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会員制の高級中華レストラン
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ドクターSS
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| 店名 |
Taipei World Trade Center Club(臺北世界貿易中心聯誼社)
|
|---|---|
| ジャンル | 中華料理 |
|
予約・ お問い合わせ |
(+886) 0227232939 |
| 予約可否 | |
| 住所 |
台湾台北信義區基隆路一段333號33F |
| 営業時間 | |
| 予算 |
¥15,000~¥19,999 |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 支払い方法 |
カード可 (AMEX) |
| 空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い |
|---|
| 利用シーン |
|
|---|---|
| ロケーション | 夜景が見える |
| ホームページ | |
| 備考 |
会員制レストラン |
| 初投稿者 |
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台北101の辺りはグランドハイアット等、高層ビルが多い。こちらはその高層ビル群の中の101の西側にある世界貿易センタービルの33階、34階に位置する会員制の中華レストランである。会員制のためもちろん会員の紹介がないと入ることはできないのだ。以前山本益弘さんのブログでこのお店の存在を知り、いつか行ってみたいと思っていたのだが、意外と早くそのチャンスが訪れた。
ビルに入ってエレベーターで上に昇ると全くレストランとは思えないような簡素な入口があった。それもそのはず、こちらは台湾の貿易振興協会の中にあるレストランなのだ。日本でいうジェトロのようなものらしい。予約の名前を言うと階段で上に昇るように言われ、向かった先では別のスタッフの方が待っていてくれて個室まで案内してくださった。とてもしっかりとしたスタッフたちである。お店の真ん中の通路を通り一直線で個室まで行ったので何部屋ぐらいとか全く分からなかった。しかし途中には窓側に大部屋がありそこに何テーブルかあり、お客さんがいるのが見えた。個室だけではないようである。
部屋の中はとても整然としており、予め木耳と菜っ葉の前菜が置いてあった。こういう箸休めが最初にあるととても嬉しい。スタッフの方はほとんど英語は通じる。中には片言の日本語もしゃべれる方もおりなかなか心強い。
今回はアラカルトでお願いした。選ぶのが面倒な場合はコース料理もあるのでそちらを選択されると良いだろう。
最初はポークと鴨のローストの盛り合わせからだ。どちらのとても焼け具合がよく肉の旨味を堪能した。特にポークはメチャ旨であった。
そしてどうしたも食べたかったフカヒレの姿煮が登場した。これも味が染みていてとても美味しい。スープの下味は金華ハムかな??何とも言えない味と食感であった。
そして次は干し鮑の煮た物である。かなり濃い味であんかけ風に煮てあったがこれもとても美味しいものであった。多少小さめだがまあそんなに高くなかったので良しとしないと・・・
そして〆はこちらのおススメの福建風炒飯であった。何かの出汁で煮てあり、パラッとする炒飯とは一線を画すものであった。しかし出汁がとても美味しくおススメだけのことはある一品であった。
杏仁豆腐とフルーツは食事をするとついてくるようであった。ちなみにこちらの杏仁豆腐は英語名がアーモンド○○と書いてあった。確かにそう言われるとアーモンドのような風味が感じられる。日本とちょっと違うのかな??杏仁豆腐自体もとても弾力があってあまり食べたことのない食感であった。
そせてメニューを見てどうしても食べたかったデザートをオーダーした。
「椰汁〇雪蛤」英語名では「stewed snow flog fat with coconut milk」
である。かつて1回だけ香港で食べたことがあったがこちらで出会えるとは思いもしなかった。
カエルの頬の脂分を煮てココナッツミルクを混ぜたものである。
カエルがデザートで出てくるとはさすが奥の深い中華料理である。これはどうやら医食同源から来ていてデザートを食べて消化を良くするための物のようであった。乳脂肪分はないので胃にもたれることはない。味は無味無臭、食感はつるっと頂くことができる物である。言われないと「カエル」ということは想像もできないだろう。
紹介制なので誰もが行けるわけではないが、とてもおススメできるレストランである。客層もとても良いようで、エレベーターの中でお会いした人は身なりが整っていて紳士淑女のようであった。
101の上のシンイエのようにうるさいこともない。
こちらは私もぜひ再訪したいレストランだ。