この口コミは、imosaさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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3.6
~¥9991人訪問時点の為替レート換算での金額になります。
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料理・味3.6
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サービス3.8
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雰囲気3.5
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CP3.5
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酒・ドリンク-
2015/12訪問1回目
3.6
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料理・味3.6
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サービス3.8
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雰囲気3.5
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CP3.5
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酒・ドリンク-
~¥9991人訪問時点の為替レート換算での金額になります。
文化の違いを感じる台湾の粽
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蝦仁饂飩湯(95元)
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湖州鮮肉粽(70元)
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粽の中身はこんな感じ
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閉店・休業・移転・重複の報告
こちらは台湾北部で一般的という、蒸した粽を食べさせてくれるお店です。
ちなみに私の訪問したのは既にオープンしているはずの時間なのですが、お店の入り口に荷物は置きっ放しだしお店の真ん中で仕込みの真っ最中だしで、かなりノンビリしたユルい雰囲気。
シンプルに湖州鮮肉粽(70元)、そして蝦仁饂飩湯(95元)が美味しいと店員さんが勧めてきたのでこれも注文。
台湾の北部と南部では粽の調理方法が異なるそうで、今回はその食べ比べも兼ねての訪問です。
ちなみにこの前日は台南の再發號で南部の茹でる粽を楽しんでいたので、この日は北部の蒸す粽をいただくつもりでした。
粽は既に作り置きがあったのか、すぐに提供されました。
割ってみると豚のバラ肉部分を煮込んだものが入っています。
そして肝心の粽は外側はモッチリしていて南部の粽とは大差が無いように思いましたが、奥に行くほど米粒がしっかりしてきます。
南部の粽が餅のような食感だとすれば、こちらはもはやモッチリとしたオニギリにも近い感覚です。
南部の粽は水から茹でるそうなので、それによっても時間で水分の浸透具合などが変わってくるものなのか、餅の一歩手前といってもいいくらい米粒感がなくなっていました。
粽は醤油ベースの味付けがされたご飯を何かで包んで蒸し上げた印象です。
台南の粽は粽自体にあまり味を付けている訳でもないようでしたが、具も豊富に入っていたりしたので味わいは豊かでした。
もちろん名前も値段も違うものを注文しているので当然と言えば当然なのですが、一口に粽と言っても随分違うことに驚きます。
そして蝦仁饂飩湯。
エビのすり身をワンタンの具にしたスープなのですが、エビが食感の残るように粗くしています。
ここにレタスを加えるという感覚は日本人には馴染みがないものの、しんなりしたレタスは違和感のない組み合わせでした。
正直予想した範疇の味ではあるものの、オススメされるだけあって美味しいと思います。
同じ「粽」という括りで比較して良いのか、と思うほどに似ても似つかない粽ではありますが、やっぱりこれは文化の違いによる「粽」の意義の違いなのかな。
何れも一軒ずつ食べ比べただけで決め付けるのも乱暴かもしれませんが、北部の粽は手軽に楽しめる印象であるのに対して、南部の粽は手間と時間をかけて作る「ごちそう」として楽しめそうなものでした。
もちろん値段も注文したものも違うものなので単純に比べられませんが、文化の違いが大きく出た食べものだと思います。
また同じ北部の粽でも各家庭によってそれぞれの味はあると思いますので、今後台北に来る機会があればいろんなお店を食べ比べてみるのも面白そうです。