無料会員登録/ログイン
閉じる
貝柱ふわーっと香る上品な小籠包が庶民価格!湖州肉粽もしっとり旨い。
小籠湯包(10粒TWD120)
菜肉蒸餃(10粒TWD120)
鮮肉包(二つTWD60)
安くて旨い、庶民派小籠包です!
店頭の粽(ちまき)
名物の湖州肉粽(TWD60)は、しっとり旨い!
総出で捏ね、包み、蒸しあげる、臺湾のお店によくある店頭風景ですね。
これから蒸されます。
街路樹の映える民生(ミンシェン)東路、公教住宅公車站からすぐです。
口コミが参考になったらフォローしよう
高くて旨いは当たり前
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。問題のある口コミを連絡する
高くて旨いは当たり前さんの他のお店の口コミ
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
| 店名 |
小上海
|
|---|---|
| ジャンル | 中華料理、肉まん、台湾料理 |
| お問い合わせ |
(+886) 0227185783 |
| 予約可否 |
予約不可 |
| 住所 |
台湾台北市民生東路四段62号 |
| 交通手段 |
MRT文湖線「松山機場」駅3番出口下車後、敦化北路を空港を背に直進し、民生東路を左折し、そのまま直進。2つ目の道を越えた先、右手にあります。 |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算 |
¥1,000~¥1,999 ~¥999 |
| 予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
※訪問時点の為替レート換算での金額になります。 利用金額分布を見る |
| 支払い方法 |
カード不可 QRコード決済不可 |
| 貸切 |
不可 |
|---|---|
| 禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 |
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| お子様連れ |
子供可 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!
街路樹の緑が綺麗に映える、民生(ミンシェン)東路を公車でのんびり。
間もなくお昼という時間に、庶民派小籠包の「小上海」(シャオシャンハイ)さんへ。
何人もの職人さんが、店前の調理台で肉餡を包み、次々蒸し上がる小籠包や肉包の蒸籠を奥の客席へ運んでいます。
幾つも重ねて蒸される蒸篭が、否応でも食欲をかきたててくれますね。
さすがお昼時、お店には次々とお客さんがやってきて客席を埋めていきます。
店内はそこそこ広いし、庶民派価格の食堂にしてはかなり綺麗に設えられた部類で、落ち着いて食事ができますね。
額に飾られた表彰状や雑誌の紹介記事、それにちょっとした調度品も、眺めていて飽きません。
壁に掲げられた品書きには、小上海の屋号さながらに、小籠包(湯包)、蒸餃、饅頭類(肉包、芝麻包)、粽類、それに牛肉麺や餛飩麺等々、まさに大陸本場を彷彿させる、旨そうなメニューがずらり。
品書きの意味はだいたいわかったので、立ちあがって指差して、なんとか注文成功。
ちなみに、日本語メニューもちゃんと用意されているようですが。
さほど待つことなく、次々に熱々の蒸篭が運ばれてきました。
まずは、お店の看板メニュー「小籠湯包」(シャオロンタンバオ、10粒TWD120)を。
ずんぐりして、結構大きめに包んだ小籠包。
天辺を摘んでそろーりレンゲにのせ、先ずはスープを啜ります。
ふわーっと貝柱の良い香りが漂い、コクは感じつつも薄味で、極めて上品。
皮は、某有名店ほど薄過ぎず、かといって厚過ぎる感もないほどほどのところで、皮そのものの旨さも堪能できる。
このバランスには、某店の指導者の出身店とも言われる、このお店の拘りを感じますね。
まさに看板メニューの小籠包、この価格にしてこの内容はあっぱれです。
「菜肉蒸餃」(10粒TWD120)
皮の厚みは小籠包よりも幾分厚めでしっかり。
青梗菜や椎茸が主張する蒸餃で、ころころとしっかりした大きさがあります。
口にするたび、野菜や肉の旨さと皮そのものの旨さが口中に溢れます。
「鮮肉包」(ロウパオ、2粒TWD60)
小さめな肉まんが二つ。
手作りの生地が練られたそばから具を詰めて蒸す、本格的な肉まんというのは、なんでこうも旨いのでしょうね。
生地のふかふか具合からして、出来の良い焼きたてパンのクラムのよう。
日本で量産既製品を食べ慣れた身には、本当に目から鱗です。
そして、名物の「湖州肉粽」(フージョウロウゾン、TWD60)。
笹に包まれた粽は、店頭の籠にもたくさん盛られていて、これを外帯で買って帰る客もちらほら。
しっとりと蒸し上がったもち米は艶々しっとりと輝いていて、ひっぱって割ると糸をひくほど。
中からはゴロンと、煮締められた豚肉の塊が出てきます。
粽というと台南でも良く食べるのですが、全般的に製法が違うらしく、台北の粽はもち米が崩れずに、一粒一粒しっかり。
こんなところに食のお国柄があらわれているわけで、小さな島国に思える台湾といえど、意外に広いものなのです。
お店を出て、街路樹を眺めてみると、その立派さに驚きます。
大人が抱えるほどの幹の太さで、20年や30年ではこんなにはならないでしょう。
年代からして、日本統治時代の都市計画に由来しているものかもしれませんね。
このあたりを少し歩いてみると、高層アパートの佇まいがとてもゆったりとしていて、路地を入った街並みも落ち着いています。
台北としては少々異質な、こんな街をゆっくり散策してみるのも、なかなか楽しいものですね。