3回
2020/06 訪問
南阿蘇のラシュレが元の一軒家で営業再開!
熊本を中心とした素材を使った南阿蘇のフレンチ、ブラッセリーラシュレ。
2016年の熊本地震で営業停止を余儀なくされ、久木野の復興マーケットの仮設店舗で営業。
ようやく2020年4月に元の場所で再開した直後にコロナで営業自粛と波乱万丈だったけど、ようやく5月下旬に再々オープン。
もともと伺ってたこの素敵な一軒家でまたいただけるのは嬉しすぎる!
仮設営業ではランチコース2000〜2500円ほど(メインにより異なる)で、
ミニオードブルとスープ、メイン、食後のドリンクでデザートはオプションで400円だったけど、
こちらではオードブルからデザートまでの完全コース仕立て(アミューズ、オードブル、肉or魚、デザート、ドリンク)で3200円、肉と魚両方のフルコースの場合4000円という構成。
今回いただいたのは4000円のコース。
とうもろこしや新玉ねぎを使ったアミューズから始まり、
表面カリッと中はレアで仕上げたキハダマグロのカツ、バジルソース香るイカそうめん。
復興マーケットではなかなか難しかった手間暇かけたコースのお料理。
メインはイサキと豚。豚は低温調理のようなしっとりジューシーな仕上がりで柔らか。
この時期旬の熊本の素材がふんだんに盛り込まれたボリュームタップリのコースだった。
パンは復興マーケット時の柔らかパンのまま、これはこれですごく美味しいけど、
5年前のちょっと硬めのパンも好きだったなぁ、いつか食べたい。
いわゆる都会の洗練された感じとは違うけど、
熊本素材への愛とリスペクト、そして優しさと温かさ溢れるお料理。
1皿の量がかなり多いのでやや単調になりがちな面もあるものの、
それでも4000円でこの内容をいただけるのは破格だと思う。
また季節を変えて伺ってみたいお店。
人気なので早めの予約が必要。
外観
お席
店内
ノンアル
とうもろこしにクリームチーズ、新玉ねぎとアンチョビをパリパリの皮で
キハダマグロ
パンとオリーブオイル
ヤリイカをバジルソースで
イサキソテーサラダ仕立て白ワインとバターソース
豚の赤ワインソース
肥後グリーンブラマンジェとヨーグルトアイス
コーヒー
2020/06/28 更新
2015/09 訪問
熊本の旬の素材をふんだんに使った南阿蘇の地産地消フレンチ♪
熊本の素材にとことんこだわる地産地消フレンチ、
ブラッセリーラシュレに夏の料理を味わいに。
ここの3890円ランチは本当に破格としか言いようがない。
今日もドライバーなのでノンアル、ハーブコーディアルのソーダ割のようなドリンクをいただいた。
甘すぎずすっきりとしていて料理の邪魔をしない。
●前菜1
長崎よりの海でとれたヤリイカを表面だけボイルしてイカそうめん風に、野菜のブイヨンの出汁をかけて。(長崎”より”と表現するのは、こちらでは熊本素材を使うことにこだわっているから)
一言でいえば、“フレンチ風イカそうめん”、斬新だわ!お箸でいただきます。
マヨネーズソースと西洋わさびがアクセントになって楽しい風味の1皿。
●前菜2
ライスコロッケにハーブ地鶏ささみ燻製、出汁醤油で漬け込んだ卵黄とともにTKG風に。いやあ、こちらも斬新!
卵黄は出汁醤油につけ込んだおかげでネットリと濃厚になっており、ライスコロッケを絡めて頂くとたまらない♪
なるほどなあ、イカそうめんに続いてフレンチTKGか!素晴らしい!
● 魚料理
天草の真鯛と夏野菜のトマト煮込み、クミン風味の紙包み焼きです。
開けるとクミンの風味がふうわりと!
ふっくら柔らかい鯛の身に、爽やかな夏野菜とトマトの酸味がピッタリ。
前回は魚にミントを合わせていたけど、今回のクミンも面白い。
●肉料理
阿蘇無菌豚肩ロースと野菜のグリエ、バジルとにんにくとピーナツのソースで。
前回感動した無菌豚にまた出会えて嬉しい!
今回はにんにくの風味が強いバジルのソースでいただいた。
素材を活かしてシンプルなグリルで仕上げているけど、このソースのインパクトは大きく、料理としての完成度は高い。
しかし、豚肉は前回の方が美味しかったかな?前回は丸ごとオーブン焼きだったことも大きいかもしれないけど。
●デザート
レモングラスのアイス、オレンジケーキ、珈琲の水まんじゅう、クリームチーズのムースにブルーベリーソース。
水まんじゅうはあんこ入り、珈琲とあんこは意外とよく合う。
爽やかなレモングラスのアイスも素晴らしい。
食後のコーヒーと小菓子を頂きごちそうさま!
次回は秋の素材をいただきに伺います。
===2015.05===
地方にある地産地消のフレンチやイタリアンにいくと、
時々驚くほどの美味しさに出会うことがある。
南阿蘇の地産地消フレンチ、ブラッセリーラシュレもまさにそれ。
この3890円ランチはけっして都会では味わえない美味しさ。
今回は新緑の美しい季節、春の料理を味わいに。
●前菜1
天草の子持ちイイダコにパセリとニンニクと白ワインソースを。下には新ジャガのペーストが敷いてあります。
ニンニクとさわやかなパセリの香りが心地良い。イイダコのぷりっとした感じと卵の食感も楽しい!
●前菜2
新タマネギとクリームチーズの温かいチーズケーキ。パルメザンチーズのソースと新タマネギサラダを添えて。
これは美味しい!タマネギが結構沢山入っていてチーズの甘みと合わさった感じがすごい。高松のサンジャックという店で頂いたオニオンタルトというタマネギのキッシュを思い出した。何度も家でつくろうとしたけど再現できない美味しさ。
●魚料理
パリッとした薄い皮に包まれた天草のイサキ、下には八代の塩トマトとミントのソース。自家製マヨネーズを添えて。
甘みがしっかりと出た濃厚な塩トマトにミントの香りがすごい!バジルはよくあるけどミントか、斬新だわ。
ふわふわのイサキとパリッとした皮(春巻きとかよりもかなり薄く、パラフィンのよう)の食感が面白い。
●肉料理
ほぼ無菌状態で育った阿蘇の自然豚のロースを丸ごとオーブンで。熊本の晩柑でつくったマーマレード風のソースで。
今まで食べた豚の中で一番美味しいと思った。
全く臭みもなく柔らかでしっとりとした肉、ホントに豚?と思ってしまう。
そしてマーマレードの甘みと皮のほんのりとした苦みがまたいいアクセントで!
この店の肉料理の中でもベストじゃないかな?
●デザート
桜の塩漬け入りアイス、緑茶のパウンドケーキ、シュークリーム、ヨーグルトムースに阿蘇苺ソース。
桜の香りがするアイスは爽やか、緑茶のケーキやヨーグルトなどさっぱりまとまっていてバランスの良いデザート。
コーヒーとクッキーでごちそうさま。
今日も素晴らしい料理でした。
2ヶ月に1度くらい内容がかわるのでまた伺います。
===2015.02===
熊本No1のフレンチ、南阿蘇のラシュレ。冬の料理を味わいに。
3890円という信じられない価格のランチコースは、熊本の素材をふんだんに使っており、県外の方をお連れしても必ず喜ばれるお店。
●前菜1
合鴨農法で作ったお米のクリームスープに大根と天草の真鯛の燻製をのせて。上は白髪葱とレンコンを揚げたもの。
スープというよりリゾットに近い状態のスープはお米の粒が半分くらいの大きさで残っていて甘みも感じられる。
真鯛の燻製は提供する直前にさっと炙っているそうで身もふっくら柔らか、燻製の香りも心地良い。
揚げた白髪葱がこれまたいい食感で!
●前菜2
阿蘇のキノコのタルトにスクランブルエッグをのせて。下にはトマトソース。
素晴らしくとろとろのスクランブルエッグ、火の通し方が抜群すぎる。
キノコはシンプルにオイルと塩で軽くいためた状態のものをタルトにのせて。
よく見るとくるみも乗っており食感としてもいいアクセント。
下に敷いてあるトマトソースはフレッシュ感を残しつつも酸味を押さえてスクランブルエッグの甘さを邪魔しない。
●魚料理
天草のアラカブの皮をぱりっと焼き上げ大根にのせて味噌クリームソースで。香ばしいはと麦がアクセント。
表面は香ばしく、身は柔らかいアラカブ、大根は最初のお皿でも出たからちょっと被るかな?
でも大根と味噌クリームソースという組み合わせが日本人にとってほっとする。
それでいて味噌臭さというか、田舎臭い感じは全くないのがすごい。
こちらの店はお箸も置いてあり、気取らず食べることができる。
●肉料理
阿蘇産山の平地飼いの鶏胸肉を阿蘇の豚肉で巻いてソテーしたもの。西洋わさびの風味がアクセント。
いやー、前回の料理(豆腐を牛で巻いたすき焼き風)といい最近こちらの肉料理が面白い。
単体ではさっぱりしすぎてしまいがちな鶏の胸肉を豚バラで巻いてソテーにしています。
ふっくら柔らかく仕上げられた鶏肉に濃厚な豚の旨味たっぷりの脂が絡んで…お互いのいいとこを組み合わせた面白い料理。
もちろん添えられた野菜は阿蘇のもの。どれもうまい!
●デザート
水俣の緑茶アイス、いちごのフラン、スイートスプリングのゼリー、金柑のパウンドケーキ。
いちごや金柑という旬の果物を使ったデザート、どれも手を抜いていない。
例えばスイートスプリングゼリーの上にのせられたヨーグルトは1日おいて水分を抜いており、ゼリーとあわせても水っぽくならない。
あたたかいフランにのせるイチゴも薄切りにされて、温度が不均質にならないようにしているのかな?
最後に紅茶と茶菓子。
相変わらず楽しませてくれるフレンチ。
やっぱり熊本の美味しいものは阿蘇にあり。
===2014.09===
熊本でNo1のフレンチは南阿蘇にあります。
季節が変わることに伺いたいこの「ブラッセリーラシュレ」でランチ。
どうやらディナー営業はやめてしまったらしく、3890円(税込)のランチ1本のみだそう。
今日は初めて自家製ジンジャーエール600円を注文。
しっかりと濃いめの色がついたジンジャーエールはぴりっと辛くて美味しい!
・1皿目
フランという生クリームの入った柔らかい茶碗蒸しのようなものに、佐賀の渡蟹と枝豆やオクラなどの野菜を。渡蟹の殻でとった濃厚なスープの香りがふわっと…柔らかいフランと一緒にいただきます。
蟹のスープのすごい風味が主役、フランが脇役になりながら、オクラなどの野菜がいい感じの食感でアクセント。素晴らしい。
・自家製パン
焼きたての熱々のパンは自家製、外はかりっと中はもちもちで好きなタイプ。
食べ過ぎてしまいそうな美味しさです!
・2皿目
南阿蘇のカボチャを白玉粉でニョッキにし、カボチャのピューレにのせたもの。
白玉粉?って思ったけど、過度なもちもち感はなく、それでいてニョッキのような固さがないのでとても優しく食べやすい。
カボチャのピューレの自然な甘みがすごい、南阿蘇も秋になりカボチャや芋がおいしくなってきたわ。
・魚料理
天草の秋カマスのムニエル、下には熊本の茄子を揚げたものが。
トマト、玉ねぎ、キュウリを刻んだ冷たいソースは別添えにされ、
食べるときにかけてくださいと。
皮がパリッとして中の身がふっくらとしたカマス、冷たい野菜のソースとのコントラストが面白く、もちろん美味しい!
熊本の茄子は大きいのにトロリと口溶けがよくほんとうに美味しいのです。
周りには紫蘇の実とイタリアンパセリがちりばめられ、いい風味のアクセントに。
・肉料理
熊本のあか牛の肩スライスで豆腐とモッツアレラを巻いたものをキノコの甘めのソースで…。
豆腐かあ、ふと見るとネギもあり、すき焼き!?なんか今日の料理は遊び心がいっぱいでいい感じだわ♪
豆腐とモッツアレラの微妙に違う食感とそれぞれの風味はなかなか面白い。牛を甘いソースで食べるとまさにすき焼きが頭に浮かびます。
ここでいつも御飯をすすめられるんですが、やっぱり今日も食べられません(笑)
・デザート
シナモンとキャラメルのアイス、熊本県荒尾の梨のコンポートのタルト、マスカルポーネのムースに栗をのせて、白ワインのジュレに熊本の巨峰とヨーグルトをのせて。
どれも美味しいけど特に好きなのはキャラメルのアイスかな?
所々に熊本を出してくるところ、熊本愛が素晴らしい。
梨や栗などの秋の食材を使うところもこの店の特徴だけど、デザートにまで季節が感じられるフレンチ、ほんとうに素晴らしい。
さりげなく出てくる小菓子のクッキーにはピンクペッパーが。風味が面白い。
こういうところまで手を抜かないのがすごい。
秋を感じさせてくれるランチコースを満喫。
ほんとうにここのコスパは素晴らしい!また行きます!
=== 2013年5月===
熊本No1のフレンチ、南阿蘇の「ブラッセリー・ラシュレ」。
熊本の地の食材をいかした素晴らしい料理を頂ける、ホントにわざわざ行く価値のあるお店です。
ちなみにイタリアンの熊本No1「イロナキカゼ」も南阿蘇にあります。
南阿蘇は美味しいモノがいっぱいなんですよ♪
さて、ランチコース「明」3780円(5250円のコースもありますが基本的に平日のみ)を。
これ、東京ならこの値段じゃ食べられないだろうなと思います。
しかもディナーも同じ価格、同じコースで頂けるというから驚き。
●前菜
鰆を軽く燻製にしたものをソテーにし、ヨーグルトソースとバルサミコを添えて。
周りは阿蘇の無農薬野菜でつくったピクルスです。
鰆の焼き具合はレアなので、中は生です。口に入れるとふんわりと燻製の香り。
そしてこれがまたヨーグルトの酸味といい感じに合うんです。
ピクルスもちょうど良い酸味で、このお皿全体がうまくまとまっている感じがしました。
●パン
こちらの自家製全粒粉のパンはホントに美味しいです。もちろんおかわりしました。
焼きたてで出してくださいますので割ると湯気がほわっと上がるほど。
●温かいお皿
下仁田ネギのキッシュと、下仁田ネギのクリームスープ。
スープのカップの上には、チーズをカリカリに焼いたおせんべいのようなものが。
柔らかく煮込まれた下仁田ネギは、十分に甘みが引き出されてキッシュの生地と良く合ってます。スープもクリームですが思ったよりさっぱりしており、たまにチーズのカリカリを入れて風味に変化を加えて楽しめました。
●魚料理
天草でとれたスズキにアーモンドをまぶして焼いたものに椎茸を添えて、大根おろしのソース。
これはお箸で頂きました。アーモンドの香ばしい風味に、ふわふわ柔らかいスズキ、そして大根おろしがさっぱりとしてこれまた美味しい!
ここでご飯もありますよと聞かれますが、今回もパンの食べ過ぎでスルー。
●肉料理
肥後のあか牛の赤ワイン煮込みをキャベツで巻いて。青梗菜が添えられ、お肉の下にはマッシュポテトが敷かれています。
キャベツを切り開くと、一口サイズのお肉がころころ。これが柔らかくてホントに美味しい!デミグラスソースもしつこすぎず、お肉のおいしさを引き立てている感じです。
ポテトがソースとお肉の旨味を吸い取って旨さ倍増・・・♪
●デザート
紅茶のアイス、カスタードとイチゴのクレープ、レアチーズケーキ、サツマイモのプリンと4点盛り合わせの豪華なデザート。
ため息が出るほどきれいです♪
紅茶のアイスはホントにアールグレーのいい風味がして、今日の中では一番お気に入り。
珈琲とお茶菓子のクッキーでごちそうさま♪
今日も素晴らしい料理を頂きました。
私の中ではトップクラスに入るフレンチのお店だと改めて確信。
スコアを4.5→4.7にアップしました。
===2013年3月初訪問===
南阿蘇ではイロナキカゼと並んで評価が高いこの店。
ず~っと気になっていたけどやっと訪問♪
南仏風のシンプルな建物、素敵だわ・・・。
入り口に看板もないので、最初通り過ぎてしまいましたが。
(京大火山研究所のちょっと手前です)
店内は広い空間に、かなりゆったりとした配置で
4組のテーブルが置かれている。
コースメニューは2種類。
<明MEI>
前菜、温かい2皿目、旬の魚料理、本日の肉料理 、季節のデザート 3600円
<優YU>
ひとくちめのお楽しみ、南阿蘇の小さな前菜、温かい2皿目、旬の魚料理、肥後牛のお料理ラシュレいろ、季節のデザート 5000円
あらかじめ予約時に伝えておく必要があるけど、
今日は初めてなので3600円の明コースに。
●前菜
天草産スズキの塩締めと菜の花ご飯の洋風チラシ風。
ご飯です、いきなり!!洋風チラシって斬新だわ♪
スズキもちゃんと身が締まっていておいしい!
ご飯と一緒に食べて何だかフレンチお寿司な気分(^^)
ソースも菜の花とマヨネーズで作られていてご飯に合う。
日本人に合ったフレンチなのかしら~。
●焼きたてパン
おそらく自家製の焼きたてプチバケット。
おいしい~!!
●温かい2品目
ローズマリー風味の新じゃが冷製スープと、太刀魚と新じゃがのコンフィが乗った一口ピザ。
ローズマリーは一番好きなハーブ。冷製スープに香りが移っていておいしい。
そして柔らかい太刀魚と新じゃがの甘みが・・・薄い皮のピザと一緒においしく頂きました♪
●旬の魚料理
天草産天然マダイのマスタードと味噌ソース。新タマネギのローストとフリット添え。
あらかじめマダイをソースにつけているため、薄味の白身にもしっかり風味が。
味噌も強すぎず、マスタードとよく合っていてふんわりと柔らかい魚にピッタリ。
さらに魚の下にあるタマネギはおそらくオーブンで相当じっくりロースとされたと思われトロトロ~!!!
フリットもカリカリでおいしい!!
●本日のお肉料理
「お皿も熱いので注意してくださいね」と言われて出てきたこの品。
赤牛の春キャベツロール、熊本野菜とともにグラタン風に。
いやはや・・・おいしすぎて絶句です。
脂身の少ないあか牛の肉を生クリームのコクがしっかり引き立てている。
阿蘇の野菜とともに温かいうちに頂く。幸せ~!!!
●季節のデザート
蜂蜜アイス、無農薬人参ケーキ、小豆のムースと白玉粉のクレープにイチゴ、さくらのゼリーのせブラマンジェ。
圧巻のデザート・・・。素晴らしく美しい。
蜂蜜アイスの色は、なんというか黄金に近い色で蜂蜜の風味とくるみの香ばしさが合っている。
人参ケーキには人参ピューレも添えられ、甘みも抑えられたあっさりした味。上にチーズものってる!
そして小豆のムース。和をさりげなく使っているところが素敵!
桜のゼリーは少し塩味がして春を感じさせる。ブラマンジェと一緒にぺろり。
●コーヒーと茶菓子
茶菓子は丸い抹茶のクッキー2つ。
さくさく、甘すぎずおいしい。
コーヒーを飲んで余韻を楽しむ。
ため息が出るほどの感動フルコースです!!!
お店の方も1品1品丁寧に説明してくれ、独創的な料理を本当に楽しくおいしく頂けました。
イタリアンはイロナキカゼ、フレンチはブラッセリーラシュレ、というのが南阿蘇の2TOPかもしれない。
フレンチではボンジュールプロヴァンスの方が評価高いけど、私は断然ブラッセリーラシュレ。
価格自体は高めではありますが、十分その価値があります。
きっと東京なら5000円はとると思う。
今日の料理は春を感じさせるなど、テーマ性もしっかりしており、
季節ごとに伺うと良さそうな感じです。
東京の人達も、熊本に来たらこういう店に行って欲しいと強く思う。
熊本の野菜と肉や魚を使ったフレンチとイタリアンが素晴らしいことを知って欲しい。
明るい店内、居心地のいい空間
10種類以上のハーブで作ったハーブソーダ
長崎よりの海でとれたヤリイカを表面だけボイルしてイカそうめん風に、野菜のブイヨンの出汁をかけて
フレンチのイカそうめん、斬新だわ!
自家製パン、焼きたてで美味しい!
ライスコロッケにハーブ地鶏ささみ燻製、出汁醤油で漬け込んだ卵黄とともにTKG風に。
魚料理は紙包み焼きです。開けるとクミンの風味が!
天草の真鯛と夏野菜のトマト煮込み、クミン風味。
阿蘇無菌豚肩ロースと野菜のグリエ、バジルとにんにくとピーナツのソースで。
デザート盛り合わせ。レモングラスのアイス、オレンジケーキ、珈琲の水まんじゅう、クリームチーズのムースにブルーベリーソース。
食後のコーヒーと小菓子。
新緑の南阿蘇に南仏風のラシュレの建物が映える。
天草の子持ちイイダコにパセリとニンニクと白ワインソースを。下には新ジャガのペーストが敷いてあります。
新タマネギとクリームチーズの温かいチーズケーキ。パルメザンチーズのソースと新タマネギサラダを添えて。
パリッとした薄い皮に包まれた天草のイサキ、下には八代の塩トマトとミントのソース。自家製マヨネーズを添えて。
ほぼ無菌状態で育った阿蘇の自然豚のロースを丸ごとオーブンで。熊本の晩柑でつくったままレード風のソースで。
自家製パン、美味しすぎる。
桜の塩漬け入りアイス、緑茶のパウンドケーキ、シュークリーム、ヨーグルトムースに阿蘇苺ソース。
食後のコーヒーとクッキー。クッキーにはミントのチョコが挟まれています。
前菜1:合鴨農法で作ったお米のクリームスープに大根と天草の真鯛の燻製をのせて。上は白髪葱とレンコンを揚げたもの。
真鯛の燻製は提供する直前にさっと炙っているそう
前菜2:阿蘇のキノコのタルトにスクランブルエッグをのせて。下にはトマトソース。
魚料理:天草のアラカブの皮をぱりっと焼き上げ大根にのせて味噌クリームソースで。香ばしいはと麦がアクセント。
肉料理:阿蘇産山の平地飼いの鶏胸肉を阿蘇の豚肉で巻いてソテーしたもの。西洋わさびの風味がアクセント。
自家製の焼きたてパン、好きです♪
ノンアルコールビール。
デザート:水俣の緑茶アイス、いちごのフラン、スイートスプリングのゼリー、金柑のパウンドケーキ。
紅茶と茶菓子。
茶菓子。
濃厚でぴりっと辛い自家製ジンジャーエール。
フランに佐賀の渡蟹と枝豆やオクラなどの野菜を。
フランは生クリームの入った柔らかい茶碗蒸しのようなもの。
自家製パン、美味しい!
南阿蘇のカボチャを白玉粉でニョッキに。
天草の秋カマスのムニエル。
玉ねぎとトマトの冷たいソースをカマスにかけていただく。
熊本のあか牛の肩スライスで豆腐とモッツアレラを巻いたものをキノコの甘めのソースで…。
モッツアレラチーズと豆腐の相性が面白い!
デザート。シナモンとキャラメルのアイス、熊本県荒尾の梨のコンポートのタルト、マスカルポーネのムースに栗をのせて、白ワインのジュレに熊本の巨峰とヨーグルトをのせて。
コーヒーと小菓子。最後まで手を抜かない内容です。
光の入る明るい店内。シンプルなインテリアがいい。
鰆を軽く燻製にしたものをソテーにし、ヨーグルトソースとバルサミコを添えて。
鰆のスモークの香りがいい!
お箸のあるフレンチ。
焼きたての自家製パン。
下仁田ネギのキッシュと、下仁田ネギのクリームスープ。
下仁田ネギのクリームスープはチーズのカリカリをアクセントに。
天草でとれたスズキにアーモンドをまぶして焼いたものに椎茸を添えて、大根おろしのソース。
肥後のあか牛の赤ワイン煮込みをキャベツで巻いて。
キャベツを開くと柔らかいお肉がゴロゴロ!
紅茶のアイス、カスタードとイチゴのクレープ、レアチーズケーキ、サツマイモのプリンと4点盛り合わせ
珈琲と茶菓子。
(2013.03)1品目:天草産スズキの塩締めと菜の花ご飯の洋風チラシ風。
(2013.03)焼きたてパン。
(2013.03)2品目:ローズマリー風味の新じゃが冷製スープと、太刀魚と新じゃがのコンフィが乗った一口ピザ。
(2013.03)一口ピザアップ。太刀魚うますぎ。
(2013.03)3品目:天草産天然マダイのマスタードと味噌ソース。新タマネギのローストとフリット添え。
(2013.03)4品目:赤牛の春キャベツロール、熊本野菜とともにグラタン風に。
(2013.03)ロールキャベツアップ。
(2013.03)デザート:蜂蜜アイス、無農薬人参ケーキ、小豆のムースと白玉粉のクレープにイチゴ、さくらのゼリーのせブラマンジェ。
(2013.03)コーヒー。
(2013.03)茶菓子。抹茶のクッキーかな?
(2013.03)メニューは2つ。
(2013.03)南仏の素敵な別荘のよう。
(2013.03)すっきりと落ち着いた店内。
(2013.03)窓も大きく日差しが入り明るい。
2019/12/30 更新
熊本を中心とした素材を使った南阿蘇のフレンチ、ブラッセリーラシュレ。
2016年の熊本地震で営業停止を余儀なくされ、久木野の復興マーケットの仮設店舗で営業。
ようやく2020年4月に元の場所で再開した直後にコロナで営業自粛と波乱万丈だったけど、ようやく5月下旬に再々オープン。
元の場所に戻ってからは2回目の訪問。
アミューズ、オードブル、肉or魚、デザート、ドリンクで3200円、
肉と魚両方のフルコースの場合4000円という構成で、
前回フルコースがかなりお腹いっぱいだったので3200円コースで
2人で肉と魚をオーダーしシェアすることに。
甘いとうもろこしは削いでそのままフリットに、
スズキのマリネはヨーグルトとフランボワーズのソースで爽やかに。
ローズマリーを練りこんだショートパスタはクリーム仕立て、自家製ベーコンの塩味が良い。
この日のメインはお肉は赤牛、魚はタイ。
タイにはオリーブやケッパーの冷製ソースをかけていただくんだけど、
焼きたて熱々のタイとのコントラストがいい感じだったな。
熊本素材への愛を感じる料理、
ラシュレは完全復活だなぁ。