シーフードがウリ？ハンバーガーがウリ？とにかく割高っ : db bistro & oyster bar

「ガーデン・バイ・ザ・ベイ」での　夜の音と光のショー『OCBCガーデン・ラプソディー』は、　本当に素晴らしかった！
もっとゆっくりと　ロマンチックな夜の「ガーデン・バイ・ザ・ベイ」を散歩したかったけど、今夜帰国だからね
残りの時間、　最後まで食べてやるぜっ！！　

と、やって来たのは、ショッピングモールにある「DB BISTRO & OYSTER BAR」
ダニエル・ブルー のシーフードをウリにしたニューヨーク発（？）のレストランで、昨夜に食べた　「CUT」 と同じようなスターシェフのお高いレストランです。

予約した21時前の20時半くらいに行ったんだけど、　快く案内してくれました。
・・・が、　そのテーブルは入り口近くのバーカウンター前。
カメラを向ければポーズしてくれる愛想のいいバーテンたちの前で悪くはないのだけど、
つい立で隔てられた　あっち側のテーブルの方がメインダイニングって感じがするなぁ～～
よく見ると奥の壁は　すりガラスになっていて、　その向こうの厨房が薄らと見えるようになっている。

テーブルごとにホールスタッフが付くというシステムなのかな？
担当はマイケルという男で、昔 この辺りの日本料理店で働いていたらしい。
親近感も沸いたが、　ちょっと仕事がいい加減だったな。　オーダー間違いもあったし。
ほら、　このおいしそうなパンを目の前に、　バターナイフがないしっ

最後まで飲みますよ！
けど、　ワインが全体的に高いっ！　グラス10ドル台は1つしかないし、ほとんどが30ドル（2,790円）前後！
仕方ないから　その一番安い白（18ドル）と　次に安いロゼ（20ドル）を注文しましたよ・・・
でも、白は前回のフランス旅で愛着がある　ロワール・ワインだった♪

アミューズ（お通し）が出てきた。
チーズクリームのプチシューみたいな感じ？　クリームは少ないけど。

海老のカクテル　　40ドル（約3,720円）
シーフードがウリとのことだったので、　ベタな手堅いメニューを注文してみました。
まさに　まんまカクテルだね(笑)
海老が大っきい！　たった4尾で4,000円近いなんて高すぎっ！と思ったけど、　それくらいするかもなぁ～
殻が剥いてあるってのもうれしいし、　身もすごく締まっていて鮮度の良さが伺える。
チリソースは辛いけどおいしいし、　セロリやアボカドもさっぱりとさせています。

牛肉のタルタル　　？？？
これがオーダー間違えされたやつで、　注文したのは「マグロのタルタル」だったけど、牛タルがきた。
シーフードがウリなら牛よりもマグロを注文するよね。
牛の方が高いからイイんだけどさ。　（時間もないし）
あんまり肉って感じがこないな。　味つけもシンプルだ。
カリッカリにトーストされたパンも添えられてきた。　どうやらこれに乗せて食べろって？
ふぅん、　パンが香ばしいから、完全に牛タルが負けちゃってるね。

ニューヨークハンバーガー（dbオリジナルバーガー）　　42ドル（約3,906円）
シーフードもウリだけど、　これが看板メニューのようだ。　さすがアメリカンだな。
４，０００円のハンバーガーなんて　普段なら絶対に注文できない。
シェアすると言ったからか、切ってくれたのはありがたいんだけど、それでもどうやってカブりつくんだ！？
すっごい食べにくくて、　高級店だけど恥を捨ててスゴイ形相でカブリつくっっ
中のパテが凝ってて、　パテの中に牛すじ肉とフォアグラが入ってる！
でも、あんまりその良さが来ないんだなぁ～～　　そこそこおいしい・・・ってレベル。
たっぷりのポテト用に　ソースが3種類も付いてくるのはいいね。

カニのタリオリーニ　　29ドル（約2,697円）
タリオリーニだから少し平麺かと思いきや、普通にスパゲッティーニ？
フニャっとしてる。
クリームソースなのに酸味がある。
カニの味もこないなぁ～～

モンブラン　　15ドル（約1,395円）
ベタに「モンブラン」を食べよう！　と思って注文したら、　とても「モンブラン」らしからぬのが出てきた
すっごいな、パリ！って感じがするな(笑)
マンダリンソルベやソースで　前半はけっこう酸っぱい。
後半になるとマロン感が出て来るが、これも想像と違って甘くない。


ん～～～～、　高いだけあってシーフード系の素材は良いのだろうけど、全体的に満足度はイマイチだったな。　
接客も料理も 「CUT」 の方が全然上だ。
それでもトータル 237ドル（約22,041円）！　高い！
結局、ちゃんとした高級レストランは　毎回250ドルくらいした　エンゲル係数の高い旅だったな