SGで二つ星の江戸前寿司 : Shoukouwa Restaurant

利用時情報
　日時: 土曜、18時頃 (現地時間)
　予約: なし、あり (5日前、TableCheck)
　待ち: なし
　人数: 1人
　座席: カウンター
　頻度: 初回
　滞在: 1時間30分
　支払: クレジットカード

食メニュー
☆En Omakase: S$680.00 (外税)
　◎Mozuku
　☆Kegani
　◎Otoro
　☆Kinki
　◎Mushi Awabi, Kimo Sauce
　☆Kasugo
　☆Shiro Amadai
　☆Shiroika
　◎Buri
　☆Akamutsu
　☆Toro
　◎Botan Ebi
　☆Toro Maki
　◎Chef's Special
　○Nodoguro
　◎Japanese Omelette
　◎Mizugashi

飲メニュー
○越乃寒梅 万里一空 純米大吟醸: S$60.00 (外税)
◎常きげん 純米大吟醸 Kiss of Fire: S$65.00 (外税)

経費、値引、その他
・Deposit: S$500.00
・Service Charge (10%): S$80.50
・GST (8%): S$70.84

グッドポイント
・二つ星納得の江戸前寿司

バッドポイント
・ただし高い

その他、注意事項
・ミシュランガイドシンガポール ★★: 2016〜

所感
第二次シンガポール編その⑤です。

お昼の『Saint Pierre』さんに続き、再びやってきましたマーライオン公園。
ディナーの舞台は『Shoukouwa (小康和)』さん。
寿司ジャンルとしてはシンガポールで唯一のミシュラン二つ星を獲得しており、
行ってみたかったので5日前にTableCheckより予約。

『Saint Pierre』さんと同じく
ショッピングモール『One Fullerton』の2階にあり、入り口も共通です。
暖簾をくぐると大部屋と小部屋に分かれており、
今回は4席の小部屋に案内されました。

同席は親子2人組。
和のBGMが流れております。
スタッフは2番手?の握り手の方と、フロア担当。

ではさっそく日本酒を。
越乃寒梅 万里一空 純米大吟醸。
越乃寒梅はもちろん何度も飲んでいますが、
この万里一空は初めて。
基本的には海外限定で、日本では空港免税店のみの販売らしい。
端麗辛口の越乃寒梅の中ではコテっとした甘さがある方かな。

そしてコースに入っていきます。
夜はHana Omakase(S$520)とEn Omakase(S$680)の2種類があり
En Omakaseの中に含まれるChef's Specialが気になったのでこちらをセレクト。

スターターはMozuku。
いや～Mozukuって書いちゃうとそれまでなんだけど、
車海老と馬糞海胆が入った超豪華仕様。
岩水雲はシャキシャキで酸味強めの味付けです。
でもその中でプリプリの海老の食感と海胆の甘さがしっかり主張。

次はKegani。
そしてソースは上海蟹の味噌とのこと。
上にはキャビア。
ソースがむちゃくちゃ濃厚。
枝豆が良いアクセントです。
わかりやすく美味しいやつ。

Otoroはスモークしたもの。
上には海苔のペースト。
香りが凄いですね。
食感も併せると、もはや肉食べてる感じ。

Kinkiのお椀は筍、里芋、茄子と引き立て役が素敵。
柚子皮の風味もよく飛びそう。
ボクの背中には羽根がある気分。
キンキだけにね。


えっ?!

スベったらお酒でも飲んで忘れましょう。
常きげん 純米大吟醸 Kiss of Fire。
こちらも元々海外向けの日本酒。
農口氏が携わり、ノーベル賞のナイトキャップパーティで採用されたことも話題になりましたね。
私も飲むのは2回目かな?!
熟酸感ありつつ、ドライです。

次はMushi Awabi, Kimo Sauce。
かなりでかいけど、店員さん曰くまだまだとのこと。
モチムチで肝はコクがあります。
残念なのは肝ソースにシャリ投入がなかったこと。
今やどのお店でもやってるので、いざ無いと寂しい。
肝ソースが濃厚で美味しかっただけになおさら。

そして、ここでガリが準備されます。
薄くスライスされ甘辛なヤツ。

握りはKasugoからスタートです。
かなり脂ののったとろとろの春子。
シャリは米酢ベースで、甘めで程よい硬さ。
握りは大きめでフワッとしてます。
あ〜美味しい。

次はShiro Amadai。
柚子がかけられ、モチモチで美味しい。

Shiroikaは青葉でくるんだ後、酢橘を搾って手渡しで提供。
ねっとりと甘いです。

Buriは上におろしポン酢のゼリーを乗っけて。
肝心の本体はまずまず。

そしてAkamutsu。
炙りではなく生で出てくるのは珍しいですね。
なので旨味の強い皮目の部分は外してありますが、
これはこれで強い食感と旨味が素敵。

6貫目はToro。
中トロです。
シャリとの間に挟むのはなんとべったら。
見た瞬間はギョッとしましたが、
食感とさわやかさが中トロとの相性抜群。
そういやトロタクも美味いし、
なるほどね～

Botan Ebiは甘くてねとぷり。

ここでToro Makiも登場。
こちらには刻んだ沢庵に葱、大葉とさっぱり食べられるやつ。

Chef's Specialとして出てきたのは河豚の天ぷら。
サクサクで美味しいですが、
このタイミングでこの量はしんどい。
これよりも握りを2貫くらい増やしてほしいな～
と思ったのが正直なところ。
現地ではこっちの方が受けるんですかね。。

そしてまたまた登場、Nodoguroです。
さっきはAkamutsu表記だったのにこちらではNodoguro。
こっちは皮付きで炙ったやつが登場。
少し臭みが気になりました。

Misowanは三つ葉の爽やかさと魚介の旨味がほっこり美味しい。

Japanese Omeletteは山芋と芝海老で基本に忠実なカステラ玉子。

最後はMizugashiということでアマアマな柿とマスクメロンで締めです。

ってことで1時間半ほど滞在しお会計。
S$956.34(109,128円、換算レート: 114.111)也よ〜

ご馳走様でした。
握り手の方は話しかけるとしっかりと答えてくれますが、
積極的にという感じではなかったです。
その分、フロア担当の女性の方がめっちゃ喋ってて場が和んでました。
日本で食べる江戸前寿司と比較しても高水準でしたが、
価格もすごい。。
メインカウンターにも座ってみたいけど、CP考えるとどうかな～

さて、夜のフラートンホテルを横目に、
別腹デザートでも食べに向かいますか。