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スリランカNo.1シェフによるアペー・キャーマはもはや世界文化遺産
日本で食べられないようなものを重点的にチョイス
スリランカスイーツばかり欲張ってみました
Rasam
Dandila soup
Lion Staut(Rs650)
日曜夜こそ訪問したい
オリエンタルなものに混じってスリランカのお菓子も充実してます
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imosa
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| 店名 |
Governor's Restaurant Colombo
|
|---|---|
| ジャンル | スリランカ料理、ヨーロッパ料理 |
|
予約・ お問い合わせ |
(+94) 112711711 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 |
スリランカMount Lavinia Hotel, No 100, Hotel Road, Mount Lavinia |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 支払い方法 |
カード可 (VISA) |
| 駐車場 |
有 ホテルの有料駐車場 |
|---|---|
| 空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い、オープンテラスあり |
| 料理 | ベジタリアンメニューあり |
|---|
| 利用シーン |
|
|---|---|
| ロケーション | 景色がきれい、海が見える、ホテルのレストラン |
| ドレスコード | 短パン、サンダル、襟なしのシャツ等は断られる場合があります |
| ホームページ |
http://www.mountlaviniahotel.com/dining/governors-restaurant.html |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
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コロンボ郊外の岬の突端に突き出るようにあるこのホテル マウントラヴィニヤは、かつてイギリス人提督の別荘として使われていた建物を改装して作られたコロニアル風のホテルです。
そのメインレストランとなるのが、今回訪問したこのGovernor's Restaurant。
ここで総料理長を務めるのはスリランカで一番有名なシェフと言われるパブリス・シルワさん。
御歳80を超えるはずなんですが、今でも現役の総料理長を務め、スリランカ料理を広めるために世界中を飛び回っているそうです。
ちなみにこちらのレストランでは各曜日ごとのディナーにテーマがあって、日曜のディナーは”アペー・キャーマ”。
直訳すると”私たちの食事”という意味なのですが、これはおそらく変に外国人旅行者に阿ったりしない、本来のスリランカ料理なのではないかと思って以前からこちらに訪問するなら日曜のディナーしかない、と決めていました。
このレストランは現地の方でも食事をするためだけに訪問することも多いんだとか。
まずはスリランカのビール、ライオンスタウトから。
ライオンビールは世界最古のビール工場なんて聞いたこともありますが、本当のところはよく分かりません。
このビールは日本のスリランカ料理店でも扱っているところがあり、わずかに甘い香りのするところが好きで、夜訪問した際に見かけたら注文していたビールです。
スリランカでは、ホテルに限らずブッフェ式のところがほとんど。
宗教などによっても食べられる食べられないがあったりするので、好きなものを選べるブッフェにした方が効率が良いのです。
スープにあったRasamは、南インドとかのラッサムに比べたらなんかいろんなスパイスを混ぜたごった煮感があります。
辛さも思っていたほどでなく、酸味も適度な感じ。
カラピンチャなんかも入っているのか、スリランカらしい独特なラッサムですね。
料理はせっかくなのでスリランカならではのものを重点的にチョイス。
バスマティライスにラトゥキャクル(赤米)を中央に盛り、メインはプラウン(エビ)カレー、その周りにポロス(若いジャックフルーツ)のアンブラ、バナナの花のカレー、日本ではお目にかかったことがないChowChow(チャウチャウ)のキラタ、ワンバトゥ(日本の茄子に近い)以外にもティッバトゥというグリーンピースのような茄子のテンパラードゥも盛ってみました。
一番印象に残ったのはバナナの花。
これが予想外に食感も良くて、独特な味にすっかりファンになりました。
また現地のフレッシュなポロスは日本の缶詰のようなものと全く違って肉のような食感。
この辺りはフレッシュな野菜の良さを分かっている農業大国スリランカの良さだなぁと思います。
ChowChowは日本にもある冬瓜に似たような食感で全くクセもないですし、ティッバトゥももう少し苦いかと思いきやグリーンピースにも似た感じでとても美味しいですね。
それにホテルのブッフェは大抵辛さを外国人観光客向けにアレンジすることも多いみたいなんですが、ここは結構ローカル並みに辛いのも特徴かな。
個人的にはあまり辛いのは決して得意とは言いませんけど、スリランカ料理はやっぱり辛いほどに良さが活きる料理だと思ってます。
そういう意味でもこの料理は現地風にしっかり辛くて美味しい料理でした。
そしてスイーツもコキス、ハラッパ、ドドルにキリトフィなど欲張ってみました。
まるで日本のポテトチップスにも似たコキスは特に好き。
この後に訪問したお店でも何度か食べてみましたけど、ここのが一番サクッとして美味しいと思いました。
ちょっと硬めの羊羹のようなドドルは、カルダモンがしっかり香っていてラサイ(美味しい)。
ホテルブッフェは何ヶ所か訪問してみましたけど、割と無難に'スリランカではこんな感じのものたべてますよ'的な料理も多い中、ここは昔から食べられているようなホントのスリランカのソウルフード的な料理をそのまま出してきているように思います。
素材そのものは決して派手さはないものの、まさに'アペーキャーマ'と言うに相応しい料理です。
パブリスさんの料理が食べられたことは良い経験になりました。