魅惑のプニュプニュ食感！九份名物紅糟肉圓。
-
肉圓(NTD45)
-
貢丸湯(NTD40)
-
九份アーケードの入口公車站付近です。
-
観光紹介にもよく登場する風景ですね。
-
金鉱山由来の街が、山肌に貼りついています。
-
好天ならば、海がきれいなのですが・・・
-
{"count_target":".js-result-Review-6894280 .js-count","target":".js-like-button-Review-6894280","content_type":"Review","content_id":6894280,"voted_flag":false,"count":251,"user_status":"","blocked":false}
-
口コミが参考になったらフォローしよう
高くて旨いは当たり前
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。問題のある口コミを連絡する
高くて旨いは当たり前さんの他のお店の口コミ
店舗情報（詳細）
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
店舗基本情報
| 店名 |
春枝紅糟肉圓
|
|---|---|
| ジャンル | 台湾料理、肉まん |
|
予約・ お問い合わせ |
(+886) 0224062628 |
| 予約可否 | |
| 住所 |
台湾新北瑞芳區基山街82-1號 |
| 交通手段 |
台北站から台鐡宜蘭線區間車を利用、約40分で瑞芳(ルイファン)站へ。 |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
|
| 支払い方法 |
カード不可 |
席・設備
| 席数 |
22席 |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 駐車場 |
無 |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
家族・子供と ｜ デート ｜ 一人で入りやすい ｜ 知人・友人と こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| オープン日 |
1996年 |
| 初投稿者 |
食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます！この機会に是非ご登録ください！
グルメキュレーションサイト
毎日の外食が楽しくなるグルメ情報
全国で活躍するレビュアー
飲食店専門の求人サイト
瑞芳(ルイファン)站前で大勢の観光客を乗せた公車(路線バス)は、九份(ジォウフェン)の老街を目指します。
山の向こうに青い海がきらりと輝くたび、車内から上がる歓声には、ときおり日本語が混じります。
幾つものカーブを曲がりながら辿り着いた九份の停留所は、山道のカーブの途中。
此処から山肌を縫うように続くアーケード状の路地やそれに続く急な階段の散策が、九份観光の醍醐味です。
かつて殷賑を極めた金鉱山の集落跡が映画のロケ地になったのが、九份が注目されるきっかけでした。
狭い通路の両側にびっしり張り付いている土産雑貨店、飲食店、食物販店・・・
通路を埋め尽くす観光客の人いきれと、物売りの喧騒。
山中にこんな賑わいが現れるギャップもまた、意外で楽しいのでしょうね。
路地の傍らで見つけたのは、ずらりと肉圓(ロウユェン/バーワン)を並べたお店。
この肉圓、台北の夜市などは勿論、台中や彰化などあちこちの街でお目にかかるもので、サツマイモなどの澱粉にタピオカを混ぜて作られるもちもちの皮で、様々な肉餡を包むものです。
ここ九份の名物といわれるのは、肉餡に紅麹を使った「紅糟肉圓」(ホンツァオロウユェン)というもの。
予め蒸され半透明になった肉圓は、提供の都度低温の油でじっくり揚げられます。
壁に大きく「春」と書かれたこのお店のテーブルに着き、肉餡と貢丸湯を頼んでみます。
揚げ鍋にたっぷり入った油の底に肉餡がゆらゆら沈んでいる様子は、まるで火が入っていないかのよう。
低温の油の中で、半透明な肉圓がじっくり調理されている様子は、まるで水槽にクラゲを沈めたみたい・・・
簡単なカップに入れられてきた肉圓。
プニュプニュの厚い皮が、食べやすいように切ってあるのも、台湾北部の肉圓らしいところ。
崩れた皮の隙間から、紅糟肉(紅麹に漬けた肉)のチャーシュー肉餡がたっぷり顔を覗かせます。
肉圓は長く油を吸わされている筈なのですが、それよりも独特な食感のインパクトがとにかく強烈です。
いったん蒸しあげているからこそ、こういう独特な食感が生まれるのでしょうね。
例えるなら、生春巻の皮を、とんでもなく分厚くしたとでもいうべきか・・・
日本のくずきり的な食感とも、寒天由来のものとも勿論違う、もっちりした食感です。
甘みのある独特なタレですが、意外にあっさり。
皮のぷにゅぷにゅ感と、紅麹の風味とを楽しみながら、べろり平らげました。
仕上げには、しっかり練られた貢丸湯を啜って、さっぱりと・・・・
台湾で遭遇するご当地の味覚には、日本人に馴染みのあるもの、ないもの様々ですが、これは明らかに後者。
でも、こういう体験こそが、旅の食体験の醍醐味でもあるわけですね。
九份では、里芋のパイ皮饅頭や芋圓などのスイーツも名物で、この肉圓、やや上級者向けか。
ひょっとしたら好みが分かれるかもしれませんが、旅先でしか味わうことのできない味覚、体験しない手はありませんね。