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チェーン店みたいだけど、旨かった。
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じむち
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| 店名 |
공릉 닭한마리(孔陵タッカンマリ 新村店)
|
|---|---|
| ジャンル | 韓国料理、うどん |
|
予約・ お問い合わせ |
(+82) 023939599 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 |
韓国서울특별시 서대문구 대현동 104-39 |
| 交通手段 |
地下鉄2号線新村(シンチョン、Sinchon)駅 4番出口 徒歩6分 |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB) 電子マネー不可 |
| 席数 |
200席 |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 |
| ドリンク | 焼酎あり |
|---|
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| サービス | 2時間半以上の宴会可、テイクアウト |
| お子様連れ |
子供可 |
| ホームページ |
http://www.konest.com/contents/gourmet_mise_detail.html?id=7168 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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韓国料理で鶏鍋というと、鶏肉のなかにいろいろと詰め込んであるサムゲタンのほうが有名だったりするのだが。
小生としては、鶏をまるごと煮込んで、シンプルな味わいである、タッカンマリのほうがかえって好ましいような気もしてる。
そのタッカンマリというと、東大門が発祥の地ということで、そちらに有名な店がいくつかあるみたいだけど。
オシャレな学生街として名高い、新村というエリアが気になってたってこともあって。日本で買った「まっぷる」のソウル・ガイドのを眺めつつ、こちらの店にお伺いしてみた。予約が取れるようなお店ではないのだが、結構、キャパがあるので、いきなり行っても、概ね大丈夫だと思う(実際、小生ラも、直接行って、全然、問題なかったし)。
ちなみに、そのガイド・ブックでの書き方も不親切だと思うのだが、「孔陵(コンヌン)タッカンマリ」ってのは、ソウルとその近郊あたりで展開しているタッカンマリ専門のフランチャイズ店みたいで。1990年代初めに、ソウル市北東部の蘆原(ノウォン)区孔陵洞に第1号店をオープンしたことが店名の由来なんだそう。
予約が取れないだけあって。食堂みたいな気の置けない雰囲気。でも、テーブルがちょっとべたべたしてる感じだったかもw。
まずは、ミッパンチャンが並べられる。
・白菜キムチ。
・キャベツとニラのサラダみたいの。
・生の青唐辛子がごろっと。
そこにどわっと、鶏肉がどわっと。1羽19000ウォンで。お伺いした際は、たしか、1羽半でお願いしたはず、と他の具材と一緒に鍋に入れて供され。テーブルの真ん中のガスコンロにかけられる。
鶏肉は、既に下調理してあって、すぐに食えるは食えそうな感じ。それを目の前で店員さんが目の前でハサミで解体してくださって、それが、この料理のイベントだったりもする。
ネギとエリンギとかキノコと、ジャガイモと、細長く押し出されたお餅であるトッポギと、具材も一緒に入っている大鍋が、席の真ん中のコンロにかけられて、煮込まれる。
タデギ(すりつぶした唐辛子に薬味を加えたもの)とかニンニクがあらかじめ入った醤油ベースのソースがデフォで供されるので、そこにテーブルに置いてある調味料、コチジャンみたいな甘い味噌と、豆板醤と。タマネギを微塵切りしたのと、いろいろ混ぜて味を調えたりしつつ。しばし、待つ。
この鶏とかその他具材を煮込んでいるスープ自体が、この店オリジナルで、いろいろと、HP等を拝見すると、タマネギや唐辛子など15種類もの韓国産野菜や鶏の足を煮込んで作った自慢の旨みスープでいらっしゃるそう。確かに、日本のシンプルな関東風の水炊きのように、昆布だけでは、ここまでの出汁は出てこなかろう。
で、強調したいのが、韓国の鶏肉の味が濃いってこと。韓国で食う鶏肉がなぜにこんなに美味しいのかと、あらためて思う。なんかブランド化されているようにも見えないのだが、日本で言う地鶏クラスのクォリティは優にクリアしているような感じ。ちなみに、店のHP等を拝見するに、生後40日以内の若鶏使用とのこと。
他の具材で言えば、甘味がついてることもあって、トッポギも最初あまりしっくりこなかったように気がするのだが、それはそれという感じ。鍋の汁が濃いゆえ、それとの取り合わせの問題なのかと。カムジャッタンって、ジャガイモと豚の鍋だっけか。韓国でジャガイモってのはポピュラーな具材なんだとあらためて。日本の家庭でつくるカレーにいつもジャガイモが入ってるのと同じような感覚なのかもしれない。
鍋一杯の鶏肉3名で1羽半と、各種具材が概ね片付いたところで、店員さんがいらっしゃって、追加の具材は必要ないかと尋ねられ、お腹一杯とお答えすると、お粥と麺とどちらにするのかと確認される。
今回は、麺、カルグッスを(1人前2,000ウォン)にてお願いする。3名で2人前にてお願いする。ガルグッスは小麦の麺で、中華麺に食感が似てて、博多の水炊きのあとのチャンポンに近い感じの仕上がりか。スープが後を引く感じで、お腹いっぱいだと思ってたわりには、わりとスルっと入った感じ。
この店でも、ビールはセンペクチュ、生ビールじゃなくて瓶。もっぱら、瓶のマックスを飲み続ける。
ふと、思ったのだけど、韓国って、瓶ビールというと、いつも330ml瓶。大瓶:500mlってのもあるんだけど、あまり飲食店で見かけないのは、なぜなのであろうか。
Hite(ハイト)とCass(カス)、そこにMax(マックス)という三つ巴なんだと漠然と思ってたら、このMaxは、業界トップのHite社が出してるブランドなんだそう。いろいろ調べてみると、勉強になるわw。
現地滞在の日本人の連れが、韓国焼酎の甘いのをあまり好きではないとおっしゃっていたこともあり、タッカンマリは、もっぱら、ビールで通してた。まわりのテーブルは、やっぱ、ソジュ、焼酎、だった。
小生的には、ここらあたりも、慣れの問題のような気もするのだが。小生も、正直、日本ではソジュも飲むには飲むのだが(ちなみに、日本と韓国では、韓国焼酎、ソジュを頼んでも味が違うらしいのだが)、雰囲気を楽しむ感じはあるも、そこまでという気もしてたし。でも、しばらく、韓国に通い詰めると、ソジュで鍋とかをつつくってのが、一番、しっくり来るなあって感じになるのであろうか。
気取らない雰囲気で食す韓国の食事はとても楽しかった。この店に限ったことでなかろう。ひとり、2千円しないくらいの店でのパフォーマンスは圧倒的。そうそう気楽に遊びには行けないのだが、次、韓国に行くのが楽しみ。