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ノスタルジーあふれる坂の町、九份 | やまげのおでかけ暴走紀行
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おぱぱくん
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「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
| 店名 |
九戸茶語 一館(kunohe)
|
|---|---|
| ジャンル | 台湾料理、中華料理、カフェ |
|
予約・ お問い合わせ |
(+886) 224063388 |
| 予約可否 | |
| 住所 |
台湾新北市瑞芳區九份輕便路300號(昇平戲院旁) |
| 交通手段 |
瑞芳火車站から店までの距離約5km |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
※訪問時点の為替レート換算での金額になります。 利用金額分布を見る |
| 駐車場 |
無 |
|---|---|
| 空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い、オープンテラスあり |
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 景色がきれい、夜景が見える、一軒家レストラン |
| お子様連れ |
子供可 |
| ホームページ | |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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九份は台北の東に位置し、基隆からは約10キロの山間にある小さな町。
路地裏には日本統治時代に建てられた石造りの家がひっそりとたたずみ、昔を偲ばせる。
家々は風雨に備え、屋根を低く造ってアスファルトを塗った紙で覆っていた。
かつては人口数十人足らずの小さな町だったが、1893年に金鉱が発見されてゴールドラッシュが沸きおこり、日本統治時代にはアジアのゴールドタウンとまで呼ばれた。
しかし、やがて金鉱脈も底をつき、もとの静かな町に戻って行った。
台湾で大ヒットした映画「非情城市」の舞台になったことで観光客が訪れるようになり、台湾人が自身のアイデンティティを見直そうとする動きのなかで、人気の観光地となっている。
※地球の歩き方より抜粋
バスに揺られて数十分、どんどん勾配のきつい坂を上って行きます。
車窓から海を眺めることができました。
写真で見てもわかるように、結構な高さですね。
海の向こうに見える大きな島、あれはなんやろう・・・?
<
今、話題になってる尖閣諸島の一つかな・・・と思ったんですが、亀山島という島です。
ネットで調べてみると、友が島のようなちょっぴり廃れ感のある場所ですね。
時間があれば、行ってみたかったのですが・・・。
九份へ到着。
道中は広い道だったのに、現地は道幅も狭くてバスも駐車場に停めないと駄目です。
路上にはたくさんの台数のタクシーが停まっていましたが、あれは観光客待ちをしてるんですかね・・・なんとなく有馬温泉を彷彿させる場所です。
九份は坂と階段の町です。
メインである階段は決して幅が広くはないのですがこの写真を見ても分かるように、ものすごい人です。
九份という名前の由来ですが九人分という意味らしく、昔は現在のように交通手段がほとんど整備されていなかったので、町へ食料を調達しに交代で下山してたそうでその時にまとめて九人分の食料を買って帰ってたという・・・。
そんな小さな町ですから、この九份はとても小さな村です。
このメイン階段は「豎崎路」と呼ばれ、その豎崎路と交わって東西に延びる軽便路と基本街は食堂やカフェ、土産物屋や宿泊施設があります。
台湾の人から人気があるのは、先述で説明したように映画の舞台になったことが理由ですが、日本人にも人気がある理由は宮崎駿氏プロデュース「千と千尋の神隠し」の舞台にもなったとか、ならなかったとか・・・同監督は否定していますし、それを言い出したのは台湾人のようですから、まぁガセなんでしょうね。
ちなみに写真に写っている「阿妹茶樓(あめおちゃ)」は日本人に最も人気のあるお店で、宮崎駿氏もここでお茶を飲んだそうです。
九份入ってすぐの場所にある【九戸茶語】というレストランで夕食を摂ることになりました。
外観はとてもレトロですが、中は近代的な雰囲気。
3階建てのように見えますが、私たちが通されたのは地下。
地下といっても坂を利用した建て方をしているので窓から眺める景色はなかなかの絶景です。
トマトを卵でとじたもの。
台湾の人はこれをご飯の上にかけて食べるようですが、わしはそのまま食べました。
基本的にご飯の上に何かを乗せて食べるのはあまり好きではないんですよね・・・決して食べられない訳ではありませんが、白ご飯に色が付くのが嫌いなんです。
あっさりして食べやすく、なかなかの美味。
ザーサイ。
一見、ごぼうのように太く切られてますね。
とてもおいしいのですが、にんにくをたっぷり使用しています。
野菜の炒めもの。
日本の野菜炒めだったら色んな野菜が均等に入ってますが、こちらの野菜炒めはきゃべつが殆どであとの野菜はちょろっとしか入ってませんね。
味は決して不味くはないのですが、ちょいと味付けが薄いですね。
わかめスープ。
茄子の甘辛煮。
ちゃんと茄子は油で揚げていて、味はピリ辛の麻婆風。
これはなかなかの美味でした。
肉と野菜の炒めもの。
これもなかなかの美味、ここで食べた料理は基本的に何を食べても旨くて、日本人の口にとてもよく合います。
問題点は一つ。
これは男性に限っての話になると思いますが、ご飯が少ない。
茶碗が小さくて、仏壇のお供え物かい・・・っていう口汚しレベル。
おかわりできるという事ですが、スタッフが少ないせいでおかわりしようにもなかなかできず、ようやくおかわりが出来たと思ったらまた小さな茶碗にご飯が盛られてきました。
個人的には、おひつごと置いとかんかい・・・って思いましたね。
おかわりのご飯もあっという間に食べつくし、またおかわりしたろか・・・と思ったのですが、またスタッフがいないし、また呼ぶのも面倒くさいので諦めました。
食事を済ませた後、九份から夜景を眺めてみました。
とてもきれいというガイドさんの話でしたが、ちょっとイマイチ・・・ここが繁華街に近い場所だったらきれいでしょうが、やはり観光客で賑わっているとはいえ、付近はまだまだ田舎。
ネオンが少なすぎるんですよね。
どちらかというと、日中の明るい時間帯に来た方がいいでしょうね。
現にここへ来たときはまだ明るかったのですが、なかなかの景色でしたし・・・。
色んなお店が軒を連ねていまして、見て回るだけでも楽しいです。
ただ、食事を済ませた直後ですから何かを食べ歩こうという気がなかなか起きません。
そんな中、気になったスィーツがあったので、ここで食べてみることにしました。
【未泯童心】という名前のお店で、でっかいピーナツ飴をカンナで削って行きます。
クレープのような生地の上に削ったピーナツ飴の粉を降り掛けた後、アイスクリームを2スクープ乗せたシンプルなお菓子です。
本当はパクチーも乗せるんですが、苦手な人が多い日本人には基本的に気を利かせて抜いてくれます。
わし等のように写真をパシャパシャ撮る日本人が多いんでしょうね、写真を撮るのを待っててくれます。
そして、このお店で評価すべき点は支払い方式がセルフ方式になっていまして、自分で払い、お釣りも自分で取ります。
お店の人は食品を触ってる訳ですから、お金を触ると汚いですからね。
こういう衛生に気を配っているのは高評価です。
希望すれば半分にハサミでカットしてくれます。
なかなかの美味ですね。
ピーナツは細かく削ると大豆のような味がしますね。
アイスクリームがラクトアイスなのが残念な所・・・もうちょっとこだわってほしい部分です。
今回、台北へ来て苦しまされた点は臭豆腐の匂いです。
豆腐を発酵させたものを油で揚げる食べ物のようですが、こればかりは日本人の口に到底合うものではないと思います。
地域によって数え方が違うと思うのですが、わしが幼少の頃に数え歌であったのが
いち、にーの、さんまのしっぽ、ゴリラのむすこ、菜っ葉、葉っぱ、腐った豆腐~♪
歌では歌ったことがあるものの、豆腐が腐るとこんなにも臭いのか・・・とただ驚くばかりです。
せっかく、興味のあるお店があって立ち寄ってみようかと思っても、その近くで臭豆腐を揚げられたことには、その匂いに耐えられなくてその場から立ち去ってしまいます。
これって、ある意味、営業妨害ですよね?
まぁ、台湾人からすれば当たり前の食材なので、気づいてないかもしれませんが・・・。
九份では猫や犬といった動物を見かけるのが多いと思います。
基本的には野良ですが、地元の人や観光客から可愛がられているので、とても人馴れしています。
この白い犬なんか、後足が1本切断されていて痛々しいし、可哀想に感じますがまるまると太ってます。
色んな人から餌をもらってるんでしょうね。
あまり食べ物に困っている様子はありませんでした。
おまけに人通りの多い道のど真ん中で寝始めるし・・・・なかなかノスタルジーで、癒されるスポットでした。