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龍山寺の門前で、もっちりジューシー！テリテリに燻された土雞。
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煙燻雞。皮目の脂が良く落ちています。
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煙燻雞 ひと皿TWD90
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鹹水雞 ひと皿TWD90
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鹹水雞は噛む度ジワーッと旨みが。
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名片。
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奥が龍山寺
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高くて旨いは当たり前
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
淞品土雞專賣店 萬華店
|
|---|---|
| ジャンル | 鳥料理、台湾料理 |
|
予約・ お問い合わせ |
(+886) 223365382 |
| 予約可否 | |
| 住所 |
台湾台北市萬華區三水街84號 |
| 交通手段 |
台北捷運板南線龍山寺站出口3を出て、康定路を北へ、三水街との交差点を左(西)へ折れて、少し進んだ左手。 |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
|
席・設備
| 個室 |
無 |
|---|
特徴・関連情報
| 利用シーン |
|
|---|---|
| ホームページ | |
| 初投稿者 |
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台北の名刹・龍山寺(ロンシャンスー)の賑わい。
18世紀、福州(福建省)から渡ってきた方々が、福建にある本寺の分霊として創建したのだと。
昔から欠かせない観光名所で、今はパワースポットとして知れ渡り、外国人観光客の人気に拍車をかけているようですね。
縁結びの神様「月下老人」が台湾では良く知られるのみならず、学業成就に金運アップにと、皆さん真剣に手を合わせています。
門前町として栄えてきた周辺の路地は、昼間から参拝客のみならず、地元の皆さんで賑わいます。
寺の東側、三水街(サンシュイジェ)の中ほどで、ひときわお客さんが多い「土雞」のお店を覗いてみます。
この「淞品(ソンピン)土雞」さん、店前には丸焼きの鶏をたくさんぶら下げて。
ここ萬華が本店のようですが、名片を見ると、台北市内に幾つか支店を持つ、比較的大きなお店。
土雞とは字面で何となくわかるように、要は「地鶏」のことでしょうか・・
放養雞、放山雞などの言葉を台湾では散見するのですが、地鶏とはまた違う意味で使われるのか、あるいは放し飼いなどの飼育環境でなく、品種で地鶏を規定するのか、そのあたりはイマイチよくわかりません。
何れにせよ、餌を工夫して伸び伸びと育てた鶏は身が締まって旨いとは、日本でも良く言われるわけです。
陳列ケースの内側にずらりとスタッフさんが並び、次々入る注文に大わらわ。
大きな祝祭行事が迫っているわけでもないので、日常使いとして、これだけ旺盛な需要があるのが凄いですね。
テリテリに蒸し焼き燻製にされた、褐色の煙燻雞。
それに比べ白っぽい仕上がりの鹹水雞。
どちらも手羽と腿が紙皿に山盛りにされ、価格はTWD90とかなりリーズナブル。
客は、良さそうだと思うものを指差して、次々に買い求めています。
煙燻雞も鹹水雞も、少しずつ食べてみます。
淞品土雞さんが使う「放山雞」は運動量が格段に多く、肉質が良いのだと。
燻雞は特に、皮の無駄な脂が良く落ちて薄くなり、燻香とともに皮目特有の旨みが凝縮されています。
身はふっくらしてジューシー。
鹹水雞は噛むたびに適度な塩気とともに旨みが溢れてくる感じで、弾力も素晴らしい。
お店の界隈は「艋舺」(バンカ/萬華)と呼ばれ、龍山寺から発展した、台北で最も古い街。
下町然とした独特な雰囲気は、街の奥へ奥へと行くにつれて深まって行きます。
前時代的なアーケード商店街を抜けると、昼と夜ではガラリと表情を変える、怪しげな歓楽街の片鱗も。
ここから延々迪化街まで続く、淡水河に沿った古くからの街は、観光ガイドが案内する台北とは、また違った表情で、旅行者を迎えてくれます。
旨い煙燻雞をつまみながら、オールド台北を心行くまで堪能するのもまた良いものですね。