寧夏路の一押しは、プリプリ、ふわふわの牡蠣オムレツ「蚵仔煎」！
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蚵仔煎(TWD60)
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まず、牡蠣の小山を蒸し焼きに。
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※ 調理風景、接客風景とも、撮影ご了解。
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皿が箆替わり。
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蚵仔煎はライバルよりTWD10安いTWD60で頑張っています。
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
蚵仔煎大王
|
|---|---|
| ジャンル | 台湾料理 |
|
予約・ お問い合わせ |
不明の為情報お待ちしております |
| 予約可否 | |
| 住所 |
台湾台北市大同區寧夏路56號 |
| 交通手段 |
台北捷運(MRT)淡水線雙連站から徒歩約12分。 |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
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| 支払い方法 |
カード不可 |
席・設備
| 席数 |
（テーブル席のみ） |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
|
|---|---|
| サービス | テイクアウト |
| お子様連れ |
子供可（未就学児可、小学生可） |
| ホームページ |
https://tw.openrice.com/zh/taipei/r-蚵仔煎大王-大同區-台灣菜-台式小吃-r62658 |
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夜毎に賑わう「寧夏夜市」(ニンシャーイエシー)。
食べ物屋台の比率が他の夜市よりも高いことで知られます。
台北都心からすぐの場所にありながら、ちょっとローカルな雰囲気が残っているのも良いですね。
民生路から、西側の歩道を南下していくと直ぐ、大変な賑わいを見せるのが、蚵仔煎(牡蠣オムレツ/オアジェン)のお店が連なる場所。
人気を二分する一軒が、圓環邊(ユェンハンビエン)蚵仔煎さん、そして隣接して頑張るもう一軒が「蚵仔煎大王」さんです。
店頭には、お約束の大きな円い焼き鍋。
焼き仕事を眺めているだけでも、とても楽しいものです。
お店のトレードマークは、黄色いエプロン。
熟練の親仁さんは、実に手際よく、次々と蚵仔煎を焼き上げていきます。
先ず、生の蚵仔(小粒の牡蠣)を、焼く枚数分だけ小山にして蒸し焼きに。
その小さな山ひとつに、だいたい7～8個は牡蠣が入る感じでしょうか。
あとは、ひとつひとつに区切ることなく、とろみ生地、それに玉子をポンポンと割り入れて。
鉄箆で玉子を潰し、固まる前に青菜をガサッ！と。
だいたい固まれば、それで出来上がり。
箆でひとつひとつを切り離し、そして最後は皿を箆の替わりにして、ササッとよそい、掬いあげる。
熱々の鉄板にプラの皿を擦ったのでは溶けてしまうと思うのですが、しげしげと皿を見ても、縁が溶けたりしていないから大したものです。
客席担当から急かされるわけでもないでしょうが、満員のお客さんからは、次々と注文が入ります。
だから、全部よそり終えると、直ぐに油をひいて、また蚵仔をポンポン！と小山にして・・・・
夜市が佳境に入れば全く休む間もない、本当に重労働ですね。
ここの蚵仔煎は、未だにTWD60を堅持、お隣のライバル店よりもTWD10安くして頑張っています。
大きさも、牡蠣の鮮度も全く負けていません。
ふわり玉子、半透明のとろみが何とも旨いさつまいも澱粉の生地、レタスのような葉をした青菜。
日本のものよりやや小粒の牡蠣「蚵仔」は、もちろん台湾沿岸のもので、それこそ鮮度が命です。
お馴染み、淡い煉瓦色をしたとろみソースは僅かな酸味とかなりしっかりした甘さ。
このソース、何だか得体が知れない感じがするのですが、トマトピューレやチリソースで作るものなのだと。
蚵仔煎には、こいつをたっぷりかけるのがお約束です。
牡蠣が何粒も入っているところを、躊躇なくパクッ！といただきます。
新鮮な牡蠣は、エキスをふんだんに纏い、噛むたびに旨さが迸ります。
この牡蠣エキスに、玉子のふわふわ、生地のとろみ、そして甘いソース、すべて互いに作用しあって旨さを高めてくれます。
日本のお好み焼きのようで、お好み焼きじゃない。
牡蠣オムレツと紹介されるけれど、ぜんぜんオムレツなんかじゃないですね。
プルンプルンな、台湾人の嗜好ど真ん中のでんぷん生地、そして海に囲まれた台湾ならではの、蚵仔(オア)の旨さ。
此処台北だけじゃなく、新竹でも、台南でも、そして高雄でも、旨い店に巡り合います。
海鮮を使った小吃の看板役者たる味覚を、台湾を旅したなら、是非たくさんのお店で体験していただきたいものです。