ミシュラン1つ星獲得経験を持つ「Alexander’s Steakhouse」台北に待望のオープン! : Alexander's Steakhouse Taipei

Alexander's Steakhouse Taipei

(亞歷山大牛排)

この口コミは、カケスタ★たかひろさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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4.2

¥10,000~¥14,9991人訪問時点の為替レート換算での金額になります。
  • 料理・味4.3
  • サービス4.2
  • 雰囲気4.5
  • CP4.0
  • 酒・ドリンク4.0
2016/02訪問1回目

4.2

  • 料理・味4.3
  • サービス4.2
  • 雰囲気4.5
  • CP4.0
  • 酒・ドリンク4.0
¥10,000~¥14,9991人訪問時点の為替レート換算での金額になります。

ミシュラン1つ星獲得経験を持つ「Alexander’s Steakhouse」台北に待望のオープン!

アメリカ合衆国カリフォルニア州のCupertino(クパチーノ)に、
2011~2013年の3年間、ミシュラン1つ星を獲得した経験を持つ本店に、
San Francisco(サンフランシスコ)、Pasadena(パサデナ)と支店を持ち、
この度「麗優國際股份有限公司」が営業権を取得し、
2015/10/16に台北で待望のオープンを果たした
「ALEXANDER’S STEAKHOUSE Taipei(アレキサンダーズ・ステーキハウス台北)亞歷山大牛排台北店」!
こちらのグループは、ステーキハウスにしては珍しく見事に和テイストを盛り込んだ繊細なスタイルのメニュー構成となり、
日本人の舌に合うこと間違いなし!のお勧めのレストランとなります!
場所は、大安区の敦化南路一段沿いとなり、
周辺には、ショップングセンターの「太平洋SOG百貨(台北敦化店)」や「誠品書店(敦南店)」があり、
ファッショナブルな華やかな街並みに位置します。
こちらは台北在住の台湾人でアジアを中心とし、
グルメ評論家として活躍されている「費奇(Eagle)」に紹介していただきました♪(謝謝♪)


1Fエントランスには、フロントコンシェルジュと壁一面の熟成庫が出迎えてくれます!
おびただしい数の熟成肉は、全てドライエイジングビーフとなり、室内の温度を徹底的に管理されています。
台湾では現在日本の牛肉を輸入できないため、
アメリカ産の「T-bone steak(Tボーン・ステーキ)」とオーストラリア産の「WAGYU(和牛)」を取り扱われています♪


1Fエントランスにて、Executive Chefを務めるJames Brownsmithと
「麗優國際股份有限公司」のVGMを務める黄貴秋(Vanessa)と、
Vip Service Managerの呉東諺(Kyle Wu)が出迎えてくださいました♪


今回は、Vip Service Managerの呉東諺(Kyle Wu)が担当してくださいます!(謝謝!)
幅広い知識を持ち合わせ、スマートな応対に余裕を感じさせる貫禄があり、
紳士的な印象を与えるKyle Wu、素敵な方です♪


アメリカのワシントン州の州都であるOlympia(オリンピア)出身のJames Brownsmith(33歳)は、
1982年にパン屋の息子として生まれ育ち、7歳の頃から料理に目覚めます。
世界一の料理大学「The Culinary Institute Of America(カリナリー・インスティテュート・オブ・アメリカ)」を卒業してから、
アメリカやヨーロッパを中心に世界を渡り、
ホテルのコック、バーテンダー、ソムリエ、ホテル料飲部マネージャーとしての経験を積み重ね、
そこで得た技術のすべてを彼独自の料理に反映させています。
日本料理の調和の取れた美しさは、世界的に有名な「NOBU」の松久信幸(Nobuyuki Matsuhisa)シェフと
シカゴで活躍する柳橋隆(Takashi Yagihashi)シェフに学んだそうです。
「ALEXANDER’S STEAKHOUSE」に入社してからは、
Executive ChefのMarc Zimmermanの指導の下、その腕を磨き上げ、現在の活躍の場を手にします。
まるでハリウッド俳優のような端整な顔立ち、優しく紳士なJamesのファンになってしまいそうです♪


2Fフロアへ上がり、広がりを見せる店内は、
シックでモダンなデザインでモノトーンを基調とした落ち着いた雰囲気を放ち、
まるで高級ホテルのレストランのような重厚感があります。
フロア手前には、本格的なバーカウンターを設置し、
食前酒としての楽しみ方はもちろんのこと、料理と合わせるカクテルなどを提供しています。
この日も、セレブリティなゲストの方々で大変賑わっておりました♪


今回、わたしたちは個室を用意していただき、
サーブ担当は、日本の大阪出身である父親と台湾人の母親とのハーフで生まれた
野田龍龍(通称:ロンロンちゃん)が流暢な日本語で対応してくださいます!(謝謝!)
英語が苦手な方でも、日本語が話せるスタッフがいてくれるので安心ですね♪


今回も、台北でグラフィックデザイナーとして活躍し、「走走 ZouZou Design Studio」を運営する傍らで、
コーヒー好きの趣味が高じて、気軽に立ち寄れるポップアップ珈琲スタンド「EAVES COFFEE」を立ち上げている
台湾人の友人である李培薫(Lee Pei-Syun)くんに通訳で協力してもらいます!(謝謝!)


「Sanpellegrino スパークリングミネラルウォーター」

赤い星と「S.Pellegrino」のロゴが特徴のイタリアのミネラルウォーター。
水質は硬水で炭酸を含み、きめ細やかな炭酸とマイルドな喉越しで、食中に合わせやすい炭酸水。
ライムのように爽やかな台湾レモンを入れていただきました♪


わたし達は今回も日本から富山の友人で陶芸家である「釋永岳 Gaku Shakunaga」の器を持参し、
「器と旅するシリーズ」と題した企画をプレゼンさせていただき、
Executive ChefのJames Brownsmithの料理と
彼の作品のコラボレーションをしていただきました!(非常感謝!)
日本の文化や日本人の職人技に感銘を受け、また日本の調味料などに大変興味を示すJamesは、
今回の企画を快く引き受けてくださいました!


前菜の「Hamachi Shots」にまず「土佐酢」をかけて完成する一品です!
とても繊細な盛り付けで、彩りも美しく「釋永岳」の「黒釉薄鉢」との相性も抜群です!


「Hamachi Shots(radish / apple / verjus)」
×
「釋永岳 Gaku Shakunaga 黒釉薄鉢」

ハマチを用いた前菜に土佐酢を用いたverjusソースを纏わせた一品。
摩り下ろした林檎の甘みと土佐酢の酸味がハマチに上品にマッチし、
ラディッシュ、かいわれ、山葵菜、イクラなどが添えられ、食感も楽しめ、彩り鮮やかな仕上がり!
和の要素を感じさせる繊細な味わいで日本人好みで絶品です♪


「Shigoku Oyster Vanilla(yogurt gravel / charred cucumber)宮城縣至極蠔 / 香草 / 優格 / 炙燒小黃瓜」
×
「釋永岳 Gaku Shakunaga 年輪薄鉢」

「Shigoku」とは「至極」のこと。
アメリカでは、日本の牡蠣の種をベースに養殖技術を成長させ、
熊本の牡蠣に憧れ養殖した牡蠣は「クマモトオイスター」として世界中で有名になっており、
その他にもカナダの「Kussi(屈指)」やワシントンの「Shigoku(至極)」など、
凄いネーミングの牡蠣が産出されています!
こちらは、ワシントン州のシアトルから輸入された生牡蠣を用いており、
ヨーグルトとイカ墨をミックスしエスプーマに仕立ててから急速冷凍したものを砕いて合わせています。
燻った胡瓜を細かく刻み、山葵のベビーリーフを添えて、
バニラフレーバーを楽しめる出汁と共にいただきます!
臭みの全くない新鮮な牡蠣にヨーグルトとイカ墨のフリーズドライさせたアクセントが上品な組み合わせ!
前菜から既に豪快なアメリカン・ステーキハウスという印象はなく、
繊細且つ洗練されたGastronomicさを感じ、大変興味深いレストランだと思います♪


一品毎に細やかに説明を施してくれるJames Brownsmith。
英語のみを話す彼ですが、その単語単語に日本語が出てくるから不思議です!
良く勉強されていますね♪


「Steak Tartare Lotus(pickled burdock / cured egg)牛肉韃靼 / 牛蒡 / 蓮藕 / 鹹雞蛋」
×
「釋永岳 Gaku Shakunaga 年輪皿(32cm)」

28日間ドライエイジングされたビーフのタルタルは、日本の「キューピーマヨネーズ」を合わせたタルタルです!
James Brownsmithは、日本のマヨネーズとの組み合わせが大好きだそうです(笑)
熟成させることで旨味を引き出した肉に、山牛蒡、葱、ピクルス、エシャレット、アニスなどを混ぜ合わせてタルタルに仕上げ、
さらに卵の黄身を塩漬けにしたものをパウダー状にし、纏わせています。
食感のアクセントには蓮根チップスを添えて。
釋永岳の大きな年輪皿の余白を上手く用いて盛り付けられており、美しい仕上がりです!
マヨネーズはほんのりと感じる程度の使用で、熟成肉の味わいをダイレクトに楽しめる一品です♪


「Uni Toast Oxtail / brioche / 1k island」
×
「釋永岳 Gaku Shakunaga 黒釉リバーシブル(28cm)」

ブリオッシュには、牛の骨髄を用いて、香りに一体感を持たせたジューシィーな仕上がり!
熱々で提供されたブリオッシュに、オックステール(牛の尾)の煮込みと
北海道産の新鮮な上質な雲丹に台湾葱を乗せて仕上げた雲丹トースト!
外はカリカリッと中はしっとりのブリオッシュに、
雲丹のクリーミィーな濃厚さと牛の甘みと風味豊かな味わいが広がる一品です♪


南部鉄器を用いた料理で香り高いキノコのスープをいただきます!
これは「土瓶蒸し」をイメージしているの?と伺うと、Jamesは、「土瓶蒸し」を知りませんでした(笑)
しかしながら、日本の南部鉄器をメニューに用いてくれているのはとても嬉しいですね♪


口元に近づける前から、 注がれる際に香り立つ繊細なきのこの香り高さを堪能!


「Mushroom / Tea / Comfort 間奏小點 / 野菇清湯」
×
「釋永岳 Gaku Shakunaga 呑みすぎる盃 薄杯」

こちらでは、木の器を用いて提供されていましたが、
リーデルのワイングラスの飲み口よりも繊細な「釋永岳 呑みすぎる盃 薄杯」に合わせていただきました!
削り節一片、細かく刻んだきのこ、木の芽と共にいただく、
リッチな味わいと香り高いきのこの凝縮感を存分に楽しめる温かいスープです♪


「Prime Dry-aged T-bone for Two 20oz 3000 each 美國頂級 Greater Omaha 乾式熟成丁骨(二人份)」

アメリカ中西部で厳選された穀物のみで育てられた
最高級アンガスビーフのTボーン・ステーキ(20oz:約600g程度)を28日間ドライエイジングさせ、
備長炭で焼き上げ提供しています!
Tボーンとは、最高のサーロインに骨を付けたまま、内側に付いているフィレを同時にカットしたものです。
断面の骨の形状がT字型をしているため「Tボーンステーキ」と呼ばれています。
風味の良いサーロインと軟らかいフィレが同時に楽しめる、極めて豪華な肉料理です!
こちらは、20cm強の大きさ、20ozは約600g程度の重量でダイナミック!
ソースは、デミグラスを合わせたブランデーソースに黒胡椒を利かせたものと、
北海道産の47%の特濃の生クリームを用いた新鮮な自家製バターを合わせています♪


肉の火入れは、完璧なMedium rare(ミディアムレア)です!
遠赤効果の高い備長炭を使用することで、表面は香ばしく、仲はジューシィーに仕上がり、
ドライエイジングビーフの味わいをさらに引き出しています!
脂肪と赤身を同じ酸素のもとでドライエイジングさせると、
もともと肉にある増殖細菌が酵素の働きを助け酵素がタンパク質を分解し、肉質はしっとりと柔らかくなり、
牛肉特有の香りや旨みを生み出し、奥深い熟成肉の味わいが楽しめます!
そんな熟成肉には、ソースというよりもダイレクトに肉の旨味を感じる塩でいただくのが一番相性が良い気がします♪


昆布塩、ヒマラヤ岩塩、ブラックソルト、龍眼(ロンガン)ソルトの4種の塩が用意されるため、
お好みでいただきます。
ステーキのサイドディッシュは3種類。
「山蘇(サンスー)のソテー」、「マッシュポテト グレイビーソース」、「きのこのソテー」もお勧めです!
特に日本では珍しいシダ系の植物である「山蘇(サンスー)のソテー」は、
シャキシャキとした食感と粘り気が楽しめて美味しいです♪


サイドディッシュ
山蘇(サンスー)のソテー


サイドディッシュ
マッシュポテト


サイドディッシュ
きのこのソテー


「ライチのシャーベット 薔薇」

舌触りのとてもスムージーなシャーベットに、薔薇で作られたチップを添えて。
チップを一口かじると、豊かな薔薇の香りが広がり、
濃厚なライチのシャーベットにリッチなテイストを加えています♪


「STRAWBERRIES(chocolate / chile / marscarpone)草莓 / 巧克力 / 辣椒 / 馬斯卡彭起司」
×
「釋永岳 Gaku Shakunaga 黒釉台皿(28cm)」

苺のアイスクリームにはブラックペッパーや山椒のアクセントを添えて、
ピスタチオ、レモンカスタード、オリーブオイル、バルサミコ酢、桜のフレーバーを楽しむチーズと共に。
「釋永岳 黒釉台皿」に合わせてくださいました!
赤と黒、緑、白のコントラストが美しく映えるデザートです♪


「Chocolates」

こちらは同系列の「ALEXANDER’S PATISSERIE」のチョコレートで、
24種類のフレーバーを用意しています!
今回は「バニラ(タヒチ産)、パッションフルーツ(ミルクチョコレート)、コーヒー(カルーア)」の3種のテイストです♪


帰り際に丁度カウンターバー内にいらしたSous ChefのJoe Offnerに会うことができました!
こちらのシェフは2人共にイケメンシェフですね♪


最後にVip Service Managerの呉東諺(Kyle Wu)とフロントスタッフと記念撮影!(謝謝!)


台北でこのような和のテイストを盛り込み、繊細且つ洗練された
Gastronomic Cuisineに出会えるとは思ってもいませんでした!(感動!)
世界中でブレイクしている熟成肉ブーム!
そんな中でも、上品で日本人の舌に合うステーキハウスが此処台北に誕生しました!(讃!)
是非ともお勧めしたいレストランの1つです♪

  • Alexander's Steakhouse -
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店舗情報(詳細)

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店舗基本情報

店名
Alexander's Steakhouse Taipei(亞歷山大牛排)
ジャンル ステーキ、フレンチ
予約・
お問い合わせ

(+886) 227418080

予約可否

予約可

住所

台湾No. 235-2, Section 1, Dunhua South Road, Da'an District, Taipei

営業時間
  • ■営業時間
    [月~木・日] 17:30~21:00
    [金・土] 17:30~22:00

    ■定休日
    無休

営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

予算(口コミ集計)
支払い方法

カード可

席・設備

個室

特徴・関連情報

利用シーン

ホームページ

http://alexanderssteakhouse.com.tw/en/

オープン日

2015年10月16日

初投稿者

カケスタ★たかひろカケスタ★たかひろ(3129)

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