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「WAKU GHIN」|横浜発 驢馬人の美食な日々
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驢馬人
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「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
| 店名 |
Waku Ghin
|
|---|---|
| ジャンル | 創作料理 |
|
予約・ お問い合わせ |
(+65) 66888507 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 |
シンガポールAtrium 2, Level 2, Marina Bay Sands, 10 Bayfront Avenue, Singapore 018956 |
| 交通手段 |
Marina Bay Sands内 |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 個室 |
有 |
|---|
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| お子様連れ |
10歳以上であれば可 |
| ホームページ | |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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2013-05-1313:25:38「WAKUGHIN」テーマ:焼肉・ステーキ・焼き鳥「WAKUGHIN(ワクギン)」@シンガポール(☆☆☆)
http://jp.marinabaysands.com/Singapore-Restaurants/Celebrity-Chefs/Waku-Ghin/
シドニーにある「Tetsuya's」和久田哲也シェフの世界初の支店がシンガポールの「マリーナベイサンズ」に。
「サンペレグリノ2012年世界のベストレストラン50」で、39位を獲得しているそうです。
まさに贅の極みとも言うべき最高峰の鉄板焼きなのです。比肩しうる店は日本でもわずかかと思います。
住所:MarinaBaySands.CasinoLevel2,BayfrontAveSingapore018956
電話:0106566888507
定休:
営業:18時~22時半/金曜日11時半~13時半
1階からCASINOATRIUMRESTAURANTSと書かれたエレベーターで上に。
2階になりますが、カジノまで吹き抜けの空間。美しいこの別世界ですが、写真撮影不可なのでもちろん撮影はしていません。ただ、娘が上から見ました。いったいなんだかは理解しておりませんでしたが、小学1年生でこの光景を見た娘も少ないかも…。
曲線を描く白いレースで覆われたガラス張りの前面に上の木の模様と店名。最初見たときに、休みなのかと、ちょっと戸惑いましたが、中からは外が見える構造で、扉を開けてくださいました。
入って左にはバースペース。右には女性二人が待機するレセプションです。日本語の喋れる方がいて助かります。スタッフに日本人率が多いお店です。
その奥に斜めのデザイン不思議な壁の通路があり、通路左には半個室的に鉄板焼きスペースが連なっています。
6人程度しか座れないゆったりした鉄板カウンター。奥の壁は木の板のデザイン。
13年4月1日夜の来訪。
「MarinaBaySands(マリーナベイサンズ)」にチェックイン後、すぐに着替えてこちらに。
日本から予約をしていただいていました。本来は小学生不可らしいのですが、入れていただく。
18時入店で、ほどなく左側の席に外見が中国人のご夫婦がいらっしゃいました。ご主人が誕生日だったようです。とても良い感じのお二人。台湾かシンガポール在住の方でしょうか。奥様はスマートフォンで写真をお撮りになっております。セレブでもやることは変わらないなぁ。
最初に木の箱にこの日使われる食材などを見せてくださいます。どれも新鮮で自信が現れていますね~。
飲み物はガス入りのミネラルウォーター。ここもサンペレグリノでした。シンガポールはどこもそうですね。
izayoi 15シンガポールドル
グレープフルーツジュースとトニックウォーターのノンアルコールカクテル。これならぼくにも作れそう。上にはレモンが刺さっていました。
VirginMojito 15シンガポールドル
ライムジュース、シロップ、ミントの葉、レモネードのノンアルコールカクテル。ミントがガッツリきいて美味しい。
料理はおまかせのみでアラカルトはなし。一人400シンガポールドルです。
飲み物などを飲んで1500くらいになりました。
FrenchRoyalandGillardeauOysterwithGingerandRiceVinegar
ジラルドーの生牡蠣。米酢と生姜のきいたソースに、シブレットと魚の卵のようなオーストラリアのライム。調べると、フィンガーライムやシトラスキャビアと呼ばれる品種ですね。トロリとした生牡蠣は大変美味。
しかし、この美味しさが悪夢のはじまりでした。娘には魚介を使ったパスタを…なんて話していたのですが、この生牡蠣を1個食べたときから火がついたらしく、そのままストップするまで大人と同じコースを出していただくことに変更。なんと最後まで食べ切ってしまったのです。大人と同じ量食べる小学1年生ってどうよ…。
MarinatedBotanShrimpwithSeaUrchinandOscietraCraviar
この料理を見たときになぜかハマカーンの浜谷を思い出しました。
まさに贅の極み!!
わざわざ北海道から輸入した雲丹。ミョウバンなどいっさい使っていない甘くとろける生雲丹の上に塩でマリネしたブリッブリのボタン海老。そして山盛りのオシェトラキャビア。ねっとりした食感に塩気と味わいは、ありがたすぎて目眩を起こしそう。そして、中には白くねっとりとした精巣まで入っていました。上海蟹のそれに勝るとも劣らない凄さ。
これが贅の極みと言わずしてなんと言いましょうか。
GrilledAnagowithFoieGras,ConfitofZucchiniandSanshou
長崎産のふんわり柔らかな穴子に刻んだ木の芽。これだけで美味しい。
鮨のようにも見えますが、この下は酢飯ではなく、フォアグラとズッキーニ。ズッキーニの食感、フォアグラの脂身がとろける穴子に合わさるのは素晴らしい。ここに山葵が添えられています。
StearmedAlaskanKingCrabwithLemonScentedExtraVirginOliveOil
鉄板の上に丸く塩をして水を巻き、アラスカ産のタラバガニの脚を乗せて蒸し焼きにしたもの。半分に切ってあるので殻からポロリと身が出ています。中の骨も抜いてありました。
驚くほどジューシーでふんわり柔らかい。鉄板で直接焼いたりするよりもジューシーになるのでこの方法をとっているのだそう。かけられているのはレモンの香り付けをしているエキストラバージンオイル。
BraisedCanadianLobsterwithTarragon
カナダのロブスターを鉄板の上のフライパンで調理。剥いてくれているツメの肉に、ブリブリのロブスターの身。
かけられているのは濃厚な出汁のロブスターのビスクです。
パンも美味しい。ソースを余さずパンですくっていただきました。この料理が終わると残った分は下げられます。
CharcoalGrilledFilletofTasmanianGarss-FedBeefwithTetsuya'sWasabiMustard
肉の一皿目は白い皿にタスマニアの牧草のみで育てた牛のフィレ肉。
奥にある窯で焼いて、鉄板の上で切り分けての提供。グラスフェドならではの薫りよいお肉で、仕上げの醤油とみりんが効いています。
添えられているのはクレソン。オリーブオイルで。
マスタードは緑色で辛味が独特。山葵が入っていたのですね。
JapaneseOhmiWagyufromShigaPrefecturewithWasabiandCitrusSoy
肉の二皿目は黒い皿に近江牛。しゃぶしゃぶ2枚分くらいの厚みの薄切りの和牛を折り畳んだまま鉄板で優しく火入れしての提供。おお…素晴らしく美味しい。やっぱり和牛は良いですね~。とろける美味さとはまさにこのこと。
添えられているのは同じく鉄板でじっくり火入れした九州のタケノコ。これも香ばしくて素晴らしい。
薬味には薄切りの大きなニンニク、千切りのようなネギ、鮫肌のおろしで擦りおろしたばかりの静岡産の極上山葵。
それに別皿にポン酢。この大根おろし入りのポン酢がまた美味すぎ。これで食べると不思議としゃぶしゃぶを食べている気になりました。
ConsommewithRiceandSnapper
締めはお茶漬け。漆塗りの赤い匙でいただく。生姜の効いたコンソメスープをかけていただきます。うま~!!
上にはフエダイの切り身。添えられている薬味はちょっとわかりませんでした。
サラサラといただけます。
Gyokuro
南部の鉄瓶で湯を注ぎ、2つの急須で5人分を入れてくださる。
小さな湯飲みに京都宇治の玉露。
温度は人肌よりわずかに上。玉露の旨味がもっとも感じられる温度です。
ここで鉄板焼きスペースをを離れ、奥のデザートのいただける部屋に。
天井の照明が印象的。大根の桂剥きを思い出します(笑)
フェラガモの上にあたり、マリーナのイベントプラザに面している場所で、窓の外には港が広がり良い感じ。移動したのは19時50分でしたので、アヴァンデセールのときちょうど20時からのWonderfullが始まりました。
ColdSoupofStrawberrywithLycheeandCoconut
アヴァンデセール。
中空のガラスのカップにさっぱりしたライチのグラニテと刻んだ苺。上にはココナツのジェラート。このジェラートも作り立てのもの。上にはキャラメルのように甘い極薄のチュール。
ここにストロベリーのソースを注いでくださいます。ヴィネガーを使っているのかキリッとした酸味に驚かされます。口の中がサッパリして良いですね。
GhinCheeseCake
このお店のスペシャリテのデザート。
上に銀箔を乗せたチーズケーキです。酸味の爽やかでふわふわのとろけるレアチーズケーキの中にスフレ状のベイクドチーズケーキがあり、底にはスポンジ。
CoffeorTeaandPetitFours
ぼくはカプチーノを。洋の皿の上に和の器。クリーミーで美味しいカプチーノで辺縁までココアパウダーがかけられています。
娘と家内はイングリッシュブラックティーを。
黒い鉄瓶の急須で注いでくれます。味も素晴らしい。
食後の小菓子は黒く長細い皿に。
小さなマカロン、中にチョコレートピュレの入ったクッキー、アーモンド入りのメレンゲ、チョコのパフの上にチョコレートクリームと薄く削ったチョコレート、柔らかな抹茶のチョコレートをきな粉で包んだものです。
ちなみにトイレはよくある石積みの壁…ではなく、それを模した金属プレートの壁でした。
シェフは原田さとし氏。大阪からシドニーの本店を経由せず、2年前にこのシンガポールに奥様と来たそうです。
シドニーの店とは違って鉄板焼きをするため、「うかい亭」に出張研修していただいたとのこと。
シドニーの本店は料理もフュージョンだと言っていましたし、予約が取れないと言っても3ヶ月先なら大丈夫なことを教えていただく。いつか行けるでしょうか?
最後までありがとうございました。総評は☆☆☆です。