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2016/05訪問1回目
日本人ハーフの元クリケット選手が営むスリランカクラブ専門店
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Garlic Chilli Crab Medium(Rs5,000)
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Pepper Crab Medium(Rs5,000)
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Kani Chahan(Rs1,500)
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Passion Fruits Juice(Rs300)
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
Ministry of Crab
|
|---|---|
| ジャンル | アジア・エスニック、シーフード |
|
予約・ お問い合わせ |
(+94) 112342722 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 |
スリランカOld Dutch Hospital,Colombo1 |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
|
席・設備
| 空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い |
|---|
特徴・関連情報
| 利用シーン |
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|---|---|
| ホームページ | |
| 初投稿者 |
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ダッチ・ホスピタルにあるスリランカクラブが食べられるお店にやってきました。
ダッチ・ホスピタルというのは、オランダ統治時代に病院として使われていたところを改装したのでそんな名前なのですが、現在はオシャレな商業施設となっています。
シンガポールなどで人気の高いスリランカクラブは、スリランカ国内ではほとんど消費されないまま輸出されるのだそうです。
これについては、スリランカの人はカニが好きじゃないからだ、なんて意見もあるようですが、沿岸部を中心として結構カニを食べるところも多いのを見ると単に好き嫌いの問題じゃないんじゃないかな。
スリランカクラブはシンガポールが輸出先であるためか値段は物価の高いコロンボにあっても特に高くなってしまうようで、このお店の値段を見る限り日本でもそこそこの高級店並み。
スリランカで輸出品クオリティというのは高い品質を指しますが、その輸出先がシンガポールであれば国内での値段もそれなりになるのは当然。
なので一般のスリランカの人たちにはなかなか手の届かないもの、という見方をするのがより正確とも思えます。
そのスリランカクラブに目を付けてクローズアップしたこちらのシェフは何でもスリランカ人と日本人のハーフだそうで、昔はスリランカでは人気のあるクリケットチームのキャプテンであったそうです。
そしてそのキャプテンを支えるのは当時のバイス(副)キャプテンという、コンビネーションの良さ。
とても人気のあるお店なので、念のために1ヶ月前に予約をして訪問しました。
ちなみに私の訪問した夜は入れ替え制なのか18時か20時の入店のような話もありましたが、いずれにせよ18時から入れたのでこの件については深くは確認していません。
メニューの中には、日本のライスやカニ炒飯などスリランカ人では思いつかないようなメニューも見られたりします。
カニのサイズは1/2kilo crab(500〜600g)に始まり、2kgを超えるcrabzilla(多分Godzillaに掛けたのかと)まで10段階に分けられていて、それで値段も決めているよう。
Rs3,000からRs20,000まであるようで、下から3番目のMediumでもRs5,000(約4,000円弱)という、物価の高いコロンボにあっても結構なお値段。
とりあえずMediumサイズで、人気の味というGarlic Chilliと、Pepperを選んでみることにします。
直前にティーラウンジでオヤツを食べていたのであまりたくさん入らなそうだったんですけど、一応Kani Chahanも注文です。
カニは皿に少量のドリアのような米粒を敷き、その上に甲羅を載せて安定させていました。
スリランカクラブというのは初めて口にしたので全てがこうとも限らないですが、今回食べたスリランカクラブは予想していたよりは単調な印象。
調理の仕方や味付けに依るところもあるでしょうが、日本の繊細な蟹の味とはあまり比べない方が良いと思います。
海老で例えるなら、伊勢海老じゃなくロブスターでも食べている時のような感覚に近いかと。
Garlic Chilliはかなりオイリーだし、Pepperはかなり塩っぱいという、大雑把な味付けもそう思わせてしまう要因かもしれません。
欧米などの観光客にはインパクトもあってウケの良い面はあるかとも思いますが、少なくとも私には合わないようです。
日本米を使ったカニチャーハンは無難に美味しいものの、これは日本にもあるような日本式中華料理店でも食べられるような味。
日本人観光客が敢えて注文するべきものではなかったかもしれません。
お腹もいっぱいだし、値段も気になるところだったので、品数は少ないながらこれで切り上げ。
日本人ハーフという利点を生かしてのスリランカクラブの食べ方の提案という意味では悪くないと思いますが、アジア圏からの観光客の満足度を高めるにはもう少し工夫が必要かもしれません。