清の乾隆帝の書斎名をつけた国立故宮博物院のカフェ
2014年9月15日まで東京国立博物館でやっている特別展｢台北 國立故宮博物院－神品至宝－｣
の常設館として人気が高い台北の国立故宮博物院の4階にあるカフェです。
中国4000年の歴史の継承者たる歴代皇帝が受け継いできた宝物、芸術品の大半が収蔵されています。
翡翠で出来た白菜や玉髄で出来た東坡肉が有名ですが、これなどは序の口で
学芸員も正確にはどれくらいのものがあるのか、全貌を把握し切れていないといわれるほど
収蔵量の豊富な博物館です。
小生も丸一日ここにいて足を棒にして見て回りましたが主なものだけでもやっとという有様でした。
疲れた足を癒してくれたのが、こちらのカフェでした。
カフェといっても飲茶や軽食をいただくことは可能です。
名前の由来は清の乾隆帝の書斎名からとられたといわれています。
乾隆帝はなかなかの文人で、大変な稀少価値のある三副の書画
「王羲之の快雪時晴帖」、「王獻之の中秋帖」、「王獻之の伯遠帖」の三希が飾られていたことから
「三希堂」と名付けられました。
乾隆帝はコレクター意識の強い人でもあり、自分の気に入った書画には片っ端から自らの篆刻を押しまくり、
せっかくの芸術品を損なわせたと非難する声もあるほどですが、芸術に対する見識は相当なものだったようです。
いただいたのは牛肉麺とお茶、そして小生にしては珍しく小さな月餅をいただきました。
何しろ中秋節でお月見にちなんで丸い月餅をいただくのが習わしというより、幸せの条件というので
半分だけいただきましたが紫芋を使っていて綺麗でした。しかもそれほど甘くは無く、安心しました。
牛肉麺はとても上品な味で、場所柄かなと思いました。
もう少し野趣あふれたものの方が小生は好みですね。
インテリアも素敵だし、席もゆったりとくつろげるし、博物館めぐりにはの休息には最適です。
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assyassy
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
三希堂
|
|---|---|
| ジャンル | 中華料理、飲茶・点心、カフェ |
| お問い合わせ |
(+886) 0228812021 |
| 予約可否 |
予約不可 |
| 住所 |
台湾11143台北市士林區至善路二段221號 |
| 交通手段 |
MRT「士林」駅前から車で約15分。タクシーなら約100元、公共バスなら士林駅で255、304、紅30、小18、小19のいずれかに乗車(15元)し「故宮博物院前」で下車。 |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
|
| 支払い方法 |
カード可 |
席・設備
| 貸切 |
不可 |
|---|---|
| 禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
| 駐車場 |
有 |
| 空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
家族・子供と ｜ デート ｜ 一人で入りやすい ｜ 知人・友人と こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| お子様連れ |
可 |
| ドレスコード | なし |
| ホームページ | |
| 初投稿者 |
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広告代理店で某電機メーカーの中国台湾エリアのクリエイティブを担当していた時期がありました。
そのころのパスポートは出国、入国の判子がびっしりと押されていて壮観でした。
その後、関西支社勤務となってビジネスでの渡航はなくなりましたが、台湾愛は萎むことなく、
プライベートな旅行は何度か楽しんできました。
勤めていた広告代理店も退職し、コロナ禍にも見舞われ、ずいぶん長らく暇をしておりました。
今回は、意を決しての12年ぶりの訪台。
その間、中正国際空港は、桃園国際空港と名前を変え、MRT(地下鉄)も延伸してずいぶん便利になりました。
しかし今回はそれよりもっと便利な松山空港利用で、台湾駅近くのホテルまでクルマで20分足らずでした。
羽田→松山便のなんと快適なこと。
台湾に行ったら絶対外せない所はいくつもありますが、国立故宮博物院はその中でも必須。
初めての人を伴ってならなおさらですよね。
何しろ故宮博物院はフランスのルーブル美術館、アメリカのメトロポリタン美術館、
イギリスの大英博物館、とともに世界四大博物館のひとつに数えられているほどです。
中国4000年の歴史の継承者たる歴代皇帝が受け継いできた宝物、芸術品の大半が収蔵されています。
翡翠で出来た白菜や玉髄で出来た東坡肉が有名ですが、これなどは序の口で
学芸員も正確にはどれくらいのものがあるのか、全貌を把握し切れていないといわれるほど、
収蔵量の豊富な博物館です。
膨大な収蔵物に圧倒され、歩き回って棒になった足を休めるには4階にあるカフェが最適です。
御願いしたのはチャーシューマンとカプチーノ。チャーシューマンは同行した人が頼んだもので、
ながめただけですが、凄く美味しそう。
カプチーノは美しい器にたっぷりと注がれていて、シナモンのラテアートが素敵でした。
そういえば日本のスターバックスでも当初は、シナモンパウダーなどが置かれていましたが、
最近はあまり見かけなくなってしまいましたね。
天井が高くて、テーブルもゆったりとしていて、ゆっくりと博物館の余韻に浸ることができました。