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タケマシュラン
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| 店名 |
Episode Daan Taipei - JDV by Hyatt
|
|---|---|
| ジャンル | ホテル |
|
予約・ お問い合わせ |
(+886) 0227117268 |
| 予約可否 | |
| 住所 |
台湾No. 219-2, Section 1, Fuxing S Rd, Da'an District, Taipei City, 106 |
| 営業時間 | |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 利用シーン |
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|---|---|
| ホームページ | |
| 初投稿者 |
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台北は忠孝復興駅から歩いて5分ほどの場所に位置する「EpisodeDaanTaipei-JDVbyHyatt(大安伊普索凱悅尚選酒店)」。2024年5月にオープンしたばかりのホテルであり、Hyattグループの中でも個性的なホテルを集めた「JDVbyHyatt」ブランドに属します。台湾では、2022年に新竹にオープンした「EPISODEHsinchu」に続く2軒目のEPISODEブランド。お隣さんが警察署で精神的に安らぎます。
チェックインロビーは5階。なのですが、ガチャガチャとうるさいですねえ。台中の有名なバーが監修した「TheSOCIALbyLayLow」という空間なのですが、宿泊者と関係ない連中が幅をきかせており実に不愉快。椅子やソファの数も少ない。チェックインはバーの隅にある端末からセルフで処理します。操作の間、スタッフがつきっきりで介護してくれるのですが、それなら最初からキミが全部操作してくれよというお気持ちです。このあたりの運用は「EPISODEHsinchu」でも同じだったので、ホテルとして何らかの拘りがあるのかもしれません。
我々はグローバリスト(ハイアットの最上級会員)様だからか、最上階の角部屋にご案内頂けました。と言っても部屋は30平米ほどであり、2人で過ごすにはちょっと狭いなあという印象を受けました。「EPISODEHsinchu」は倍近い広さでお値段半分だっただけに、色々と思うところがあります。
動線は悪く、使い勝手が非常に悪いです。ウェットエリアが分断されており、洗面所からトイレまで徒歩10秒近くを要するという謎設計。クソデカベッドカバーもひたすら邪魔で、衛生面も気になる。テレビはキャストできるという説明書きがあったのですが、ただの一度も成功しませんでした。
ミニバーにはミネラルウォーターとネスプレッソ。冷蔵庫は空っぽのビジネスホテルスタイルです。コーヒーのカプセルはデフォで2つしか用意されていません。クローゼットは小さくハンガーも少ない。出張者が1週間泊まる、みたいな使い方には厳しいかもしれません。
ところで空調の動きも何かヘンですね。ゴウンゴウンやかましいわりに暖房のききが安定せず、風ばっかり強くて快適とは程遠いです。洗面所兼バスルームはガラス張りで外から丸見え。手動でロールスクリーンをおろすのが面倒です。タオルをかける場所や洗面所にモノを置くスペースは非常に少なく、とにかく使い勝手が悪いです。顔パックもひとつだけしか用意されておらず、連れと喧嘩になりました。俺だって綺麗になりたいんだよ。
シャワーを浴びるスペースは、使い勝手が悪いを通り越して危険なレベルです。無駄に段差が多く、その全てはガッチガチの石の塊が敷き詰められており、酔っ払って転ぶと大ケガ間違いなし。シャワーヘッドの取り回しが悪い割にシャワーカーテンは無く、洗面所までビショビショです。
洗面所から徒歩10秒を要するトイレ。独立式なのは嬉しいですが、ここまでの広さは必要ありません。壁には謎にバスローブがかかっており、水を流すボタンと思いきやSOSボタンで危ない危ない。
共用設備に参ります。といってもフィットネスセンターくらいしか用意されておらず、実につまらないホテルです。マシンは137という客室数の割には悪くないラインナップです。
17:30~18:30は宿泊客向けにハッピーアワーが開催され、ちょっとした飲み物が振舞われます。ただ、身元の確認なども特に行われないので、関係ない奴がシレっと紛れ込んで飲んでいてもわからないかもしれません。ちなみにグローバリスト向けの特典として、写真の飲み物などはハッピーアワー以外でもお出し頂けます。5階のバーエリアは落ち着かないし、朝食はああああ(後述)だし、コーヒーをお部屋にテイクアウトするのが最もマシな過ごし方でしょう。
朝食は1階に入居するテナント「TexasRoadhouse(徳州鮮切牛排)」にアウトソースしています。1993年にインディアナ州で創業し、今や世界に数百店舗を展開する一大ステーキチェーンであり、台北にも数店舗を展開していつつ、日本には未上陸というのが面白い。しかしながら内容はかなり酷く、ハイアット史上ワーストかもしれません。これが「TexasRoadhouse」の実力なのかハイアットとの契約の都合に由来するのかはわかりませんが、仮に日本に進出した際、話のタネとしても訪問を躊躇するレベルでした。
ああああああなホテルでした。ハードやソフトがどういう話以前に、コンセプトに混乱をきたしています。これで1泊3-4万円というのはお話にならない費用対効果の悪さであり、それなら「GrandHyattTaipei(グランドハイアット台北)」に泊まりますよというお気持ち。年明け早々にあああああホテルオブザイヤーの最右翼。お疲れさまでした。
■写真付きのブログはコチラ→ https://www.takemachelin.com/2025/01/episode.html