暑い台北の夏に、漢方の解熱効能のある桂花酸梅湯で一息。
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酸梅湯(NTD25/一杯)
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滋養の付きそうな、独特な風味がありますね・・・
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炒麺(NTD35)
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よくある、台湾の「路麵」ですね。
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炒麺、炒米粉
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公園號前の衡陽路(2013/03)
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台湾総統府(旧臺灣總督府)
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高くて旨いは当たり前
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
老牌公園號
|
|---|---|
| ジャンル | スイーツ、中華料理 |
|
予約・ お問い合わせ |
(+886) 223113009 |
| 予約可否 | |
| 住所 |
台湾台北市衡陽路2號 |
| 交通手段 |
台北捷運(MRT)台大醫院站から徒歩約8分、台鐡・高鐡・MRT台北車站から徒歩約10分、MRT西門站から徒歩約11分。 |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
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席・設備
| 個室 |
無 |
|---|
特徴・関連情報
| 利用シーン |
家族・子供と ｜ デート ｜ 一人で入りやすい ｜ 知人・友人と こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ホームページ | |
| オープン日 |
1950年 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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台北車站の南側には、日本統治時代から続く歴史的建造物がたくさん残っています。
なかでも、旧台湾総督府の赤煉瓦建築は、現在も中華民国総統府として現役の建物。
敷地は衛兵が厳重に警備していますが、通りからその雄姿を仰ぎ見ることができます。
1908年に完成した「台湾総督府博物館」も、現在に残る名建築のひとつ。
現在は二二八公園の一角で「国立台湾博物館」となり、我々日本人にも興味深い史料がたくさん収蔵されています。
蒸し暑い建物内部を回って外に出てみると、通りを挟んで眼に入ったのが、麺や飲み物を扱う、優美な煉瓦建築のお店。
しっかり写真を撮ったつもりが、どうしたことか肝心のコマだけデータが飛んでしまい、此処に雄姿をご紹介できないのが残念極まるのですが、宜しければ画像検索などでその姿を是非ご覧いただきたいものです。
立派な騎樓(ピロティ)のある建物には「老牌公園號」と屋号がかかっていて、とにかく矍鑠としていますね。
歩道から眺めていると、おかみが片言の日本語混じりで話しかけてきます。
どうやら「暑い中疲れただろう？これを飲むと元気になるよ・・・」みたいなニュアンスのよう。
カップに入れて売っているのは、「桂花酸梅湯」（グイホァスゥンメイタン）と呼ぶ、烏梅と金木犀で作る甘酸っぱいドリンク。
おかみの勧めもあるし、一杯NTD25と安いので、早速買い求めてみます・・・
ひんやりとしたこのドリンク、台湾らしい強い甘さ、そして一言では表しにくい独特な風味があって、いかにも体に良さそう。
烏梅も桂花(金木犀)もそれぞれに漢方薬として、解熱作用が知られるのだとか。
通りがかりにこれを買い求めて一息つくお客さんが、ちらほら。
暑い台湾を歩き回る旅行者にとっても、熱中症予防にうってつけのドリンクですね。
店を出るころには、心なしか気分が爽やかに、体が少し軽くなったような感じがしました。
かたや、このお店のもう一つのウリは麵の軽食で、炒麺や米粉が作ってあって、昼どきにサッと食べていく客を待っています。
鍋にはスープも沸いていて、貢丸湯や魚丸湯も合わせて頼めるのですね。
せっかくですから炒麺を頼んでみると、こんもり盛った麵の上に、もやしと肉味噌をトッピング。
値段は僅かNTD35と、台北都心部とは思えないお手軽価格です。
ご当地の醤油で味付けをしているのでしょうか、あっさりしていて、油っこさもありません。
お店の建物は、日本統治時代から続くもの。
戦前このあたりはまさに官庁街で、総督府、台北帝大醫院など近代建築が建ち並ぶ、台湾でもかなりモダンな一角だったに違いありません。
お店の来歴は戦後からのようですが、酸梅湯はもう60年以上供されている、この界隈の名物なのだとか。
名所旧跡の類が多いこの地域、暑い台湾観光に疲れたら、漢方の解熱ドリンクで一息というのも、一興ですね。