3回
2022/01 訪問
「食堂とだか」での新年会 | じきの食歴
記事URL:https://ameblo.jp/ziki-fujimoto/entry-12727429049.html
2022/02/17 更新
2020/01 訪問
「食堂とだか」での七草粥と鮟肝担々麺 | じきの食歴
「食堂とだか」での七草粥と鮟肝担々麺
「食堂とだか」。昨年の年末最終営業にもうかがったが、年始の初営業にも貸切で訪問させていただいた。
しかも今回は、自分のリクエストに応じて新メニューまで作成していただいた。
先ずは、いつものように、「ウニ・オン・ザ煮玉子イクラ乗せ」をいただく。
これまたいつものように、イクラを残すように言われる。
ここでいつもだったら、手巻き寿司が出されるのだが、今回は趣向が違うようだ。
何やら、鍋を持ち出してきた。
「じきさん、今日は七草がゆ出しますよ」
そうか、今日は1月7日だった。
出されたのは、お粥というよりは、リゾットに近いもの。
そこに、先ほどのイクラと残った卵液をかけていただく。
元旦から飲みすぎた胃袋に、染み入るように旨い。
つづいて、牛蒡どうふと豚肉の椀物。
最近定番化してきたけど、この牛蒡どうふの香りが実に心地いい。
その後は、2種類の鰤の刺身と、うなぎの刺身。
この鰤がまた余所には無いもの。うなぎの刺身も、通常は血に毒があるから出せないのだが、津本式で血抜きをしたものだから出すことが出来る。
噛めば噛むほど味がしみわたる、そんな味。
鰆を焼いたものには、西京味噌のソースが。この焼き加減がまた凄い。
表面はパリパリで、中はしっとり。
狭いキッチンで、よくこれだけのことを出来るものだと感心する。
その焼き加減は、次のとだチキンにも言える。
なんと、表面を換装させるため、扇風機で5時間乾燥させてから揚げたもの。
使用しているのは、とだかとは川を挟んで向かいにある鳥肉の老舗「信濃屋」から仕入れたもので、鳥取県産の「大山鶏」。
ジューシーでありながら、しっかりした鳥肉の旨みを感じるのは、乾燥させ味を凝縮させているというのもあるだろう。
これだけで腹を満たしたくなるようなそんな誘惑すら感じてしまう。
そして、久しぶりの甘納豆チーズタワー。あ、年末にも食べたか(笑)
蟹あんかけチャーハンもここ最近の定番料理。これも蟹の旨い時期のみなのだろう。
そして最後に出たのが、鮟肝の担々麺。
実は戸高さんに、「カツ丼か担々麺を食べたい」とリクエストしてたのだが、そのリクエストに応え、担々麺を用意してくれた。
それも、鮟肝を使った超濃厚担々麺。
正直、ヤラレタと思った。
以前、鮟肝つけめんなるものを出されてノックアウトしたのだが、その担々麺バージョンとは。
ズルい!
想像するだけで旨い。いや、食べてみたら、その想像を超えて旨かった。
麺は、九州ではメジャーな棒ラーメン。
かなり濃厚なスープは、リフトアップする麺と同じぐらいの量がまとわりついてくる。
辛さは、最初それほどでも無いかと思ったのだが、それは鮟肝のクリーミーさに騙されたいただけ。
あとかじんわりと辛さがこみあげてくる。
そして、これがかなりボリューミーで腹にたまる。
いやはや、大満足。
最後のイチゴだいふくは、結局お土産に。
記事URL:https://ameblo.jp/ziki-fujimoto/entry-12567653527.html
2020/01/17 更新
2019/11 訪問
お弁当とだか | じきの食歴
お弁当とだか
大将の戸高さんに、結局何個つくったんですかと聞いたら、144個作成とのこと。
大変だったでしょうと言ったら、皆に迷惑かけましたと苦笑していた。
その顔を見たら、「ああ、もう2回目は無いだろうな…」そう思わざるを得なかった…
あの2021年の夏まで予約が埋まり、現在予約受付中止中の人気店「食堂とだか」が、貸切のキャンセルが出たので「お弁当とだか」を実施するとの告知があった。
行きたくても行けなかった人、すでに予約枠を持っている人までもが予約申請をし、当初の予定80個が前日深夜3時の告知でありながら、あっという間に売り切れてしまった。
税込3000円と、高級弁当なのにである。
そんな貴重な弁当を1ついただくことができた。
当日、お店にうかがい、弁当を受取る。
とだかのスタッフや、奥様とお子さんが出迎えてくれる。
お子さんが、名前を確認し集金してくれる。
なんか、アットホームだ(笑)
受取った弁当を自宅へ持ち帰り、早速実食。
食堂とだかで見慣れた色々な料理がつまっている。
ウニおんざ煮玉子、ザーサイと白滝のペペロンチーノ、シャインマスカットの白和え、いぶりがっこポテサラ、カツオフライとタルタルソース、サバ寿司、里芋のから揚げ、秋刀魚と焼き茄子の包み焼き、とだチキ、ぶりしゃぶ等。
あと、名物の牛ごはんは、別容器に入れられている。
なんともはや、贅沢じゃないか。
これ一つで、食堂とだかの主だった名物料理を網羅できる。
お弁当のため、食材から染み出る水分や温度的にちょっと残念だった部分もあったけれど、これらの内容を3000円でいただけるというのは、かなりお得だったのではないだろうか。
できれば、これをさらにブラッシュアップして、2度目、3度目と開催してもらいたいものだ。
いやいや、こういうのは何度かやったら慣れるもの。
次回訪問した時にでも、そのように戸高さんを説き伏せてみよう(笑)
記事URL:https://ameblo.jp/ziki-fujimoto/entry-12547031103.html
2019/11/20 更新
「食堂とだか」での新年会
すっかりおなじみの「食堂とだか」。
こちらへ、年明けすぐに貸切で訪問。
現在は12000円のおまかせ飲み放題コースのみだが、コースを絞ることにって食品ロスも減らせるし、その分料理内容に還元してもらえるのでうれしい。
戸高さんや他の参加者と新年の挨拶をして乾杯し、食事をスタート。
最初は、定番のウニ・オン・ザ煮玉子。
レンゲの上には、黄身がとろりとした半熟煮玉子に溢れるほどイクラをトッピング。そこに卵黄ソースがかけられている。
こぼれたイクラはそのままにして、玉子を一口でいただく。皆が笑顔になる。
続いて出たのは、トラフグ白子のリゾット。ここへ、先ほどの溢れたイクラを乗せていただく。
リゾットの中には、正月らしく刻んだ餅も入っていた。
今回の椀ものは、牛蒡豆腐に鶏つくね、中央には菜の花とゆず皮が添えられている。
汁は蛤でとったものに、アクセントで白胡椒が用いられており、これが牛蒡の香りとマリアージュする。
刺身は、とらふぐの身と皮の細切り。そして、あん肝をポン酢にて。
あん肝には、あんぼ柿を入れてペーストにしたもので、これが実に日本酒に合う。
これは机の横においておき、ちびちびといただいた。
奥で藁焼きをしていたかと面田ら、鰆を藁焼きにしたものが出された。
上に乗っているのは、大根おろしではなく玉ねぎをおろしたもの。
ちゃんと辛味抜きをしているのだろう、これが良い感じだ。
そして、とだチキとキンカンの白和え。
鶏肉を1日だか半日風にあてて水分を抜いてから揚げるのが、とだか流。
表面のパリパリ感がたまらない名物料理。
白和えは、マスカルポーネと豆腐を和えたもの。そこにスライスされたアーモンドがふりかけられている。
チーズとナッツの組み合わせに間違いは無い。
牡蠣の豚バラ肉巻き。こちらは、大根おろしでさっぱりと。
これまた好物のザーサイとシラタキのペペロンチーノ。戸高さんがダイエットで食べていたもの。美味しくヘルシーなのだが、ビールが飲みたくなるという危険な食べ物(笑)
鹿児島の鰻は、炭火にてカリリと焼かれて出される。下に敷かれたマッシュポテトがソースがわりとなる。
子持ち昆布はフライにされ、たっぷりのタルタルソースにたっぷりの鰹節が。
甘納豆チーズは、タワーではなく薄い餅に巻かれる。
土鍋ご飯は、骨付き鴨足と芹の炊き込みご飯。骨を外してご飯と一緒にしっかり混ぜ込んでいただく。
これで〆ではなく、さらに出てきたのはつけ麺。
麺の方には、梅干しを用いたタレが和えられており、これがさっぱりとしてて麺だけでも旨い。
つけ汁は、焦がしネギをベースにしたもの。食べているうちに、麺にからめた梅ダレと交わり、より味わい深くなる。
デザートは、定番の目の前で作るイチゴ大福。
品数も多く、今回もお腹いっぱいに。
ある程度、お持ち帰りが前提の量と言っても過言ではなかろう。
美味しい料理をいただき、戸高さんの今年の活動についてもお話をうかがったり、今年もこちらのお店とは、色々とご縁がありそうだと、そう感じた。