zintomoさんのマイ★ベストレストラン 2011

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野郎飯を書いているzintomoがいろいろ食べて率直に思った事。

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zintomo (40代後半・男性・東京都) 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

マイ★ベストレストラン

1位

ラ・カンパーニュ (大手町、竹橋、小川町 / ビストロ、フレンチ、ステーキ)

1回

  • 夜の点数: 3.5

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 昼の点数: 3.5

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 ¥4,000~¥4,999

2011/05訪問 2011/05/07

利用しない手は無い!女性が多いけど野郎も是非いこう。

【夜】
大手町の夜ってぇのは、まぁ静かなもんですね。
特にGW後期ときたら、もうそりゃあ・・・っていうかんじです、どの店も。
でも、考え方によっちゃぁ、
「旨い飯や旨い酒を静かに楽しめる」っていうイイコトがあるわけです。

そんなわけで、今日でオープン2周年になる
大手町JAビル地下1Fにあるフレンチ。ラ・カンパーニュに1人で。

がんばれ東北!キャンペーン中なので、
「東北の地酒とフレンチとの相性は?」という俺的なテーマを作って楽しみます。
頼んだお酒は・・・
「浜千鳥 あらばしり 純米 しぼりたて生酒 」(釜石市)
「会津娘 」(会津若松市)
どれも、腰の強いふくよかなよい酒です。さて、そんな日本酒にあわせるのは・・・

【鶏砂肝のコンフィ、鴨の生ハムのサラダ仕立て】
コンフィや生ハムはシェフのお手製。そして、黄色い薄切りのものは、
「黄ビーツ」・・・珍しい。なんか薬膳的な味がするなぁ。
サラダ的には、さらりとまとめあげました的な感じです。

【みる貝の薫製・きのこのマリネ添え】
自家製の貝の薫製。やわらかめの薫製で、中がレア状態なので、
貝そのものの味も楽しめて、なかなか秀逸。
シェフ・・・フレンチっていうよりも「和」をものすごーく感じるんですけど?

そんなこんなで、次の一品(というか最後)は、
お店の安藤マネージャーにチョイスして頂きました。
【ラ・カンパーニュのシュークルート、自家製ソーセージ添え、俺仕様】
本来は、「ドドン」と、大量に出すものなので、1人用のポーションは通常用意されてません。
我侭聞いてくれたみたいで・・・ありがたいです、ありがとう美人マネージャー。
シュークルートって、なかなか面白いんだよね。
アルザス地方の料理だから、フレンチでもあるしドイツ料理っても言えるし。
酸味よりも塩気が強いこの一皿、付け合わせのホースラディッシュやマスタードと一緒に。
そして、日本酒で流すと、あらまたこれは素敵にマリアージュ。

あぁ、なんか、夜のラ・カンパーニュもなかなかいいやね。
「旨いもんが食べたい」
「国産食材×フレンチ×旨い酒」
ってぇなら、このお店は結構おすすめかもしれないよ。
こういうタイプのお店って、意外と無いからね。

【昼】
JA全農直営のカジュアルフレンチの店。

どうせ、アンテナショップじゃないの?なんていう考えは直ぐに捨てた方がいい。

JA直営だけあって、いい素材、珍しい素材を使ってるのもポイントだが、何と言っても、味。
素材ばかりに頼らない、シェフの仕事がなかなかよいです。

正直言って、コストパフォーマンスは相当高いです。
(ワインは、ちと高いかも。でも、まだ開店一年ですからね・・・)

今回頂いた中で、僕が『絶対に食べてほしい!』と思ったのは、

『野菜たっぷりのタジン釜』
→野菜ってこんなに旨かったっけ?な逸品。
16種類の野菜をたっぷりタジンで蒸し焼き!
アボカドオイル・くるみオイル・フルールドセル・藻塩・トマト塩・桜塩をお好みでかけて頂く!
最後に、野菜から出た出汁+飯+キャロットバターをまぜて食べる、おじや風のリゾットもなかなか旨い。

『トマトソフトクリーム』
→これは、前菜にもなるよ!やばい、かなり旨い!
そして、バニラソフトとミックスにすると、なんともいえないスイーツになる。
『スープ』
→何気に、スープが旨いです。ランチについて来るスープ、一口味わってごらんなさい。素晴らしいですよ。

ランチもディナーも貸し借りでも、一度訪れてみてはいかが?

http://www.ja-campagne.com/

ちなみに、最近、モバイル会員みたいなのを始めたみたいで、
お店でFelicaタッチするか、QRコードからアクセスすると簡単に登録できるみたい。
登録すると、クッキーとか貰えるみたいで、お得かも。
http://ameblo.jp/ja-campagne/

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2位

ピッツエリア エ トラットリア ダ イーサ (中目黒、代官山、池尻大橋 / ピザ、イタリアン)

1回

  • 昼の点数: 3.5

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 2.5
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥3,000~¥3,999

2011/05訪問 2011/05/16

中目黒・ピッツエリア エ トラットリア ダ イーサ

中目黒界隈で、旨いピッツァが食べたくて。
ふらりと寄ったは、ダイーサ。えらい人気店です、いっつも混んでるかんじです。
たまたまふらりと行ったら、席が空いてたので、ランチをば。
(今回は、2人で食べてます。)

微発泡ワインでも傾けながら、
まずは、イワシとサーモンのマリネ。
ちょうどいい、さわやかな酸味で、なかなか旨い。

イタリアン的ジャンクな食べ物。
岩のりのセモリナ揚げと、なんかトマトパスタをまとめて揚げたようなやつ。
名前は忘れた。旨いけど、トマトソースとか欲しいよ。

で、お目当てのピッツァ・マルゲリータ。
ナポリの名店『イルピッツァイオーロデルプレジデンテ』で修行し、
2007、2008、2009年と、ナポリで行われる世界ピッツァ選手権で3年連続優勝した
山本氏のピッツァ。
生地モチモチで、焼き上げ方が絶妙。トマトソース、これがまた現地っぽくて素敵。
うまかとです。

でも、パスタも食べたかったので・・・

レモンクリームのタリアテッレ。
レモンの使い方がいいですね。加熱と仕上げの2段階でレモンを使ってるから、
酸味が多層的で、こいつは旨い。

外は、皆様ごろごろと並んでらっしゃったり。
あーだこーだしてました。

で、客層とか見ながら思いました。

「美女が集まる店ってのは、たいてい旨いもんを出すんだな」って。
この俺の理論は、正しいかな?

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3位

キッチャーノ (赤坂、赤坂見附、溜池山王 / イタリアン、ステーキ、肉料理)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 ¥1,000~¥1,999

2011/04訪問 2011/04/10

肉肉しいイタリアン、感動は、ここにある。

2011-04-1011:24:58赤坂・キッチャーノ・ディナー

ランチは既に行っていたのですが、
ディナーはまだだったので・・・行きました。
ちょいと、友人のお祝いでもしたろうかと思ってね。

このお店のディナーってのはちいと変わっててね。
①メインを決める。
 メインの料金がそのままコースの料金になってます。
※別途、サービス料10%くっついてきますがね。

もう一つ!
これは、あくまでも2011年4月9日(土)に食べたものです。

このお店の特徴として・・・
「その日の素材の状況に応じてメニューが変わる」という点。
グランドメニューというものが一切存在していないという事です。
お店のブログかtwitterで今日何が出てくるかを知る事が出来るみたいです。
でも、パスタとかデザートは、お店に行かなきゃ解らないみたいです。
本当にこだわっていますね・・・。

さて、始めましょうかね。

まず、ワイン。

BarbarescoAsij 2005/Ceretto
ピエモンテ州バルバレスコ地区のDOCG。
ネッビオーロ100%のワインで楽しみましょう。

ここから、ちょいちょい皿が出てきます。

○バスク豚の頭のゼリー寄せ。
あっさりとしていて、且つ肉の味も堪能出来て、
先が期待されます。

そんなこんなしてると、やがてパンとグリッシーニが出されます。

○自家製フォカッチャ(プレーンなのと、ジャガイモ・ニンニク・オリーブを練り込んだものの2種)
○グリッシーニ2種(平たいのと、クルっとしてるのと。)
これがまた旨い。足りなくなったら持ってきてくれます。

続いて、その場で切った生ハム!
本場パルマから取り寄せた専用のスライサーで、ごく薄くスライスされた、
しっかり熟成された生ハム!

○クラテッロ(豚の臀部)、カポコッロ(豚の肩肉)、モルタデッラ(所謂ボローニャソーセージ)
フィオッコ(足首あたり)、付け合わせのトルタ・フリッタ
○スパラコッタ(前足)※これは写真を撮るのを忘れた・・・ベーコンを食べているかのような感覚。

生産地域も部位も異なる生ハム類を一同に食べられるのは至極!

続いて・・・

○プーリア産・ブラティーネ
たっぷりのオリーブオイルとハーブ、三種の塩(岩塩、薫製塩、炭塩)で頂きます。
ブラッタの小さい版、ブラティーネ。中トロトロなチーズ。本当にミルキー。
これは、なかなか日本では味わえないと思う。タマんないね。

そうこうしているうちに、さらに生ハムが。

○26ヶ月熟成のプロシュットと、パルミジャーノ・レジャーノ。
プロシュットに一緒についてくるパルミジャーノ・レジャーノ。大きな塊から、
中身をほじくって持ってきてくれるので、塊がデカい!そして旨い!

そうすると、前述したフォカッチャの消費もワインも消費が多いわけですが、
まだ前菜にもいってないのです。恐るべし、キッチャーノのディナー。

そしてお次は・・・

○鶏レバーのクロスティーニ
カナッペですね。この、どシンプルなんだけども、レバーの嫌な臭みもなく、
且つ、このこってりまったりとした風味がたまらない!

ここで、肉料理の登場!

○熊本産馬肉のタリアータ
馬肉!という感じがしない!というかクセが無い!
上質なローストビーフを食べているかの感覚。
そして、付け合わせのルッコラ。これが日本のものではなく、現地モノで。
甘み・香り・若干の苦み・辛みがあいまって、たまらない!

そして、今夜は・・・俺が恋に焦がれていた一皿が登場!

○バッサーノ・デル・グラッパ産の白アスパラガスの炭火焼
本場バッサーノでは、これ自体がプリモ・ピアットになる位の超高級アスパラガス!
日本でもそうそう出回ってない!
(そもそも、成田に到着したら行き先がすぐ決まる上に入荷量が少ない!)
白アスパラガスの価値観を根底から覆すかの様な、母性あふれる強い味です。

ここで、ようやくフォークとナイフが取り替えられます。
パスタのお時間ですね。

ここでは、数種のパスタから好きなものをチョイスして頂けます。
実は、このパスタがただものじゃないんです。

まずは、今回チョイスしたものを。

○松坂牛テールの煮込みのパッケリ&自家製タリアテッレ・うさぎの白いラグー
松坂牛テールの煮込みのパッケリは、当日、店のラインアップにあったなら、
絶対に食べてほしい!と思う位に素晴らしい!俺、黙り込んでしまいました。
うさぎの白いラグーも、なかなかさっぱりして素敵!

他にも、クトー産のマテ貝を使ったイカスミタリアテッレとかもあってね・・・
本当にパスタは迷います。

さ、メインです。
本格的なビステッカを楽しみましょう!今回は・・・

○ドライエイジングで35日熟成した、北海道産池田牛(赤牛)サーロインの炭火焼き
○熱海産猪肉の炭火焼(自家製サルシッチャ付き)

連れのたっての希望のジビエ。
熱海産のイノシシは、そのまま焼くのと、香草パン粉での焼きと、サルシッチャ。
そして、ドライエイジングされた赤牛のサーロイン。

とにかく、肉のよい甘い香りがここまで広がるものか?という位に素晴らしく、
一緒に「バルサミコ、岩塩、薫製塩、炭塩」も添えられるのですが、それらが全く必要ない位に
旨い、旨い、旨い!!!肉の価値観が変わります!

一緒に供される「グリーンサラダ(ルッコラたっぷり!)」「ウイキョウ等の野菜盛りあわせ」らも、
大地の味と申しますが、力強い野菜の味が肉を引き立てます。

さぁ、最後はドルチェ。

○レモンのシャーベット、ワイルドベリー添え
きっと、シチリア産のレモンなんだろうなぁ。肉欲の夢から目を覚まさせるんだけど、
それも夢なんだよって言うかのような味わい。

そして、2品目のデザートは4種類くらいから1つ選べます。
で、今回選んだのは・・・

○シチリア風カッサータ
しっかり洋酒も効いていて・・・いやはや・・・
ドルチェも手抜かりない!

○アプリコットのセミフレッド

そして、コーヒーという感じでディナーは終了。

感動かつ、本気で「お腹いっぱい」になるディナーです。
この食いしん坊の俺が言うんだ、間違いない。
女性だと、食べきれないかもしれません。

でも、ご安心を。
お持ち帰り、OKですから。
どうやら、本場イタリアでも平気で皆様お持ち帰りされますので。
(現在、オリジナルのお持ち帰り容器を作ってる最中です。)

シェフ曰く・・・
「今後はね〜、ジビエにも力いれるよ〜。」
「青首(マガモね・・・)も、本格的なジビエの時期には取り入れようかなぁ」
「茹でで毛をむしった状態の鶏なんて扱いたくないんだよねぇ。でも国内、青森に一件だけいい所があるから、取り入れてみようかなぁ」

・・・と、ガチの原材料マニアっぷりを披露。

シェフ:山縣類
辻調理師専門学校フランス校を卒業後、「三ツ星シェフ」
ポール・ボキューズ、ルイ・ウーティエに師事。その後イタリアへ渡り、
「パスタの神様」と称されたアンジェロ・パラクッキよりイタリア料理を学ぶ。

帰国後はオーナーシェフとして大阪で数々の店舗を展開、
2009年よりアルコバレーノのシェフに就任し、今年、キッチャーノの料理長として活動。
イタリアンの力強さにフレンチの繊細さが加わった料理が持ち味。

そう思うと、この料理の展開や、旨さは納得。
ホールスタッフも、日本語堪能なイタリア人。
よい雰囲気にカンツォーネ。

俺はね、美食家はもちろんの事、
家族や、気合いの入ったデート、そんな時にも使ってほしいなぁと思う。
あとねコストパフォーマンスは恐ろしく高いと思います。(いい値段はするけどね)
下手に星付きのレストランなんか行くより、100万倍もいいと思います。

また、行こう!絶対に行こう!
行きたい方、どう?

因に、毎日ブログで今日のキッチャーノの事が解ります。

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