饂飩のような超超極太麵は、台北でも異色の存在だ！ : 老牌牛肉拉麵大王

出張でよく来る台湾ですが、台北に到着してまず食べるのが、この店の『牛肉麻辣拉麵』です。この味は一度食べると超ってしまいます。場所は、台北駅より南方向に徒歩５分。ビルとビルの間の裏路地に食べ物屋が密集したかなりディープな場所にあります。初めて行った時はあまりのディープさにびっくりしましたが、何度も言ってるとそれも慣れてきまます。このあたりの店は汚いのが難点ですが。

基本的には半分普通の店、半分屋台みたいな熱炒のような台湾独特スタイルの店舗です。夏は死ぬほど暑いので要注意です。さて、久々に来てみると、道の反対側にもお店が拡張されており、集客力がかなり増えたようです。いつも食べるものが決まっているので壁のメニューしか見たことがないですが、日本人の客もちらほら来るそうで、日本語のメニューもあるようです。

数少ない日本人の客には、炸醤麺が人気のようですが、私はこの絶妙なピリ辛＆QQに惚れてしまい、『牛肉麻辣拉麵』一筋です。待つ事数分、『牛肉麻辣拉麵』の登場。いつもはパクチーのような緑の刻んだ葉っぱが載っているのですが、今回がなし。何か物足りないですが、唐辛子油の真紅度合いにはさらに磨きがかかった感じです。

平均的な牛肉麺とは違い、こちらのはうどんのような超極太麺です。拉麵の材料でうどんを作るとこうなる感じです。食感はもちもちプチプチ。コシがあり、この世の物とは思えない味わいが魅力です。ピリ辛のスープは最後までピリ辛感が消えず、今までよりパワーアップした感じです。いつもばらつきがあるのが、肝心の牛肉。今回は噛み切るのがちょっと大変でした。とは言え大満足。

台湾旅行へ行き方はぜひ寄って欲しいものです。

肝心の牛肉が筋っぽく噛み切るのがちょっと大変。

台湾には数多くの牛肉麺屋があるが、うどんのような超極太面に独特のコシとモチモチ感が加わった麺を出すこの店が、私のお気に入りだ。台北到着後は必ずと行って良いほど、まずはここで食事をする。

台北駅より徒歩５分の入り組んだビルの間にある。場所的、雰囲気全てが日本ではあり得ない超ディープな感じの店だ。
牛肉麺専門の店で、多くの麺料理を置いている。家内と通りにテーブルを出しているが、夏場はどちらも暑いので覚悟を決めて食べる必要がある。今回は台北支社のスタッフと同行。

日本人の間ではジャージャー麺が人気のようだが、私の一押しは麻辣牛肉拉麺。毎回同じものを注文するので、テーブルに着いた瞬間に、「麻辣牛肉拉麺小椀」という言葉が自動的に出てくる。真っ赤辣油が浮くスープに、ごろりとした牛肉がこれでもかというほど入っている。一口目のスープがピリ辛＋でまさに自分好みだ。うどんとラーメンの麺が合体したような独特の麺は適度な噛みごたえがあり、何度食べても全然飽きがこない。最初は辛いが、食べているうちに舌が慣れてくる。

うちの会社のスタッフは薄味のスープに野菜の入った陽春麺を注文。こちらは麻辣牛肉拉麺とは対極的に超あっさりあじ＋モチモチ麺で、日本のうどんにかなり近い感じがする。自分的には物足りない。

麺以外ににも、滷味が一通りあったりと困ることはない。お店の人は怒鳴るように話をするがそれがここの店のやり方なので、気にすることはない。

お世辞にも綺麗な店ではなく、エアコンも無いので、暑い夏はちょいとした地獄を経験することになるが、食べ終わり通りに出ると、暑い台北の夏も涼しく感じるというおまけ付きだ！場所がわかりにくいので、地図を確認しながら行って欲しい。

ピリ辛の太麺牛肉拉麺はまさに絶品。中毒になる程うまい。デイープな立地だが、地元民には超有名店だ！

《お店》
台北駅より南方向へ徒歩五分。裏路地の結構わかりにくいところにある。初めて訪れた時、この裏路地はまるで迷宮のように感じたものだが、何度もきていると当たり前の風景になってしまう。店は道にはみ出る露店スタイルでお世辞にも綺麗とは言えない。店員の愛想はよくないが、これが普通。話し方があらっぽうだけで、別に悪気があるわけではない。日本語も英語も通じないので、普通話が必須なので、日本人にとってはハードルが高い。と思っていたら、実は日本語のメニューもあることをこの時初めて知った。いつも結構混んでいるので入店は要注意。特に夏場の野外席はめちゃくちゃ暑い。愛想の悪い店員が気を利かせて巨大扇風機をこちらに向けてくれた。

《料理》
ここの牛肉麺の特徴は、うどんのような、極太だがラーメンのような腰のある麺を使用していることだ。他の牛肉麺屋にはないスタイルだ。炸醤麺推しのレビューワーが多いが、私の一押しは麻辣牛肉麺だ！辛さを予想させる真っ赤な油の浮かぶスープは大いに食欲をそそる。麺は極太、うどんとラーメンのハイブリットといってもいいかもしれない。その中に、大型の牛肉塊が数個入っている。あとは、テーブルにある高菜をお好みで入れて食べる。真っ赤なスープの正体は表面に浮かぶ辣油で、スープ自体は濃いめの牛骨スープでちゃんと混ぜるとそれほど辛くない。いつもスープも飲み干してしまう。

※高菜はうまいのだが、何せ外に放置なので、ハエがたかってたりと衛生上問題があるかもしれないので、私は食べないようにしている。

《コスパ》
行き始めた当初に比べ値段が倍になった。B級グルメとしては安くはないとは言え、そんなに悩む価格ではない。

《結論》
日本人レビューワーが少ないのが不思議なくらいうまい店だ。

老牌牛肉拉麵大王は極太麺を使う地元民の多い異色牛肉麺の店。コスパはさておき、もちもち感満点の牛肉麺。日本では絶対食べることができないので、台北にいく人たちには絶対試して欲しい店。

《お店の雰囲気》
仕事の関係で、この近くの樂客飯店によく宿泊します。
台湾は場所を問わず、安くうまい料理を提供する熱燒店があり、全国B級グルメだらけの国と言っても過言ではありません。
台北駅のちょっと南、まるで迷宮のような裏路地の中に店があります。裏路地らしい、怪しい感じでものすごいオーラを醸し出しており、いかにも外国に来た感が盛り上がります。

《料理》
色々な料理がありますが、ここの名物は超極太の牛肉麺です。まるでうどんのような麺ですがラーメンのようにぷっつんとくるよな食感がたまりません。特におすすめは嘛辣牛肉拉麵です。見た目はものすごく赤く、一見極辛っぽいですが実はそれほどでもなく、表面にうく油とスープを混ぜながら食べてゆきます。牛肉麺は肉の塊が数個ゴロゴロ！と入ってます。個人的には、排骨麺が乙ですが。日本の方にはジャージャー麺が人気のようですが、私は牛肉麺がおすすめです。

《コスパ》
大、１６０元（約700円）、小１３０元（約550円）台湾の物価を考えると、ちょっと高めですが、日本のラーメンに比べるとコスパはまぁまぁかと。

コスパはさておき、日本では絶対食べることができないので、台北にいく人たちには絶対試して欲しい店です。