを焼いて蒸したものをからりと天ぷらにしたものは、八角と昆布の入った塩でいただくんだけどこの塩の風味が抜群。
うなぎを揚げるというのも珍しいんだけど、和食という枠にとらわれない小泉さんならではの唯一無二の仕上がりになっていた。
この日のお椀は稚鮎のにゅうめん。こちらのお椀はいつもワクワクする。
揚げた稚鮎を使うことで全体にコクが出るんだけど、ベースとなるお出汁のうまさはさすがで。
稚鮎の柔らかな身と内臓の苦味が心地よく、この季節ならではの素晴らしいお椀だった。
スッポンも身はじっくり炭火で焼いて、スープは焼いた身とは別途で出汁を取ってそれぞれ旨味を最大限に楽しめるように。
スッポンの旨味が出切ったスープの濃厚なうまみが半端ない。

炊き込みご飯は新生姜ときじはた。
土鍋から広がる新生姜の香りの素晴らしいこと、きじはたの柔らかな身と優しいお味がご飯にしっとりと馴染む。
おにぎりにして持って帰り翌朝にも楽しみたいと思いつつ、結局かなり食べてしまって小さいおにぎり1個だけお持ち帰り。

この日はオープンに合わせて伺ったのでゆっくり小泉さんとも話ができてすごく居心地が良かった。
夏の近づきを感じさせてくれる、なんだかとてもワクワク感と勢いのある素晴らしい料理だったなあ。

  • 久しぶり

  • 毛ガニと焦がしナス、赤酢のジュレで

  • ぺちゃんこ毛ガニ皿がかわゆい

  • うなぎを焼いて蒸したものと万願寺とうがらしを揚げて、八角と昆布の塩で

  • ムシアワビとキャビアと肝をもち米に乗せて

  • 稚鮎のにゅうめん

  • 太刀魚の焼き霜作りに秘伝のジュレを

  • 白えびのゆずあえ

  • きじはたの炭焼きと赤味噌かぶら

  • 低温調理のハマグリとウニとじゅんさい、ハマグリの出汁のジュレで

  • 炭焼きのスッポンとスッポン出汁のスープを合わせて

  • とうもろこしを軸ごと煮出して寒天で

  • きじはたと新生姜の炊き込みご飯

  • きじはたと新生姜の炊き込みご飯

  • 抹茶アイスと白ごまのソース、桜の葉のかき氷

  • ごちそうさまー

2019/06/06 更新

7回目

2019/01 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.6
    • | 雰囲気4.6
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

ここでしか楽しめない和食〜圧巻のお椀、カニしんじょ

ミシュラン三ッ星の神楽坂「虎白」。
”ここでしか楽しめない日本料理”をテーマに、
和食ながら洋の素材も巧みに使った枠にとらわれない小泉氏の料理と
心地よいカウンターで過ごす時間はまさに唯一無二。

夏の鮎の時期ぶりの訪問、冬の素材にワクワクしながら。
車海老と淀大根は白味噌の優しい甘みに蕗の薹でほんのり加わり印象的な苦味、
カラスミの香りをまとった胡麻豆腐のねっとりと濃厚な味わい、
ヒラメをあん肝で和えてもち米とともに海苔で巻いてでいただく。
最初の3品のこの優しい流れに心もホッとする。

この日のお椀はやはりカニしんじょ。
やはりこちらのお椀のお出汁は圧巻、素材をくっきりと引き立てる。
はらりと口の中で解け風味が広がるしんじょも素晴らしい。

ありがたく虎河豚なんかもいただけたのだけど、
最後に出てきたご飯が今までの炊き込みご飯とは違い、
軽く塩で炊き上げたご飯に後から揚げた虎河豚を加えるという河豚ご飯。
揚げたことによる食感や油分がこれまた悪魔的な美味しさとなり3杯食べてしまった。

今宵も素晴らしい小泉さんのお料理を楽しめた。
和食でいい店はたくさんあれど、やはりこの店は好きだなあ。

  • 久しぶりの虎白

  • シャンパーニュから

  • 車海老と淀大根を白味噌と蕗の薹で

  • あげた胡麻豆腐にカラスミとくわい

  • ヒラメのあん肝あえをもち米で海苔巻きにして

  • 松葉ガニのしんじょ

  • メジマグロ叩きをジュレで

  • 甘鯛と海老芋

  • とらふぐの身と白子

  • 広島のイノシシとカブとごぼう

  • 虎河豚唐揚げご飯

  • 虎河豚唐揚げご飯と赤だしと漬物

  • いちごアイスに黒糖の寒天寄せ

2019/01/27 更新

6回目

2018/07 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.6
    • | CP4.2
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

ここでしか楽しめない日本料理〜鮎トリュフと穴子しんじょ

ミシュラン三ッ星の神楽坂「虎白」。
”ここでしか楽しめない日本料理”をテーマに、
和食ながら洋の素材も巧みに使った枠にとらわれない小泉氏の料理、
これまで食べた和食の中でもわたしが一番好きな店。

カウンターに2名で訪問。
やはりこの季節になると稚鮎が楽しみ、特にこちらの鮎トリュフソースは頭からソースに突っ込んだ鮎が何とも可愛らしく、そして美味しいのでお気に入りの料理。ミルクでまろやかに仕上げたソースはトリュフの華やかな香りをまとい、稚鮎の内臓のほのかな苦味を引き立てている。
細く割いてウニと和えたフカヒレは姿のものとはまた違う食感の面白さを楽しめたし、
ボタンエビのフルーツ漬けもこれまた斬新な発想、爽やかな甘みと酸味がいい。

嬉しかったのは穴子しんじょのお椀。
こちらのお椀の中でも穴子しんじょと蟹しんじょが特に好き。
つなぎも使わないで仕上げたしんじょははらりと柔らかに口の中で解ける。

締めのご飯はうなぎ、デザートにはスイカと、
夏らしさを存分に味わえる食材たち、この日も小泉さんならではの料理を楽しめた。
次回はまた季節を変えて訪問したい。

  • 久しぶり

  • シャンパーニュから

  • アワビそうめんにじゅんさい、アワビのキモとカツオの出汁で

  • 鮎と千住ネギトリュフソース

  • ぶはっ

  • フカヒレウニ和えご飯

  • 穴子のしんじょ椀

  • タチウオにジュレ

  • ボタンエビのフルーツ漬け

  • のどぐろととうがん

  • 神戸牛低温調理に胡麻ソース、八角の風味

  • スッポンと賀茂茄子とスナップエンドウ

  • うなぎの炊き込みご飯

  • 今日もお代わりしまくり

  • 赤出汁

  • あずきとスイカのすり流し

2018/07/12 更新

5回目

2018/03 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.6
    • | CP4.2
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

ここでしか楽しめない日本料理〜もうすぐ春

ミシュラン三ッ星の神楽坂「虎白」。
”ここでしか楽しめない日本料理”をテーマに、
和食ながら洋の素材も巧みに使った枠にとらわれない小泉氏の料理、
これまで食べた和食の中でもわたしが一番好きな店。

4ヶ月ぶり6回目の訪問、やはりこちらはカウンターが特等席。
序盤からトリュフ、牛乳の出汁をベースにごぼうなどの風味と合わせるあたりの大胆さがやはりいい。
以前京都でフカヒレを焼いてから煮たものがあったけど、今回は揚げたものを。
それに春を感じさせるふきのとうとたけのこも添えられて、フカヒレの食感との違いを楽しむ。
まだ冬の食材が中心だけど、少しづつ春を感じさせてくれるこの季節の変わり目の和食が好き。

いつもお椀はしんじょだったけど、この日ははじめてのにゅうめん。
トラフグとすっぽんの出汁が凄まじく美味しい、こういうお椀もまたいいな。
イノシシなんかも小泉さんの手にかかるとなんと柔らかく癖のない味わいになるんだろう。
まさにここでしか楽しめない日本料理だなと毎回思う。
次回は鮎どぼんかな〜。

  • 久しぶりの

  • シャンパーニュから

  • 出汁に牛乳を入れたソースにうトリュフ、ごぼう、レンコン、千住ネギ

  • フカヒレ炊いてから揚げたものとたけのことふきのとう、

  • もち米にカラスミとうずらの温泉卵

  • とらふぐすっぽんのにゅうめん

  • のどぐろのジュレ

  • あん肝

  • もろことしいたけ

  • もろこ生きてます

  • マツバガニと焼きなすに白味噌とカニ甲羅だし

  • イノシシ炙って海老芋と

  • アワビの肝和え

  • ひれ酒

  • 子持ちヤリイカと豆の炊き込みご飯

  • おかわりは1回にしておいた

  • うすい豆とブランデーとラム酒のゼリーにゴマのソース、あられをかけて

2018/03/12 更新

4回目

2017/11 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.6
    • | CP4.2
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

なんと心地の良いカウンターか。

ミシュラン三ッ星の神楽坂「虎白」。
和食ながら洋の素材も巧みに使った枠にとらわれない大胆な料理、
これまで食べた和食の中でもわたしが一番好きな店。

小泉さんと話をしながら料理をいただけるこの店のカウンターが大好き。
カウンターの奥から聞こえるスタッフの掛け声を聞くと、
小泉さんという司令塔のもとで、皆が虎白という世界観を作り上げているといった、
強い信頼関係が感じられてくる。

今日のお任せも素晴らしかった。
海老芋の団子は蒸したものを揚げてから潰すことで香ばしさを纏い、
鴨の天ぷらも軽く焼いてから天ぷらにすることで食感と風味を立てる、
そんな抜群のセンスが光る料理たちに脱帽。

楽しみのお椀はこの季節ならではの香箱ガニ。
鰹と昆布のシンプルな出汁に素材がくっきりと際立つこの店のお椀は
この店に通う楽しみのひとつでもある。
華やかな香箱ガニの風味にほんのり蟹味噌のコクが加わる。

この日は料理の合間にフグの白子や猪肉、カラスミなどちょいちょい酒の肴が加わり、
いい感じでお酒が進むし、コースのテンポも我々にはちょうどいい塩梅だった。
小泉さんの気配りと雰囲気作りは本当に素晴らしい。

締めは穴子とゴボウの炊き込みご飯。
ゴボウの風味と穴子って相性がいいんだなあと感心して、
思わずお代わりしてしまったよ(いつもだけど)。

今日も素晴らしいお任せだった。
こちらは料理だけでなくカウンターでいただく雰囲気含め全て好きだわ。
季節を変えて通い続けたい、大好きなお店。

  • シャンパーニュでスタート

  • 海老芋団子にすっぽん餡

  • 鴨の天ぷらと銀杏、八角と昆布の塩で

  • もち米に香箱ガニの餡をかけて

  • 松葉ガニのしんじょのお椀

  • ヒラメのあん肝和えに橙のゼリー

  • フグの白子を出汁醤油につけて

  • 猪肉

  • サワラとゴボウに牛乳ソースとトリュフ

  • のどぐろ

  • 白子と聖護院かぶらのすり流し

  • カラスミとわさびの茎

  • アナゴとゴボウの炊き込みご飯

  • 炊き込みご飯

  • ティラミスとブランデーとラム酒の寒天

  • お茶

2017/11/21 更新

3回目

2017/08 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.6
    • | 雰囲気4.3
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

ここでしか食べられない和食♪

神楽坂の路地にひっそり佇むミシュラン三つ星和食の虎白。
和食といっても、トリュフやキャビアなど洋の素材も使いながら、
他では食べられない独自の和食の世界を作り出している。

8ヶ月ぶりの訪問、何とか鮎にギリギリ滑り込みセーフ。
こちらの名物(かどうかは分からないが)である鮎のトリュフソースは、
生きたままカラリと揚げた稚鮎を頭からトリュフソースに飛び込ませている。
鮎を大胆に手でつまんで、トリュフソースをたっぷりつけて頂くと、
内臓の苦味とトリュフの香りがふんわり口の中に広がる。

この日は鮑に雲丹をたっぷりのせ、そうめんとジュレで仕上げたり、
鰻をもち米と合わせて海苔で巻いたりと夏らしいメニューも楽しむ。
お椀も毛蟹のしんじょ、これまで伊勢海老、松葉蟹、穴子と色んなお椀を頂いたが、
毛蟹もまた素晴らしい。塩も醤油も使わない出汁はこの素材の旨味をくっきりとさせてくれる。

血抜きせずにそのまま焼き上げたすっぽんはまるで肉のように深く濃厚な旨味を感じさせ、
低温調理した牛はレア感を感じられるようにくるりと巻き上げ優しく白味噌に合わせて…
と素材をひきたてる手法が天才的で。

最後の金目鯛の炊き込みご飯もあさつきの爽やかな香りと金目鯛の相性抜群で、
土産に少し持って帰ろうと思ったが全部食べてしまった。

うん、やっぱりここは和食の中でも突き抜けて好きだな♪
特にこの日の料理は小泉さんワールドがさらに進化したかのように感じたよ。

  • ひっそり

  • グラスシャンパーニュから

  • 鮑と雲丹のそうめんに柚子のジュレ

  • 鮎をトリュフソースで

  • ぶはー

  • 鰻の素焼きともち米を海苔で巻いて

  • 毛ガニしんじょのお椀

  • くえのジュレ

  • くえのえんぺら

  • キャビアにうずら温泉卵

  • すっぽん炭焼に大根餅

  • 甘鯛をかつおだしと熟成酢で

  • 低温調理した牛と赤万願寺とじゅんさいやずいきとともに白味噌で

  • 金目鯛の炊き込みご飯

  • ご飯セット

  • マンゴーと蓮根もちにくるみのリキュールのシャーベットと最中を乗せて

2017/08/19 更新

2回目

2017/04 訪問

  • 夜の点数:4.6

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス4.6
    • | 雰囲気4.3
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

ワインを合わせたくなる和食♪

神楽坂のミシュラン三ツ星和食「虎白」。
系列の「石かわ」ももちろんいいけど、
個人的には洋の素材も生かした遊び心のある料理がいただける
こちらのほうが好きだったりする。

最初に訪問したときに美味しかったイスラエルのワインをあわせて楽しんだ。
基本的に和食や寿司にはワインを合わせないのだけど、ここの料理だけは別。

この日は筍やホタルイカなど春らしい食材が中心、花山椒も頂けたのは嬉しい。
楽しみにしていたお椀は伊勢海老、ぷりっとした身に濃厚な海老味噌を合わせて。
これも美味しいけどやっぱり穴子椀が好きだなあ。
炊き込みご飯も春の素材、そら豆とふきのとうとホタテでさっぱりとした感じ。

前回までに比べると洋の食材を使った遊びの振れ幅が小さい料理だったけど、
さすがの美味しさで幸せ心地に♪
次回は夏を楽しみに。

  • シャンパン

  • アマダイ酒蒸し

  • 稚鮎と筍に八角塩

  • ヤルデン

  • もち米、ホタルイカ、ウニの海苔巻き

  • 伊勢海老のお椀

  • 金目鯛に鰹出汁のジュレ

  • すっぽん煮こごり

  • のど黒西京焼き、レンコンうど

  • 花山椒と低温調理の牛肉とうずら温泉卵

  • アイナメ、スナップエンドウをかぶの出汁で

  • 干し貝柱と干しエビのXO醤

  • 日本酒

  • そら豆ホタテふきのとうの炊き込みご飯

  • 盛り付け

  • はっさくのアイスとくるみのリキュールのゼリーを最中で

2017/04/15 更新

1回目

2016/12 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.6
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.2
    • | 酒・ドリンク4.6
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

和食の枠におさまらない和食。

ミシュラン3つ星の神楽坂「虎白」。
系列の「石かわ」ももちろんいいけど、
個人的には洋の素材も生かした遊び心のある料理がいただける
こちらのほうが好きだったりする。

今宵も1品1品どれも素晴らしい料理だったけど、
松葉蟹のしんじょには驚いた。
しんじょ自体にはカニ味噌などを入れることで、
素材だけでしっかりとした濃厚さを出し、
塩も醤油も使わない出汁がさらにそれをくっきりとさせる。

キャビアや黒トリュフ、バターや牛乳など
洋の素材をさり気なく使いつつもイヤミのない料理。

最後の炊き込みご飯も焼いた金目鯛の香ばしさと
紫蘇の爽やかな風味が手伝ってか、
少食のわたしが2回もおかわりしてしまった。

今日も大満足、やはりここは素晴らしい!!
お会計は23000円ほど。その価値がある料理だった。

<おまかせ>
・ふぐ白子の炭焼きに聖護院大根のみぞれ
・鴨とたけのこの天ぷらを八角塩で
・香箱蟹と松葉蟹の内子と外子ともち米を甲羅の出汁で
・松葉蟹のしんじょ
・活け〆のヒラメとあん肝にかつおだしのジュレ
・レア焼きの松葉蟹
・鰆の炭焼きに牛乳とバターのソース、黒トリュフをかけて
・生の白ごま豆腐にキャビアと昆布とカラスミ
・炭焼ののどぐろにみぶなと海老芋
・金目鯛の炊き込みご飯に紫蘇と小松菜
・いちごのアイスに揚げた湯葉とラム酒ゼリー

===2016年9月===
ミシュラン三ツ星の「石かわ」の姉妹店。
オープン直後にミシュラン二ツ星を獲得、2016年には三ツ星に輝いた。
小泉氏は国内の三ツ星シェフとしては最年少だそう。

以前は15,000円からコースがあり、石かわよりもややリーズナブルな設定だったが、
現在は18,000円とほぼ同じ位の価格帯になった。

石かわはカウンター以外すべて個室なのに対し、
こちらはカウンターとテーブルの構成で三ツ星和食店の緊張感はない。
カウンターは小泉氏と会話しながら料理が楽しめる特等席。
なんとも居心地が良かった。

さて、お任せのコースはもう何もかもが素晴らしい。
素材選び、組み合わせ、火入れ、どれも唸るものばかり。

石かわが和の食材を使った王道の和食ならば、こちらはトリュフなど洋の食材も使いこなす。
しかしながら、和の基本である出汁がしっかりと料理の土台をつくっているため全く違和感がない。
なんとも伸びやかな和食だと感じた。
個人的には石かわよりこちらのほうが断然好みだった。

とりわけうまかったのが穴子のしんじょ。
なんと蒸した穴子と生の穴子からつくっているそう、なんという発想力。
その日や季節によってこのしんじょの素材は変わるようだが、
何度も行った人によればこの穴子がダントツにうまかったとのこと。

最後には時しらずの炊き込みご飯に、
いくらをたっぷりとかけていただくという贅沢。
これがもううまくてうまくて、3杯も食べてしまった。

肩肘張らずに楽しめ、食後のしあわせ感は半端ない。
この日は常連さんのおかげでワインやお酒のセレクトも完璧で
本当に素晴らしい時間を過ごすことができた。

この余韻をまた味わいに行きたい。

  • グラスシャンパンで

  • ふぐ白子の炭焼きに聖護院大根のみぞれ

  • 鴨とたけのこの天ぷらを八角塩で

  • 香箱蟹と松葉蟹の内子と外子ともち米を甲羅の出汁で

  • 松葉蟹のしんじょ

  • 活け〆のヒラメとあん肝にかつおだしのジュレ

  • 松葉蟹

  • レア焼きの松葉蟹

  • 鰆の炭焼きに牛乳とバターのソース、黒トリュフをかけて

  • 生の白ごま豆腐にキャビアと昆布とカラスミ

  • 炭焼ののどぐろにみぶなと海老芋

  • 金目鯛の炊き込みご飯に紫蘇と小松菜

  • 今日もおかわりしてしまいました

  • いちごのアイスに揚げた湯葉とラム酒ゼリー

  • シックな外観

  • ビールから

  • のどぐろジュレ

  • 鮎トリュフソース、顔からイン

  • ぷはっ

  • イスラエルのワイン、これ美味しい!

  • 鮑飯蒸し

  • 穴子のしんじょ

  • 鱧の刺し身

  • くえにゴボウキューブ

  • くえに山芋

  • 牛と雲丹、絹かわ茄子

  • 日本酒

  • 夏野菜とスッポン

  • 時しらず炊き込みご飯

  • お椀

  • いくらたっぷりのせて

  • 桃シャーベット黒糖寒天ラムソース

  • ごちそうさま〜

2016/12/25 更新

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