中国宮廷様式ホテルと満漢全席モーニング☆ : 圓山大飯店

圓山大飯店(ザ グランドホテル)

台北市の士林区山手に位置する大規模リゾートホテル。
1952年に蒋介石夫人である宋美齡氏の健立の台湾第1号の5つ星ホテル。
14階建て中国宮殿様式はクラシカルで海外からの多くのお客様を魅了、2015年に大規模リニューアルされ日本の水廻りメーカー製品も設置。近代的な設備も兼ね備えています。

2019年年末利用
モーニングは昼間にレビューを入れています。
前日は迪化街の可愛らしいデザイナーズホテルに宿泊。
台北を満喫しようとあえて2日目はホテル移動、台湾のランドマークと呼ばれるこちらへ。
ホールには巨大なクリスマスツリーが飾らせていました。中華圏って25日過ぎても飾るんだなと(街中もそうだったし)
高い天井でまさにゴージャス、たくさんの龍のモニュメントに圧倒されます。

利用
☆デラックスルーム　10〜14坪　公式12800元(税別)
14階建の2〜6階部分、バルコニー付き。
カードキーで管理
セミダブルベッド2台
シャワーブース付きバスルーム
TOTO製品ウォシュレット
セキュリティボックス
ひととおりのアメニティ
浴衣のような寝巻きあり
ウェルカムフルーツ
ミネラルウォーター

自身でホテルを取りました。
ドリップドットコムでひと部屋 約17000円と年末価格としても格安(同じ中華圏サイトだからかしら)
公式価格との差にびっくりです。
年末の慌しい時期だったため確定しているかホテルに直接メールで確認しました(日本語スタッフはいるようですが反応なしのため、英語で問い合わせが必要)
事前にクレジット決済をしていますが、チェックイン時にデポジットを求められますがチェックアウト時に返却されます。

お部屋は広々としたバルコニー付きのため想像以上にゆったり、ベッドの頭にはシルクに中国刺繍のデザイン。
ウェルカムフルーツにバナナ・りんご・オレンジで食べなくてもやはり嬉しいものですね。

部屋は4階でしたが小高い山の上にあるため、通常の4階の感覚以上の眺め。バルコニーからは遠くに台北101が見えます。
なかなか綺麗な夜景、
年の瀬には花火が上がるのが見えるようでこちらのホテルも人気のようですよ。

翌朝の朝食は松鶴レストランで。
正面ホールの左手となります。
フロントチェックイン時に朝食を付けて頂きました。お支払いはチェックアウト時。
料金は公式ページに600元(税別)とありますが、ひとり500元(1800円くらい)
時間06:00~10:00

内容が被る部分もありますが、
テイクアウトでタピオカどりあがあるため松鶴レストランでもUPしています。
https://tabelog.com/rvwr/000455456/rvwdtl/B423278475/

入口受付けで部屋番号を伝えると席に案内されます。
手前はお料理ブースで和洋中にデザート・ドリンクなど多岐。中華はシェフのライブで麺料理が3種。

こちらのレストランは2009年リニューアル、奥に客席ホールで窓からはきれいなお庭が見えます。天井高く開放感ありで中国宮廷形式でやはりゴージャス。

ビュッフェですがなんせ種類が多くひととおりにはかなり及ばず。
こちらのホテルは中華レストランの金龍(広東料理と香港式飲茶)と圓苑(江浙料理:上海系と北方風点心・台湾料理)の2店舗を持ち、いずれも評判良く。せっかくなので中華中心にいただきましたがさすがの安定感。
特に点心が美味しくて蒸篭にきちんとありましたよ。
面白いところでご当地麺料理のライブ、麺の種類があり春雨チョイス。
台湾らしくかなり薄味でさっぱりタイプ。
何も言わないと盛りっと作られるのでいろいろ食べたい方は少なめとお伝えした方が良いでしょう。
ルーロー飯も気になりましたがお腹いっぱいで入らなかったわ(胃袋ふたつ欲しい)
でもしっかりカスタード饅頭はたべた(絶品)

松鶴レストランですがランチやカフェ・ディナーと解放。ファイブスターホテルのビュッフェ価格としてはリーズナブルですよ。

ちなみに、
軽い朝食希望であれば館内に2ヶ所にカフェがあり、松鶴レストラン向かいの「ガーデンカフェ」と別館の麒麟廳1階に蒋介石夫人である宋美齡氏をイメージした「第一夫人(ファーストディ)珈琲館」があります。
12時チェックアウトで時間があるので、部屋に戻ってもうひと眠り(満腹)

松鶴レストラン
朝食 06:00~10:00
ランチ11:30~14:00
アフタヌーンティー14:30~17:00
ディナー 18:00~21:30

余談
謎の地下トンネルがあり有料ですがツアーがあります。時間が合わなくて見てませんか予約できるようですよ。
三大夜市の士林夜市にほど近いのも観光のポイントになるでしょうね(無料送迎もあるし)

便利だったこと
ホテルは桃園空港との直行リムジンバスがあります。行きはMRTを利用しましたが帰りはこちらを利用、ギリまでホテルでゆっくり。
90元と確安で90分掛かると言われましたが混雑時を基準にされています。この日は40分程度で到着。
コンビニのファミリーマートも24時間営業で大変便利。https://tabelog.com/rvwr/000455456/rvwdtl/B423280476/

現地ホテルスタッフの中には簡単な日本語の話せる方もありました。レストラン系は中国語か英語でしょうね。親切でフレンドリーな方もいらっしゃいますが、そうでないスタッフも。これだけ規模が大きいとまちまちかな〜と。ファイブスターだけどリーズナブルだしね。

これほどの個性あるホテルに泊まる機会はそうそうなく、娘との親子旅行の旅の良い記念になりました。
ゴージャスで非日常、中国宮廷ドラマの世界のようで楽しかったです。

公式ページより
1901年に創建された台湾神社(後に台湾神宮)を元に1956年、蒋介石夫人の宋美齡氏が初代オーナー。入口部分に狛犬が鎮座し名残をとどめています。
以降、別館の麒麟廳と避難用地下トンネルに14階建て宮殿式建築の本館が完成。各国元首や著名人など2000名以上が利用し迎賓館の役割も担っています。
1967年にアメリカの「Fortune」誌において世界10大ホテルに選定。翌年にはアメリカの「ホリデイ・マガジン」において「一流ホテル」に入選し、「都会の喧騒に佇むオアシス」と称されました。
2015年に大規模リニューアルを経て現在に至る。

豪華絢爛な中国宮殿式建物には20万匹にも及ぶ龍のモチーフがありその装飾から別名「龍宮」という名でも知られています。
本館ロビー、天井の中央には梅の花のデザインがあり、五福臨門と呼ばる招福のシンボルや至る所に縁起のよいモチーフが隠されています。

圓山大飯店(ザ グランドホテル)
チェックイン15時〜
チェックアウト〜12時
デポジット　500元
部屋　11タイプ500室
レストラン4つ・カフェ2つ・コンビニ・売店・ショップ
会議室・多目的ホール(ウェディングなど)
プール・テニスコート・その他施設
地下トンネルの有料ツアー
駐車場あり
MRT圓山駅と士林夜市のMRT 剣潭駅との無料送迎
桃園空港との有料リムジンバス(90元:約90分)