11回
2022/04 訪問
素材を楽しむ鎌倉チャイニーズ
春の鎌倉に訪れ、ディナーをイチリンハナレでいただいた。
素晴らしい庭が見えて相変わらず素晴らしい雰囲気のカウンター。
金目鯛や蛤など春の素材を組み込んだおまかせコース、定番のよだれ鶏や二段活用・三段活用、巨大フカヒレなども含みながらも季節の変化を楽しめるコース構成。新作というあん肝低温調理がめちゃくちゃ美味しくて、紹興酒との相性も抜群だった。
トータルでも相変わらず完成度の高いコース、季節ごとに訪問したいなあ。
2022/04/20 更新
2021/11 訪問
イチリンハナレのテイクアウト
鎌倉のイチリンハナレで友人宅ホームパーティのオードブル含め諸々をテイクアウト(写真は10人前)。
下記が店頭受け取りの公式メニューだけどあらかじめ早めにお願いすればカツサンドなどもいただける。
写真撮り忘れたけど山椒麺は鶏がらスープでラーメンにしていただいた。
どれもレベルが高く、冷めても美味しいオードブル。さすがイチリンハナレ!
イチリンハナレオードブル 四名様分 10,000円
ズワイ蟹の焼き飯 1,500円
焼き餃子 4個 1000円
よだれ鶏のタレと餃子と麺のセット 二名様分 5000円
※餃子10個(冷凍) 山椒麺2個 調理が必要です
よだれ 鶏のタレと麺のセット 四名様分 4000円
※中華麺2個 山椒麺2個
よだれ鶏のタレ 2500円
2021/11/29 更新
2020/12 訪問
季節ごとに行きたい鎌倉チャイニーズ
紅葉の季節の鎌倉を歩き、イチリンハナレへ。
今までは鎌倉駅から歩いていたけど、初めて北鎌倉から。こちらの方が景色も楽しめるし静かで良いね。
素晴らしい庭が見えて相変わらず素晴らしい雰囲気のカウンターに4人で。
最初にピーカンナッツや貝柱XO醬などのちょっとしたつまみを出してくださった。
料理が出てくるまでに少しでも楽しんで欲しいという気遣いなんだけど、これがいい酒のつまみになる。
改めてドリンクメニューを凝視したんだけど、こちらのワインは6000円台からありかなりリーズナブルで、今回は4人で泡白赤をそれぞれ1本ずつ頂いたんだけど適度なお値段で収まったし、そもそものお料理も良心的だし、今時ありがたいなあ。
近海の魚を使った前菜はクラゲや揚げ米なども使って食感を出したりと楽しく、黒酢上海蟹カッペリーニもしかりだけど、しっかり中華料理として完成度が高いからすごい。上海蟹の紹興酒漬けもとろけるような味わいで、こちらはワインも良いけど紹興酒を合わせるのがおすすめ。
定番のよだれ鶏も安定の美味しさ、餃子や山椒麺と3段活用まで楽しめるのが嬉しいところ。
焼きフカヒレも毎回感動する美味しさなんだけど、余ったスープをリゾットにして余すところなくいただけるというこれまた気の利いた2段活用。
リクエストしたカツサンドも、贅沢に牛カツでいただけたし、麻婆豆腐も白子入りだったし、今年はもう思い残すこともございません。
また来年、季節を変えて訪問したいな。
外観
カウンター
メニュー
泡ボトル
まずは
ピーカンナッツと貝柱のXO醬
近海うにクラゲカンパチ
近海うにクラゲカンパチ
黒酢上海蟹カッペリーニ
黒酢上海蟹カッペリーニ
白
紹興酒
上海蟹紹興酒漬け
上海蟹紹興酒漬け
よだれどり
よだれどり
餃子で
二段活用
麺が!
山椒麺で三段活用
赤
焼きフカヒレ
余ったスープをリゾットに
アオリイカ
クミン山椒月光百合根
山形牛カツサンド
ホッキ貝とクエの火鍋風
白子入り麻婆豆腐
白子入り麻婆豆腐とご飯
デザート
2020/12/15 更新
2020/06 訪問
超絶お得な平日ランチコース6000円
紫陽花の季節の鎌倉イチリンハナレ。
いつもは土日ばかりだったけど初めての平日ランチ。
平日限定でなんと6000円のおまかせコースがいただけるとか。
鎌倉からの道のりは長く、もう6月だけど30度越えのクソ暑さだけど、
お庭から見える景色の美しさと涼しげな石のカウンターと1杯のビールに癒される。
定番のよだれ鶏は三段活用までいただけたし、
締めも麻婆豆腐ご飯と担々麺をハーフアンドハーフでいただけた。
この定番品は安定的に美味しいのだけど、やはりそれを取り巻くコース1品ものが素晴らしいのがこのハナレのすごいところ。
佐島のマダコはその吸盤部分が食感のアクセントになるかのようなカリカリの仕上げで、
クミンとパプリカのスパイスの風味が楽しさを加える。
チャーシューはいわゆるチャーシューと同じように箸で持ってかぶりついたら予想外の食感で。
チャーシューというよりも豚肉の素材の良さを生かしたポークソテーをチャーシュー風に味付けしたというような素材感を楽しむ仕上がりで、途中からナイフフォークに切り替えていただいたのだけど、これは美味しい!
最後のデザートのシャーベットもなんと大葉の風味。
爽やかな香りに合わせるのはヨーグルト、水分を抜いて旨味を濃縮したもので、
シソの風味との相性は抜群だったりする。
いやあ、平日は無理してでも来る価値があるお得ランチだわ。
安定的な定番とその周辺を固める料理で構成されたコースの完成度が高すぎてビビった。
紫陽花
外観
カウンター
シマアジと黒酢玉ねぎとクラゲ
よだれ鶏
餃子
二段活用
山椒麺で三段活用
佐島のマダコをパプリカとクミンで
佐島のマダコをパプリカとクミンで
チャーシュー
チャーシュー
金目鯛と空芯菜をナンプラーソースで
金目鯛と空芯菜をナンプラーソースで
締めは麻婆豆腐ご飯と担々麺をハーフアンドハーフで
麻婆豆腐とご飯
担々麺
大葉シャーベットとヨーグルト
小菓子と中国茶
2020/06/16 更新
2020/05 訪問
あの2段活用、3段活用を自宅で楽しめる!
鎌倉のイチリンハナレがお取り寄せを始めたと聞いて早速注文!
餃子10個とよだれ鶏のタレと山椒麺2玉セット 5400円(税込)←これ
よだれ鶏のタレと中華麺2玉と山椒麺2玉セット 4320円(税込)
よだれ鶏のタレ400ml 2700円(税込)
ちなみにイチリンハナレも銀座の一凛もランチ通常営業、ディナーは時短営業。
テイクアウトも受け付けているというけど、お取り寄せは嬉しいね。
しかも考えられてるなあと思うのが、よだれ鶏の後のタレにつける餃子と山椒麺をセットにしているところ。
鶏は入ってないので自分で用意する必要があるんだけど、もはやエアよだれ鶏でいきなり2段活用から始められるのが忙しい現代人にはぴったりですよ。
まあわたしは暇だから蒸し鶏自分で用意してちゃんとよだれ鶏スタートしましたが。
餃子は冷凍のままフライパンで蒸し焼きなんだけど、あんまり上手に出来んかった。
まあ水の具合や油の具合でコントロールできるんだろうけど、
テフロン加工の方が皮が破れなくていいかもしれないね。
それでもタレはいつもの美味しいタレで!
餃子もいつもは1個だけど1人5個も食べられて(10個2パック入り)!!
山椒麺もいつもちょっとだけどお腹いっぱい食べられて(2玉入り)!!!
なんだか店では出来ない禁断の二段三段活用をしちゃった感じでちょっと嬉しいかも。
セット
よだれどりタレにはナッツ付き
冷凍のまま蒸し焼き
蒸し焼き
出来上がり
餃子と蒸し鶏
一凛よだれどりタレに豊栄醬の素敵な共演
よだれ鶏
餃子で二段活用
山椒麺で三段活用(鶏も乗せた)
茹ですぎた
2020/07/14 更新
2020/02 訪問
鎌倉モダンチャイニーズ
築地の人気店東京モダンチャイニーズ一凛がつくった鎌倉の離れ、その名もイチリンハナレ。
築地とはまた違う、この地だからこそできる斎藤シェフのモダンチャイニーズ。
久しぶりの訪問、平日のディナーで。こちら早めの時間のディナーはだんだんと日が落ちていく雰囲気がすごく素敵で良いんだよねぇ。
リクエストしたハマグリはおかゆの上澄みのソースが本当にいいお味。
半透明でハマグリが見えるというビジュアルの美しさもまた素晴らしいお料理。
ボタンエビ紹興酒漬けからのよだれどり2段活用、
この流れは銀座も同じだけど、もはや一凛のアイデンティティとなっている。
この日はキジハタにほっき貝、スペアリブなど素材をシンプルに食べさせるものが多く、
その中にも中華のテイストをうまく取り入れていて、全体の流れはまさにモダンチャイニーズ。
締めの流れも良かった。
シンプルな上湯麺のあとはこれまたシンプルなチャーハン、
まだ食べられますか?と白子麻婆丼をほんの小盛りで。
そう言えばカツサンド食べられなかったのは残念だけど、どれも流石の味わい。
カウンターから見える庭からはだんだんと日が落ちていくのがわかる、帰る頃はすっかり暗く。
なかなか遠くてこれない鎌倉だけど、この店だけのために足を運びたいと思わせてくれる鎌倉モダンチャイニーズ。
夜はまたいい雰囲気
お庭
カウンター
今宵のメニュ
泡
ハマグリとその出汁と粥の上澄みを合わせたソースで
ザーサイのカッペリーニに雲丹
ホタテ
ボタンエビ紹興酒漬け
丹波高坂地鶏のよだれどり
からの餃子
からの山椒麺
焼きフカヒレ
ソースにリゾットを加え
トリュフで
ほっき貝
スペアリブコンフィ
すじあら
シンプルなスープ麺
チャーハン
白子麻婆ご飯
いちご
お茶
茶菓子
2020/02/28 更新
2018/05 訪問
夜のイチリンハナレもまたいい雰囲気♪
築地の人気店モダンチャイニーズ一凛がつくった鎌倉の離れ、イチリンハナレ。
鎌倉駅から15分ほど歩いた住宅街にある日本家屋を店舗として改装しており雰囲気抜群の空間。
いつもランチばかりだったのだけど、初めてディナーで訪問した。
ディナーといっても17時半開始なので到着時は明るく、時間が経つにつれ暗くなるというグラデーションも楽しめ雰囲気もさらに素晴らしく感じた。
基本的にランチもディナーもコースは同じで10000円、13000円、15000円。
日本人らしく真ん中の13000円をセレクト、斎藤さんのおすすめで紹興酒5種飲み比べを楽しみながら食事を進めた。
1品目のトリ貝と赤貝と帆立貝は絶妙な火入れ、
生姜を効かせたさっぱりとしながらもほんのり中華らしさを感じさせる1品。
定番のボタンエビ紹興酒漬けとよだれ鶏はもう説明する必要がないほどのうまさだけど、
よだれ鶏のタレに餃子を加えるだけでなく、山椒麺を加えて食べさせたり、
この日は絶品の焼きフカヒレのスープにおこげを加えたりと、
うまいタレやスープを余すところなく楽しめる仕掛けが抜群に良かった。
そしてこの店の名物である黒酢カツサンドがすごいことに!
メニューには”シャトーブリアン”とだけかいてあったので何だろうと思ったら、
阿佐ヶ谷あたりで見たことがあるような風貌のカツサンドが!サイトウブリアン!?
以前は豚肉のカツだったのに、なんとシャトーブリアンを黒酢カツサンドに仕上げ、
パンも少しトーストしてサクサクした食感に。
これがうまいのなんのって…!!
前述の+αが炭水化物系だったのに加え、
このカツサンドの後にハマグリスープかけチャーハンと担々麺をいただいた。
ハマグリの旨味がたっぷり出た出汁とぱらぱらのチャーハンが思った以上に合うなあ。
担々麺もピリッとした辛味とゴマの旨味で、お腹いっぱいなのにするりと食べてしまった。
店を出る頃にはすっかり暗くなっていた。
結局3時間ほども楽しんでしまったけど、夜のイチリンハナレの雰囲気も最高だった。
鎌倉は遠いけどまた足を運びたくなる素晴らしいお店だと思う。
外観
カウンター
紹興酒5種飲み比べ
紹興酒5種飲み比べ
トリ貝と赤貝と帆立貝を生姜とマイクロハーブで
ボタンエビ紹興酒漬け
よだれ鶏
餃子を
よだれどりのタレにつけて
山椒の麺を入れて
焼きフカヒレ
残りのスープにはおこげを入れて
あおはたの蒸し物
シャトーブリアンの黒酢カツサンド
毛ガニと押し豆腐とスイレン菜
チャーハンにハマグリのスープを
担々麺おまけ
フルーツトマトに塩のゼリー
小菓子
帰る頃には・・・
2018/05/28 更新
2017/12 訪問
鎌倉モダンチャイニーズ♪
築地の人気店モダンチャイニーズ一凛がつくった鎌倉の離れ、イチリンハナレ。
鎌倉駅から15分ほど歩いた住宅街にある日本家屋を店舗として改装しており雰囲気抜群の空間。
クリスマスが近づいたとある週末に、カウンターを貸し切ってのランチ会というレアな場にお誘いいただいた。
1万円のお任せコース、あらかじめ幹事が斎藤さんに相談の上組み立ててくださった。
白いお皿に黒い竹炭おこげと黄金色の雲丹、大胆な色のコントラストのまるでフレンチのような美しいひと皿から始まる。
冬だからと期待していた上海蟹も登場、紹興酒に漬けられてねっとりとした食感、蟹の身の甘みを感じる。
いつものよだれ鶏からタレにつける餃子の流れはそのままに、さらに山椒入りの麺まで加わって進化し、
フカヒレは旨味がたっぷり出たソースで作った雑炊もいただけて、余すところなく楽しめた気がする。
この日はよだれ鷄と白子麻婆豆腐と、前日の豊栄とたまたま同じ料理をいただいたのだけど、
素材の質と仕上げのセンス、味付けの洗練度合いといい完全にイチリンに軍配。
いつもの黒酢カツサンドも相変わらず美味しかったけど、
蟹と海老の出汁で炊き上げたご飯にメレンゲたっぷりのふんわりした卵をのせたものが印象的だった。
かに玉?オムライス?どちらともいえない遊び心のある料理もさすが斎藤さんならではのもの。
銀座から鎌倉にメイン拠点を移した斎藤さんの世界が行くたびに広がっている気がする。
どの料理も、素晴らしく、素晴らしく、美味しい。
それにしてもこの鎌倉の邸宅をベースにしたお店の雰囲気の素晴らしさだけでなく、
この素晴らしい料理だけでなく、斎藤さんの接客というか場の雰囲気づくりのうまさに感動。
人を惹きつける店というのは料理だけでなく、まさに人なんだと思う。
快晴の鎌倉
カウンター貸切
赤ワイン
雲丹/竹炭のおこげ
上海蟹/三種類の紹興酒
丹波高坂地鶏のよだれ鶏
につける餃子
からの山椒麺
フカヒレ
フカヒレスープの雑炊にトリュフ
三陸産牡蠣に銀杏とマッシュルーム
シャラン産鴨に四川唐辛子と山椒
カツサンド切られる前
カツサンド(切られた後)
海老と上海蟹のスープで炊き上げたライス
ふわふわメレンゲ卵でオムライス風に
鱈の白子の陳麻婆豆腐
ご飯に乗せて
デザートのジャスミンティ
ベリーとジャスミンチョコのムースといちごチョコ
小菓子盛り合わせ
2017/12/24 更新
2017/06 訪問
イチリン新スタイルのダイナミックな大皿料理!
築地の人気店モダンチャイニーズ一凛がつくった鎌倉の離れ、その名もイチリンハナレ。
鎌倉駅から15分ほど歩いた住宅街にある日本家屋を店舗として改装しており雰囲気抜群の空間。
初回訪問ではカウンターで料理を楽しんだが、
6月から6名限定で個室で大皿料理のコース(1万円)も始めるとのことで我々が一番手で楽しめることとなった。
2間続きの広い和室に大きなちゃぶ台、庭が見える落ち着いた空間で中華を頂くというのがまた良い。
皆一見落ち着いた大人の表情だが、6名で取り分ける大皿料理となると取り分けの量によっては、
喧嘩や殺傷事件にならないかと内心ハラハラし殺気立っているのがわかる。
前菜は5種、ずらりとちゃぶ台に並ぶと圧巻!
紹興酒の香りがふんわり漂うボタンエビの紹興酒漬けはねっとりとした食感がたまらない。
バンバンジーやハチノスも程良い辛味でソースが大変美味しい、流石だ。
皆でほぼ等分にしながらも、この余った豚肉は誰が食べるのかと互いに牽制し合うが、
これはもう手を上げるしかない、遠慮していたら負けだ。
なお、その後の大皿は”見せ皿”の後にすべて取り分けてくださったので、乱闘もなく平和な食卓だった。
さて、イチリンの新スタイル大皿料理。
大きな壺にはアワビやふかひれなどの高級食材がごろりと入り、
豚は大きな塊でたっぷりと山椒をまとって登場し、その場で切り分け。
目の前でおこげをつくりあげるなどダイナミックな皿を楽しめる。
皿が登場するたびにワッと歓声が沸く、これは大皿料理ならでは。
う~ん、この体験はなかなかできないな。
鮑などの出汁がしっかり出た滋味溢れるスープも良かったけど、
5分火を入れて5分休めるというのを2時間半繰り返した低温豚が素晴らしかった。
山椒がたっぷりかかっていたが、実際盛り付ける時はほんの少量、
それでも肉全体に山椒のいい香りがふんわりと広がっている。
この柔らかでしっとりと上品な旨味のある豚は初めてだった。
この日は特に山椒の使い方が絶妙で、ほんのりしびれるくらいの絶妙なライン、
アイナメに添えられたハシヅメ製麺にも特別に山椒が練り込まれていた。
メニューに書かれた”毛ガニ”は土鍋ごはんかチャーハンか!?と
かなりお腹いっぱいだったこともあり、期待と不安が入り混じっていたが、
優しい旨味たっぷりのおかゆだった。
初回訪問時にハマグリに添えられたお粥の上澄みが美味しかったが、
今回も同じくお米の形は殆ど無い上澄みだったのでお粥というよりはスープにも近い。
かなりお腹いっぱいだったので程良い着地で良かったのかもしれない。
デザートはさっぱりと杏仁エスプーマとパイナップル。
茶菓子が出るがドリンクは出ないので、シメに温かい中国茶があるとなお良い。
行くたびに進化する一凛、その新しいスタイルの大皿料理を堪能し超大満足!
ほんとにこのお値段でいただけるのは信じられないし、
雰囲気も素晴らしく、わざわざ鎌倉まで行く価値のあるお店だわ。
元フランス大使館のお家らしい
紫陽花の季節
庭の見える和の個室で
前菜5種:ボタンエビの紹興酒漬け
前菜5種:ハチノス・牛タン・ハツの和え物
前菜5種:バンバンジー
前菜5種:野菜の湯葉巻き
前菜5種:豚バラガーリックソース
大きな壺が登場
壺にはすっぽん・ふかひれ・鮑・冬瓜・貝柱など
すっぽん・ふかひれ・鮑・冬瓜・貝柱スープ(取り分け後)
山椒たっぷりの豚の塊登場
斎藤さん切り分け
2種の山椒をかけた低温豚(取り分け後)
水蓮菜と金華ハムとネギ
水蓮菜と金華ハムとネギ(取り分け後)
おこげ、餡投入前
おこげ、餡投入後
おこげ(取り分け後)
アイナメ豆板醤ソースに山椒の入った麺を添えて
アイナメ豆板醤ソースに山椒の入った麺を添えて(取り分け後)
毛ガニのおかゆ
話題のエスプーマ
杏仁エスプーマにパイナップル
ハッピーバースデー!
杏仁クッキーと山椒チョコ
2017/06/26 更新
2017/04 訪問
鎌倉で進化する一凛スタイル。
築地で人気の「一凛」が、この4月鎌倉に離れをオープン。
その名も「イチリンハナレ」、鎌倉駅から15分ほどの閑静な住宅街にある日本家屋をそのまま店に。
店内も和の空間を生かしながらシックにまとめ、カウンター後ろの窓から見える日本庭園も素晴らしい。
コースは6千円、8千円、1万円、この日は8千円のコースをお願いした。
料理はよだれ鶏と餃子、黒酢カツサンドなど築地でも人気のメニューはしっかり残しつつ、
ここ鎌倉の地ならではの野菜や魚貝などの素材を取り入れて進化している。
ハマグリの出汁と粥の上澄みと塩だけでつくったというソースや、
とうてい回鍋肉に見えない回鍋肉、極限まで細くした橋爪の麺など、
さすが斎藤さんという独創性とこだわりが光る。
この回鍋肉は斎藤氏が初めて料理人として作ったメニューというが、
修行先である四川飯店の麻婆豆腐も取り入れるなど、
この店のオープンに際しての並々ならぬ想いも伝わってくる。
もう素晴らしすぎてミシュランの予感さえした。
6月以降は個室限定の大皿料理も提供するとのことで早速次回も予約。
わざわざ鎌倉の地に足を運ぶ価値のある店だった。
鎌倉の住宅街にある和風邸宅を
お庭もステキ
シックなカウンター
爽やかな酸味のトマトジュースに四川山椒を飲み口につけて
地元堂ケ島のサザエと野菜出汁につけたクラゲ
よだれ鶏と白レバー
餃子はよだれ鶏のタレに付けて頂く
ハマグリとその出汁と粥の上澄みを合わせたソースで
紹興酒5種飲み比べ
アオリイカの大葉炒めとイカの肝とスミとゲソのリゾット
劉さんの回鍋肉らしくない回鍋肉
マコガレイとフカヒレ、魚介のうまみがたっぷりでた出汁で
筍とマーメラスを蟹のたまごのソースで
黒酢カツサンド
特別皿:金目鯛蒸し
はしづめの極細麺をシンプルに
陳麻婆豆腐、山椒と山椒オイルをお好みで
イチジクの紹興酒コンポートに紹興酒のエプスーマをかけて
梅と梅シロップゼリー
2017/04/24 更新
いつもはカウンターで楽しむイチリンハナレだけど、過去に1回だけいただいた大皿料理が忘れられず久々にお願いした。
いかにも中華らしい豪快なビジュアルだけどどれも繊細な味わいの料理、カウンター中華もいいけどこういう料理もいいなあと改めて思う。印象的だったのは雲白肉、清蒸鮮魚(ご飯にあう!)、麻婆茄子、シソのシャーベット。
ワイワイみんなで円卓を囲んでの中華はまた楽しい!斎藤さんからは年1回にして(大変だからw)とのことだけど、またお願いしたいと思う。